ヘルメットの顎紐

ネットニュースをツラツラと見ていたら
「ヘルメットの顎紐を締めないと違反になるか？」
と言うコラムを見つけ、一寸興味津々で読んでみました。

ヘルメットは衝撃を受けた時、容易に脱げないよう顎紐を付けなければいけないそうで、顎紐を絞めなければならないと言うルールは無いそうです。
顎紐が切れているのはアウトだけれど、
締めずにプラプラさせていても、それは法規上はセーフ。

この暑い時期は顎紐ですら、首回りに触れさせたく無い。
なんて理由で締めない人は、「まぁ事故なんて他人事」って思うのでしょう。

2021年の都内のバイク事故で、死亡原因が頭部へのダメージのケースは60%
大半が頭部へのインパクトって事ですが、
そのうちの37%がヘルメットが脱げていたそうです。
涼しさと引き換えに命を差し出したくはありませんね。

以前FSWの方に聞いた話ですが、300Rでエリーゼが横転。
現場にレスキュースタッフが駆けつけると、
ヘルメットが転がっていたそうです。
「あ～死んでるな」って思ったそうです。
幸いにしてドライバーは無事だったそうですが、
運が良かったんでしょうね。

出走直前に話しかけられたり、別な事に気を取られると、
「顎紐を絞める」と言う当たり前の事が飛んじゃったりするのも
人の特性で、決して無い訳ではありません。
この手の意識や確認は大事にしたいですね。