• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Ron Fのブログ一覧

2016年11月20日 イイね!

なぜ私はMTが好きになってしまったのか?

なぜ私はMTが好きになってしまったのか?気がつけば私、いつの間に
AT乗りからMT乗りになっていたんだろう?
とふと思ってしまいました。







※完全に個人的な主観で書いておりますので、
人によってはお気を悪くするところもあるかもしれませんが予めお断りしておきます。


私自身、免許を取る前から一応車好きではあったのですが、
特にMTやATだからというのではなく
とりあえず「車」を運転出来ればいいかなという感じでした。

そんな私が免許を取ったのは大学1年生の春。
その時もなぜMTの免許を取ったのか未だによく覚えていません。
「とりあえず、潰しが効くからMTにしておこうかな~」程度の
動機だったような気がします。
教習で初めてMT車に乗ったとき、
「何のためにこんな面倒な操作をするんだろう?」
と思いつつ厳しい教官にどやされながら実車教習していました(笑)
その時の教習車はLPGガスのコンフォート。
低速トルクがあまりなくスイスポより運転が難しかったような気が・・・


免許取得後、実家のセカンドカーがMTだったのでちょこっと運転しましたが、
後述するスイスポを所有するまでの10数年間後までMTはおさらばでした。

初めて買った車(というより半分出してもらいましたが)はアルトのAT。


※写真はお借りしました。

私実は大学と資格を目指していたためもう1つ別の学校を掛け持ちしていたのですが、
その時移動するのが大変だろうと親が半分出してくれて車を買うことができました。
(半分はガソスタのバイトで稼ぎました。)
その時も親から「MTだと運転が難しいだろうから、ATにしておきなさい。」
言われましたので特に深く考えずAT(しかも3速!)にしました。
まあ、この時はATMT云々より車そのものが所有出来る嬉しさでいっぱいでした。

そこからしばらく車に乗らない期間があった後にBLレガシィB4へ。



この当時のレガシィはMTもかなりラインナップがありましたが、
私が購入したB-SPORT LIMITEDというグレードはATのみ。
特に何も考えずそのままATに。

そしてIS350へ。



レクサスはMTをラインナップしていないので、ここでもそのままATに。
特に何も気になることはありませんでした。
というより「免許は持っているけどもうMTを運転することは一生無いだろうな~」
とふと免許証を見ながら思ったりすることもありました。

そしてWRX S4へ。



その時ふと「WRXにはSTIもあるけどたぶん運転出来ないだろうからS4一択だな。」
と全く検討することなくS4を選択しました。




・・・とここまでは順調に(?)AT生活を送っていたのですが、
私のそのAT生活を一変させる出会いがありました。
それが先日お別れしたスイフトスポーツ。



この車は6MTとCVTの両方がラインナップされていますが、
当初CVTにしようかな、という考えがありました。
CVTを試乗したところすごく好感触だったというのもありますが、
「MTだと運転していて疲れるだろうな」とか「MTだと運転するの面倒そうだな」
という先入観のようなものがあったことは恥ずかしながら否めません。

でもそんな中ちょっとずつ「面白そうかも」という気持ちが芽生えてきました。
それはみんカラブログでの皆様のコメントだったり、
スイスポを所有されている方のブログだったり、
そしてネットの試乗記だったりYouTubeの動画だったり・・・
読んだり見たりしていくうちに「一度運転してみたいな。」という気持ちが生まれ
嫁さんにもどうしようかな?と相談してみました。

ちなみに嫁さんはAT限定免許なのですが、なぜか「MTでもいいのでは?」という意見。
理由は2つ。
1つはスイスポのCVTよりMTの方が安かったため(笑)
やはり仕事用の車として買うのであれば
ちょっとでもコストを下げて欲しいというのが理由でした。
あと当初は新古車を狙っていたのでスイスポの新古車でCVTは少ないという事情も。

もう1つはS4との棲み分け。
仕事で使う車といってもS4とスイスポのキャラが被ってしまってはいけませんので、
S4=AT、スイスポ=MTと分けておけば仮に仕事用として乗らなくなったとしても
使い分けができるのではないか、というのが理由だったようです。
私自身、スイスポ購入前は、おそらくスイスポは仕事だけでそれ以外のドライブでは
変わらずS4に乗っていくだろうという予想を立てていました。

ということで嫁さんの同意もあって思い切ってMTを購入することに決めました。




ただ先にも書いたとおり既に最後のMT車を運転してから10数年。
いきなり運転するのは少し怖いので教習所でMTのペーパードライブ教習を受けることに。



久しぶりの教習所でまた怒られるのかな?と緊張していましたが
「ははは・・・最近の教習所でそんなところないですよ。」と教官に笑われるぐらい
和やかな雰囲気の教習でした。時代は変わったものですね(笑)

ちなみに余談ですが、スイスポ、WRX STI、
この時の教習車(ティーダラティオの教習専用車)を比較したとき
一番クラッチをつなぐのが難しかったのは間違いなくこの時の教習車です(笑)
教官が最初「え!これ一番古い教習車じゃない?ごめんよ~、
今新車のMTが全部出払っているのでこれで我慢してね~。」と言われました。
確かにかなりクラッチが磨り減っている上に異様にクラッチが重く、
かなり発進がシビア・・・
横では新車のアクセラが走っていて、あ~あ、あっちがよかったなと
少し心の中でブーたれていたのも今となっては懐かしい(笑)

でも何とかエンストせずに走らせることができ教官にも
「うん、これぐらい運転出来るのなら大丈夫でしょう!
後は路上で無茶せず運転すればすぐ上達すると思いますよ。」
と有り難い言葉を頂いて無事教習は終わりました。

そしてスイスポの納車・・・
この時はいつもと別のディーラーで購入したので自宅まで持ってきてもらったのですが、
すぐいつものディーラーに持って行って各種部品を取り付ける予定だったので、
ガチガチに緊張しつつそろそろ車庫から発進させました。
まず第一印象は「クラッチ軽い!そして繋ぎやすい!」
あの教習車はいったい何なんだろうかと思うぐらいすごく運転しやすく、
拍子抜けしました。
そしてなんとかディーラーへ。
ただ最初は4速まで入れるので精一杯でした(笑)



この時10数年ぶりのMTでの公道、本当に「緊張」という言葉しか無いドライブでしたが、
それと同時に「これ楽しい!」という気持ちが芽生えました。
帰りに嫁さんのプリウスに乗せてもらって「ヤバい!MT楽しすぎる!」と興奮していて
「うるさい!」といつものごとく怒られたのも良い思い出です(笑)

それからはもう私のブログをお読みになられている方なら分かると思いますが、
ギクシャクしつつもMTでのドライブを楽しむようになっていました。



確かにMTはATに比べるとすごく操作は煩雑で面倒なところがありますが、
やはり車がまるで自分の手足になったかのような楽しさがあります。
また慣れてくるとATよりも思いのままに車を操れるようになることも分かりました。
加速したければシフトダウン、そしてスピードが乗ってくるとシフトアップ。
だけど前が詰まっているので減速して再加速しそうならギアはそのままで。
う~ん、この速度ならこのギアがいいかな、いや坂道なので1つ落とすか・・・
と自由自在にギアを選んで走らせることができます。
もちろんS4のスポーツリニアトロニックもすごく優秀でダイレクト感がありますが、
やはりこういった複雑な制御になるとやはり人間の脳で操作したほうが早いです。

ということで当初の予想が大きく外れ、
仕事でもそれ以外でもスイスポに乗ることが多くなってしまいました。
正直車としての完成度は同じぐらい、
快適性ではS4、安全装備もS4の方が豊富に装備されているのですが、
車としての相性はスイスポの方が良かったかな?とお別れした今でも思います。




スイスポは間違いなく私の車人生を変えた1台、そしてスイスポに乗っていたからこそ
STIを買うことになったのですが・・・STIにしようかな?と話したときに
嫁さんからこんな質問がありました。
「確かにスイスポでMTに慣れたというのは分かるけど、
それはS4という大きな後ろ盾があったからというのではない?
もしSTI1台にするとなると完全にMTだけになるけど大丈夫?」と。
さすがにポンポン買い替えるわけにはいかんよ、ということです。当たり前ですね。

う~ん、確かにと一考させられる質問でした。
今までは最悪スイスポで走れないようだったらS4に乗ればいいや、
というところがありましたが、もうSTI一本になると
「MTで走れないから」という言い訳(?)は一切通じなくなります。
実は当初S4 tsも候補にあったというのは
ここの決心がつかなかったというのが正直なところです(笑)

正直自分では「大丈夫」だという思いがありましたが、
なかなか決心がつきませんでした。
そこで考えたのが今一度愛車のスイスポに乗って答えを出してみようということで、
特に用は無かったのですがスイスポでその辺を一週してくることにしました(笑)



スイスポに乗っていていろいろな気持ちが浮かんできましたが
一周しているうちに考えがまとまりました。

まず「車に合わせてもらう」のではなく「自分を車に合わせる」こと。
最初はギクシャクする運転でも、しっかり練習して
車を手足のように扱えるようにすればいい。
むしろそれぐらいの覚悟がないのであればSTIに乗らない方がいい。


そして今更ながらMTのメリットをもう1つ見いだしました。
それは「運転中は嫌でも運転に集中せざるを得ない」ということ。

もちろん集中しないといけないのはATでも同じなのですが、
MTだとうっかりしているとエンストしてしまうので、
S4に比べるとスイスポの場合は他の事に気を取られていると
1㎝も前に進むことができません。
逆に言えば仕事の時の運転でも
強制的に運転に集中せざるを得なくなる=強制的な気分転換になる
なるほど、だからスイスポの運転は仕事の時でも楽しかったのか!
と今更ながら改めて感じました(笑)


こんな感じに考えをまとめて「大丈夫!MT車一本でいくよ!」
と嫁さんに宣言(はったり?)しました。
嫁さんもたぶんそう言うだろうと思っていたよ、と半ば呆れ顔、
半ば楽しそうな顔でした(笑)
よくもまあSTIに試乗する前なのにこんなことが言えたもんだと思います。

そしてSTIに試乗・・・スポーツカーとしての走行性能に驚くと共に
すごく扱いやすく素直な車であるということが分かってほっとしました。



そしてこの車となら長くつきあっていけそうだな、という気持ちになりました。


正直私の車人生の中でMTに乗った期間はごくごく短いですが、
これからしばらくはMT車との生活が始まります。
きっとそれは楽しいものになるでのはないだろうかとワクワクしています。

長文になってしまいましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
Posted at 2016/11/20 10:32:47 | コメント(14) | トラックバック(0) | コラム | クルマ

プロフィール

「RC FとRAV4PHVの加速感の違い http://cvw.jp/b/910066/44737403/
何シテル?   01/05 10:39
長年の念願だった、そして私とって究極の1台であるRC Fを所有しています。 仕事用快速営業車としてRAV4 PHV G“Z”(納車待ち)を そして嫁さん...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

Instagram(Ron F) 
カテゴリ:Instagram
2019/04/17 23:00:38
 
Amagiri's blog 
カテゴリ:Blog
2019/04/17 22:58:02
 

愛車一覧

レクサス RC F レクサス RC F
2019年5月13日発表のMCモデルです。 令和元年5月24日に納車されました。 WR ...
トヨタ RAV4 PHV トヨタ RAV4 PHV
2020年11月22日、ディーラーで注文。 (ただし、2020年11月22日時点でメーカ ...
トヨタ ヴェルファイア トヨタ ヴェルファイア
嫁さんの愛車兼私のサブ車です。 ※写真は試乗車(Z“G エディション”)です。 令和元年 ...
スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
RC Fの補完ということで気軽に日常使いできる車としてこちらを選びました。 1トン未満の ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation