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三河屋ワークスのブログ一覧

2019年10月30日 イイね!

繰り返し変化。

繰り返し変化。11月ね、すっごくすっごく忙しいんです。

余分なお付き合いが数回あったり、予定がまた変更になっちゃったりして。ホント、マジでヤベー感じです。

と、いう事で急きょ予定を組み直し今回もカーツさんトコでリフトを貸して頂いての作業となります。ジョナサンさんもお忙しい方なのでお仕事の邪魔ばかりしてはいけないし。リフトを使いたい作業は今日一日で終わらせたいと思います。





この14に関しましては数日で完全フルノーマルに戻せることを第一条件とし、三河屋的考えで最低限の手の入れ方で仕上げるのをコンセプトとして動いています。だけど… あまりに修理の部分が多すぎて寄り道ばっかり。(涙) バッキバキに割れてたドアトリムをエポキシで固めたり、ビリビリに破れたシフトブーツを交換したり、前オーナーがヘビースモーカーだったのでネトネトのヤニ汚れを落としたり… 走るコトには直接関係無いんですが結構気になってしまって、なかなかメインに移れませんでしたが今からはペースを上げていきます。



早速工場にクルマを入れると見慣れた14が。



こっちも急ピッチで進んでいます。





リフトに上げたらまずはデフ降しから。



ペラシャ切って、ドラシャ切って、マウント4ヶ所外せば あとは知恵の輪を抜いてくだけ。と、言うは簡単なんですがボルトが固ったいわ、デフは重たいわ。(笑) それでも昔は青空が基本だったので狭くて力の入らないのを知恵でカバーしたり、ジャッキの代わりにおなかの上に降ろしたりが当たり前だった時のことを考えると作業時間は大幅短縮です。





機械式のデフ自体はもう組み込んでありますが、組込んだケースが13系のモノ。ケースのフタが13と14では違いますので降ろしたデフからフタを移殖します。また、13系のケースのフロント側のマウントはブッシュを介さないリジットマウントになりますのでカラーをわざわざ入れる必要が無くなります。



フタをする前にオイルを入れておくと楽ちん。新品ガスケットだけでもいいんでしょうケド、自分はいつもベンガラを塗っておきます。念には念を。それに、いかにも 『開けたな…』 って感じででいいじゃないですか。(笑)

そしてオイルは安心のモチュール90PA。
間違いがありません。





デフが降りてメンバーが軽いうちに組んでおきたいモノがあります。メンバーカラーです。
うん、まぁ降りてなくてもそんなに関係ない気もしますケド。(笑)



シルビア系の部品の中でもトップクラスのコストパフォーマンスを誇る部品だと思うんですよね。値段に対して効果絶大。三河屋さん的には無いと気持ちが悪いくらいです。(笑) 特に今回は 『買ったけど付けませんでした。』 ってのを格安で手に入れることが出来ましたので大助かりです。





90年台あたりの日産FR車のメンバーブッシュはこの4ヶ所。



この頃の日産車はブッシュで乗り心地をごまかそうとしていた気がします。当時はごまかすつもりではなく、本気で考えた答えなんでしょうケド。でも、その結果がヤラヤラ腰砕けの乗り味じゃないかなと。リヤメンバーブッシュ、サスペンションアッパーマウント、テンションロッド。この3点を抑えるだけで相当変わりますもんね。ダイレクト感を求めるなら断然ピロ。ただし、ピロにもグレードがありますのでちゃんとしたものに限り、ですケド。調整機構が付いてるモノも多いですしね。でも、強化ブッシュも全然アリだと思います。日常使用がメインでたまにスポーツ走行くらいなら強化ブッシュの方がいいんじゃないでしょうか。何がいいってデメリットが少ないもん。調整しない調整機構はトラブルの元だし、不快な音や振動もありませんから。ひとクラス上のクルマになった感じで乗れますよね。





ついでにエンジンオイルとエレメントも交換しておきました。
最後に交換したのは暫く前そうだし、直前になってやれなくなっても困りますしね。



エンジンオイルも安心のモチュール。
間違いがありません。

でも… あっちこっちからオイル漏れが。(涙)
一回念入りにスチームかけて様子をみてみるコトにします。





あと、寄り道の原因だった室内も段々仕上がってきました。自分が室内で一番拘ってるのがメーター周りなんです。自分的に追加メーターってヤル気の源なんですよ。(笑) 必要な情報を瞬時に確実に。そのうえでなるべく最小限でシンプルに。せっかくの情報源が乱雑にセットされてたら、情報処理能力のあまり高くない三河屋さんは確実にパニクってしまいます。



うん、いい感じ。
純正の3連メーターはお飾り的な存在ですが。(笑)





実はですね、11月が忙しい一番の理由がガレージ三河屋および三河屋ワークス走行会事務局の移転準備があるんです。移転時期は来春なのですが現在部品庫になっているガレージ三河屋旧店舗側を解体しますので今月中旬には空にしないといけないんです。これがもう、どーすんのって状態で。(笑)



もともと父の車庫だった小屋なんですが、自転車から始まって、バイク、クルマのいろんなモノをバラしたり組み立てたり。青空じゃ出来ないような作業を夜中までやってました。そうそう、保育園児の頃には亡くなった祖父が乗ってた埃まみれのバイクに跨って妄想ツーリングをしてましたね。





さぁ、いろいろありますがひと月切りましたし もうひと踏ん張りフルブーストで!
コンマ6しか掛からないですケド。(笑)


Posted at 2019/10/30 20:28:32 | コメント(0) | 14 の小部屋 | クルマ
2019年10月23日 イイね!

つづける。

つづける。個人的にバタバタしてましてなかなか思うようには進みませんが、隙間のような時間を使って14を少しづつ仕上げています。

パッと集中モードへ入るのは得意な方なんですがいかんせん飽き性で。(笑) 同じことを繰り返すより、色んなコトを同時進行で進めてく方が性に合ってる感じです。

と、いう事で あっちやりかけて、こっちに手を出して、みたいな感じで進めているのなかなかカタチが見えてこないのですが一応確実に進んでいるようです。





今回のメイン作業は前置ICへの交換とフロントブレーキの交換。ICはボディ加工無しのターンフロータイプに、フロントブレーキはBNR32の物を流用します。

ICはね、クロスフローのをドーン!と置きたいところですがこのクルマはボディ加工無しでいきたいのでクロスフロータイプのICやロールバーなどはメニューに入れれないんですよね。なのでポン付け容量アップの15純正にするつもりだったのですけど、たまたま欠品無しの物が安価で出てたのでポチッと。だって、前置ICってカッコいいんだもの。(笑)





何はともあれまずはバンパー外しから。いや、あれですね。180に比べたらなんて脱着が簡単なんでしょう。180と言うよりリトラ車と比べたらですかね。FCは180とほぼ同じでしたから。よって特に問題もなくサクサクと。







クーラーコア本体はこんな感じ。



もう少しグイッとサイズが欲しくなりますがボディ加工無しのままパイピングの取り回し考えるとコアサイズはこれくらいになってしまいますね。





問題はこのパイピング。



どの順番でどの向きに付くのか考えるのに一番時間が掛かりました。後になってみるとパイピングの太さの違いやステーの位置で分かるんですけど、思い込みで取り回しを考えてしまうともう大変。(笑) 柔軟な発想が大切ですね。





正解はこんな感じ。









いや、いきなりじゃ わかんねぇから。こんな取り回し。(笑)
スゴいですね。蛇のようにうねってます。
しかし長いなー










で、もう一つ作業してきたのがフロントブレーキ。もともと車両に付いていたローターがもうイカン状態になってまして、過去に 『下り4速全開ノーマルパッドパキンで福ちゃんに何も言えなくなった事件』 を起こしてます三河屋さんはこれ以上ブレーキネタを作ってはならないのです。(笑)



用意したのはBNR32用。R32 GT-R 純正、非ブレンボですね。



ローターはもともと持っていましたのでキャリパーのみ用意しました。しかしこれも高い高い。FCの時にFDキャリパーを用意した時にも感じたのですが、上級モデルのモノでなくても結構な金額になってきてます。



14の場合フルードラインがそのまま使えるのですが、せっかくこんなモノがストックであるのでキャリパー側にちょっぴり加工をして一緒に組むことにしました。探すといろいろストックが出てくるんですヨ。(笑)





片持ちキャリパーと住友系キャリパーのブレーキラインは接続の仕方が異なります。これを13の物に合わせる為に台座の部分をオイルストーンでさらい平面を出してやります。





それとバンジョーボルトを3mmほどショート加工。サンダーでアタマを飛ばして、切り口のネジ山を丁寧に再生してやります。これ丁寧にやらないとアルミのキャリパーが鉄のネジでやられてしまうので念入りに。ダミーナットにスルスル入るまでしつこくやります。



メンドクサければ市販でも売ってますのでそれを使うのも手ですが純正なら2個セットでも500円でおつりがきますのでね。銅ワッシャー2枚重ねって話も聞きますが個人的にはおススメしません。余分なモノは確実にトラブルの元となります。





で、完成の図。



外径が280から296と少し大きくなるのでバックプレートの逃げ加工も必要ですが、そんな大幅アップではないので手曲げ加工十分いけます。でも、この16mmの差が結構アレなんだよな~



リヤはこんな感じ。



バランス的にはホントはこっちこそサイズアップしたいんですよね~ 
でも今回はこのままでいきます。









必要なところにはしっかりと掛ける必要がある。
でも知恵と手間で抑えれるところも結構ある。

どこまで目指すかにもよりますケド。

ただね、簡単な話でもないんです。人さまに用意する物が用意出来ないなら自分の知恵と手間ひまで補うことも可能ではあるのですが、やるべきことをやった上での残った時間でいつもいつもクルマの事を考え、毎日のすき間のような時間を使って作業をする。言ってしまえばクルマ馬鹿ですよ。でもやるなら馬鹿になるまでやってみたいし、それを続けるのって軽々しく言えるほど簡単なコトじゃあない。

やりつづけたヤツだけが見れる世界。
見てみたいじゃないですか。



興味のない人からしたら ただの馬鹿なんでしょうケドね。(笑)


Posted at 2019/10/23 23:00:51 | コメント(3) | 14 の小部屋 | クルマ
2019年10月12日 イイね!

新プロジェクトスタート。

新プロジェクトスタート。台風、心配ですが皆さん大丈夫でしょうか? 特に関東の方々は非常に気になります。何もなく無事に済んでくれればいいのだけれど… ちなみに西三河山間部は今のところ何ともなく、このまま過ぎていきそうです。


みんカラの方はどうにもこうにもアレがコレで放置気味になってしまってますが、裏では暗躍しています。と、言いますかブログを書くヒマがないくらい色々と動いています。




オトナの事情で非公開のニューマシン

E-S14 シルビア K’s エアロSE
うん、14ターボですね。



色々事情がありましておおっぴらには出来ないのですが、ほぼフルノーマルでワンオーナーのこのクルマ。無事故距離少と魅力的なクルマなんですが、ちょっぴりメンテをサボってしまった20年超の個体な為なかなかになかなかです。(笑)

銀の時も、FCの時も、車両制作には基本コンセプトがありました。最初の予定と全く変わることもありますけど。(笑) で、今回の14の基本コンセプトは 『完全にフルノーマルに戻せる範囲でどこまでいける?』 です。『完全にフルノーマルに戻せる範囲でどこまでいける?』 っていうのがポイントで、このクルマは最終的には処分するつもりでいます。つまり白や銀のように長くは使用しないということです。

前回の白のブロー&FCの一件でハッキリわかったことがあります。いろんなクルマに乗ってみたいけど、最後に残るのは白だけだな、と。で、白に乗り続けるという事はその改良版である14や15は避けて通れない相手になる。その確率は高いワケです。だったら14のことをよく知るには実際にオーナーになって乗るのが一番。そう考えたんですよね。

もちろん今までに14を乗ったことは幾らでもあります。ターボもNAも。でも他人さまのクルマですしね。ひざを突き合わせてじっくりと付き合ったワケではないんです。それに、もうだいぶ前のことですから今の自分だったらどう感じるかというのも非常に興味があります。でも自分が興味あるのは走る14ですから、ノーマルのままってワケにはいかないですよね。







と、いうことで三河屋的評価をする為に、脚、デフ、吸排気くらいは手を入れるコトにします。

まず用意したのがシャコチョー



まぁ、何と懐かしいGABの4段8段です。これのノーマル形状の4段8段を使ってたことがある人は結構なアダルトチームですね。私も使ってましたケド。(笑) これが意外に程度がよく減衰の変化もキチンとあるので採用です。ただ、組まれていたスプリングがちょっぴり好みでなかったので交換します。



手持ちのスプリングの中からどれがいいかな、と。
こういう事があるからガラクタが片付かないんですヨね。(笑)



用意したのはクスコの8K、6K。ごくフツーのものです。
フツーでいいんです。



それとバンプラバーが居なくなってしまってたので用意します。
バンプラバーは要ると思うんですよね。車高とスプリングの自由長も考えなければイケないけど最後にググッって。



これもストックの中から選んだものをシャフトのサイズに合わせて調整します。



と、いう事で組み上がりました。
仕様変更前後比較です。








次はデフ。GTではなく定番のニスモ機械式2WAYです。



デフケースごとだと高っかいんですね。ビックリしました。また一段と相場が上がってる気がします。ケースなんか3セットも転がってますので中身だけで十分です。



流用天国の日産ですが、デフに限っては少し注意が必要です。同じR200でもサイドギアのセレーションが3種類、リングギアボルトも3種類、それによってサイドフランジが10種類くらいでしたっけ? ファイナルが選べる利点がありますがABSの有無や、ブッシュの有無。キャリアにも種類があって、知らずに用意してしまうと付かないんですよね。





ファイナルは今回ノーマルの4.1を用意しました。白は4.3、銀は4.6を使用していますので、必要に応じて一つ4.1があったら使い回せるかなと思いまして。





シートレールはセミバケ用を1円で落札し、手持ちのサイドステーを溶接しました。
このサビ錆びのヤツに





これをバチバチっと。





サビ止めに塗装をしたらこんな感じ。



相変わらず溶接はキレイじゃないけど、ガッチリは付いてるんでヨシとします。







あとは、こんなものとか、



こんなものとか。



なんとかあるもので用意したり、まだまだ使える物をお買い物上手に用意しながら準備していこうと思っています。
予算は相当に限りがあるけど、安かろう悪かろうなモノなら要らないし。



11月の走行会、間に合わせたいなー
間に合ったらかまって下さいね!


Posted at 2019/10/12 20:46:15 | コメント(3) | 14 の小部屋 | クルマ

プロフィール

「この時期、早朝の裏山で気を付けないとイケナイのは突然の濃霧と子鹿(モリノオトモダチ)の群れだ。裏山に棲まうというのはそういうコトだ。が、多すぎるって(苦笑)」
何シテル?   09/01 07:39
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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