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三河屋ワークスのブログ一覧

2012年10月20日 イイね!

小さな意地。

小さな意地。最近、周りの13乗りの相棒らが次々と機嫌を損ねています。ミッションブローだったりタービンのG/K抜けだったり。かく言う自分の180くんも4速はキレイに入る方が珍しかったりタービンはこの前降ろしたばっかだったりですケドね。まぁ、一生懸命走ってりゃ、こういうこともありまさな。

実は180くん、少しばかり気になるトコがあり もう暫くの間いろいろ対策をしています。元を辿るともう数年前から。機嫌よく治まったり、また拗ねてみたり。使い方が使い方なのである程度は覚悟しているのですが、なんとかならないかな… とジタバタしております。


でも考えてみますと多少の手直しはしてきましたが全開率の高い使用状況でよく頑張ってくれてるなとも。ナンバー付き車両ではありますが、走ること以外にコイツの使用目的は無いモンですから、だいぶ無理は掛けています。



最後にエンジンを開けたのは、もう8、9年程前になるでしょうか。当時S14タービン仕様だった相棒と旧瑞浪モーターランドに足繁く通い、長老のS15、TさんのPS13と三つ巴のバトルを繰り広げていたのですが、当時からモンスターなマシンだった先輩方を撃すために無理を掛けてたのも事実で。ストレートを3速全開から4速へシフトアップしようとクラッチを切った瞬間、バックミラーには真っ白な白煙のカーテンが映し出され…



(と、画像はYZ本コースですが…)


そのまま惰性で内側の旧ピットに入ったのですがエンジンはバラバラと音を立て、整備士の資格も持たない自分でも明らかに相棒のエンジンが終わったことは容易に想像出来、ただ呆然とするばかり。結果デトネが原因だったのですが、融けてしまったピストンを目のあたりにすると今更ながらになんでもっと早くに手を入れなかったのかと。どちらにしろ開ける結果となるには違いないのだけれど、相棒から発していた信号を知ってて小さな意地で踏み続けてしまった結果は悔いても時すでに遅く。





と、言いながら… 結局この小さな意地ってのにはなかなか逆らうことは出来ないんですよね。結果『あーぁ…』って事を何度も繰り返してきているのですが、走りという部分に意味を求めている以上、ここは譲れない部分でもあって。自分の性格からすると、またここぞという時には躊躇無く踏んでしまって後から少しヘコみ、またすぐ立ち直って。きっとそんなことを繰り返すんでしょうね。ひと様から見たら賢くはないんでしょうケド、それが自分なので。



ブローから立ち直り、長老とTさんとのチャンピオンシップもひと段落したあと、今度はタイムアタックにのめり込んでいったのですが、突き詰めようと思えば思うほどハマっていって、もともと才能も資金力も無い自分はなかなか思う通りにはいかないワケですが、そこにはやっぱりいつも小さな意地があってただ黙々と走り込み。



それなりに歳を重ねてきて段々と思う通りに動かなくなってきた自分のカラダと同じで、いつも何処かそれなりの不具合がある相棒ですが、多少なりと積み重ねてきた経験で何とかカバーしながらまだまだ目指してるのはもっと先で 『こんなトコで諦められるかヨ』 と。






相棒を眺めながら、まだもう暫くジタバタててもいいかなと思ってみたりで。
ヤらずに後悔するのはまっぴらゴメンなのでね。

Posted at 2012/10/20 03:06:19 | コメント(10) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2012年09月28日 イイね!

紫の空に。

紫の空に。日々暮らしていますと何が正義か 解らなくなるコトがあり、不満をぶちまけてしまえば一時の爽快感にも似たものを得るコトが出来るのですが、それはそのあとにくる虚しさを招くだけで… まだまだ修行が足りないなと反省続きのここ最近です。

結局、自分ってモンがしっかり出来てないだけなんですね。

つい先日、普段あまり絡む事のない寡黙な方と話をする機会がありました。彼は基本自分とは正反対な性格なのですが、昔からどこか同じ部分も感じてもいまして。ただお互い壁を作っていた感はあり、共通の繋がりのこと以外で語るようなことはありませんでした。

まぁホントに寡黙な方でして、最初は何を考えているのかサッパリ解らず、またそれを理解しようとも思わない自分が居たのも確かな事で。自分勝手で我儘な自分の性格がよく出ているな… と、今になってみればよく分かる事なのですが、それによって今までどれだけ勿体ない事をしてきたのか今更になって気付き出してきています。



何事も無く平穏無事に過ごせるのはとても幸せなことで誰でもそうありたいと願ってみるものの、そうでないことが起きてしまう可能性もまた誰にでもあるのですが、不思議なことに自分の周りにいる深みのある方には例外なく大変な想いを経験されている方ばかりで。その人その人のバックボーンは過去の生い立ちや経験が深く関係しており、何を感じどう踏み出していったのかが今のその人をカタチ作っているのかなと。

何かを変えるには非常に大きなエネルギーが必要で、決して楽しいコトばかりではないけれど、今の状況をなんとかしたいと思ったら一歩踏み出すのは自分自身でしかないハズ。こころ安らぐ安定はとても居心地がよく 反対に自分と異なるものを受け入れるのはある種の苦痛も伴う事もあり、時として自己を否定してしまうという様な錯覚に陥ってしまう事にもなりかねない為 過剰反応してしまう事もあるけれど、これは自己の成長を妨げているに他ならず。そう思うと、どうしようもなく もどかしくて。



そんな折に踏み出す一歩の種類が一つではない事を彼から教わり、ふと自分の基準を押し付けていたのではないかと珍しく素直に反省してみたりして。ヤツの事を思う自分に自己満足を覚えてはいないだろうかと。珍しついでに普段他人には話さないような事まで話をしていましたらいつの間にか東の空は紫に染まり… 気付いたらオールになっていました。(笑)

自分と同じ匂いの方から受ける火花散る様な影響と、自分と違う水の中に居る人から受ける染み込む様な影響。一見全く異なるように見えるのですが、自分が影響を受ける相手の方の中には間違いなく熱いモノがあり、譲れないものにはとことん真っ直ぐに真面目で。そういう姿勢の方には素直に耳を傾けることが出来るんですよね。



少し遠回りしてあの場所へ。









その時が来るかすら分からないけれど、いつかその時が来たらヤツを全力で墜しにいくのが友としての礼儀だろうと、その時を想い1本に集中してスロットルを開ける。

あっという間の20年。長い長い20年。どんなカタチの一歩であろうと。


Posted at 2012/09/28 22:13:02 | コメント(3) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2012年09月15日 イイね!

FC の彼。

FC の彼。FC乗りの彼。彼と逢ったのは高2の時。

ツレの連れという関係で、最初の頃はあまり絡むこともなく、どちらかというと 『調子のいいヤローだな。』 ぐらいな感じで距離を置いておりました。それでも2年も経てば段々気心も知れ 『あぁ、悪いヤツじゃないのかな』 と思うぐらいには格上げ!? されたのですが、本格的に絡むようになったのは高校を卒業して暫くしてから。

県外の学校に行った彼と地元に残った自分。そのまま接点が薄らいでいくのかとも思うような状況だったのですが、自分が走り出すきっかけはこの彼の影響によるものなのです。

県外と言っても近県だったため長期連休になるとよく地元に帰って来て、溜まり場になっていた自分の実家にもよく顔を出すようになり。そこからよく連絡を取り合うようになって。

当時の彼の相棒は赤黒の86トレノ。自分がハチロクを買ったと知るやいなや 『トーゲ行こーゼ、トーゲ!』 としつこく、自分はただ AW や 92 が高くて買えなかったから予算の関係で ハチロク を買っただけでしたので、彼の連呼する 『トーゲ』 の意味がサッパリ判らず。(写真はAWに乗り換えてからのモノですが…) 仕方がないのでお付き合いで付いて行ったその 『トーゲ』 というところには… ありえない光景が広がっており、もう二度と来るもんかと。





結局、その後の展開はと言いますと… まぁ、いま現在のこんな感じでして。悪い病気が発症してしまって治る気配はないのですが、本来 傍に居るハズだった彼は今とある事情にて走ることが出来ずにいます。もう長い間。

最近までなんとか彼の力になろうとし ついついキツイ言葉を掛けてしまったり、あまりのもどかしさに感情的になり一時期縁を切ってしまったり… あるひとに諭され頭を下げたのですが、なんと思い上がったおこがましい考えだったのでしょうか。彼は彼、自分は自分。彼の痛みを全て知ることは不可能なのに。

彼を取り巻く環境は激しく変化し、彼と自分の周りの関係も一変しました。そこには未だに黒いモノが渦巻いており、決して時間が経ったからといって許せるものではありませんが、彼のことを思うならそんなくだらないことは、もう どうでも良いのかもと。





所要で 『ガレージ三河屋』 に来た彼と作業をしながら取り留めのない話をし、この時間だけ切り取ってみたら昔と何も変わらないのに… と、ひとり思ってみたり。







せっかくならと彼のFCとツルんで近くの 『トーゲ』 まで流しに。







あの頃からだいぶ時間が経ち、変わってしまった事もたくさんあるけれど。変わらぬ想いもまだここに…











Posted at 2012/09/15 00:02:00 | コメント(2) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2012年09月14日 イイね!

ひと握り。

ひと握り。ここに魔法の棒が一本あります。ちょっとばかり事情があり正体は明かせませんが三河屋号に装着されているモノです。

今回、仕様変更のため一旦外していたついでに手直し、10年近くの間一緒に走り回って付いた無数の傷を落とし綺麗に塗り直してやりました。これからもまだまだ付き合っていってもらわないといけない子なのでね。

19の頃から走り出し 気が付くと20年オーバー選手となりましたが、今まで誰にも師事せず我流で突っ走ってきました。基本的に我が儘で頑固な性格なので人の言うことが素直に聞けないんですよね。分かっていても自分でやってみないと気が済まなかったり、実際の走りを見てない相手の事はなかなか信用出来なかったり。だけど、初めての相手にいろんな意味で 『スゴイんだゼ!』 と言われてそれを鵜呑みにしてしまえるほど大人にはなれなくて、やっぱり自分は自分自身で確かめたくなってしまうんですです。

そんな中ふとしたことで再会し、再びお付き合いが始まったのがきっかけで一緒に走る機会が出来たラリー屋さんの社長から頂いたのがタイトル画像のモノです。



初めて横乗りさせてもらった時、自分のやってるコトとの次元の違いにただただビックリ。そりゃそうです。過去中部地区のチャンピオンを獲ったり全日本を走ってた方ですから。“御歳○○才” の超ベテラン(笑)で、競技には出てませんが 今でも現役選手の練習相手を買って出て一緒に走り回ってますし。もう、お孫さんもいらっしゃるような方なんですけどね。

そしてその流れで今度は自分の横に乗ってもらったのですが、そのあとのひと言が…


『ダラダラですね。』

たった一言キツいのを。(笑)
ブレーキから始まる一連の操作。とにかくメリハリが無いと… 


当時、そこそこ走れる気になってたもんですからそりゃもうショックで。『もしたしたら褒められちゃうかも~♪』 なんて感じの渾身のアタックだったんですけどね。(笑) それでも結果的には後の自分にとって非常にプラスとなったのも紛れもない事実でして、長く伸びた鼻をポッキリ折られた痛み以上のモノが得られたんじゃないかと。

直接指導を受けることは殆ど無く、年2回の走行会と不定期の深夜のドライブで見たものを見よう見まねで盗んで、真似て、失敗して… そんなことを繰り返して。それから数年経ち、それなりに結果を出せるようになった頃、『もうコレを使ってもいいでしょう。』 と社長が工場から隅から持ってきたのがこのロッド。開発用車両として所有していたシルビアに使っていた企業秘密のモノとのことなのですが、さらっと 『あげます』 と。



ここ数年競技に出る訳でもなく、常日頃から 『誰かに認めてもらおうと思って走ってるんじゃない。』 と申しております。確かにそれは本心で、昔から変わらない部分でもあります。ひと様と違う方向を向いていても自分の目指した方向に躊躇無くアクセル全開にしてしまうし、興味の無い人に解ってもらおうとはこれっぽっちも思わず、『 構わないでくれ、放かっておいてくれ、』 とさえ思うことも。

きっと排他的な部分があるんでしょうね。スイマセン、結構嫌なヤツなんです。それでも そんな風に思っている反面、自分と同じ匂いのする方にどうしようもなく惹かれたり、そんな相手に認めてもらえるのは心底嬉しいことでして。

ほんの ひと握りで良いのでいいんですけどね。






相反するいろんな要素で成り立っている自分ですが、人の本質ってそんな簡単に変わるもんじゃないんです。良い悪いじゃなく。だったら在るがまま、我(われ)がままに自分を磨き直そうと。これまでの、これからのひと握りに。



何度でも何度でも再スタートを切って、ゴールは…

ゴールなんて無いんじゃないかと、ね。
Posted at 2012/09/14 02:11:18 | コメント(3) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2012年07月19日 イイね!

関東上陸。

関東上陸。夕べはですね、師匠のお手伝いで新東名を東へ走り関東地区に向かっていました。こちらを出発したのは22時頃だったでしょうか。某先輩には群馬県に、とお伝えしてしまってたのですが実際向かった先は埼玉県。出発する直前まで行き先を勘違いしておりました。(笑)

今月末に群馬県にて行われるイベントの参加車両のお届けだったのですが、自分は直接会場に向かうと思ってたんですヨ。でもよくよく考えればまだちょっと早かったですね。実走チェックや準備もこれかららしいので。事前に会場の一部や何ヶ所かの近辺の某有名峠に想いを馳せていたんですけどね。どっちにしろ自分のクルマではなかったのですが。(涙)

新東名~首都高経由で目的地に向かいます。新東名はこれで2度目となるのですが、夜間走行は初めてです。前回は三ヶ日JCT~新清水JCT間でしたが、今回は現在開通している最終合流の御殿場JCTまで走ってきました。新しいだけあって路面も綺麗だしカーブやアップダウンも少なく走りやすいしカーブの多い区間は夜間照明も明るいのですが、さすがに深夜の時間帯とあってトラックの多いこと。まるで壁に囲まれて走ってる感じになる場面も。

予定より出発時間が遅くなってしまったものの、順調に流れていたのですが途中横浜で事故通行止めの情報が入り下道ルートへ変更。そういえば新東名の区間でも、もうスリップ痕がいくつかあり走りやすい分気が抜けてしまってないかといま一度自身にも問うてみなければと思いました。道幅も広いのでスピード感が麻痺してしまってますが、実際は結構な速度ですもんね。自分の歴代の相棒はスピードが上がると自動的にハンドルがプルプルとなって 『危ないヨ!』 と教えてくれたのですが、最近のクルマはそんな機能が無くなってしまったんですよね。 …ん!? それは違うの?? あぁ、そうだよね。(笑)

結局、東京は下道で抜けていったのですが、昔から開けている地域って道路幅が狭かったりするんですよね。何年か前にキャリアカーで来たこともあったのですが完全にハミ出てるような狭さのとこもありますモン。昔のクルマの幅の基準で作っちゃってるからなんですよね。やっぱりね、安全第一で行きましょう。

普段こちらにはなかなか来ることはありませんし、来たとしても高速で通過するだけ。東京の下道を走るなんてホント殆ど無いのですが、今回は深夜ということもあり のんびりと走っています。詩に出てきた町並みを眺めながらクルマを走らせると、いろんな想いが湧いてきますね。

また、関東地区は是非とも押し掛けて(笑) みたい方も多い地域でして、あの人のトコへはあとどれぐらいだろ… この方のトコへはもう近くなんじゃないだろうか… などと思いながら深夜のトーキョーを走っていました。

無事 『運び屋』 の使命を果たし!? とんぼ返りで地元中部へ戻って午前中は家事をテキパキとこなしておりました。『おぉ、意外とまだタフだな。』 などと調子をコイていたのですが、さすがに午後からはグデングデンでした。(笑)


遠出は確かに疲れるけれど(笑)、知らない街やいろんな方からたくさんの刺激をもらいに行きたいですね。
Posted at 2012/07/19 01:34:16 | コメント(6) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ

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「この時期、早朝の裏山で気を付けないとイケナイのは突然の濃霧と子鹿(モリノオトモダチ)の群れだ。裏山に棲まうというのはそういうコトだ。が、多すぎるって(苦笑)」
何シテル?   09/01 07:39
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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