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三河屋ワークスのブログ一覧

2011年07月14日 イイね!

グループA BNR32 GT‐R

グループA BNR32 GT‐R今日は休みだったので、少しばかり部屋の片づけをしていました。ただどうにも飽き性の為、少しなにかをしていて気になるモノが出てきてしまうと、『ハイおしまい。』 状態になってしまいます。

今日の原因はこれ、BNR32 GT‐R グループAマシンです。

1985年~1993年まで開催されていたハコの国内最高峰のレース、全日本ツーリングカー選手権通称 『グループA』 に参戦していたマシンです。

もう、あまりにも有名なマシンですので説明する必要もないでしょう。かくいう私も夢中になっておりました。いろんなレースがありますが、この 『グループA』 以上に夢中になっていたレースは後にも先にもありません。またこのマシンの存在が、今の自分の環境をいろんな意味で決定づけております。

このクルマがデビューしたのは確か高校を卒業したあたり。知人の親父さんが発表されたばかりのGT‐Rを購入し、リヤシートに乗せてもらう機会がありました。

ありえない、ありえない加速! それまで原付のスピードの世界しか知らない自分にとっては全く異次元の加速感。しかもフル乗車の状態で。状況を飲み込むのに暫く時間がかかりました。今にしてみればフルノーマルのGT‐Rなので、もっと加速をするクルマもたくさんありますけどね。18、9 の自分には刺激が強すぎました。

やがて自分でクルマを転がすようになり、ボッコのハチロクを手に入れ 夜な夜な峠通いをし始めるようになりました。そのあともう1台のハチロク、AW11とライトウエイトのマシンを乗り継ぎましたが、やっぱり BNR32 への憧れはいつもどこかにありましたね。

実際、何度かレースも観に行きました。峠通いのガソリン代でほとんど消えてしまう少ないバイト代の中からチケット代をなんとか捻出して。前日の夜から鈴鹿の駐車場に入り明け方を待つ。確か鈴鹿は6、7月頃の開催。2シーターのうえ、エアコンを取っ払ってしまっている自分のクルマは仮眠さえままならない状態。でも翌日のことを考えると興奮してどうせ寝られないので駐車場に座り込んで仲間と過ごす。


タイサンSTP、カルソニック、ユニシア、日鉱共石…
目の前を駆け抜けていく憧れのマシンたち。

痺れたなぁ… 初めてナマで観たときは軽く潤んでしまってましたよ。


いつか自分の相棒として乗ってみたいという想いはあるのですが、あまりに憧れが強すぎて手を出すことが出来ません。
今はまだ全速で走っていたいので、自分にとっては1号車の 『180SX』 が身の丈に合った最高の相棒であるのですが、クルマ遊びの最後の1台のその時が来たら… その時自分が相応しくなっていたら… あるかな。
Posted at 2011/07/14 20:25:05 | コメント(3) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2011年07月11日 イイね!

波長

波長先日の夜は 『アニキ』 と出る予定だったのですが、前のブログにもあるように話し込んでしまった為走りには行けませんでした。と、いう事で今夜はひとりで出かけてきました。

『アニキ』 と都合の合う次の機会まで待っても良かったのですが、少し前のブログに書きましたようにアテーサのセッティングあれこれと試してみたかったからです。

このスカイラインが手元に来たときはアテーサは殺さずノーマルに作動させて乗っていたのですが、タイヤサイズの関係でここ1年程FRの状態で乗っていました。

タイトな山あいの峠で、RB26DETTを押し込んだ4ドアのスカイライン。ボディ剛性は低い上に1500㎏の車両重量。おまけにかなりのフロントへビー。そして持て余してしまいそうなオーバー400ps。それでも苦になった事はありません。むしろ日に日に惹かれていくのが分かります。

それは1号車の180SXにおいても同じ事。走行会の回を重ねるようになって、参加者の方のS13に乗る機会が増えても、自分の180SXじゃないとしっくりこないんです。少し前にライバルである 『T』 さんのS13シルビアのセッティングに出た時、ホントに速くて乗りやすいマシンだと感心しましたが、それと同時にはるかにピーキーで乗りにくい自分の相棒でないと最後まで踏み切れないというのも確信しました。

これが 『波長が合う』 というものなんでしょうかね。

自分にとって有利・不利だとか、向き・不向きとかそんなモンは関係ないんです。脳内の血液が片寄るような、三半規管がイカれてしまったようなそんな感覚に陥りながらも右へ左へ切り返し、アクセルを開けることを止めない… それが全てです。理屈じゃないんです。





Posted at 2011/07/11 01:55:00 | コメント(1) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ
2011年07月11日 イイね!

気付かされた事

気付かされた事夕べは久しぶりに 『アニキ』 と出る予定でしたが話し込んでしまい、結局行けず終いになってしまいました。

ただ話の内容は自分にとって非常に価値のあるもので、こんな日もあっていいかなと思います。『アニキ』 とはもう20年来の付き合いになりますが、『あの頃は良かった…』 なんて話はしません。常に 『今』 の話が出来る人です。

過去を振り返る事は大切な事です。振り返りのない処に反省は生まれません。でも、過去に縋って生きていくのはまっぴら御免です。いつだって 『今』 が一番大事なハズです。昔も、今も、そしてこれから先も。

失敗も数えきれないほどしてきました。お互い器用に生きれない人種なので。

譲れないモノ、矛盾する事実、己に正直にいたいと願う事、許せない裏切り… いろんな要素が混じり合って崩れそうなほど不安定になってしまう時にどうしたら 『我(われ)がまま』 を保つことが出来るか。ブレないモノサシの存在、自己との対峙、受け入れる勇気。今までお互いが信じてやってきた事などを話し合っていました。そんな話の中で、ひとつ気付かされる事がありました。

今まで自分たちの信念として行ってきた事々は共通して心を強く持つということ。不安になってしまうのは心を強く持てないから。それはつまり、そこまでの気がないから。そんな風に思ったりもしていました。でもダメですね、そんな事を言ってしまっては。いまの自分はそれが出来る環境にあるから言えるだけの状況にあるからだけなのです。思い上がってました。

自分が出来るからって相手に押し付けたりしてはいけなかったんです。これは 『アニキ』 が恩師の方から頂いたコトバなんですが、そういえば自分も尊敬する人から同じ内容の言葉をもらった事がありました。

どうして何度も大切なことを忘れてしまうんだろう…

人それぞれ育った環境も、今置かれている立場も違うのに一括りにして考えてはいけないんですよね。普段から自分は気を付けているつもりではあったのにこんなもんです。まだまだしゃらくさいことを言ってるクソガキでした。大いに反省です。

そんなことを走りに行くハズの夜に、煙草の煙の部屋の中で思っていました。



Posted at 2011/07/11 01:06:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2011年07月07日 イイね!

15の夜

15の夜自分には3人の子供がいまして、一番上のボウズはもう今年で高校生になってしまいました。夕べちょっとしたきっかけがあって二人で話す機会があったのですが、毎日好き勝手やってノーテンキそうに見える彼にもやはりそれなりには悩みもあるようです。

まぁ、思春期ですしね。コドモでもなくなってきて、それでもまだオトナとして認めてももらえない中途半端な時期。自分にも憶えはあります。

大して何にも出来ないクセに素直にアドバイスを聞き入れる事が出来ないんですよね。『うるせーな、そんな事言われなくても分かってるよ!』。ウソです。分かってません。本質的な部分では何にも理解できていないから何度も何度も同じ失敗を繰り返すんです。

何度も同じような事で嫁さんに怒られています。でもね、それでいいんじゃないでしょうかね。最近息子に話した事があります。失敗は出来るうちに出来るだけしておけと。

所詮高校生の失敗の程度なんて大抵の場合はたかが知れているし、失敗の中から学ぶことってホントに多いと思うんですよ。大人になってしまうと失敗自体がもう許されない。思春期の混沌としたモヤの中を突っ走ってトンドン壁にブツかって欲しいですね。40の父ちゃんですら毎日失敗して反省してまたチャレンジして… そんな事を繰り返してんだ。たかが15のクソガキが悟りを開こうなんて100年早いわ。

『若いころの苦労は買ってでもしろ』 という言葉がありますよね。自分もこの年になってやっとこの言葉の意味を実感できるようになってきました。昔の人はホントいいことを言います。

そこで息子にひとつ提案をしてみました。8月の走行会のバイトです。走行会開催の手伝いをしながら参加者の人達が自分のやりたい事をする為に普段どんな努力をしているか、どんな苦労をしているか。そんな事を少しでも感じ取れたらと思っています。

写真のBNR32は息子にはじめて買ったおもちゃです。どこへ行くにも持って歩き、今ではそこいらの解体屋でもお目にかかれない位にもなってしまいましたが捨てられない1品です。

クルマバカの息子。息子に受け継がれたDNAは走行会でなにか感じ取れるでしょうか。


Posted at 2011/07/07 22:53:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2011年07月06日 イイね!

備えよ常に。

備えよ常に。今日は休みだったので1年半越しの作業をしてきました。強化クラッチペダルブラケットへの交換です。

シルビア系、スカイライン系に乗ってみえる方ならよくご存知かと思いますが、クラッチを圧着力の上がったモノをハードに使用していると標準のクラッチペダルブラケットに負担がかかり『パキン!』という音と共にペダルがあさっての方を向いてしまったり、戻ってこなくなったりしてしまうことがあります。ペダルブラケットの破損です。

自分もCA18DET搭載の180SX:シングルメタル、今の1号車の180SX:シングルメタル、そして今回のR32スカイライン:OSツインと、ことごとく『パキン!』という音とともにクラッチペダルがあらぬ方向へとストロークするようになってしまった事がありました。3台中、3台。お見本のような高確率です。

特にS13のブラケットはヒドイ。点付の溶接が4ヶ所あるだけなので一ヶ所でも飛んでしまったら、あら大変。2カ所目もあっという間に飛んでしまって自走不能の状態に。出先でこんな大変なことになる前に予防策を講じておきましょう。

画像のクラッチペダルブラケットはどちらもR32用です。どこに違いがあるでしょうか。そう、色です。左の強化品はシルバーに塗装されていて… 違います。ソコじゃないですね。

ま、確かに左のシルバーのペダルブラケットが強化品ではありますが、ポイントはペダルブラケットの箱の部分の接合部です。標準のそれに対して溶接増しがされています。ホントは当て板で補強しながら線で溶接してやるともっと良いんでしょうが、点付けの溶接増しでも問題ないでしょう。実際、1号車の180SXにはもう7~8年前に施工しましたが今のところ問題も出てないので。

自分は溶接が出来ないので、製作は 『カーツ』 さんにお願いしました。部品取り車から外してきて、『ね~ お願ーい、これバチッっとやって。バチバチッと。』 って。普通の鈑金屋さんじゃないので、クラッチブラケットをプラプラ持ちながらこう言えば、もう通じてしまいます。なんてスバラシイ。いつもながら頼りになります。

交換作業自体は大して難しいモノでもないし、1時間もあれば十分でしょう。 『nismo』 からも加工済みのモノが出てますが、なんかこれだけの事で… と思うともったいなく思ってしまうんですよね。溶接はやってもらったクセにとカーツさんには怒られてしまいそうですが。


最近、チューニングというモノを施してもごくごく普通に乗れてしまうクルマが増えて、こういったツケが回ってくる事を思いもしなかったという方のお話をよく聞くようになってきました。だけど、自動車メーカーが莫大な開発費をかけて不特定多数の方の乗り方にも対応させたクルマのバランスをある意味敢えて崩している訳ですから、やっぱりそれなりにオーナー側にも理解というか覚悟が必要なんじゃないかと思うんです。

ノーメンテ(通常のメンテだけという意味です。)で乗り続けられる 『チューニングカー』。それはそれで素晴らしいのかも知れませんけどね。ただ、仮にそんな夢みたいなクルマが出てきたとしても自分個人的には興味を持たないでしょうけどね。どんなに手間がかかっても自分好みに思いっきりドーピングが効いた 『チューンド』 でないと。


また話がそれてしまいましたが、備えあれば憂いなしとも言いますし、トラブルが起きてしまう前に是非おススメです。
Posted at 2011/07/06 15:44:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ

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「[整備] #GPZ900R HYPER PRO プリロードアジャスター https://minkara.carview.co.jp/userid/1065235/car/3623171/8464629/note.aspx
何シテル?   12/08 21:43
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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