三河屋ワークスのブログ一覧

夕べは仕事が終わってから２時間ほど山奥で彷徨っていました。現地に着いてから２時間ほどなので４時間近くは走らせていた事になります。

今夜はひとりです。前にもお話した事のある新規開拓の一環でもあります。

幸いにして、もともと山の中の田舎に住んでいましたので少し足を延ばせばいくらでも峠はあるのですが、通える条件が揃うトコとなるとなかなかそうは簡単にはいきません。


若い頃は人気の場所へ好き好んで赴き、自分の腕がどこまで通用するか知りたくて噂を聞けばあちらこちらへ行ったりもしていました。もちろん今もストリートに対する想いは何も変わりませんが、走るステージは真逆の方向へ進んでいます。より人気の無い所へ。更に存在の消せる所へ。

決して熱が冷めた訳ではありません。むしろ今の方が狂ったように熱くなっています。だからこそ 『あの場所』 を大事にしたいという想いに駆られます。

自分勝手な行為だというのもよく分かっており、非難される事があってもそれは仕方がないと思っています。よく 『走り屋』 と 『暴走族』 の違いの話を聞いてきましたが、それなら今まで一度たりとも自分は 『走り屋』 だなんて思った事はありません。いや走り始めた頃は勘違いしていたかもしれません。ブームに乗って訳も分からないままカッコいいと思い込んで。

ほんの少しよく考えれば分かる事です。何もホメられた事じゃありません。世間の大多数の方からしてみたら 『走り屋』 と 『暴走族』 を区別つけれるでしょうか。自己満足の為に人様に迷惑をかけている点では何も変わりはないと思います。


だけど、確かにそうだけれども…



人それぞれ、自分が自分である為のモノを何かの中に見出し、それを拠り所にして生きているんじゃないかと思います。他人の 『モノサシ』 じゃなく、信念という自分の 『モノサシ』 によって測られた。信念の無い好き勝手な行動はただの愚行に終わってしまいます。

自分はきっと走る事を止められない人間だと思います。アニキも、そして同じ想いの仲間たちも。走る事のその先に自分の大事なモノ、自分が自分である為のモノがあるんだと、そう思っています。そしてそれは走り続ける事でしか見えてこないモノであると。



すいません、ちょっと小難しいワガママな屁理屈をこねました。

少しでいいから届けばいいなと想う事があったので。