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2024年01月28日 イイね!

いつまでもあると思うな 近鉄丸屋根編

いつまでもあると思うな 近鉄丸屋根編いつまでもあると思うなシリーズ
今回は近鉄電車です。








近鉄では今年、久し振りに新型通勤車が登場しますね。
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/sinngatasyaryou.pdf
ここ10年程は諸般の事情で新車投入が滞り、昔ながらのいわゆる丸屋根電車の淘汰が途切れがちであったのですが、この新車がデビューすると、いよいよ置き換えに。

と言っても丸屋根電車はかなりの車両数が残存しています。丸屋根電車が依然として主流派である名古屋線や南大阪線は、まだ暫く淘汰が進行するとは思えません。


先に置き換えが進むのは、やはり稼ぎ頭の奈良・京都・橿原線系統や大阪線系統でしょう。
特に最初に新車による置き換え対象になるであろう冷房改造を施工した旧ラインデリア車群。今回はこれを取り上げます。
(なお、電算記号とか難しいことは置いときますね(;^ω^)



同じ丸屋根でもご覧の8800系のように最初から冷房装備のグループに比べ



あとから冷房改造した8400系などのグループは、屋根本体がやや扁平で冷房装置のキセが出っ張っているのが特徴です。
奈良・京都・橿原線系統では8000系残存車28両と8400系がこれに該当します。




少し横から見ると元からあったラインデリアの風道上にクーラーを被せた分、背が高くなっているのがよく分かりますね。


ちなみに丸屋根に対する角屋根はこちら
さらに中間にシリーズ21を組み込んだ凸凹編成。



丸屋根には旧ラインデリア車や冷房車とは別に、ラインデリア以前のベンチレーター付き丸屋根もあります。その黎明期の面影を残すのが田原本線で運用されるモ8450型(写真2両目)
今や貴重な車両です。


とはいえ田原本線は専属のワンマン3連で運用されるので、これらは真っ先に淘汰されることはないかもしれません。


やはり一番先に消えそうなのは、本線で運用される8000系残存組でしょうか。


今のところは優等運用もバリバリこなしています。




8000系より新しい8400系も4連を組む本線運用車は淘汰対象でしょう。8000系より新しいといってもほんの僅か1~2年の差。


こちらも優等運用をこなします。





さて大阪線系統も淘汰対象と目される丸屋根旧ラインデリア車が少数在籍します。大阪線区間運転用として登場した2410系と・・・


その派生版である2430系です。どちらも8000系・8400系と同世代ですが、少し車幅が狭いストレート車体が特徴です。


大阪線の通勤型はこれ以降、当初から冷房装備の2610系や2800系に移行したので、冷房改造の旧ラインデリア車は少数派。また、これより一つ前の世代のベンチレータ付き初期丸屋根車(前述田原本線モ8450型世代)は、2000年前後に早く淘汰されました。一方の2410・2430系は前の世代とは数年の経年差であるにもかかわらず、ほとんど全車が健在です。
このころ関西私鉄各社が財政的に苦しかったため。時代のいたずらですね。


今回の新車導入時には大阪線からの玉突き転配によって、名古屋線系統に残り運用制限のある旧ラインデリア世代1810系や機器流用更新車1000系などが先に淘汰の可能性もあります。
どちらにせよ1810系や1000系も2410系と同世代、ほぼ同じ車体(奈良・京都・橿原線系統の8000・8400系に比べ車体すそ絞りのない狭幅車体で厳密には途中の仕様変更から若干拡幅)です。


近鉄丸屋根旧ラインデリア車群
奈良線・京都線・橿原線・大阪線ではいつまでもあると思うな・・・


されど名古屋・南大阪はじめ田原本線で多数健在。これら含めた丸屋根旧ラインデリア車群全体が姿を消すのは、いったいいつのことなのでしょう?




以上、今回は
「いつまでもあると思うけど、いつまでもあると思うな」 物件でした(^-^;
Posted at 2024/01/31 11:25:04 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉄道・バス | 日記
2024年01月13日 イイね!

世木ダムが足元を見せた!

世木ダムが足元を見せた!秋以降雨が少ない状況で、各地のダムで貯水率の低下が深刻になってます。

私の行きつけダムの一つである日吉ダムも水不足。おかげで普段なら日吉ダム湖(天若湖)に半分水没している世木ダムが姿を現したと聞いて、久しぶりに見に行ってきました。




日吉ダムはかなり水位が低いですね。選択取水設備の下の方にかろうじて水があるレベル。


ダム湖周囲の崖が大きくむき出しになっています。


日吉ダム湖に半分水没しつつもお役御免とならず、発電取水用として現役を貫く世木ダム。周囲は釣りのメッカ。



日吉ダムが満水になると世木ダムのクレスト放流部も水没し、管理橋の下あたりまで水が来るようですが、通常の水位ならこんな感じ。



それが今日は!



普段なら・・・


しかし今日の世木ダムは!


せっかくなので詳細を観察しましょうか。
堤体左岸の護岸の上部にも小さな水路の痕跡があり、水の落とし口らしい切り込みの跡があります。発電取水はもっと上流(写真奥の白い建屋)ですから、ここは沢水でも迂回させていたのでしょうか?


右岸には監査廊の出入口らしい痕跡があります。ここは日吉ダムの水位が高いと水没しますが、監査廊内部も浸水するのか?水密が保たれているのか?
どうでもよいことが、とても気になります。


直下左右には護岸がしっかり残り、放流部の下に水が溜まっています。他の方の写真など見るとこの護岸の出口に副ダムがあることから、水溜まりは減勢池ということになります。
普段水没しているこのステルス減勢池、今日は立派にお役目をはたしているようです。


右岸直下には建設時のプラント跡でしょうか? コンクリート製の土台がいくつかあります。


また右岸下流には平場らしいラインが続きます。道路の痕跡でしょうか?


上流側から見ると世木ダムはいつも通り満水。
2000年の渇水時には世木ダムもクレスト越流しないような水位になってしまったようで、そうなると日吉ダムは完全にお手上げです。


毎年渇水期には世木ダムの姿が顕わになることはあっても、これくらい足元まで眺められるのは、数年に一回くらいと思われます。


渇水は心配だし、水が必要な場面では不謹慎な話かもしれませんが、世木ダムを観察できたのは貴重でした。
記念に丹波の地酒買っちゃいました(^^ゞ
Posted at 2024/01/14 20:26:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | ダム・酷道・旅行 | 日記
2024年01月01日 イイね!

2024年 あけましておめでとうございます!

2024年 あけましておめでとうございます!まずは24系の
1富士で新年のご挨拶









2024年 辰年
よい年でありますように。



皆様、今年もよろしくお願いします。


 
Posted at 2024/01/01 00:35:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日常 | 日記

プロフィール

「先月ドアパンチされたキズにタッチアップ中。乾いたら連休後半はコンパウンド掛けて、多少は目立たなくなればイイんだけど。」
何シテル?   04/29 10:33
家族でスキーにはまってます。そのためのクワトロです。 趣味は鉄道・車・ダム巡り。 ダム図鑑はフォトアルバム、各ダム詳細はフォトギャラリー(Audiの愛車紹介...
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