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三河屋ワークスのブログ一覧

2022年01月19日 イイね!

ボンネットの下準備。

ボンネットの下準備。基本的に外見は純正が好きなんです。ぱっと見ノーマルに見えるくらいの。白のカーボンボンネットも何のためらいもなくボディカラーに塗ったくらいですから。

でもね、今回の再生計画でどーしても純正で用意できなかったのがヘッドライトとボンネット。いやー、高いね! ある程度は覚悟してたけどびっくりしました。(笑)

そうは言っても無しってワケにもいかないもんですから在る物で用意をしたワケですが、こういうの選ぶのも時間掛かってしまうんですよね。





なかなか予算的にも限られているので中古のFRPの物とかないかなー とかいろいろ部品を探しているとどうせなら病が出てきてしまい、結局ボンネットは新品でカーボンをオーダーしてしまったのはこの前お話した通り。取り敢えず位置合わせだけは済ませておいたので今回はクリア塗装をする前の準備を進めます。

今回オーダーしたボンネットは親切にウォッシャーノズルの穴位置をケガいてくれてました。フツーは型を取った時の跡で何となく窪んでる程度なのですごく助かります。









大まかにドリルで穴を空けて棒ヤスリでちょっとづつ広げていきます。ちょっとづつノズルを当てがいながら様子をみてね。だってFRP素材なんて調子に乗ってるとすぐ削り過ぎちゃってスポスポになっちゃうから慎重にちょっとづつ進めていきます。












うん、パチンって節度感あるいい塩梅です。
よしよし、いい感じ。









次はボンピンの取り付けです。軽量ボンネットにボンピンは必須ですよね。ボンピンはエースドライバーの土屋よーいっちゃんが提供してくれたんですが、個人的にはこのタイプの物しが使ってません。確実だし、トラブル少ないし。何よりこのシンプルさが大好きです。









シルビア系って良いんですよ。大体いい感じの穴が最初から開いてるんです。位置といい、径といい、まるで誂えてもらったかのようにそこに居るんです。こりゃあアレですよね、どうせ使うんでしょ? ってメーカーの心配りなんですね。(笑)









ここからは少し手間になります。ボンネットって弧を描いて開閉しますので、単純な穴あけってワケにいかないんですよね。プレート取り付けの為のビスの受けを入れるスペースは要るけど大きく開けすぎちゃうと強度的によくなさそうだし。






一番慎重になるのがここから。表に出る部分ですからね、失敗したらキャー! ですヨ。しかもなるべく最小限に開けたいし。なので事前のボンネットの位置だしは念入りにやっておく必要があります。穴あけ位置はボンピンのロッドの先にタッチペンを多めに塗り、ボンネットを押し付けてやると位置が出ます。









裏側から穴を開けた後、ドリルの刃を寝かしてドリル刃の側面で削るように前後にうごかしてやり、これを次第に大きい刃に変えてやると結構いい感じになっていきます。最終的には棒ヤスリで仕上げてやりますけどね。











あとはプレートを固定するためのビスの下穴を空けたら下準備完了です。後はクリア塗装の塗り待ちです。このままでもしっかり磨いてあるのでキレイではあるんですケド、せっかくならキレイな状態を長持ちさせたいですもんね。









さて、塗り待ちの間にほかの作業も進めていきたいと思います。
だって絶対的に時間が足んないんだもん。

さぁ、がんばろ。



Posted at 2022/01/19 23:24:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ
2022年01月11日 イイね!

コンデンサー修正。

コンデンサー修正。関係者各位にお伝えした通り今年の走行会の開幕戦はちょっぴり早く開催します。
うん、いろいろと事情があってね。(笑)


でね、いつもより早く開催するってコトは準備もいつもよりペースを上げないとイケナイってコトです。
おぉ、今更ながらだけど… (涙)







もう準備って言うかさ、修理がまだ終わんないですよね。年末年始のお休みのうちにちょっとは進めるコトが出来るかな~ なーんて思ってたんですケド、実際は何にも出来ずで。いや、準備はしていたんですヨ。必要な部品も手配しておいたし。でも年末年始って、なんだかんだとやらなきゃイケナイこと増えちゃうんですヨ。普段の段取りの悪さを反省です。

インタークーラーやラジエターは大したダメージもなく ひと安心だったのですが、コアサポートにつられてコンデンサーが変形しラジエター接触してしまっています。放っておいて穴が開いてしまうと困るので もういい加減直しておかないとね。

まずは作業スペースを確保するためにラジエターを外してみると、             
ありりゃ、意外と大きく湾曲してしまってます。えー、これ どうやって直すのヨ。









そもそも、こういう修理やったことないので どうしよっかなー と考えてること数分。良さげなものが目に入ってきました。角材です。直接叩いたらグニャグニャになりそうだし、それより破損させてしまいそうで。こんな感じに当てがってコンコンとやってみたらどうだろう、と。









うーん、いいじゃないですか! 2種類の角材を使ってコンコンコン。平面が出るようにいろんな方向から何度も確認して叩いてやるといい感じに修正されていきます。思った以上のキレイな仕上がりに思わずにやけてしまいます。









ラジエターを降ろしたついでにエンジンのフロントカバー周りもキレイにしてやりました。この14、手元に来たときにはいろーんなとこから いろーんな物が漏れていて。(涙) タペットカバーからもオイルがダラダラと漏れていたのを直したんですが何度スチームをかけても届かないトコもあったのでこの際キレイにしてやりましょう。うん、キレイなエンジンは気持ちいいぞ。









お次はラジエター。本体は車体の見た目より損傷はなく漏れもないのですがシュラウドの取り付け部分が破損してしまってたので交換と、フィンの潰れを修正してやります。フィンが潰れて空気の流れが滞ると、どんなに立派なラジエターだって本領発揮出来ませんよね。分厚いラジエターにしてわざわざオーバーハング部分に重量物を載せてるんだから冷却効果は少しでも無駄にしちゃあイケナイんですよ。









無駄にしちゃイケナイと言えばバンパーから取り込んだ冷却風もなるべく逃しちゃわないようにしときたいです。意外とすき間、空いてるんですよね。コアサポートとラジエターの間、ラジエターとシュラウドの間。ホントは導風板も作ってインタークーラーのとこから持っていきたいけど、もっと簡単で確実な方法で塞ぎます。









別に大したコトじゃあないです。スポンジテープを貼ってすき間を塞ぐだけです。誰にでも出来ることでしょ。一応水濡れ対応のモノだけど百均の物だし。でも純正でも貼ってあるんですよね。ボロボロになってよく居なくなってるけど(笑) 自分の昔ボロボロになってみっともないなー と思って捨ててしまったら師匠のラリー屋の社長に怒られました。『こういう積み重ねが結果を出すんです』って。









人、モノ、カネ、注ぎ込めるもの全部。
それが出来る範囲のめいっぱい。

でも、『手間ひま』ってサイコーのスパイスもあるよね。


Posted at 2022/01/12 19:19:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ

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「世間さまが動きだす頃、無事帰宅。」
何シテル?   04/28 07:28
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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