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三河屋ワークスのブログ一覧

2023年07月25日 イイね!

増上慢苦。

増上慢苦。もう2週間ほど前の話です。



いつも通り4時過ぎに起き、革ジャンの袖に腕を通す。
日の出頃には裏山に到着してゆっくりと走り出す。

先日交換したフロントタイヤの皮剥きもとうに終り、
新しいオイルのおかげでエンジンは軽やかに回る。
否が応でもテンションは上がってくる。





折り返し地点。
しっかり回し切って 2、3、4。


少しバイクの事が分かってきた。
荒れた舗装、うねる路面。
のんびり座ってたら跳ね飛ばされてしまう。
力強く柔軟にステップにカラダを預ける。





軽いブレーキで4から3。
寝かし込んだバイクをアクセルオフで右へ切り返す。


技術的な問題じゃあない。いや、もう全然それ以前のコト。
無事に帰るための掟を忘れて裏山の神から指導を受けた。
そんな感じです。





大事なコト。
いつもいつも口に出しているのに
すぐ忘れてしまう。

すぐ思い上がって調子に乗る。
今までだって何度も痛い目に遭ってるのに
いつまで経っても反省出来ない愚か者。

倒れたバイクの傍らから
森の奥に裏山の神を見た気がした。





鎖骨と、肋骨4本。
絶対イジられるなぁ…


Posted at 2023/07/25 15:05:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2019年06月30日 イイね!

MAX LIMIT

MAX LIMIT実は少し前から気付いていました。
付き合い長いですから。


こういうクルマですから
気持の上で覚悟は常にありましたし、
実際少しずつ準備もしていましたし。

最近、ちゃんと走らせたい
そう思う気持ちが強くなってたのも
近い将来のこういう事が分かってたから。



でも、もう少しだけ先の話であって欲しい
そうも思っていたんです。





最後の最後までナンバー付き車両らしく
自走で師の元へ。

油水温、油圧 問題無し、
ブースト、アイドリング 共に安定。

でも、やっぱり何かが違う。





ブローです。

















18年、白のエンジンを開けたのは18年も前の事。
チューンドエンジンが18年間現役を張ってきたのは
立派なものじゃないでしょうか。

白が出る時は何時もそういう時。
クルマへの負担も相当なもの。





FCも手元に来ましたし、
取り敢えず自分でバラしてゆっくりと…

そうも思ってもみたのですが
白にそのイメージが湧いてくる事はなく。

また、白のエンジンを降ろして
はっきりと分かったこともあって。





理想のクルマでもあり、
想いの乗った個体でもあるのですが

FCを処分する事に決めました。

















事は既に動き始めてます。
私に近い方々のご厚意を頂いて。

こういう事が起こった時に
改めてそういう方々とのご縁を有難く思い
自分が出来る事をじっくりと考えたりしています。



出来る範囲で…

人によって解釈の違いがある言葉。
人、モノ、カネ、手間、時間、意識、
つぎ込めるもの全て、めいっぱい。

同じ言葉でも全く違う意味を指すなんてことがあるとは知らず。
でもやっぱり自分の言葉の意味でしか自分は動けず。



好きだから。

確かにその気持ちは根底にあるけれど、
いまの自分には走り続ける理由(ワケ)が他にもあって。















MAX LIMIT

昔、聞いた事のある言葉。
なんとなく浮かんだだけで、きっと深い意味はない。

当時安っぽく感じ、
意味として成り立っているのかもアヤシく眺めていたその言葉。

ふと、今になって繋がったその言葉を思い出し
なるほどな… と、ひとり。






Posted at 2019/06/30 00:52:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2018年07月20日 イイね!

夏の景色。

夏の景色。銀に乗ろうと駐車場まで行き、フロントバンパーからチラリと見えるオイルクーラーを見る度に 『あー、』 と、いう気持ちになります。うん、つまり毎日です。(笑)

思い起こせば春先あたりからずーっと忙しい感じが続いていて、夏が来る前には終わらせたいなー と、思っていたオイルクーラーの取付が終わる前にとうとう梅雨明けしてしまいました。ある意味予定通りです。(笑)

と、このブログも書き出して 早2週間は過ぎてますが...



そんなちょっぴり忙しいアピールをしながらも裏山通いをしてるって事はホントはそんなに忙しいワケではないのがバレバレですが、走り回ってますと最低限やらなきゃならない事も出てきますよね。

と、いうことで行ってきましたオイル交換。
向かった先はやっぱりカーツさんです。





エンジンオイルとミッションオイルは少し前に交換しておいたのですが、デフオイルだけなかなか交換出来ないままきてしまってて。いやね、分かってますよ、機械式のデフにとってどれぐらいオイル交換が大事かって事は。25年以上機械式デフのユーザーやってますと何種類ものデフと付き合ってきましたし、何回でもバラしてきましたから。分かってるんですけど、いろいろとオトナの事情ってモンがあるんですよ。えぇ、ただの言い訳です。(笑)







いい加減やっぱり気になってしょうがなく、当日の朝一でカーツさんに連絡を取りリフトとオイルを手配。ホント、いつも突然で申し訳なくなってしまいますが、カワイイ後輩のワガママだと許して頂いてます。(許してもらってると思っているのは三河屋さんだけ、と言う感じもしないでもないですが…)

リフトに上げてドレンを抜くと、サーって感じでオイルが流れていきます。
かなりの感じでシャビシャビです… 
もうね、あかんわー 人さまに偉そうなこと言ってられませんね。







いつもは面倒くさいけど雰囲気が好きなのでベンガラをよく使ってますが、持ってき忘れたのでカーツさんにシールテープを分けてもらいドレンを締め新しいオイルを入れていきます。デフオイルは20年来のモチュール信者でしたがここ数年は 『COSSDO』 を使用しています。これがなかなか具合が良いんですよ。えっ、知らない!? 『COSSDO』 を!? 
『COSSDO』、カーツ オリジナル スーパー スペシャル デフオイル ですよ。今、命名したところですから二度と聞かないで下さいね。もうたぶん答えられないですから。(笑)

ふざけた名前を勝手に付けてしまいましたが、中身はちゃんとしたものです。オトナの事情でお答えは出来ませんが某有名メーカーと中身はほぼ同じです。ペール缶が無地になってブランド料が掛ってないだけでコゾーのサイフに優しくなっています。

若い頃、よく 『安いオイルでいいから こまめに換えろ。』 と言われましたが、それはちょっと違うと思うんですね。かと言って立派なオイルを入れてももったいないからなかなか換えないってのもどうかと思うし。ちゃんとしたモノを必要な時期に換える。それが金銭的負担が少なかったら更にいいですよね。こういう事を続けていこうと思ったら、そういう環境を整えることも必要な事なんじゃないかな、と。







さて、せっかくリフトアップしましたので、久しぶりに下回りの点検もしておきました。銀に入っているデフは低速時に結構ゴキゴキきますので駆動系に緩みが無いかも見ておきます。緩んでいたコト無いけどさ、駆動系緩んでいたらコワイじゃん。他の部分で緩んでて、走行中に脱落してコワイ思いをした。なんてこともありましたから。大人しく走ってるワケでもないし、念入りに見ておいて悪いコトはないでしょ。こういう部分はある意味ビビリなくらいでちょうどいいと思ってますので。





カーツさんを後にし、近くの裏山をフラリとドライブ。
オイル交換した後って、やっぱり乗ってて気持ちがいい。







また夏がやってきました。
季節が巡るのがホント早く感じます。

自分は直接関わりのある方ではないのですが、共通の知人の方からある人のお話しを伺いました。三河屋さんと違い若い頃から表舞台でも活躍されていたのですが、元々は同じく裏山を根城とする方。最近はどうしてるのかな、と思っていたところ今でも現役との事で。

長い間続けるということは 止めてないということとは全く違うこと。
長い間で培った匠の技で雰囲気は作れても自分自身はごまかせない。

陰日向なく日々の積み重ねを黙々と。
ひとつひとつは取るに足りないような小さなことでも、やり続けた者しか見れない景色が必ずある。

大事なことは今も昔も変わらないですよね。


Posted at 2018/07/20 21:06:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2018年05月21日 イイね!

視点。

視点。昔から多趣味な三河屋さん。
ひとり草野球(笑) から始まって、坊主アタマの中坊からバンド活動にのめり込んじゃたり。


その中でも確かにクルマは特別であり、自分のつぎ込めるモノをつぎ込めるだけつぎ込んだ白に乗る時は結構気軽な感じでは乗れなくて、裏山に着くまでにじっくり時間掛けてすり合わせをしていきます。

じっくり時間を掛けてすり合わせることによって他のクルマは考えられ程の一体感を感じますし、気持ちが昂っているのに 意外に冷静だったりするんてすよね。



よく若いコに何かを真剣にするときには環境の整える大切さをエラそうに語ることがあります。でも、それはパーツだったり工具だったりの物質的な意味ではあまり話してはいないんです。有るに越したことはないのかも知れませんケド。自分の悪いクセで最後まで語らないから勘違いされてしまい易いんでしょうが、大事な事って全部話しちゃったら落とし込むことが出来ないと思うんですよね。



先日も 初級者、中級者、上級者 の違いをエラそうに語ってきたのですが、上に行くほどその差は目に見えるモノではなくなってくるんじゃないかなと思うんです。

様々なテクニックを駆使してあんな事か出来る、こんな事が出来る、ってゆーのが上級者と思われがちですが、本来使わなくてもいい場面でもその高度なテクニックを披露しなければならない状況に陥ってしまうようだったら それはどうなんだろ… とも思ってしまうんですよね。そもそも不用意にそういう状況に身を置かない。周りの状況をよく理解し必要な場面で必要なモノを引き出す。そういう事が出来るようになれたらな、と。

もちろんそういったモノに対して御座成りな気持ちで向き合っていたら始まるモノも始まらないとも思いますケド、自分の考えでは高度なテクニックやハイスペックな機材はあくまで表現する為に必要なもので手段の一つであって目的じゃあ ないんです。
これって音楽にも通じるところがあるような気がするんですよね。最近お気に入りのプレイヤー。敢えて開放弦を織り交ぜることによってゲインフルアップの時には気付かないニュアンスの違いが堪らなくカッコ良かったり。そのフレーズを弾けるかどうかではなく、その音を思いつくかどうか。そういったレベルのお話。





クルマを擬人化して表現する。よくある話です。自分もそういう部分ありますが、基本的にクルマはキカイですから入力されたものに対して反応をするワケです。クルマとの気持ちのズレを感じるならそれはクルマ側の問題ではなく、乗り手側のズレ。クルマに乗り込むまでの自分を取り巻く様々な事柄。そういったモノの中に蟠りがあれば、クルマの動きにギクシャク感が出るのも当然のことじゃないかなと。



挙動の乱れは心の乱れ。
環境作りって単純で難しく、そして尽きることがない悦び。





えっ、三河屋さんですか?
自分の事は棚に上げて… に決まってんじゃないですか!

イイんですヨ。
オトナの特権です。(笑)


Posted at 2018/05/21 17:26:35 | コメント(6) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2016年09月20日 イイね!

環境整備。

環境整備。基本的にお休みは平日の三河屋さん。子供たちも大きくなったし、もともとトモダチも少ないので(笑) 大体ひとりでクルマと戯れ過ごしてます。

三河屋さんの休日は数日前から始まります。休みに入る前にはどのクルマの何の作業をするか優先順位を考え段取りを組んでやらないといけないからです。仕事の段取りは苦手ですケドね。(笑)

さてさて、お休みのお父ちゃんの時間は限られています。自宅とガレージ三河屋が少し離れてますので移動時間を考えながら朝の家事を済ませておかないと。短いのは夜だけじゃないんだゼ。(笑)





まずはこのクルマから。



走行には支障無さそうなんですがちょっと異音がヒドいなー って感じで。見たところ取り付けには問題なさそうなので一度バラして見てみないとイケなそうです。自分が組んでない部分もありますから。



次はこのクルマ。



近々キチンとテスターをあてる予定が出来たので事前に自分で決めておきたい部分だけ少し調整をしておきました。コイツとは付き合いも長いですので大筋はもう決まっていますから特に仕様変更というワケではありませんが、走ったことでどれくらい修正が必要なのかを確認する。そんな定期的メンテな感じです。だってコイツはいつでも臨戦態勢じゃないと意味ないですモン。



そして最後はこのクルマ。



ハイカムを組んだあとのエンジンルーム仕上げをちょっとづつやっているのですが、ボンネットを開けたらあらまァびっくり。ラジエターのファンシュラウドに大穴が開いておりました。取り付けのネジが振動で外れてしまったのか最初から締まってなかったのか。取り敢えず固定し直して後日交換ですね。



と、次から次へとガレージ三河屋には作業予定が舞い込んできています。
いやはや大変なような、楽しいような。







走り始めた19、ハタチの頃から25年。自分の周りの景色も随分変わりました。当時一緒に走っていた仲間も一人減り二人減り… あれほどクルマクルマ言ってたのに結局その程度の情熱だったんだろ、安売りの流行に乗ってただけだろ、って思ってしまったりしたこともありました。でも、最近は変わらない自分の方がフツーじゃなかったんだと思うようになったんですよね。

25年も月日が流れりゃ変えていかなければならないことって幾らでもありますよね。立場も変わって責任だって乗っかってきて。そうなるとやりたくなくてもやらなければならないことや思い通りにいかない事だって出てくるわけです。でもそれはいつでも自分自身で決めたこと。変わらなきゃいけないことなんです。


でもさ、フツーじゃないって分かっていても変えられないモンだってあんだよね。


努力したから認めてもらえる、そんな保障なんてどこにも無いワケですよ。そもそも自分の価値観が全ての人と共通なわけないですから。それでも変えずに続けようと願うなら大切なのは環境だと思うんです。続けられない環境なら続けられる環境に変えていく。情熱をつなぎとめるには環境をつくる努力が必要だと思うんです。もちろん失うものや痛みを伴う場合もあるけれど、その努力を怠って隣の芝が青く見えるのなら指を咥えてるしかないよね、って。だけど、そんなのやっぱヤダもん。







仕事帰りの回り道。いつものようにちょっとだけ。



コソ練のあとのこの1本がまたウマイんだ。(笑)




Posted at 2016/09/20 20:42:15 | コメント(9) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ

プロフィール

「山頂付近はすっごい濃霧。ハードだわぁー」
何シテル?   08/04 05:46
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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