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三河屋ワークスのブログ一覧

2012年07月12日 イイね!

スーパーなクルマ。

スーパーなクルマ。ちょっと前のことになるんですけどね、仕事中にスーパーカーと遭遇しました。『レクサスLFA』です。分類上スーパーカーと言えるかどうか… との話もありますが、自分的にはそんな事どうでもよくてスーパーなクルマはスーパーカーで良いんじゃないかと単純に思ってしまうのですが、そんなんじゃダメなんでしょうかね。だってなんか雰囲気がスゴイじゃないですか。欲しいとは思いませんが、好き嫌いは別の話でね。

自分が幼かった頃、世の中スーパーカーブームでして新聞の折込広告の裏紙に何枚も何枚もスーパーカーの絵を描いておりまして、努力の甲斐もあり!? しまいには保育園児の頃は園内で一番カウンタックの絵が上手に描けると よそのクラスの子から依頼がきたりしていい気になっておりました。(笑) さらに小学生になると今度はスーパーカー消しゴムを狂ったように集め、コタツの端の直角コーナーをよく攻めたりしておりました。(笑) もうね、スゴイですヨ。世界のスーパーカーで 風吹裕矢もビックリのコーナリングの魔術師でしたから。あはは!





当時興味があったのはなんと言ってもカウンタック。何でかって言いますとね、自分の持ってた 『スーパーカー大百科』 に載ってた最高速度が一番速かったからです。ははは、単純でしょ。結構いい加減な表記も多かったでしょうけどね。北見サンも 『300㎞/h? フン、出ねーヨ。』 って言ってましたし。(笑) それでもガキの頃の自分には、もうそれが全てだったんですヨ。





他には、デ・トマソ・パンテーラや、ランチャ・ストラトス・ターボとか好きでしたね。もう、今見てもね、カッコいいです。ここでフェラーリやポルシェって言わないところがかわいくないガキですよね。(笑) 





フェラーリに関しては未だにそんなに変わりないですが、ポルシェはそれからもう数年するとある出来事から夢中になってしまいます。従兄弟のウチに泊まりに行った時、その近所のガレージの中に… 居たんですヨ、ポルシェが。住宅地の中の極フツーのお宅のガレージにポツン、と。




もう、気が狂ってしまいそうでした。(笑) ガレージ前に突っ立って 『スーパーカーだ…、スーパーカーだ…』 と呪文のように唱えていましたら そこのご主人が出てきましてね、ぜってー怒られると思ったんですヨ。そしたら 『お前、ポルシェ好きか?』 と聞かれまして… もう、黙ってうんうんって頷いてました。ポルシェというよりスーパーカーが好きだったんですケド… 結局、怒られるどころか運転席に座らせてもらいましてね、幼少期のうちにスーパーカーを体験してしまいました。

当時ね、ポルシェってさほど興味が無かったんですよ。どうだー!! って感じもあまり無かったし。保育園児の自分にはポルシェってなんかカワイイ感じがあったんですよね。この頃のってカエルちゃんみたいじゃないですか。それでも何ていうか、とってもスーパーなオーラにやられちゃったんでしょうかね。後に乗ることとなったAW11をカエルグリーンにオールペンしたのもこの時の影響でしょうか。


ただの工業製品じゃ片付けられない感じは、造り手の想いか はたまた乗り手の想いか。たとえ朽ちてく過程であってもギラギラとスーパーな感じを漂わせてるのは、そんなトコからなんでしょうか。自分もそんな乗り手になりたいですね。ギラギラと鈍く光るような。もちろん、まだまだ朽ちてくつもりは全く無いですケドね。ククククッ
Posted at 2012/07/12 18:09:31 | コメント(6) | トラックバック(0) | 想う事 | 日記
2012年07月02日 イイね!

復活。

復活。先週末の事ですが、いつもお世話になっている師匠のお手伝いをして参りました。雇われ運転手サンです。いつもながら当日にいきなりで、もちろん自分に拒否権は無いそうです。(笑)

マシンは 『Z31』。結構好きなんです。似合わないと言われますケドね。(笑) 『Z』 と 『スカイライン』 は基本的に歴代のモデルそれぞれに味があって、自分の中ではハズレはないんです。

このマシン、知人の相棒でしてオーナーの希望で永く乗れるようにとトンガった仕様ではないのですが、E/G本体は加工に次ぐ加工で実は何気にハードなチューン内容になっています。

少し前に取り上げてたRB25DET改ツインターボ仕様のWGNC34ステージア同様相当苦労してやっと完成となったワケですが、その道程の長かったコト… それまでこの手のクルマに乗ってなかった彼。知り合った時はまだZ乗りでなく、正直あまりオススメはしていませんでした。だって大変なのは目に見えてますモン。フツーの感覚の人には無理でしょう。まァ、何が普通か… なんてモンあって無いようなモノかもしれませんし、こんなオヤジですら自分が十分普通の感覚だと思っていますので。(笑)





でもね、どうしてもコレが良かったんですね。 こういうトコトンな拘り、好きですね。きっと途中で何度もヤんなっちゃったコトもあるでしょう。免疫の出来ている自分でさえ、本人の立場だったら途中で心が折れそうなコトありましたモン。作業が進むにつれ見てはイケナイものがいくつも出てきましたしね。自分自身のそういった経験を思い出しますとね、そういうトコ、素直にカッコいいなと思えるんですよね。素敵なクルマ馬鹿の彼です。いつまでもシブいZ31とともに駆けていて欲しいですね。





マシンにしろ 自分にしろ その他いろいろな事、確かにいつか終わりが来るのは世の常で、寿命があるのは致し方のないこと。自分自身、怖いという気持ちが走りたい気持ちより大きくなったら潔く辞めると言ってはいるものの、どこかで いつまでも… と願っている自分もいて。今回 向かった先はこういった用事がなければ普段自分が走らないようなトコ。そして乗らないマシン。それでもスターダストブラザーズよろしくアクセルをワイドオープンにしますと、やっぱりクルマを走らせるのは最高に楽しいな、と今更ながら再確認して。突き動かすモノって、きっと理屈なんかじゃないんでしよね。

3速、4速… セッティングが進むにつれ、少しづつ本領を発揮してくる 『Z』 をドライブしながらそんなことを考えていました。

Posted at 2012/07/02 02:15:17 | コメント(6) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2012年06月12日 イイね!

映し鏡。

映し鏡。『俺さぁ、まぁ諦めるわ…』


昼過ぎに電話があり、友人が愛車を降りるコトになりました。地元のツレで、保育園の頃からの付き合いのヤツです。自分とはクルマの趣味は全く違うのですが、距離にして約20万キロをヤツと共に過ごしてきた相棒です。

実は前にも一度降りてるのですが、その時は金銭的な理由から。ヤツの相棒は正直おカネの掛かるクルマでして、若かりし頃一度諦めてしまったんですね。

その後、維持費が比較的負担とならないクルマを乗っていたのですが、『やっぱり俺にはこれしかない!』 と、もう一度同じクルマを購入。当時からクルマのコトに関しては一番に相談を受けていたのですが、その頃のヤツはまだ独身貴族でしたし、自分も 『ははは、馬鹿チンだね~ でも、まぁ いいんじゃねぇの?』 なんてのんきなコトも言っておりました。『馬鹿チンさに関してはお互いさまだろ!』 って言われましたけどね(笑)

数日前から相談され、結局 止むを得ない理由で手放す事を決めたのですが、いろいろと想うところもあったでしょうね。『何万キロになろうと乗ってやるゼ!』 と常日頃から言ってましたし、その言葉通りによく可愛がってもいました。ホントよく似合ってましたしね、ヤツと言えばコレ! ってぐらいでしたので。ヤツの想い入れはよくわかってるつもりですので、残念な気持ちは痛い程よく分かります。

道具としてのクルマなら、雨風凌げて用を足してくれればそれで良いんでしょうが、それで済まないのがクルマ馬鹿の悪い病気なんですよね。もう、自分自身と重ねてしまうと言いますか。調子が良いと自分も元気が出てくるし、調子が悪いと自分も病んでしまう。興味のない人からしてみると まるで理解不能でしょうけど。

きっとヤツの事だから次のクルマもキチン面倒みてやるでしょうし、苦渋の決断でしたが今回の決断は間違っては無かったと思います。



クルマ好きと言われる人って、どんな車種だろうと相棒を見れば大体どんな人か想像つきますよね。
オマエの相棒、マジでカッコ良かったゼ!

いつかまた… だよな。
Posted at 2012/06/12 23:30:57 | コメント(7) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2012年03月21日 イイね!

R35 & 99X。

R35 & 99X。先日、知人のクルマを運転する機会がありまして… 

『R35 GT-R』

いやはや、なんだかんだと言ってもやっぱり凄いクルマです。


もう数年前のコトになるのですが、とある走行会にてR35を鈴鹿の西コースで走らせた事があります。もちろん自分のクルマじゃないですけどね。(笑) 『乗っていいよ。』 と言われたので喜んで 『有難う!』 ってヘルメットをダッシュで取りに行った次第です。



当日は天気にも恵まれ、青い空に白い雲。鼠色のコースの脇には緑の芝。フラットな路面に良く出来たクルマ、広く開かれた視界にゆっくり流れてくる景色はまるで休日のドライブよう。信じられないような安定感に完全にスピード感を狂わされてます。顔の横を通り過ぎる景色が尋常じゃない速さで後にふっ飛んで行くのに気付くまでに少し時間がかかりました。



個人的にはこういうクルマには余り縁がなくてですね、それまでに乗った中で一番のハイテクカーであったのは間違いない事で、それは何とも言えない不思議な世界を体験させてもらいました。こんなクルマもあるんだなぁって。



逆に一番ローテクだったのはミニ。1000cc、SUシングルキャブの通称 『ミニ1000』 と呼ばれているヤツです。後にも先にもキャブ車というものはこれしか乗ったコトがないのですが、キャブの勉強をしてみたいと思い2万で購入。まともに走るような状態じゃなかったので、まず動くようにするトコからスタートです。ポイントを交換、ギャップを調整して。ついでにコンデンサとコイルもリフレッシュ。なんせなにやるにしても部品が安く、すぐ手に入るのは素晴らしい! 



ミニ本を買い漁り 見よう見真似でキャブを調整し、それなりに走ってくれるようになるとそりゃもう楽しくですね、気付くとやっぱり走りの方に仕様変更されていました。(笑)





極端な2台ではありますがそれぞれいいなと思う部分はありまして、ましてやどっちがエライなんて比べるのはオカシなハナシでしょう。ただいろんなクルマに乗せてもらえる自分の環境は有難いなという気持ちにはなってきます。

本来用心深く!? なかなか手を出さないクセに一旦興味を持つとそればかり夢中になってしまう自分は放かっておくと偏った考えになりがちですが、こういった経験のおかげで少しはいろんな事を受け入れることが出来るようになったのかなと、ふと思いました。



結構クルマから教えられるコトって多いかも知れないですね。
Posted at 2012/03/21 16:50:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2012年02月21日 イイね!

再生。

再生。AW11 MR2。久しぶりに乗りました。キーをひねりエンジンに火を入れる。冷間時のやたら高くアイドルアップされたエンジン音が背中から聞こえる感覚。良いですね。オヤジの車歴はハチロクから始まりましたが、本格的に走り込むようになったのは実はこの AW11 MR2なんですヨ。

高校生の頃から欲しかったんですけどね、免許を取った時にはまだまだ高額車両でしてとても手が出せるクルマじゃなかったんです。で、逆に普通の中古車の値段で買えたハチロクを選んだワケなんですが、いろんな意味で未熟なコゾーだったオヤジは ごく短期間の内に2台連続でハチロクを一発廃車にしてしまったんです。

そこでまた次期マシンのハチロクを探しまわってトコロ、破格の価格でMR2を発見。ロクに車両チェックもせず飛びついてしまいました。(笑) 案の定、後から後から見ちゃイケなかったモノがたくさん出てきまして、今から考えれば破格の価格の意味も分かりますが、その当時はもう ただただ嬉しくてボロさ自慢もしてたぐらいでした。

とにかくよく走り回り、ガソリンとタイヤをたくさん使いました。自分、アタマで考えて理論的に走れるタイプじゃないので(笑) 走って走ってカラダに染み込ませるしかないんですよね。そんな感じでボッコなクルマを下手クソなコゾーが無理な運転を続けているとやっぱりよく壊れたりもしました。

そう言えば初めて自分でエンジンを組んだのもこのクルマ。整備の知識など全く無かったのですが、オイルも食いだしてしまったしパワー感も無くなって。そうは言っても工賃なんか払える余裕もありません。じゃあそれならと解体屋から先に1機買ってきて実家の小屋でバラし始めたんです。もちろんキチンとした工具なんかも持ってませんのでその都度中断し、無い知恵絞って工夫してみたり、もう整備の仕事に就いてたツレの会社の工具を翌日始業前に返す約束で借りてきたり。当時バイトしてたGSのカウンターで仕事中にバルブを組んだりしてました。ちゃんと働けってね。(笑)



そしてその時お世話になったのがこの 『4A‐G SPORTS TUNE MANUAL』 オイルでベトベトになった手で何度もページをめくり、もうボロボロになってしまったけれど捨てられない1冊です。お世話になった方も多いんじゃないですかね。写真がたくさん使ってあり、素人の自分にもホント判りやすかったです。エンジンの載せ替えもツレの職場を夜中から明け方まで内緒で!? 借りて、人海戦術&フォークリフト+トラロープで行いました。



初めて自分が組んだエンジンに火が入る瞬間。あのキモチ、未だに忘れられないですね。いろんな期待や不安の入り混じった気持ち。掛かった瞬間の興奮。自分、オトコですのでね、もちろん出産経験はないのですが(笑)、子供が生まれた時の感覚とすごく似ていたのを覚えています。取り敢えず掛かっただけの不安定な感じや、それでも無事掛かった安堵感。なんていうか愛おしいですよね。

その後の歴代の相棒もとても優しい使われ方をされてはいませんので、よくよく考えてみれば1回づつはエンジンを開けてるんですよね。その度にエンジンの音が変わったりして。自分にしか判らないでしょうケド。(笑)

普通に使うなら便利で信頼性が高い新しいモノが良いでしょうけど、自分は気に入ったモノをしつこく使う方が性にあってるかな。なんてコトを久しぶりに乗った AW のシートの中で考えておりました。
Posted at 2012/02/21 02:32:04 | コメント(8) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ

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「この時期、早朝の裏山で気を付けないとイケナイのは突然の濃霧と子鹿(モリノオトモダチ)の群れだ。裏山に棲まうというのはそういうコトだ。が、多すぎるって(苦笑)」
何シテル?   09/01 07:39
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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