• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

三河屋ワークスのブログ一覧

2022年06月21日 イイね!

ファイナル変更、すり合わせ。

ファイナル変更、すり合わせ。さて、前回のブログで書いた通り全く仕事をしてくれなくなったデフ。
うーん、働き方改革か? これがお前の働き方改革ってヤツなのか? と14に向かってブツブツつぶやいてましたが答えてくれるワケありません。

うん、クダラナイこと言っててもしょうがないのでバラすことにします。

と言っても三河屋さん、本物の素人ですからデフを組むことは出来ても、デフのセッティングは出来ません。そもそも中身のことだってキチンと理解してるか怪しいモンだし。そうしたらもうその筋の方に頼むしかないですよね。その筋の方にね。



取り敢えずね、キャリアごと車体から降ろします。最近はリフトを借りて楽ちんに作業をさせて貰ってたんですが組み直してもらってる間ずーっと間借りするワケにはいきませんのでガレージ三河屋内にてウマを掛って久しぶりに地べたに寝そべって作業をすることに。もうね、久しぶりだとメンドクサイことだらけ。力は入らないは、工具は引っ掛かるはだし。最近、楽してたんだなぁ。






師匠のトコに作業をお願いするのは2年ぶり。前回白のエンジンをやり直して以来。基本、予算がだいぶ少なめな三河屋さん。工賃を浮かせたいのと自分自身のクルマのことを理解しておきたいという欲求から自分の手を汚すことが多いのですが、実はプロにお任せした方がいいってこともよーく分かっています。ちょっと齧ったくらいのヒトがプロの仕事に対して、たったあれだけの整備であんなにも工賃を取ると言う。これぐらいの整備なら自分でもやれると言う。やり方を教えてくれたら、工具を貸してくれたら。そういうコトの積み重ねが工賃なんだし、それ以前になぜそれが必要なのかそこに行き着くのにも色んなモノが掛かってんのにね。謙虚な気持ちを忘れちゃあ、その先の世界が見えてこないんだよ。ってね。



持ち込んだ翌日には『出来たヨ』と連絡が。基本的にお任せで。どんな使用目的で、どんな乗り方をするか。言わなくても分かってる間柄だから余分なことを口出ししません。ただね、ファイナルは4.3に変更しました。うん、久しぶりに4.1を使ってみたけど、やっぱイマイチしっくりこないんですよね。さぁ! って時の一歩が遅れるというか。バラして分かったこともありました。同じデフでも中身が変わってきていること。時代の流れでしょうか、流行りなのでしょうか。それが今の時代の主流と言われればそうなのかも知れませんが、それが自分にとってのベストとは限らない。自分の走りのイメージ、それを具現化するためにプロが必要なんです。そこまで求めないなら吊るしで十分でしょうケド、ダメなんです。止められないんですヨ。





機械を自分にいかに合わせるか
自分と機械の距離をいかにツメるか
セッティングはそーいう微調整なんだヨ

全てのパーツのポン付け状態を8割とする
実はそれがいちばんかもしれない
手間も少ないし 結果もそれなりにある

そこからセッティングでパーフェクトの10割をめざす
一歩間違えば果てしないドロ沼だ

限りなくベストをめざし 自分もまた機械に合わせてゆく
ドコかに必ずあるピンポイントをさぐり いってもどっての繰り返し

それを楽しいと思えるのか
それともキツイと思うのか

人それぞれ
その走らせ方しだいだろう




北見さんのことばには
ホントに重みがある







最後の仕上げは自分で。サイドシールを打ち換えてオイルを入れて。4.3のファイナルを使うのにABS無しのキャリアごと準備したので長さ合わせのスペーサーとついでにリジットマウント用のカラーを組んでおきました。こういう部品が出ているのは非常に有難いです。これで手持ちのR200の機械式デフは全てABS無しのキャリア。ファイナルは4.3と4.6。三河屋三兄弟、どれにでも入れ替えて使うことが可能です。走り続けようと思うと、こういう準備ってあっていいと思うんです。











あと一歩、もう一歩。
ヒト、モノ、カネ、
『出来る範囲で』は、今の自分の可能な限り。
いってもどっての数パーセント。





おーい、既にドロ沼の大ベテランの気がするぞ(笑)


Posted at 2022/06/21 22:51:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2020年08月13日 イイね!

狭き道をゆく。

狭き道をゆく。エンジンブロー発覚から約1年半。
ようやくここまで辿り着きました。



いやはや、
ホントに長かった。






エンジン自体は去年の夏には組みあがってたんですよ。
ベースエンジン探しには少々手間取りましたが
加工屋さんからは思ったより早く仕上がって帰ってきましたし、
エンジンも本職がお忙しいなか社長が組んでくれましたし。









いろいろと放ったらかしな部分をこの際まとめて手直ししたかったので
一旦引き上げてきまして再入庫したのが年明け直ぐ。
そこからが長かった。







内容的には仕方がない事ばかりなんですけどね、
セッティングに出る準備までに4か月。
もうね、ヌシの如く工場の奥に鎮座しておりました。(笑)







そこから 『今晩あたり行きますか。』 と、日にちを決めてから10回近くの延期… 
最後の方なんて社長と二人で 『お祓いでも行きますか?』 なんて会話も出てきたり。(笑) 







1年以上乗ってないとですね、正直なところセッティング時にちゃんと踏めるんだろうか… そんな心配も実はありました。普段の練習用も同じ180、と言っても NAモデルだし。最近乗り出した14はターボと言ってもNCVS不調のノーマルだし。カラダが、目が、ついていけるかなぁ って ちょっぴりビビリも入っていたりして。老眼もだいぶ進行しましたからね。(笑)







メーターと睨めっこしながら指示された数値を右足の側面をパネルにそっと当て、親指で調整するような乗り方は普段やってないとホントに難しい。でも、実際セッティングに出てみますと思いのほかカラダは覚えているようで、スピードに対してそれなりに反応出来てそうです。

今まで何台ものクルマをセッティング時のドライバーとして乗せてもらっていろんなことを勉強させてもらいました。慎重に、確実に、間違いが起きないよう細心の注意を払って… でも、今回はそういうワケにはいかないんですよね。自分のクルマだと、このクルマだと冷静になれない。いや、すごく冷静なんだけどヤラれちゃってるというか…





負圧域から正圧域へ。
跳ね上がるブースト計の針に連動するタコメーター。

景色が変わる。



とうとう戻ってきた。
またこの世界に戻ってきた。

メンタルな部分だけでも、
メカニカルな部分だけでも立ち入れない。

同調しなければ棲み処と出来ない
そんな世界に戻ってきた。

時代じゃ無かろうが、どうだろうが
そんなことは関係ない。



そんな感じがした夜でした。


Posted at 2020/08/13 21:04:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2019年08月15日 イイね!

鼓動ふたたび、そして一時帰宅。

鼓動ふたたび、そして一時帰宅。ここ暫く今までにないくらいの忙しさで回っていて、気が付くと前回のブログからもう1ヶ月以上も経っていました。

何シテル? には上げましたがおかげさまで白のNewエンジンは無事始動し、慣らしまで終了しています。

一気にFコンの実走セッティングまでいってしまいたいところですが、夜中でも暑いし その前に自分でいろいろと手直ししたいところもあり 一回引き揚げて参りました。





今回で3機目となる白のエンジンですが、実は初のフルO/Hとなります。内容としましては前回でも申し上げたように特にスペシャルな事をするわけではないのですが、超が付くような熟練の加工屋さんと、超が付くようないろいろとスゴい社長にお願いしてるワケですから魂が入らないワケがありません。










一瞬ね、もうこのままでもいいかな、って思ったんです。フツーにエンジンが掛かって、フツーに乗れて。なんだかんだ言いながら特別な存在なワケだし。だけどそういうクルマじゃないんだよな、と。だって慣らしに出掛けて行った白の後姿にどうしようもなくゾクゾクしましたもん。







スペシャルなことはしない。と、言いながら、
どうせなら… と、結局 悪い蟲が騒ぎだし、今回カムは入れときました。



まぁ、今更感が無い訳でもないですが 実は白、今までカムもバルタイもノーマルのままだったんです。しかもストッパーさえ入れてないというチューンドSRにはめずらしい仕様だったんですよね。これでやっと人さま並みになれたかな。(笑)





取り敢えずのデータしか入ってませんので3,000回転も回してませんが、明らかに今までと違う白。
素人の三河屋さんでもわかるくらい荒削り感満載なのに その奥にある芯の感じは… 
うーん、なんて言ったらいいんだろう。



足元も覚束ない産まれたての獣。
きっとそんな感じ。



うん、三河屋さん山の子ですから。(笑)




Posted at 2019/08/15 14:31:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2019年07月03日 イイね!

ジミ系ストリート仕様。

ジミ系ストリート仕様。前回のブログでもお話しましたように事は既に動き始めているのですが、その分 なかなかやるコトが多くて筆不精になっています。


エンジンブロー。
嬉しい話ではありませんよね。

ある意味、機械を機械として見れない部分もありますし、まぁ あんな感じでブログを書いてしまったものですから何人かのお友だちからは心配して直接お電話頂いたりしてしまいまして。



ご心配お掛けして申し訳ない気持ちと同時に、気にして頂いて有難いなという気持ちになりました。でも、こうやって文章にしている時点でもう気持ちは切り替わっています。結構、立ち直りは早いので大丈夫です。(笑) 





ブローしたエンジンはヘッドとブロックが再使用不可の状態、つまり 全損でしたのでベースエンジン探しから始まりました。このエンジンも最初のエンジンをブローさせた為ベースエンジンとして分けてもらったものだったのですが、師匠の工場に置いてあった極上ものを前オーナーから2万円で譲ってもらったもの。当時はそんな程度だったんですよね。処分するならちょうだい、って感じで。で、探してみたら高いこと! 素性の知れない物にこんなには払えんわー って。スカG用に26を用意した時も自分が買った直後にあり得んくらい高騰したのを思い出しました。

でも、ベースエンジンがないコトには始まんないし、困ったなー と、思っていたところ
『三河屋さん、SRありますよ。』 と。







オーナーはNKDくん。『今のところ使う予定も無いし、三河屋さんが使ってくれるなら。』 と嬉しいことを言ってくれます。こういうの、正直 涙出そうになりますね。余ってるワケでもないのに。ウチの料理長の昔からのツレの子で、自分とも10年以上のお付き合い。走行会の常連さんでもあり、カート上がりのシルビア乗りです。



無理を言って最短の日程で予定を組んでもらい、
ウチの4WDミッドスポーツで引取りに。(笑)





そのまま師匠の工場へ直行。新旧エンジンのご対面です。







10年程寝かせ熟成させていたのと降ろす前に少々音が出ていたとのことでしたが、全バラし各部寸法等をチェックしたところ大きな不具合はなさそうです。音の原因もおおかた判りましたが今回は全バラO/Hですので特に問題なしというところ。







今はシリンダーヘッドが加工屋さんから上がってくるのを待っている状態です。既にガスケットやメタル類は手元に届いております。まだ諸事情のためNEWエンジンの仕様は確定してはいないのですが、基本的には今まで通りジミ系でいきたいと思っています。(笑)

燃焼室、シートカット、ポート加工等ヘッド側がメインで腰下も含めフルO/Hでいきますがスペシャルパーツは特に使いません。ピストンもノーマルのまま、組んでしまえばもう見ることがないところばかり。







掛けたモノの割にジミなエンジン。自分はそれでいいんです。ワンチャンス仕様でもないですし、スペシャルパーツを使ったハイスペック自慢仕様。そんなクルマしたいワケではないですから。

めいっぱい走って壊れないコト。
それがストリートカーとして自分が求める究極形です。





そう言いながら今回のエンジンが3機目なんですケドね。(笑)






Posted at 2019/07/03 19:07:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2017年01月19日 イイね!

イメチェン、2017仕様。 ~ 続編

イメチェン、2017仕様。 ~ 続編昨年末にエアロを組みだした銀。乗り手のスキルアップの為手元にやってきたので なるべく手を入れずに… と、思っていましたのから 外装に関しては更に後回しでノンエアロのまま暫く乗ってきました。

GTウイングは付けれるようにしてはありましたが実はノンエアロもなかなか気に入ってたんですよね。壁のようなギャップのあるコーナーやジャンプの為に縁石引っ掛けてもスポイラーを割る心配が無いわけですし。(笑) それにエアロ無しの180なんてまず見ないですから。

でも、基本的に純正フルエアロってスタイルが… 
好きなんですよね~



コソコソと少しずつ揃えてきた純正&純正形状エアロ。このまま無しでもいいかな~ なんて思ったりもしましたが付けてしまえばやっぱカッコいいじゃん! ってなり、そうすると だんだんリヤがさみしくなってきて…  




まぁ、結局こういうことになるんです。残念ながら堪え性がないんです。(笑)
年末のフロントに続いてリヤディフューザーの取り付けです。







リヤってフロント以上にメンドクサイんですよね。フロントは元々そこに他のモノがあったのでそこを基準に取り付け部分を追加してやればいいのですが、最近のクルマには結構フツーに付いてますが、この頃のクルマは無いのが基本ですもんね。車体の下にディフューザーを置き、ステーの取れそうなトコを探します。





車体の下に潜り込み位置出し&仮組みを繰り返し、マフラーの逃げも作ってやります。よし、これで本組みだ と思ったら、どうにもペランペランとしなってしまいます。一応FRPを貼り重ねる時に補強した感じはありますが合計9ヶ所でステーを取ってもペランペランと。ダメって程ではありませんが、まぁ 値段なりと言いますか… いえいえ、極限まで軽量化した結果ですね、きっとね。(笑)







せっかくの(笑) 軽量ディフューザーですが 自分はストリートユースなので ちょっぴり補強を追加しもう少し耐久性に振ってやりたいと思います。元々 薄い造りだったうえにマフラーの逃げをカットしましたのでたくさんステーを取ってもペランペランしてしまうのはしょうがないんでしょうね。用意したのはアルミのアングル材。ステーで使用したアルミの平板より薄くて細い物ですが、平板と違い しなりやねじれにも強そうなので、それなら少しでも軽い方がエライかな~ と。加工が楽で材料単価が安いってのもありますケド。(笑)



ペランペランしてるところにアングル材を渡し位置決めをします。
曲げ部分はカットせず切り込みを入れてグイッと曲げ ガムテで仮留め。





あとはドリルでアングル材ごとディフューザーに下穴を開けてリベットでバチンバチンと。
やるとやらないとでは結構違うんですよね。
多少大らかな造りのものでもある程度なんとかなってくれます。





はい、こんな感じに。




黒いパネルにチラリと見えるリベットのアタマがシルバーのアクセント。
どうでもいいトコですが、なんとなく好きです。(笑)







ちゃんと空力のコトを考えたら路面とこんなに離れてちゃどうなの? って感じですよね。
そもそも形状もアヤシイし角度もアヤシイし。(笑) 
でもフロント同様無いよりマシってことに期待を込めて。




まぁ、自分好みの純正プラスαのスタイルになったので
それだけで結構満足なんですケドね。(笑)




Posted at 2017/01/19 23:02:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ

プロフィール

「山頂付近はすっごい濃霧。ハードだわぁー」
何シテル?   08/04 05:46
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

愛車一覧

日産 180SX 日産 180SX
そのとき、その刻 の目一杯を共にしてきた腐れ縁です。 既に取り返しがつかない程の満身創 ...
カワサキ GPZ900R カワサキ GPZ900R
30年越しの想い。 40周年の年にオーナーに。
カワサキ Ninja ZX-25R SE KRT EDITION カワサキ Ninja ZX-25R SE KRT EDITION
ずっとクルマに夢中だった。 でも、ずっとバイクに乗りたかった。 いくつになっても始めら ...
日産 180SX 日産 180SX
FRベースアップ計画、というか180の乗り方再開発車両としてやってきたフルノーマル後期N ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation