三河屋ワークスのブログ一覧

先日、注文しておいたタイヤが本日届きました。とは言っても中古タイヤですけどね。たまたま同銘柄ではありましたが２本は６年モノ、もう２本は８年モノというなかなかのベテランタイヤです。

それでも検品してみると意外にまだコンパウンドは硬化が少なく、ひび割れもほとんどない状態でした。

そりゃ私だってタイヤの有難みは分かってるつもりです。一時期１号機の１８０ＳＸで、ホームコースのモーターランド三河のタイムアタックにハマっている時がありまして、新品タイヤを１セット導入した事があります。

それまでのベストが比較的新しい中古ラジアル（確かＲＥ‐０１だったかな）で２６秒６。　一念発起して無理して買った新品のＳタイヤ（Ｄ０１Ｊ：ハードコンパウンド）で２５秒９。　１年落ちの中古Ｓタイヤ（０４８：Ｇ/Ｓコンパウンド）で２５秒８。　ラジアルとＳタイヤの違いはありますが、やっぱり新しいタイヤはいい。キチンと結果も出してくれる。間違いないですね。疑う余地はこれっぽちもありません。

だけど走り回るとタイヤって減るもんなんですよね～　残念ながらこれも疑う余地のない事実です。

自分はクルマ遊びを続けていく中でいくつかルールを決めています。そのなかの大きな柱のひとつに、走る事に必要な最低限のおカネを確保しておくというのがあります。しかし自分は湯水のようにおカネを使えるような立場ではないのでどこかは我慢しなくてはならなくなります。タイヤやガソリン、ブレーキパッドなどの消耗品やオイル類のメンテナンス代、これはどうしても必要なモノです。

どうしましょう…　

思い出しました。そういえば自分は新品タイヤを使えるような身分じゃありませんでした。ＧＳでバイトしていた頃、来る日も来る日も廃タイヤの山を漁ってはせっせせっせとハメ換えをし、終いにゃカーツさんトコの社長から 『廃タイヤで走らせたら日本一！』 という称号を頂いたことも。ちょうど、自分の中で 『原点』 回帰の機運が高まり始めていた時期でもあったのでタイムアタックはひと区切りし、タイヤも絶対的なグリップは必要としなくなりました。

走行会用に一応それなり銘柄のタイヤも持ってはいますが、やはりかなり賞味期限は切れたタイヤばかり。それでもね、そのタイヤの限界点さえ把握していれば思いのほか楽しめるんですよ。だってどっちにしろ滑らないタイヤなんてないですしね。そんな事よりも走り回れなくなる方が自分にとってはよっぽどツラい状況ですので。

タイヤのグリップに頼る事が出来ないならウデでカバーするしか…　と前向きな気持ちで練習に励むことが出来ると、いいな～