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三河屋ワークスのブログ一覧

2025年07月01日 イイね!

霧山トライアル。

霧山トライアル。某日未明。
某裏山。



前日から降り続いている雨で視界は十数メートル程度。
よし、思った通り。絶好の好条件じゃん!





気づくともう15年以上になります。下見無しで一発目からいくとか、視界ほぼ無しの濃霧の中いくとか、悪条件の中敢えていく。そういうフツーあんまりやらないようなことを続けています。そういうのって、技術的にどうこうっていうのが目的ではないし、やったからって速くなるワケではないんだけど、これと思ったらやっぱりやらないと済まない性格で。



最近明け方が多くなりましたが、もともとは真夜中専門だったんです。視力は基本的にいい方だったし、モノを書くときに眼鏡をするようになったけど通常は裸眼のままで過ごせてるので苦になる事もなかったんですよね。でも見えてないことに気づいたんです。

いつも同じところばかりじゃなく、たまには久しぶりに隣の裏山まで行ってみよう! と思ったらまぁビックリするくらい乗れないこと。通い慣れたホームはカラダが覚えているから見えてなくても見えている気になってただけなんです。







視界に入ってくる情報を受け身的に頼りにするだけじゃなく、自分から情報を取りに行く。第六感的なものを研ぎ澄まして… なんて話じゃないです。山の神に手を合わせることはあっても一応現実的な感覚は持ってるつもりです。毎日刻々と変化する状況の中で、今この瞬間に必要な情報をいろんな事から読み取る。ガードレール、張り出した木々の枝、落ち葉や流れ出した砂利… いろんなものを目印にしたり、いろんなものの変化を読み解き想像し、瞬時に判断する。同じときでも同じ状況の補償はない。裏山は生もの。それが裏山の醍醐味でもあるかなと。



戻ってこれなければ元も子もない。
だけど踏み込まなければいく意味もない。

どこまでがよくて、どこからがイケナイのか。
そういうことのため整備されているワケではない裏山。
独特のルールは自分自身で見つけなければ次は無いんです。







うん、予想のつかない山のお友だちもびっくりするくらい増えたし
わかった気になって たーくさん痛い目にもあってますけどね(涙)


Posted at 2025/07/02 18:59:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ
2024年06月24日 イイね!

雲海ツーリング。

雲海ツーリング。某日未明。
ガレージからこっそりと白を出す。



某所夜明け。
前日からの風雨で路面は完全なウエット&落葉。
ただでさえ荒れた路面はいつも以上に信頼感がない。





なんでそんな悪条件の時に繰り出したのかって言うと
走りたくなったから… ってだけなんだけど、
実はちゃんと踏むのは2ヶ月ぶり。

ちょっと様子をみたりで踏むことはあったけど
やっぱそういうのとは違うんだよね。







何年か前、某先輩と近況報告など話をしていて
『どう? 相変わらず走ってる?』
的な話題になり、
『現状維持が一番の目的ですかね』
と、答えたら
『それはちょっと違うんじゃないかな』
と。

常に前線にいなければ腕も感も鈍っていく。
そしてそれは即命取りになる。
だから走り続けることで腕も感も落とさない。
それが一番だとその時は考えていたんです。





改めてバイクに乗るようになって再確認出来たことがあるんです。
コーナーは進入で大方決まる。三河屋の持論です。
特に裏山に棲もうと思うと守らなければならないイケナイ明確な掟がある。
それに気付くか気付かないか。
バイクはクルマ以上に生の乗り物だからハッキリ分かるんです。





薄氷を踏むようにブレーキを確かめフロントタイヤに仕事をさせる。
固くしなやかなホディはウエットの路面でもキレイにノーズをインに向ける。
2、3、4、早めのシフトアップでリヤタイヤはそっと、でも確実に路面を摑まえる。

大丈夫、シンクロ出来てる。過去最高なくらいに。
そういうのはウエットの方がハッキリとわかる。
若い頃のような劇的な進化は無くても、劇的な深化はあるんだ。





悪条件条件になればなるほどチャレンジしたくなる。
そのキモチがある限り深化は止まない。
だから…

この前の走行会欠席したのが悔やまれるんだヨ!(涙)





走行会にご参加頂いた皆さま、
当日は主催者不在で申し訳ございませんでした。
次はちゃんと体調管理してお待ちしてます。(笑)








Posted at 2024/06/24 20:50:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ
2023年11月06日 イイね!

TRUST

TRUSTもう2週間ほど前の話ですが、
某所へ出てきました。

白で出るのは久しぶり。

まぁ、いろいろと事情がありましたし(笑)、
ここからまた暫くは少し籠ることにしようと思いますので。
うん、いろいろと事情があるんですヨ。





今更の話ですけど、自分のクルマってずーっと信用出来なかったんですヨ、ホントに今までずーっと。基本ビビりだし、ボッコのクルマを信頼性のない三河屋さん自身が整備してましたから、そりゃ信用しろって方が無理な話です。実際、やらかして やべぇコトになったの幾らでもありますモン。(汗)

最後の最後まで振り切らない。それが今までやってきた答えのひとつで、だからこそずーっと裏山で生きてこられたのも事実だと思うのですが、愚かな者の性でそこを詰めたくなる気持ちもまた消える事がなく。





三河屋さんの棲む裏山はまともな路面がありゃしない。走った後のタイヤなんて溶けてるんじゃなくて引っ掻かれて削れてるって感じだけれど、白は荒れた路面をがっちり掴んで蹴飛ばし、メーターの針はビッと跳ね上がる。

狭く荒れた裏山では扱いきれないと思っていたモノが
いつの間にか過不足なく感じられる。


4、3、2、ググーっと減速しキレイに車体が沈み込む。目いっぱい働いているFタイヤの片輪が路面のうねりに引っ掛かり一瞬ハンドルを持ってかれそうになるけれど、白は路面の入力をいなし何事も無かったように旋回していく。

固く、そしてしなやかなボディは
ハプニングを無かったことにする。





信頼。そういう感覚が一番近いのか。白との付き合いも25年。近づいたり 離れたりの距離感。裏切られたと思っていたのは実は自分が分かろうとしてなかっただけの事だと気付いたのは最近のコト。そんなことを何度も繰り返し。ここまでは、これ以上は、やっとそういう話が少しは出来るようになってきたのかな、と。



と、難しいような風に言って、
『やっぱ俺の180ってサイコーじゃん!』
って思っただけのコトでした。(笑)


Posted at 2023/11/06 21:23:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ
2022年10月17日 イイね!

ディープマウンテン。

ディープマウンテン。夜明けには程遠い明け方にガレージからクルマを出す。
少し速めのペースで裏山に向かう。


季節の移り変わりは早いもので、一気に秋の気配が漂ってきました。
明け方の空気の匂い、カラダに触れる風の感触。
日の出時間が1週間前と30分変わってるしさ。







最近、夜中の裏山が辛くなってきました。いやね、見えないんですよ、目が。ホームはまだいいんです。見えてなくても何となく分かるから。でも最近あまり行かないところばかり選んで通ってるのでコース覚えてないんですよ。もちろん初めて裏山でも対応するために必要なことはそれなりの事は心得ているつもりなんですけど、明らかに全開率が違うのがわかります。実際、数字の乗り方も全然違うし。









平日早朝。可能な限り白を出し、やっと距離感が戻ってきた手応えがありました。持ってるパフォーマンスをどれだけ引き出すかとか、クルマに無理強いさせない動かし方とか。まだ暗いうちは対応力を磨くための走り込み、明けてきてからはより開けてその領域へ踏み込む。そういうことが出来てきていると思っていたんです。









今更ながらに裏山は難しいと思いました。狭く荒れた路面のわりに乗る某裏山で、350程の白を結構踏み込んで行けるようになってきたと思ってたら200にも満たない銀でミスをしてしまう。後から考えたら防げたミス。クルマの性能とかそういうコトじゃない、乗り手のミス。









スピードをナメてかかってはイケない。幸い一日で復旧出来る程度のトラブルで済みましたが、何度も繰り返す自分の失態に少し凹みます。気分が乗ってくるとものすごい集中力と同時に大事なコトを忘れてしまうクセ。完璧じゃん! と、自画自賛の直後に足元からすくわれる。褒めて伸びるタイプの子の弱点です。









深山の麓でのひとり反省会。
さぁ、仕切り直しだね。


Posted at 2022/10/17 21:42:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ
2022年10月05日 イイね!

Confrontation

Confrontation白は決して優しくない。
そう、昔から変わらない。

裏山通いを続けるのは対応力を磨く事。
ここ10年の自分のテーマです。

運転技術だったり、セッティング能力だったり、
そういうのは対応力のために必要な手段であっても
目的ではないんです。





ここ暫くの走り込みで距離感が縮まってきた気になってた白。
こちらがその気でいけば、キチンと応えてくれる。
根拠のない自信で余裕をカマしてきていたんだと思うんです。







だけど、その領域で意識が抜けてしまうと いっきに突き放される。
ちょっとしたきっかけでもその領域では簡単にバランスを崩す。
フワ、フワ、っと右へ左へ揺れる車体。

『集中、集中、』

ステアリングをしっかり押さえこみ
リヤタイヤのトルクを不用意に抜かない。
踏んで安定させる。そういうクルマなんだ。







クルマとの信頼関係。
何も特別なことじゃあない。

本気で向かえばキチンと返ってくる。
キモチが薄くなれば変化に気付くのが鈍くなる。
突然通じなくなったワケじゃあない。

対応力はその上に成り立っていて、
人と人との繋がりと何も変わりないと思うんです。





いやー、でもマジでヒヤッとしました。
ちょっとヤバいかも、って。

森のお友達も心配してくれたのか大群で出てくるしさ。(笑)




Posted at 2022/10/05 15:13:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ

プロフィール

「山頂付近はすっごい濃霧。ハードだわぁー」
何シテル?   08/04 05:46
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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