
最近、みんカラ活動控えめでしたが・・・
本日の午前中、横浜で試験が終わったので、
通常運転に戻りたいと思います。結果は知らんけどw
という事で、今日のサウジアラビアGPの決勝、
時間的に生で観戦するか悩ましい所です・・・
予選も見てないけど、大荒れみたいですねw
その大荒れの予選の1つ、
ミックの大クラッシュが、なかなかヒヤッとするシーンでした。
あれ、ウィングカーの特性を起因にするスピンですよね。
縁石踏んでフロアにエアーが流れ込んで、ダウンフォースをイッキに失ってノーコントロール。
マシンの安全性も大幅に向上して無ければ、シビアな事故になってたでしょう。
今シーズン、縁石の使い方がキモになりそうですね。
では、話をバーレーンに戻します!キモになると言えば・・・
今年から新採用された、18インチのピレリタイヤですが・・・‘モチ’が悪すぎましたw
GP2では過去2シーズン、開発を進めて実戦も戦ってきたのに、やはりパワーの違いですかね。
前回のブログで、
RACEFUNS.netの、こんなLapTimeチャートを使いました。
これを見て、デグラがどーのとか書きましたが、コイツを深堀してみます!
バーレーンのLapTimeチャートは、面白いぐらいタイヤの特徴が出てました。
というわけで、分かりやすくする為に、ルクレール1人だけにソートしてみます。
しかし、これ見て凄いと思うのが、レーシングドライバーのタイムの揃え方ですよね。
まじで、50周以上、マシンの能力を絞り出してるのが、このグラフからも見えます。
で、このチャートを、更に見やすく加工してみましょう。
えー、もうこれデータ処理で、お仕事でお金もらえるレベルなのではw
縦軸がラップタイムで、横軸が周回数です。SCは除外、1周としました。
これの元ネタは、こちらです。
タイヤは、以下の通りで、1,2,4スティントがソフト、3スティントがミディアムでした。
で、これの2種類のタイヤのデグラ差が、見えました。
水平の赤線が補助線ですが、この角度差がデグラという事。
角度が広くなるほど、デグラが大きいタイヤという事になります。
1スティント:L2~L14 → +1.8秒 → という事は1周0.15秒ずつ遅れてる
2スティント:L17~L29 → +1.5秒 → という事は1周0.127秒ずつ遅れてる
これ、1スティントよりも2スティントの方が、同じソフトタイヤでも1周のゲインが
小さくなってるというのが、Fuelエフェクト、という事です。
燃料が軽くなった分で、タイヤの摩耗も抑えられてるんでしょう。
3スティント:L34~L45 → +0.7秒 → という事は1周0.07秒ずつ遅れてる
ここで、3スティントになり、1スティント、2スティントに比べて、デグラが減ったという事です。
1スティントのデグラに対して、3スティントは役半分という事は・・・
ソフトどんだけデグラがデカいんだ!!!という事が、数字でも見れたわけです。
では、そんな‘モチ’が悪いソフトなんて、使わなきゃ良いじゃないか!って思いますが・・・
次の補助線を入れると、また違う数字が見えてきます。
燃料が軽くなった終盤、3スティントと4スティントの入りを見比べてみると・・・
3スティント:L34 → 96.7秒
4スティント:L48 → 94.8秒
4スティントのソフトは、3スティントのミディアムよりも、1周2秒速い。
いやー、これは良いタイヤを作りましたね!どっち使うか、マジで悩ましいw
しかし、これ以前の崖があった頃のような、突然の性能低下じゃないのが、使いやすい。
あのクリフがあるタイヤだと、ロシアンルーレットになっちゃって、レースじゃなかったw
この辺を使って、ミディアムと1ストップでソフト、どっちがTotalで速い!?
なんていう妄想も楽しそうですよねw
ま、脱炭素のブログでも何回も書いたフレーズですが、数字は嘘を付かないんですw
というわけで、これが今年のピレリタイヤです!
これ、私はレース後にやってますが、レース中にやってるのが、川井ちゃんです!
というわけで賛否ありますが、川井ちゃんの解説の無いF1は、モノ足りないんですよね~w
なので私は、解説陣の高齢化問題は悩ましいモノのフジテレビNEXT派ですw
いやぁ、決勝見るか悩ましい!!!
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F1_2022 | 日記
Posted at
2022/03/27 21:34:31