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三河屋ワークスのブログ一覧

2011年07月22日 イイね!

走行会の準備

走行会の準備毎度の事なんですけどね、走行会が近づくと人には 『あれは直しといた?』、『気になってたあそこは調整した?』、『ダメじゃーん、当日修正できるのなんて限られてくるよ。セッティングなんて常日頃から気にかけてないと! もう… 』 なんてエラそうな事をほざいている訳ですが、自分ときたら… しょっちゅうタイヤの事を忘れてしまいます。

もともと中古のタイヤを格安に仕入れてきたり、お下がりを貰ったりしてしのいでますので終わってしまうのも早いんですけどね。

いや、もちろん分かってますよ。タイヤがいかに大事かって事も。あの星野一義さんもCMで言ってましたからね。どんなにスゴいクルマでも、路面と接してるのは結局最後はハガキ4枚分って。まぁ、今どきのクルマはもう少しありますが。それよりも何よりも、タイヤで悔しい思いは 何度でも 何度でも 何度でも 何度でも… してきましたし、タイムアタックにハマってた時は清水の舞台から飛び降りる思いで新品のSタイヤを買った事もありましたからね。後にも先にも1回だけですけど。その恩恵も一応は分かってるつもりです。

でも、3人の子持ちのお父ちゃんの小遣いじゃ あれもこれもというのは無理な話です。もともと180SXはファミリーカーとしての機能は一切果たしていないお父ちゃんのワガママのクルマです。そこへきて もう1台スカイラインがいて、夜な夜な峠へ繰り出すとなると… 昼飯抜くのは 『あたり前田のクラッカー』 状態です。だって走りに行くペースは落としたくないし。

180SXに関しては100%父ちゃんの小遣い出資でしてね。さっきもお話ししたように父ちゃんのワガママで所有しているクルマですから。メンテ代、車検代、任意保険、そしてとうとう本日、増税済みの自動車税も上納して参りました。1台のクルマを大事に乗る方がよっぽどかエコだと思うんだけどな。エコよりもエゴですかね…

タイヤラックには AD07、55S、048 が並んではいますが、どれも終わってしまった物ばかり。10年モノのタイヤだったり、1本づつしかないモノだったり。でも貧乏性でね、『もしかしたらもう1本出てくるかもしれない…』 なんて思ってると、こんなプラスチックのようになったタイヤのオブジェが出来てしまう訳ですよ。

そうは言っても 『三河屋ワークス走行会』VOL.3 までもう1カ月。もういい加減、本格的にタイヤ探しを始めないと。名簿とかもそろそろ作成しないといけないし。

いっそ降りられれば楽なんでしょうけどね。悪い病気は治るどころか加速度をつけて進行しているようです。治らない病気は上手に付き合っていくしかないんです。
Posted at 2011/07/22 20:10:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2011年07月21日 イイね!

受け入れる。

受け入れる。実は私、ビビリなんです。しかもかなり。夜ごと峠へ通って目いっぱい踏み切ったり、数えきれないほどローターにクラックを入れたりするぐらい突っ込みますが、正真正銘のビビリです。

若い頃は口が裂けても言えませんでした。かなりの負けず嫌いですから。どんなにマシンの性能差があっても関係無いです。もう 『赤木 軍馬』 なんです。

でも今の自分の中には一見正反対な信念があります。

『速くなりたければ、怖いという気持ちを受け入れる。』

ひとそれぞれ考え方があるので押し付けるつもりは毛頭ございませんが、自分としてはもう当たり前のものとなっています。

たとえそれがキチンとエスケープゾーンの確保されたサーキットであったとしても、なんら変わる事はありません。スピードはいとも簡単に裏切り、襲いかかってきます。とっさの時に両手で支えられるのは大人の男性でも 7km/hだと言いますし、たかが30~40km/hでも命を落とす事だってあります。

走りに行く時いつも 『今日こそは無事に帰れないんじゃないか。』 そんな事を考えながらコースへ向かってるんです。帰り道は無事に帰る事が出来てホントに良かったと手を合わせます。ガラじゃないんですけどね。

速くなりたければ走り続ける必要があります。走り続けたいならスピードの恐ろしさを認め、怖いという気持ちを受け入れる事が必要だと思います。命知らずの走り、そんなものは本当の速さには成り得ません。

後輩にもこれは口を酸っぱくして言っています。分かったような分からないような… そんな顔をして聞いてますけどね。でも、このコトバの意味が分かってくる頃には間違いなく1レベルも2レベルも上の走りが出来るようになってるでしょう。

決して怖さに慣れてしまえという訳ではありません。怖さを認めた上で踏み抜くんです。

自分の走りに速さを求めるのなら、その速さ・スピードというモノの甘い蜜だけでなく毒の部分もキチンと理解し受け入れないと、この世界にその身を置き続ける事は出来ないと思うんです。







Posted at 2011/07/21 01:56:02 | コメント(2) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2011年07月19日 イイね!

リベンジ

リベンジ台風6号の影響で、こちらは夕方から雨模様。降りだした雨空を眺めていると… よし、山へ行こう。ここ最近始めたアテーサのセッティングデータも取りたいし。なんだか続いている胸のモヤモヤも晴らしたいし。
 

何処へとは決めていなかったのですが、なんとなく2号線方面に。途中から雨足はどんどん強くなってきます。
でも、雨って好きなんですよ。そりゃドライに比べると絶対速度は低いですけどね。タイヤやガソリンが減らない事。もちろんそれもありますが、一番はマシンとの会話がいつも以上に出来る事です。


ブレーキングでタイヤはどこまで踏ん張れる? マシンはどっちに行きたがっている? 前へ前へと進むにはどうして欲しい? 逆らわず、でも決して流されず。五感を研ぎ澄ませ相棒の声を聞きます。

2号線への曲がり角近くまで来たときに先日訪れたところふと思い出しました。なんだか続いているこのモヤモヤはもしかすると… 
現地調査が目的だったので1往復しかしませんでしたが、一ヶ所だけ完全に攻めあぐねたコーナーがありました。タイトコーナーに前後を挟まれた壁のような高低差のあるヘアピンの上り。前後のコーナーに気を取られ、完全にラインを外してしまいました。おまけにコーナリング中にフルブレーキング。完全な失態です。そうだ、思えばあの夜からじゃないか。
そうと分かれば向かうしかありません。


さて、リベンジ しに行こうか 相棒。


入口に着いてひと呼吸。街の灯りが遥か遠くにぼんやり浮かびます。ここは別世界。尾根沿いにあるコースで、両脇は深い谷。風の音しか聞こえません。

1本目は状況確認の為流します。先日、数年ぶりに来たような所なのでコースは殆ど覚えていません。似たような、しかし決して同じでないコーナーが続きます。前半は3速の高速コーナー、後半は2速のタイトコーナー続き、その中間にあのヘアピンが位置します。リズムの切り替えがホント難しい所です。

2本目、アタック体勢に入ります。路面はハーフウエット。所々で路面状況はめまぐるしく変わります。ガードレールや車線、ヘッドライトに照らされる草木のなびき方を見て 『カンピューター』 をフル稼働させます。駆け下りて来て Uターン。連続するタイトコーナーをリズムを守りながらあのヘアピンへ。

手前のコーナーを丁寧にクリアし、グンと加速。上りのヘアピンの進入でしっかりフロントに荷重をかけ一発で向きを変える。鼻先をクリップの岩肌に寄せ、26 のクランクは加速度を増し回転する。直4の SR とはまた違うフィーリング。タンッ、とクラッチを蹴飛ばし3速へ。

今日は相棒との対話が上手くいったようです。気分が良いのでそのまま帰ろう。アテーサのセッティングは何~んにも進まなかったけど、まぁいいや。また今度のお楽しみという事で。



Posted at 2011/07/19 01:21:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | コソ練 | 日記
2011年07月17日 イイね!

月夜の晩に

月夜の晩に今夜も仕事が終わってから 『アニキ』 と出掛けてきました。今回はいつもと違い新しい所(とはいっても昔来た事がある場所ですが)の現地調査です。

2ヶ所ほど回ってきましたが、結論からいきますとそのままではちょっと難しいですかね。やっぱりいろんな条件はついてまわりますから。多少狭いですが、コース自体は悪くないんですけどね。うねりながら右へ左へ切れ込むような感じとか。

自分は明日も(もう今日になってしまいましたが)仕事なので、走り足りない 『アニキ』 と途中で別れひとり家路につきます。

時間の許す 『アニキ』 を羨ましくも思うのですが、このひとりでドライブしている時間っていうのが自分にとっていろいろ考える意味のある時間でもあるんです。

基本的にクルマ馬鹿ですから、マシンの走らせ方やセットアップの事を考えている時間も多いのですが、今の自分は頑張れているのか? まわりの人に考えを押付けていないか? いろんな事から逃げていないか? 本当にいろんな事を自問自答しています。まぁ、まだまだ人間出来てませんので、答えの出ない事が殆どですけど…

そんな時、ふと目をやると夜空には月が。今夜はまん丸の月が出ています。明るくて近くに感じます。

山の中をぐるぐると走っていると月はいろんなところから顔を出します。さっきはあっちにいると思ってたのに、今度はこっちに。



頑張っていればどこに居てもお月さまは見ててくれるかな。
Posted at 2011/07/17 02:05:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ
2011年07月16日 イイね!

走るということ

走るということ例えば、タイトコーナーの進入。ブレ-キングでスライドを発生させる。ほんの少しだけ。決して振り出す程ではなく、脱出ラインにいち早くマシンを向けコンマ数秒でも早く全開体勢に入るため。

例えば、奥まった複合コーナー。横Gと相談しながら意図的にアクセルを入れ、パワーオーバーに持ち込む。決してカウンターをあてる角度ではなく、前へ前へとマシンをスライドさせるため。

マシンはパワーを絞り出し、気を抜くとどこへふっ飛んで行くか分からない。谷あいのタイトな峠では持て余してしまうそのパワー。それでもいい。最後まで踏みきり、ありったけのパワーで路面を蹴飛ばす。


無駄なモノ、意味のないモノと言われても、超えてみないと分からない世界がある。ギリギリまで攻めてみないと見えてこないモノがある。踏み出したヤツにしか決してわからない。

誰かが見ている訳ではない。記録に残る訳ではない。誰かに認めてもらう為でもない。だけど自分自身には嘘はつけない。ただひたすらに自分にまっすぐに。


『アニキ』 はマシンの事を自分自身と揶揄した。そんなマシンに命を乗せて走るという事は人生そのもの、生きるという事。己の生き様は己によって決められる。

峠を駆るとき、父でもない、子でもない、組織の一員でもない自分がいる。マシンと対話する事によって自分自身と向き合い、個としての自分と対峙する。こころを無にして、五感を研ぎ澄ます。

ピンと張りつめた糸が無数に繋がりバランスを取る。まるで自分を取り巻く環境のように。



そして強く想う。生きるという事の意味を。人との繋がりの意味を。



走ることでしか答えは見つからない。いつだってそうやって答えを探してきたんだ。

憶えてるか?
Posted at 2011/07/16 00:06:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ

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「[整備] #GPZ900R HYPER PRO プリロードアジャスター https://minkara.carview.co.jp/userid/1065235/car/3623171/8464629/note.aspx
何シテル?   12/08 21:43
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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