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ikenomotoのブログ一覧

2016年12月28日 イイね!

フルコンMS3でエンジンに火が入る!

フルコンMS3でエンジンに火が入る!病院に行く前にMegasquirt3のインストールに再挑戦です。

ギリシャのドミトリーさんから配線変更の指示書が来ました。


ECUはヨーロッパ仕様と日本仕様では燃料ポンプの配線が違ってました。
私のはギリシャ仕様ですからヨーロッパ仕様なので日本仕様に変更する必要があります。

それにはいくつかの選択肢があります。

①燃料ポンプの直結配線。
②ハーネスの配線変更
③ECU内部の回路変更

検討した結果③を選択しました。理由はいつでも純正ECUに戻せるからです。


そこでまずMegasquirt を箱から出します。





何回も画像と配線図を確認してこの部分をハンダ付けすればいいことをチェックしました。






そしてハンダ付け。ブラッドさんも私も緊張してます(^^;




他の配線に接触しないように慎重に慎重に仕上げます。


そしてエンジンスタート!!もし配線間違いをしてたらECUがダメになるリスクがあります。

二人でキーをONにして何度も燃料ポンプの作動音に耳を傾けて作動を確認できました。


いよいよ再度エンジンに火を入れます(^^;


見事にエンジンは咆哮しました。

https://www.youtube.com/watch?v=BS31YhVi_NY

二人でハイタッチです(^^V



点火時期を確認します。問題ないのでエアフロを外します。



消音のためマフラーにパイプをつなぎます。




ある程度ガレージでセッティングしてから実走チューニングです。




A/Fのアイドリング時に針がづれていたので修正。学習機能にして走ります。

急加速・急減速はECUのセッティングが追い付かないのでできるだけスムーズにゆっくり加速・減速してマップを作っていきます。



右側の上側のグリーンの部分がモニターを何度も繰り返した部分。黄色はモニタリングが少ないセル。白はまだ未設定のゾーンです。

下側の赤い部分がA/F値が薄い部分です。




走っているうちに下側の赤いセルは減ってきます。学習機能で薄い燃料が濃くなりました。上側のグリーンのセルもゾーンが広がって未設定部分を埋めてくれてます。

今はVVTをオフでセッティング中です。



アイドリングのA/Fも純正の13.5~15.2を行き来するのと違い14.7近辺に収まってます。さすがフルコン。


とにかく走って走って走りながらセッティングを進めてそのうち高回転ゾーンのVVTも切り替わるタイミングを少し下に落として様子を見たいものです。


フランソワさん・ブラッドさんありがとうございました。

〈訂正〉
フランソワさんから指摘いただいて気づきました。セルの赤い部分は燃料が濃いセルで青い部分は薄いセルでした。12/29 01:26









Posted at 2016/12/28 21:33:33 | コメント(5) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年12月24日 イイね!

エアフロアダプターの制作

エアフロアダプターの制作




エアフロ(MAF)制御のLジェトロから吸気圧制御のDジェトロにする準備で純正のエアフロを外してアダプターパイプを取り付けます。

そこでブラッドさんが取り寄せてくれた米国製の大型エアフロパイプを加工して使うことにします。




純正のエアフロはかなり絞ってあります。







64パイの内径ですが内部で60パイに絞り込んでさらにプラスチックのメッシュですから実際にはどうでしょう?45パイ程度と思われます。




80パイのエアフロ用アルミパイプに付属のパイプの中から70パイのものをチョイスしてエポキシ樹脂で接着し、エア漏れのないように仕上げます。



純正と比較すると面積で2.4倍・・・240%のキャパになりますからアイドリングのセッティングが難しくなるかも(^^;



長さを純正より少し長めにしてプラスチックの抜け止めが機能するよう仕上げました。

あとはMS3の燃料ポンプの回路をブラッドさんがハンダで配線しなおしてくれてますからエンジンに火が入るのが楽しみです(^^V

Posted at 2016/12/24 15:49:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年12月11日 イイね!

蓼食う虫も好き好き(^^

蓼食う虫も好き好き(^^





友達があちこち探してBIGムスタングのコンバーチブルを購入し今レストア中です。

1973年型5800cc V8 OHV 全長4800 全巾1880というサイズは下町の路地では曲がれそうもありません。

パーツをアメリカから取り寄せながら少しづつ仕上がってます。最後に真っ赤に全塗装するそうです(^^;

エンジン音はドロドロといいます。このOHV V8のエンジン音は私も好きです。
ところが昭和48年(1973年)は第一次オイルショックの年で昭和50年が第2次オイルショックです。日本のガソリンはわずか2年あまりで80円から170円ぐらいに上がりました。
皮肉にもこの5800ccのBIGムスタングはガソリンイーター・・・オーナーを悩ませたことでしょう。4km/Lぐらいですか?それで持ってエンジンは全然まわらないので結構こけおどし。
もっとも日本車もカリフォルニアのマスキー法の適用で3元触媒を取り付け全く走らない時代でした。

車も他のものと同じで10年で古臭く感じ、20年で見かけなくなり価値が少しづつ出てきます。そして30年経つと希少価値がでて40年経つと羨望の車になるはずですがこの車はそこまでの評価はされてません。ということは好きな人にはお買い得な車です。



Posted at 2016/12/11 12:52:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2016年12月09日 イイね!

Megasquirt MS3のチェック

Megasquirt MS3のチェック



エンジンがかからない原因の究明をしないといけません。

まずは燃圧計が全く動いてないので最初に燃料ポンプの回路です。フランソワさんから配線図をいただいて検証してます。どうやらギリシャでプログラムしてもらったのでヨーロッパ仕様になってます。日本仕様と少し違うのかもわかりません。

そこで燃料ポンプを直結して解決するか確認してみます。もしそれで解決するならMS3の内部の燃料ポンプの回線をハンダ付けで変更します。


それ以外にチェック必要になるかもわからない項目。とりあえず前回のチェックで問題は発見されなかったのですが

①イグニッションの作動状態
 
②インジェクターの作動状態

③クランクアングルセンサーの信号が正確に取れているか


純正ECUだと一瞬で笑っちゃうぐらい簡単にエンジンはかかります(^^  それに比べフルコンはてこずらせてくれます(^^;


今まではどっぷりつかって連日連夜奮闘してましたがこの問題は落ち着いてゆっくり進めてます。

Posted at 2016/12/09 07:20:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2016年12月04日 イイね!

Megasquirt3ワンオフバージョン取り付け①

Megasquirt3ワンオフバージョン取り付け①


Megasquirt3のワンオフバージョンです。

ブラッドさんが没にしたMS3のDIYバージョンのリメイクをギリシャのお友達に依頼して出来上がりました。

BP-VE用でVVT(可変バルタイ)コントローラーをオプションで追加してもらいました。

今日は久々に世田谷のブラッドさんのガレージに伺いました。

いよいよMS3を搭載です(^^  不安と期待とが入り混じった複雑な気持ちで始めます。

今回の作業に当たりフランソワさんに多大なご支援と協力をいただきました。本当にありがとうございました。





10時にブラッドさんのガレージに到着。



半地下のガレージに入れていよいよ作業開始です。



助手席側の足元の純正ECUを外します。



MS3には内蔵されているのでスピードリミッター(SLD)は不要になるのでこの機会に外します。



純正と比較するとMS3は厚みが7cmぐらいあるので純正の金属のカバーは使えそうもないです。ただし純正のメインハーネスが短いので移設には面倒な作業が必要です。




私の純正ECUはBP6ZでNB4用です。ノッキングセンサーなどが進歩したタイプでEGRのコントロール機能もあるのですが私の場合はEGRの処理はないのでメインハーネスはNB2用です。

よってメインハーネスと同じNB2用のコネクターで仕上げてもらいました。


ここで一度整理してみます。
私の車はM-1028 純正エンジンはBP-ZEの28バージョンですが現在はBP-VE改1972cc ハイコンプ(11.0)、コーンズインテーク、KINOKUNIエアフィルター、64mmビッグスロットル、サード300ccインジェクター、256°排気カム、スポーツ触媒、インテグラルのバージョン3マフラーで軽量フライホイールでダイナミックバランス済、インテーク段付き修正、ポート段付き修正・・・というエンジンでちなみにピストンはK20のインテR用です。K20ピストンはタックインさんでも使用されている定評のあるピストンですがピストンリングのせいなのかピストンリングのせいなのか街乗りではピストンの膨張が少ないのでオイルは少し消費が早いです。回してやるのが前提ということでしょう。



MS3用ハーネスをA/F系につなぎます。基本はフランソワさんに指摘いただいたようにアースの電位が変わらないようにMS3のアースとA/F計のアースを直結します。



茶色の線だけ残します。これはデジタル用の配線みたいです。



配線が終わっていよいよMS3でエンジンスタートの準備です。この段階ではまだエアフロは純正のまま残してある・・・要するにLジェトロです。



基本データを入れていきます。

そしていよいよエンジンに火を入れる時が来ました・・・フランソワさんとお約束の本田宗一郎にお祈りをしてセルモーターを回します・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュルキュル・・・あれ・・・エンジンに火が入りません。

かぶっちゃったかな?   

ということでここでもフランソワさんに教えていただいたプラグのかぶりをクリーニングするためにアクセルをフルスロットルにしてセルを回します・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュルキュル・・・これはフルアクセルにしてセルモーターを回すとMSは燃料を供給しないというセッティングを利用したプラグのクリーニングです。

そこでもう一度エンジンに火を入れます・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュルキュル・・・ダメです。

それでご迷惑とは思いながらフランソワさんに電話で問い合わせさせていただきました(^^;

そしたら圧力センサー用のバキュームホースをMS3に配管してないことを指摘されました・・・ブラッドさんが・・・恥ずかしい~と頭を抱えてます。何しろコンピューターの先生ですから(^^

そこでチャコールキャニスターのラインホースをカットしてバキュームホースを潜り込ませるんことにしました。








そこからワイパーアームの元の空間を通して助手席側のゴムブーツに穴をあけて室内に通してMS3につなぎます。




これで一安心・・・

そして再びエンジンに点火・・・キュルキュルキュル・・・キュルキュル・・・ダメです。


ブラッドさんがクランクセンサーのデータをもう一度調べますがOKです。その他のプログラムもOKです・・・

ここでブラッドさんが燃圧計の針が動いてないのに気が付きました。イグニッションをONにして燃料ポンプの音に聞き耳を立てますがピーンと音はしてます。

私はいつもエンジンをスタートしてから燃料レギュレーターのセッティングをするのでイグニッションONでセルを回さないときに燃圧計の針の位置を確認してません(^^;


そこでもう一度フランソワさんに電話で問い合わせさせていただきました(^^;
やはり一つづつ確認したほうが良いということでひとまず純正ECUに戻します。

そしてセルモーターを回します・・・ブルン・・フォンフォンと一発でエンジンスタート。ブラッドさんに診てもらったところイグニッションONでは燃圧計の針は動きません。そこは私の推察通り燃圧計はリターンに入っているのでセルモーターを回した時点で針が触れだします。



そこで確認のため再度MS3にハーネスを接続・・・そしてもう一度セルモーターを回します・・・ところが全く燃圧計の針が動きません(^^;・・・燃料ポンプが動いてないのです・・・要するにガス欠。



今日は日曜日でギリシャは時差8時間・・・まさか日曜の早朝にデミトリーさんに問い合わせできないので本日の作業は終わりにしました。



わかったことは燃料ポンプの回路が作動してないことです。プログラムでできなければMS3の配線の中の燃料ポンプの回路をジャンプさせるしかないようです。その場合はブラッド先生がデミトリーさんに確認して得意のハンダでやってくれるそうです(^^


ということで本日は純正ECUに戻して帰宅しました。


ここでLジェトロ・Dジェトロ・α-Nの話です。

・エアフロを使ったLジェトロ

・吸気圧センサーとマップを使ったDジェトロ(スピードデンシティ)

・スロポジ制御のα-N

MS3はどれでも可能です。私はα-N制御にしたかったのですがブラッド先生は絶対にDジェトロ(スピードデンシティ)だといいます。少しセッティングは大変だけどきちっとセッティングすればDジェトロといいます。α-Nはアイドリングから低回転のセッティングには向いているが高回転は加速・減速の両方のセッティングはできないといいます。同じ気候・気温・高度・湿度の条件でないとパワーがでないのでDジェトロでセッティングしてサーキットとか走るとき用のα-Nをプログラムしていく・・・ということにしました。MS3は低速域をα-Nにして高速域をスピードデンシティにすることも可能だそうです。

とにかくブラッド先生にとりあえずお任せして今日はこれでおやすみします。

本日はブラッドさん・フランソワさんありがとうございました。エアフロと純正ECUを積んでいればいつでももとに戻せることが分かったのでこれから安心して挑戦できます。もっとも分解修復でオーディオのUSBケーブルが抜けたみたいでIpodが聞けなくなりました(^^; コンピューターが終わってから治します。





Posted at 2016/12/04 20:20:09 | コメント(4) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ

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「[整備] #アルピーヌ モニター破損によるドラレコ交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/1033047/car/3268881/7956660/note.aspx
何シテル?   10/01 16:01
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2012/05/25 16:25:30

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