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三河屋ワークスのブログ一覧

2024年07月01日 イイね!

繋ぐ。

繋ぐ。もう半年も前になります。
そろそろ始めようかと思いました。



初めから終わりが決まっていました。他のクルマたちと違い、14は手元に来た時からいつかは手放すことが決まっていたんです。手放すための準備、半年前から始めていたんです。







5年間乗って触ってみて、改めて14っていいクルマだなぁと再確認することが出来ましたし、ノーマルの状態から確認することでシルビア系の答え合わせを出来たり多くの収穫がありました。実際にオーナーカーとして付き合って14が好みじゃなかったなんてことは全然なく、逆に一緒に過ごせば過ごすほど引き込まれるほどでした。そりゃ、13の進化系ですモン。当たり前ですよね。ごく短期間のも含め過去所有したクルマはすべてそうなんですが、実験機といっても世間でいうミサイル号という感覚は自分には全く、所有している間はほぼメインカーと同等の扱い。でも、ここまでにしようかな、と。












素人なりに時間を掛け丁寧に仕上げてきたつもりです。最終仕様はノーマルの枠の中で結構いい感じになってたと思います。そのままの状態で手放した方がいろんな意味で良かったのかもしれないケド、最初からそのつもりはありませんでした。手元に来た状態に戻す。ううん、正しくは基本フルノーマルだけど整備した状態にする。自分の知らない誰かの手に渡って、30年も前のシルビアが 『 へぇー、14ってノーマルでも意外といいんだね。 』 なんて思われたらいいな、と いつの間にかうんと年下になってしまった平本さんの気持ちがよく分かります。














14に掛けた手間ひまやお金を白につぎ込めばよかったじゃん。ともよく言われました。だけどサ、遠回りにみえるコトでないとでないと受け取れないモノもあって。それは分からない人に説明しても分かってもらえるとは思わないし、そんなことに時間を割くほどの余裕なんて無いので、どーでもいいやと。もっと言ったら三河屋さん、そんな優しい人間でもないしサ。
















FCを手放したときにはっきり分かったんです。
すべては白のため。
そして白を走らせ続けることで14はこれからも自分の元で活きているんだと。












手放してしまった自分にはもうなんの権限もない。
どんな風にしようとそれは新しいオーナーの自由。

だけど、
遠い何処かの地で末永く元気でいることを願う。





Posted at 2024/07/01 21:53:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ
2022年05月09日 イイね!

アーム&ロッド、たかが&されど。

アーム&ロッド、たかが&されど。もう、暫く前のことです。だってね、基本オイルじゃなくガソリンが流れてるタイプなのであんまり長くガレージに籠っていられないんですよ。だからフラフラっと裏山へ向かってしまうので相変わらず筆不精になってしまいます。(笑)

さて、足回りをリニューアルした14。ある程度予想をしていたんですがリヤのアライメントの数値が純正の調整機構では希望の値に収まらなくなってしまいました。

まぁね、必要になるかなとは思っていたんです。でもなるべく手を入れずにいけたらいいなと思ったんですがやっぱりダメでした。(涙)



何はともあれ、まずはアーム類の準備。これが無ければ始まりません。最低アッパーアームが必要でしたが併せてトーコンロッドも用意しました。どっちにしろ必要になってきそうですしね。アッパーアームもトーコンロッドも中古で用意しましたがピロガタもなく十分使えそうです。







交換前にはやっぱり全バラ清掃。調整部分がスムーズに動かないなんてあり得ませんから。サビを落としグリスアップして。手でクルクル回るようになってないと。ブーツを破らないように慎重に捲ってピロも引っ掛かりが無いようにキレイに磨いておきます。グリスは厳禁です。









ノーマルの位置関係はこんな感じ。アッパーアームとトーコンロッドはメンバー側の取付ボルトのカム機構で純正でも調整が出来るようになっています。ちょっとだけですけどね。ちょっとだけ。







純正の長さに調整したアーム類を仮組みした状態。うん、カッコいいじゃん。(笑) この14はなるべく手を入れずに… と言ってましたが、やっぱこういうのを見るとテンション上がります。えぇ、すごく単純な性格なんですヨ。(笑)







特に問題もなく交換が終わりましたが直ぐには調整に入りません。だってこのままではブッシュがよじれてしまってますもん。よじれを修正するためクルマを着地させサスペンションを馴染ませた後ライドハイトと測定します。再度ジャッキアップ後、小ジャッキを使いロアアームを押し上げ先ほどのライドハイトに合わせることで疑似的に1Gの状態を作り出してやることが出来ます。この状態でタイヤを外しブッシュの取付ボルトを一度フリーにしてから本締め。これで交換作業がやっと完了です。







交換作業が完了したら本題のアライメント調整に入ります。これがねー、何回やっても行ったり来たり。『何回かやってれば大体どんな感じか分かんだろ。』と、先輩たちに言われますが、覚えの悪い三河屋さんは何回やっても分かりません。上げて下げて、緩めて締めて。こっちが揃えばあっちがズレるんだもん。嫌んなっちゃいます。(涙)







しなやかに動くサスペンション。どんな仕様であっても三河屋的にはこれがサスペンションに求める理想です。たかがサスペンション交換。多少の知識と工具さえあれば誰にでも出来る内容です。しかし、されどサスペンション交換。どれだけ高価なパーツを組んでも最大限に効果が発揮出来なければ勿体ない。メンドクサイけどやる価値を知ればやらない理由が見つかりません。むしろその違いが分かるとニヤリとしてしまいます。



ホントに分かってるか怪しいですケドね。(笑)


Posted at 2022/05/09 18:55:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ
2022年04月05日 イイね!

14脚リニューアル。

14脚リニューアル。ロールバーも組んで気分のいい三河屋です。(笑)
やっぱ、自分のクルマはこうでなくっちゃって気がします。

練習機 兼、実験車両として手元に来た14。でもね。もともと14って13乗りからしてみたらやっつけたい相手なんですヨ。当然15もだけど。だって改良版なんだもん。(笑) 新型に勝ってこそが乗り手の名誉ってモンじゃん。そう思ってますモン。

そんなやっつけたい相手のことを知るには自分のクルマとして走らせてみるのがイチバンと、今更ながらに所有したという経緯があります。





暫く触って走らせてみて、少しづつこのクルマのことが分かってきた気がします。基本的には同じ方向のクルマですが、そこはやっぱり新型。13に比べたら根本的にいい。デビューした当時はいろいろ言われたりもしてましたが、『軽さと危うさ』『重さと安定感』見方を変えれば見えるモンも変わってくるって事です。これは同世代の32と33の関係でも同じことが言えますよね。



でね、乗って楽しー ってのは、もうそろそろこの辺にしておいて次の段階に移っていこうと思います。軽量化を解禁したりロールバーを組んだりしたのもその為です。本来の自分のスタイルにこだわってみようと思い出したときにまず最初に気になったのが脚。取り敢えずで組んでいたのはGABの4段8段。とってもノスタルジーを感じる脚です。





スプリングとバンプラバーは手持ちので組み直しましたけど、これはこれで中古で買った割に抜けもなく意外と扱い易くて良かったんですが、これでタイムが出るかと言われると三河屋さんの腕ではちょっぴり自信がなく… ここは素直にモノに頼ってみたいと思います。(笑)







用意した脚はアペックスのN1ダンパー。実は初めて使います。基本的に気に入ったモノを使い続ける傾向がありますので今回もオーリンズを探していたのですがなかなかこれといったモノが出てこず。そうこうしてたら出物があって周りの評判も良かったので使ってみようかな、と。









今回も中古品をネットオークションにて手配。『減衰力の変化もしっかりあり』 とあったのですが… 届いて??? 調整ダイヤルどころかダイヤルの刺さるガスの蓋すら居ないのにどうやって減衰力の変化を確かめてみたのか不思議です。案の定メッセージ入れてもノーリターンです。(笑)









まぁ、ネットオークションですので想定内です。でも大丈夫。実はアペックスのダンパーを使ってみようと思ったのは周りの評判が良かっただけでなく、エクセルショップとの繋がりが出来たのも理由のひとつなんです。オーリンズを使い続けている理由も同じなんですが、O/H・仕様変更が自分の使用目的を理解してもらえてるトコでお願い出来ることなんですよね。いくら世間で良いモノと言われていても自分に合ってなかったら残念ですもん。



で、この通り。しっかり減衰力の調整が出来るようになりました。







修理に出している間にフロント側をバラして清掃給油しておきます。結構サビもありましたが固着やガタももなく、減衰も問題なさそうです。当然、手でシャラシャラ回せるくらいに仕上げます。スプリングは三河屋定番、スイフトの 10K、8K。レートだけちょっぴり上げてみました。特に根拠はありません。使ってみたかっただけです。(笑)









仕上げはアライメント調整。相変わらずアナログなやり方ですが、しつこくとってやれば意外と外しません。そりゃ時間は掛かるしメンドクサイですけどね、何でもかんでも潤沢に掛けれるような身分ではございませんのでやれることは自分でやらないと。それに慣れてくると、この詰めてく感じが堪らなかったりもするんです。









さて、これでいい感じになってきたかなぁ と思ってたんですが、ここでまた一つ問題が。シルビア系って標準でもリヤキャンバーの調整機構があるんです。ちょっとだけね。ほんのちょっとだけ。でね、もう希望の調整範囲に入らなくなっちゃったんです。そりゃ、車高下げた時の調整なんてメーカーは考えてないもん。今までもギリギリ何とか妥協点ってとこだったしね。

あー、アッパーアームも準備しなきゃ…




Posted at 2022/04/05 19:47:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ
2022年03月23日 イイね!

ロールバーの小細工完了。

ロールバーの小細工完了。取り敢えずの感じで装着が完了したロールバー。

余談ですが正しくはロールケージでしょうケド、ついついロールバーと言ってしまいます。言い慣れてしまってますのでね。分かってて言ってるので勘弁して下さい。(笑)

前回までに位置合わせ、仮組みまでは終わらせましたので 今回で本組みまでもっていきたいと思います。







今回の山場は斜行バー。S13用の斜行バーを提供してもらったので 『おー、バッチリじゃん!』 なんてあまい期待をしてたんですが、やっぱり大あまでした。(笑) そりゃそうですよね、クルマが違うだけじゃなくロールバーのメーカーも違うんだもん。そりゃあフツーに考えてドンピシャで合う訳がない。うん、4センチほど足んないので何とかしてやらんといけないです。







と、いう事で用意したのがこれ。



競技車で製作したロールバーの端材です。仲良くさせてもらってるMくんに分けてもらいました。『何パイのが欲しいの?』 ってところがまた素敵。何種類もあるってことだよね。(笑) 別件でもお世話になりました。





これを4センチにカットして念入りに面出しして。高速カッターなんて持ってないからグラインダーでちょっとづつ様子を見て修正して。これをいい加減にやってしまうと真っすぐなバーにならないし、溶接面も均一にならないから強度的にもマズイっすよね。







イメージとしてはこんな感じ。







いくらキレイに面出ししても溶接時に曲がってしまったら大変。何かいい治具ないかなぁ… と、探すこと数分。いいじゃん、いいじゃん! これ使えんじゃん! と持ってきたのはステー製作用にストックしてあるアルミのアングル材。これで挟んで固定してやるといい感じにまっすぐに固定出来ました。いいね~







まずは点付けして車体に合わせ、長さと位置確認をします。一応 位置関係はカットする前に罫書いて元位置に合わせられるようにしてはありますが、本チャン溶接した後に直すことになったら2週連続でこころ折れてしまいそうですから。(涙)







ぐるっと一周溶接したら盛り過ぎの部分を削って整形します。これやっとかないとパッドを巻く時引っ掛かって破れちゃっても嫌だし、溶接部が膨らんでてもカッコ悪いですからね。で、仕上げに塗装をしたらこの通り。うん、いい感じじゃん!







なんとか装着が完了したロールバー。6点でも全然いいんですけどね。三河屋基準だと6点以上推奨ですし。だけど、リヤシート外したようなクルマのリヤウインドウ越しには斜めのバーが欲しいんですヨ。やる気が全然違ってきますから。えぇ、そこです。(笑)










でもね、気持ちってやっぱ大事なんですよ。


Posted at 2022/03/24 00:10:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ
2022年03月16日 イイね!

ロールバー装着。

ロールバー装着。ここ最近 地味に進めていた軽量化。前回のブログにも書きましたけど実はその先にひとつやっておきたい作業がありました。ロールバーの装着です。

暫く前から探し出していたんですよね。最初のうちはどうしよーかなー ってくらいの感じで。だって役目が終わったら何事も無かったようにフルノーマルに戻せる状態の範囲でというのが縛りでしたから。

でもねー、取り敢えず暫く走行会はこのクルマで参戦予定だし、学習能力の低い三河屋さんでも少しは学んだコトもありまして。調子に乗りだした頃にやらかすな、と。



いや、ホントにね、気を付けてても可能性があるんですヨ。残念ながら。いつも、いつか大きなのをやらかすんじゃないかって恐怖心があります。基本、ビビリですので。そういう話を前回の走行会の時に mkgさんとしてたら 『あるよ。』 って。えっ? あるの⁉







さぁ、そうと決まったら下準備も急がなきゃ。残りの運転席側のアンダーコートもトンカントンカン叩いて剥がして、シンナーで拭いて。さび止めの塗装をして仕上げます。うん、悦に入る瞬間です。(笑)







まずは仮組みから。実際に車内で組んで位置出しをします。ちゃんとしたメーカーのものなら然るべき位置に収まるハズですが、中古品の場合、意外と歪んでいたりします。もともと組まれていた車体の状態や、その時の組み方によりますよね。今回も人間ジャッキでメインアーチをグ~って広げたり、左のリヤバーをう~んって引っ張ったりして位置を修正しました。







位置出ししてマーキングしたら、今度はボディ側の取り付け位置に穴を開けます。この14はこれをしたくなかったのでロールバーを躊躇してたのですが組むとなったら何の迷いもありません。チュン、チュン、チューンと次々穴を開けていきます。で、全ての穴を開けたらまた仮組み。穴位置がズレてないかの確認です。もうね、一つでもズレていたら全部バラシて車外に出して、修正したらまた車内に組み直して。もうね、結構メンドクサイけど仕上がりの良さのためならしょうがない。左右でクリアランスが違うとかヤダしね。(笑)







フロントアーチのパットはもちろんカット無しで。カットしても効果変わんないケド、絶対こっちの方がカッコいい。ただね、今回はここでドハマりして画像がありません。えぇ、精神的に追い込まれてそんな余裕が無かったです。なので画像は銀の時の作業のもの。中性洗剤バーとパットの内側にたっぷり散布しエアガンでぷくーっと膨らませたうちにスルっスルっ、と。この時のエアの抜き方とか移動のさせ方がポイントなんですが、それ以前にジョイント部分を乗り越える時に何度も裂けて… こころ折れかけました。マジで。(涙)







無事通し終わったら仕上げはジョイントの部分にカッターの刃をサクッと。
この瞬間が気持ちいいんですよね~







で、最後にオチが… 今回譲って頂いたロールバーは7点式だったのですが斜行バーが欠品しておりました。まぁ、ストレートのバーだし、作るか。と思ってたところウチのエースドライバーの 土屋よういっちゃんが 『あるよ』 って。えっ? あるの⁉ (笑)

で、大喜びしていたんですが合わせてみたら…



うん、やっぱ作ることとなりました。(笑)




Posted at 2022/03/16 22:08:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ

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何シテル?   08/04 05:46
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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