
幸いな事に大きなクラッシュにはならなかったようですが、
ティモ・グロックの走行中に、ニック・ワースのデザインした
ニューマシンから前ウイングが脱落したそうです・・・。
今年は新規参戦チームが4チームあり(まだ走行する、
レベルまで来たのは2チームですが・・・)、この手の信頼性
トラブルは出てしまうだろうな思っていましたが。
速い、遅いというレベルじゃない、そもそもF1という速度で走るレベルの工作が出来ないなら、
F1というカテゴリーに参戦するべきではないです。
今回は幸いにも不幸な結果にはなりませんでしたから、しっかりとしたリカバリーをして、ちゃんと
次は絶対に同じトラブルは起こさないように、頑張って欲しいですね。
そして、マシンを発表していない新規参戦チームの2チームをめぐり、色々な動きが。
つい先日まで、年間3戦までは欠場を認めるなんて、今年からFIAの会長になったジャン・トッドも
発言していましたが、昨日になってFIAから1戦の欠場も認めないというリリースが出ました。
この、欠場が認められるという事になれば、ステファンGPに参戦権が回ってくるとしても4戦目から
と言う事になりますが、1戦も欠場を認めずという事になれば、開幕戦から出場が認められる
可能性も残っています。
と、そんな所へ今度は、カンポス・メタ1が現代表のアドリアン・カンポスがチームから手を引いて、
2011年からコリン・コレスを代表にしてフォルクスワーゲンがF1参戦か?なんて噂が。
コリン・コレスといえば、ミッドランド→フォースインディアでチーム代表を務めていました。
昨年からはインドのマラヤ氏にチーム代表職を追われ、自チームを立ち上げAUDIのR10で、
ルマン24時間レースや、ルマンシーリーズに参戦していました。コレスのチームのマシンには
ルマンシリーズでは欧州のFIA-GTに参戦しているミハエル・クルムも乗っていたし、ルマンでは
アンドレ・ロッテラーも乗りました。ここでの活躍でロッテラーは今年、AUDIワークス入りです!
そんな感じで実質、コレスのチームはAUDIのセミワークス的な活動をしていたので、
フォルクスワーゲンとアウディは同じ、グループ会社ですから、そんな繋がりがあっても納得です。
もし、この噂が本当だとすると、バーニーが今年の参戦費用を肩代わりするのでは?なんて噂も、
ありますから、ステファンGPには悪い展開です。使う予定は無いけどカンポスに、トドメを刺すべく
ダラーラが製作しているマシンを買い取るなんて噂もありましたからね。
そうするとステファンGPのターゲットは、USF1という事になります。
まあでも準備が本当に整っているなら、土壇場で認められそうな気もするし、今年は開幕戦まで
エントリーがハッキリ分からないシーズンになりそうですね。
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F1_2010 | 日記
Posted at
2010/02/11 23:04:27