
この週末、24 Hours of Le Mansですね!
というわけで、写真を用意したままでお蔵入りに
なっていた、グループCのミニカー写真ブログです!
このタイトル画像のマシンはNISSAN NP35です。
日産最後のGr.Cというか、Gr.C最後のマシンですね。
カテゴリー廃止と共に世に出たマシンです。
このマシンもR35の水野さんによるマシンです。
この頃の日産は、宇宙開発事業部があったので社内設備としてオートクレーブがあり、
大型のカーボンモノコックも内製での製作が可能だったんですよね。
NA3.5L時代らしい、分離型の大型リアウィングが特徴的です。
では次のマシン!
同じ日産の1世代前のR92CPです!これは、THE NISSANというマシンですね!
少し前のブログに登場したインコネルのタコ足が装着されていたマシンです。
こうやって並べてみると、NP35って急激に洗練されたマシンと思っていたのですが、
フロントセクションはR92CPから、そこまで大幅なデザイン変更では無かったようで。
カラーリングが同じトリコロールのワークスカラーになったら、リアウィングの違いにしか
変わる部分が気にならないのかもって、いまブログ書きながら思いましたw
では、日産と来たら次はトヨタ!
我が家のコレクションには90CV近辺のマシンは無く、TS010からの登場です。
関谷さん、小河等さんというドライバーが思い浮かぶマシンですね。

世界選手権であるSWCの開幕戦で初優勝した小河等ですが、第二戦がキャンセルになり
日本に戻ってスポット参戦したF3000で、佐藤琢磨のマネージャーをしている、
アンドリューギルバートスコットと接触、1コーナーを浮いたマシンで直進して、
亡くなってしまったんですよね。この事故は当時、日曜の昼にテレビ放送を見た記憶が。
なので、その年のルマンで、このマシン(色違いですが)で表彰台に乗った関谷さんが
遺影をもって表彰台に上がった写真が、すごく印象に残っているマシンです。
では、TS010と同じアンドレア・デ・コルタンツがデザインしたプジョーに行きましょう!
もっとも美しいCカーと言われた、プジョー905です!
そんなマシンですが、速さを求めてEVO2に進化すると・・・
もっとも醜いCカーになってしまったんですw
フロントセクションは完全にフロントウィング化していて、フォーミュラーですねw
いまのLMPもカウルを被ったF1ですが、もうCカーの頃には、こんなコンセプトだったんですね。
お次は、ルマンと言えば、これ!ポルシェです!
多くの車好きはポルシェが嫌いと言う人は居ないと思いますw
私もポルシェは購入を真剣に考えてハンコ捺す直前まで行きましたが、ポルシェはポルシェでも、
911やケイマンというよりも、これが好きなんですw
デュアルクラッチトランスミッションのPDK、このマシンの開発の中で生まれた技術なんです。
そんなわけで、私のGTRのGR6もデュアルクラッチです。
ターンパイクを気持ち良く走ると、変速するのも楽しい感じで・・・ポルシェじゃないけど、
やっぱりデュアルクラッチは楽しいです。変速が速くてエキゾーストノートがレーシングカーですw
もちろんHパターンのMTが至高ですが!w
シュツットガルトのポルシェミュージアムでの1枚です。
ポルシェオーナーになって、また再訪したいと思ったけど・・・さすがに難しいかなwww
じゃあ次!
同じドイツ語圏という事で、メルセデスC11(ザウバー)です!
シューマッハ・ベンドリンガー・フレンツェンも、メルセデスの若手育成の一環で乗りました。
このC11の次期型になるC291も美しいマシンなんですけどね。
・・・持って無いですw
でも、C11もシルバーアローって感じでカッコ良いと思います。
次は何にしようかなー。
じゃあ、昨年トヨタが優勝するまで、唯一の日本車で優勝マシンだったマツダ787Bにします!
このルマン制覇を成し遂げた787Bですが、参戦に向けた根回しが素晴らしいんですね。
レースと言えば走って結果を出す所に目が行きがちですが、このマツダに関しては寝技ですw
今で言うLMP1のようなメインのクラスではなく、1つ格下のLMP2のようなカテゴリーを選択。
そこでパワーの劣るロータリーエンジンで、軽い最低重量を選択しているんです。
今ある手駒で勝ちを狙いに行くにはどうすれば良いか。戦略が練られていたんですね。
そしてオペレーションはオレカという事で、いまのトヨタと同じなんですね。
というわけで、日本車のルマン制覇の陰にはオレカの陰あり!
そして、ロータリーエンジンでの参戦をACOに認めさせるために、参戦台数が減っていた
ルマンへの継続参戦を約束していたんです。でも、ロータリーは禁止されてしまう・・・
という事で、ACOの約束を守るために継続参戦したマシンがこれ!
MX-R01です。でもこれ、XJR14ですw
もう、91年に総合優勝を狙う為に、翌年は他からマシンを買ってきてでも走るというw
これも、ワークス参戦なのに他社からマシンを買うという割り切り。スゴイデス。
それだけ、91年は狙いすまして勝ったという事なんでしょうね。
どれぐらいXJR14かというと・・・w
でも、このアルナージュのMX-R01は私の中で、ミニカー収集のきっかけになった1台です。
これをどうしても手に入れたくて・・・探したなぁ。
まあ、今となっては他のメーカーからもリリースされてるんですけどね。スパークとかw
では、XJR14をみてみます!
ロスブラウンの出世作になったマシンですね。TWRですね、ジャガー。
我が母校も、このマシンを走らせるために、たくさんお金を払ったけど・・・
届いたのは、このマシンだったという話は以前もブログに書きましたw
ジャガーに限らずハイスピード化が進んだ末期グループCカーです。
XJR14はF1からFORDのV8、HBエンジンをベネトンから持ってきました。
しかし耐久レースはエンジンが持たず、V12搭載のXJR12を走らせてましたね。
以上が、我が家のグループCカーのコレクションです♪
現在のルマンは、ハイパーカー規定の導入が決まりました。
このLMPからハイパーカーの流れは、Gr.CからGT1という過去にも見た感じw
というわけで、お次はGT1コレクション、LMPコレクションのブログですかねw
と、その前に、今年のルマン!
ワークスがトヨタだけになってしまったので・・・
ノンハイブリッド勢はガソリンをがぶ飲みOKにした結果、タイム差はタイトです!
なんですが、予選までは燃費無視してガソリン燃やせますけど決勝は・・・
というわけで、Let's wait and see.ですよ。どうなるか見てみよう!