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三河屋ワークスのブログ一覧

2015年11月11日 イイね!

三歩下がって見てみると。

三歩下がって見てみると。基本的に三河屋さん、いつもクルマのコトばかり考えています。(笑) 


どうしたらもっと速く走れるのだろうか、どうやったらもっと意のままに動くのか。そんなコトばかり飽きもせず ずっと考えてきて、スキマのような時間を使いながら走り込んだり仕様変更を繰り返してきたんです。

そんな中でも結構な時間を使ってきたのがサスペンションです。まぁ、所謂足周りってヤツですね。またこれがいつまで経っても答えが出なくて。(笑) 



クルマってその部分単体では済まないことが多いですよね。脚なんて特にそう。ボディやブレーキ、エンジンの仕様でも全く変わってくるし。そもそも乗り手次第で求めるものが違って当然な上、走れば走るほどヘタっていくワケですからベターはあってもベストは出なくて当たり前なのかも知れません。

イマドキ、世の中サスペンションと言うとシャコチョーという物がアタリマエとなっています。でも、偏屈な三河屋さんはシャコチョーじゃなきゃダメなの? なんて事を時々考えてしまったりするんです。数字的な結果を求めず、ストリートでの使い勝手を考えベターの状態を探すなら別にシャコチョーじゃなくても良いんじゃね!? って。





自分が走り始めた頃、車高調なんてまだまだ純レーシングパーツでしたので手に入れようと思ったらホントにその方面のツテがないとなかなかだったのため 純正形状を何セットも使っていました。サスペンションはとにかく硬い方がエラいらしいぞというウワサを真に受けて TRD のラリーショックから始まり、GAB、TOKCOイルミナスラローム、KYBスーパースペシャル、POTENZAジムカーナ(あれ? ラリーだったかな?)、と使い、最終的にエナペタル+クスコローフォルムスプリングに落ち着き構造変更(記載変更)を取って乗っていました。若い方は知らないかも知れませんが、ちょっと前までシャコタン=即違法改造でしたので。

と、言うことで、さぁ実験です。(笑)





とは言っても、ワザワザ買ってまで用意するような余裕なんてありゃしませんが、そこはほら三河屋さん。ガレージ三河屋の中をさばくってますとほら、ノーマル形状のサスペンションが2セットも出てきました。(笑) 1セットは タナベ H200 スプリング + JAM ダンパー のものと、もう1セットは黒が来た時に付いてた TEIN スプリング + ノーマルダンパー のもの。まぁ、ここで H200 とか JAM というキーワードに反応した方はそこそこの年齢の方ですね。(笑) タナベ + JAM は法改正前に構変掛けずにそのままイケるように造ったのですがお蔵入りになったモノで、車高変化の無い (厳密には確か0~10㎜ダウンだったと思うのですが…) スプリングとダンパーには減衰力4段調整機構が付いており、ご丁寧にニスモの強化ブッシュまで組んであります。





そのまま使ってみても良かったのですが、折角法改正の恩恵もありますので TEIN のローダウンスプリングに交換して組み直してみたいと思います。



いや、もう何年ぶりに使ったんだろう、スプリングコンプレッサー。(笑)



そして組み上がったのがこちら。



『三河屋オリジナルサスペンションキット』 2015モデルです。(笑)





今回、黒を実験車両として使うのですが、そもそも何でこんなことを思いついたかと言いますと…



こういう事です。もう、随分と残念なコトになっています。先日 RA を手に入れたのもこういう経緯があったんです。で、折角ならそのまま組むのではなく一度バラして洗浄給油しシートをキレイに回るようにしたかったのと手持ちのスプリングを使って組みたかったので、その間の脚って何かなかったっけな~ ってトコから出てきたのがノーマル形状。じゃあ、この際やってみようか、と。





交換自体は特に問題なく、青空でひとり のんびりやっても1時間もあれば終了。
もう、何度やったか分からない作業です。





組み込みが終わりましたら 実際走ってみないと意味がないので近くの裏山へ向かいます。裏山に着くまでゆったりペースで流している分には思った以上にいい感じです。アッパーマウントやシートの類がピロでなく強化ブッシュなっているので路面の凹凸を拾った時のゴツゴツがトントンという感じに変わり不快な感じがありません。ストリートカーとしてはここ重要ですよね。

裏山もそこそこのペースで何往復かしてみましたが、かなり古いダンパーの割に抜けもなくキチンと抑えが効いて不要に大きい動きもしません。裏山でも思った以上の好感触に、組んだ後に調整しないのならこれもアリかな、と。





キチンと造り込まれたモノならば 『最新のモノが最高のモノ』 そういった言葉も確かに当てはまるのだろうけど、乗り手の目的と使用方法次第ではガレージの片隅で埃を被っていた我楽多もまだまだイケると分かるとちょっぴり嬉しいと同時に、今あるモノの有難みに感謝の三河屋さんでした。









Posted at 2015/11/11 22:37:50 | コメント(7) | トラックバック(0) | ガレージライフ | クルマ

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「山頂付近はすっごい濃霧。ハードだわぁー」
何シテル?   08/04 05:46
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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