日刊ゲンダイDIGITAL【転載開始】■これじゃ大谷翔平のFA移籍は加速の一途・・・ 開幕戦「なおエ」いきなりのトレンド入り 公開日:2023/04/01アスレチックス戦後、取材に応じるエンゼルス・大谷=オークランド(C)共同通信社 昨季、何度となく目にした光景が、いきなり再現された。 エンゼルス・大谷翔平(28)が日本時間31日、アスレチックスとの開幕戦に登板。6回をわずか2安打に抑えて無失点、毎回の10奪三振と好投しながら、救援陣が八回に逆転を許し、チームは1-2の逆転負けである。 試合後の大谷は「(救援投手が)点を取られましたけど、最少失点だと思う。追加点と、そうなった(逆転された)後のタイにもっていく集中力がチーム全体として出てくれば、もっといいゲームになる」と前を向いたが、日本のファンからは悲観的な声が相次いだ。 昨季、大谷が活躍しながらチームが敗れた際に用いられる「なお、エンゼルスは敗れた」を略した「なおエ」がSNS上で飛び交った。ツイッターには大谷の熱狂的なファンによる多数の投稿が見られ、開幕戦からいきなり「なおエ」がトレンド入りしたのだ。 昨季、7年連続負け越したエ軍の救援防御率3.95は、ア・リーグ15球団中11位でワースト5位、被本塁打81はワースト2位と崩壊状態だった。ミナシアンGMは昨オフ、救援を含めた投手陣の立て直しを図るべく、前ロッキーズの右腕エステベス、前レンジャーズの左腕ムーアを獲得したが、心もとない。 大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこういう。「エ軍の補強は救援投手に限れば、効果的とは言えません。エステベス、ムーアとも好不調の波が激しく、リードしている展開で起用しにくい。昨季からのメンバーにしても計算できるのはロングリリーフでの起用が多い右腕バリアだけで、救援陣の上積みはほぼないと見ていいと思う」 エ軍のオープン戦の救援防御率は4.28だった。数字は芳しくなくとも、リーグ5位タイの成績。打高投低の傾向がある中で、一定の評価を得ていた。 「リリーフ投手の調子がいいのは開幕前から春先だけで、徐々にボロが出るのは毎年のパターンです。若手リリーバーも育っていないため、今季も救援陣が足を引っ張る可能性は十分にあります。勝ち星をフイにされた大谷がチームに愛想を尽かしてもおかしくはないでしょう」(友成氏) 「なおエ」の数だけ、大谷の気持ちはエ軍から離れていきそうだ。【転載終了】********************* 個人的には、大谷選手はエ軍から出ないような気がしますが? 開幕も「なお、エ」のフラッシュバックがファンによぎったでしょうね。昨シーズンも中継ぎが打たれて何試合か大谷選手の勝ち星が消えていますからね。それにはブルペン投手陣の強化が絶対条件ですね。現状では、ハーゲット以外不安定で頼りないですから。