• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

三河屋ワークスのブログ一覧

2011年08月12日 イイね!

それでいいのかい?

それでいいのかい?今日は朝早くから長野県に向かいクルマを走らせていました。ボーイスカウトのお手伝いです。


自分も子どもの頃参加していたという経緯もあり 子供たちをボーイスカウトに参加させています。ホントにいい活動だと思うんですよ。上の子はもう昨日から一人で現地入りしているのですが下の娘は今日からの参加になります。娘たちは先に出発し、自分は後から現地集合で合流です。

普段、仕事の関係でなかなかお手伝いする機会作れずにいて心苦しく思っているので、せめて年に一度だけはと思いこのキャンプは毎年お手伝いをするようにしています。だけどオトナのお手伝いが全然足りないんです。毎年の事なんですけどね。

この活動は本来 団委員の方々だけでなく、参加者の父兄の理解と協力のもと成り立っていなければならないのですが、どうもお話をうかがっているとオカシイ状況を感じてしまいます。なんというか、『おカネさえ払えば良いんでしょ』 的なのや、いいひとの優しさにとことん甘えて骨の髄までしゃぶり尽くすような。

確かに少額ではありますが参加費用を納めています。ただね、少し考えれば分かるぐらい少額なんですよ。一般のレクリエーション参加費用に比べたらもう丸赤字なぐらい。もちろん営利目的の団体ではないですからね。当然なのかもしれませんけど。

だけどね、値切っちゃいけないでしょ。『ウチは参加人数が多いから。』 とか、『この子はあまり食べられないから。』 とか。人数が多けりゃ他人様以上に手伝う気にならんのかい! 団委員の方々はヨソの子らを乗せるためにワゴン車を買い、高くなった燃料代を自腹で払い運営してるんだゼ。なぜそこまでして運営しているか考えた事があるんかい!

昔からね、損得勘定で動くヤツって嫌いなんですよ。クルマ事でもそう。クルマ走らせるのって正直、カネかかりますよね。ホントいくらあっても足りないくらい。なるべく無駄遣いしないようにと頑張ってみてはいるものの、本気で走れば走るほど 真剣に取り組めば取り組むほど、カネがかかってしょうがない。否定できない事実です。自分も骨身に沁みて感じます。だからこそ損得勘定じゃなく熱いモノを持ってるヤツ、情に響くヤツは無条件で応援したくなるんですよ。

思い出してみれば自分もそうやって先輩たちに応援してもらってきました。若いころ、ホントにカネが無く、それでも走りたくて 速くなりたくて。山へ不法投棄されているタイヤを拾ってきてはハメ換えたり昼飯を抜いてガソリンを入れてました。嫌味な事もたくさん言われたなぁ… でもね、我武者羅でしたよ。嫌味を言った連中はみんな降りました。理解を示してくれた 『アニキ』 は残ってる。そして自分も走り続けてる。これも紛れもない事実。

どこまでも優しさに甘えていいんかい? 得したつもりでいるかも知れないけれど、それは目先のことだけじゃないのかい?


『ホントに大事なモンはカネじゃ買えねぇよ。』


渋滞回避の名目で回り道したいくつもの峠を走りながらそんな事を考えていました。

Posted at 2011/08/12 19:38:27 | コメント(1) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2011年08月11日 イイね!

意地。

意地。タイヤが2本届きました。180用のフロントタイヤです。なかなか条件の合う中古タイヤが出て来ず、やっとの事で用意が出来たタイヤです。ホントはね、新品を用意したいのはやまやまですが先立つモノが御座いません。

1号車の180SX。コイツはウチの家庭には全く必要のないクルマです。100% お父ちゃんのワガママで所有しているクルマです。だから 100% お父ちゃんのお小遣いでやり繰りしなければならないんです。


一時期タイムアタックのランキングにハマっていた時、珍しく妻に熱く語ってしまった事がありました。そしたら、とっても男前な考え方の妻が 『そこまでの想いならタイヤ代出すよ。そのかわりチャンピオン獲りな。』 と言い出したのです。

うほ、うほほ! 揺れましたね、かなり揺らぎました。タイヤさえあれば、プラスチックのように硬くなってないタイヤさえあれば… と常日頃から渇望してましたので、思い切って甘えてしまおうかと揺らぎました。

でもね、ダメなんです。自分はこの言葉に甘えてしまってはダメなんです。

実のことを申しますと、ウチの家庭は順序が逆だったんですね。分かりやすく言うと出来ちゃった結婚ってヤツです。しかも就職と同時の結構若いウチでした。まあ、今でも決して楽とは言いませんが、結婚当時は今以上にキツかったですね。

それなのに自分は走ることを止めなかった。毎晩の峠通いを月一のミニサーキット通いに変更はしましたが、決して走ることを止めようとしなかった。今思えばヒドイ話です。夫としても、父親としても失格です。もし周りに自分がいたら間違いなく諭しますね。

そんな経緯があったので、非常に有難い申し入れだったのですが受け入れてはいけないんです。

結婚を決めたのも、子供を作ったのも全て自分自身の決めたこと。そりゃね、他人を羨ましく思うことだってありまさぁーな。もし給料を全てクルマにつぎ込めたら、休みの日の時間を全て走る時間につぎ込めたら… そんなことを思った事がないなんて言いません。でもね、言い訳にしちゃいけないんですよ。全ては自分の意志で決めたことですから。

結局、妻からの有難い申し出は断りました。でもちゃんと アンダー 2,000㏄ 2WD クラスで年間チャンピオンを獲りましたよ。3年かかりましたけどね。身長と一緒でちっちゃいけれど男の意地ってモンです。



Posted at 2011/08/11 15:38:20 | コメント(3) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2011年08月10日 イイね!

信頼

信頼昨日、半分仕事 半分個人的な用事で 『カーツ』 さんの所へお邪魔してました。まあ、私が伺う時はホントに邪魔をしてしまう事が多いので申し訳ないのですけどね。

用事の一つに、このクルマの件がありました。これなんだかわかりますか? そうです、BNR34 GT-R… じゃ、ないんですね~ WGNC34、ステージアの4WDターボ。そして珍しい5速マニュアル車です。

この車両はだいぶ前のブログで一度ご紹介したクルマなんですが、やっとここまで形になってきました。シルビア乗りの先輩 『T』 さんの通勤用最速マシンです。手を付け出したのは4月上旬ぐらいだったのですが、部品がいつまで待っても入らなかったり 専用の物のハズなのにそのまま付かなかったりと大変だったようです。

また、ここの社長がね拘っちゃう人だもんだから… 『え、いいじゃんこれで。こんなモンでしょ。』 と私。『ま、お前のならナ。』 と社長。こんなやりとりを何度したでしょうか。

もともと無いモノを造り出す。実際の作業をしている現場を知らないとこの大変さはなかなか分かってはもらえないんですよね。残念ながら。幸い作業を依頼した 『T』 さんはシルビアで何度となくこういう事は経験しているので理解があるのですが、こういう作業はホントに手間ヒマがかかり、時間もお金も必要となってきます。

あるモノを 『ポンポン』 と取り付ける。マフラー、サスキット… 勿論それだけでもカッコよくなりますよね。交換したって満足感も。でもそれだけじゃぁ もったいない。せっかく時間もお金も注ぎ込むんだから。フィッティングに、セッティング。同じ部品を使ってもセッティング一つで別物になる。そして手間ひまをかけてやっただけマシンはキチンと応えてくれる。そうやって付き合ってきた相棒達には機械以上のモノを感じてしまうんだよナ。

お金を払えば何でもあり。金額が安ければ尚のこと良し。確かにそういう考えもあるかもしれないですけどね。でもそんなドライな関係の中で自分はチューニングや作業を依頼したいとは思えないんです。相棒は自分自身。確かな技術力は勿論なこと、しっかりした人間関係の築ける相手じゃないと どんな些細なことでも任せることが出来ません。と、いう事で結局 大抵のことは自分でやらざるを得なくなっちゃうんですけどね。

自分の場合、今回の 『カーツ』 さんや、『SRS』 さんという良きショップにめぐり合えた事はホントに幸せなことで、その後のクルマとのかかわり方が大きく変わりました。長い間走り続けることが出来たのもこういった人たちに恵まれたからです。有難いことです。
Posted at 2011/08/10 14:59:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | メンバー | クルマ
2011年08月08日 イイね!

毒虫同士

毒虫同士 『はい、スンマセーン。明日やりまーす。お先~』 顔は笑ってるけどね。

あのね、知ってる? 僕はホントは毒虫なんだよ。毛穴から猛毒が噴き出してきそうだ。

仕事柄と見た目で、人当たりの良い いいひとに見られがちだけどね。勝手に勘違いをしてるのはそっちだから。本性垣間見たからって態度変えないでね。虫酸が走るぜ。


山へ向かった。とにかく走り回った。2日続けて 180を引っ張り出し、誰もいない峠をいくつも走り回った。何も考えず、180の動きだけに集中しよう。行先は思いついた峠でいいや。


集団の中に身を置くと、何もかも自分の思う通りにという訳にはいかないもの。もちろん自分の信念は何があっても曲げられないけど、メシ喰ってく為には我慢も必要。それもまた分かってる。いい歳になってきたのでね、自分の中の常識と世間の 『普通』 が時々違う事にも驚かなくなったよ。

だけど、時々ヤラカシテしまいそうになる。だから山へ向かった。悪いモンを出しに峠に向かった。抑え切れなくなる前に、ヤラカシテしまうその前に。

ここはいい。喜怒哀楽、全ての感情を受け入れてくれる。気が済むまで走り回ると、気分も少し落ち着いてくる。

最後にもう一ヶ所と2号線に向かった。コースに入ると他府県ナンバーの 『DC2』 が一台。待っている。そして後ろに付いたら明らかに加速。追いかけるしかないでしょ。売られたケンカは買わなきゃね。もったいない事をしてはいけないと育てられたしね。それよりもなによりも2号線は最近お気に入りのホームコース。負けるわけにはいかないんだ。

山の天気は不安定で路面は所々ウェット。自分も 『EG6』 にハマった時期があったのでどんなマシンかはよく知っている。こういう状況でこういうマシンを相手にするのは正直嫌だ。

路面状況を読み、濡れた路面を避ける。時としてハイパワーはFR車の足を引っ張る。リズムが乱れる。苦しい…

軽くスライドかけながらコーナーに進入する黒いインテR。乗り方を良く知っている。引っ張られるようにこちらのラインも定まってくる。ドライもウェットも関係ない。そうだよ、本来アタマで考えるドライバーじゃないんだ。感覚で乗るタイプじゃん。

相棒は自分自身。信じて踏み込むだけ。

5本ほど走って、インテRのドライバーが降りてきた。ニヤニヤしながら 『振り切れると思ったんだけどなぁ!』 とっても勝ち気な感じ。ちょっと自分と似てるかも。だからウマく引っ張られたのかな。

暫く話をしていると年下の連れの後輩という事が判明した。世間は狭いね。早めの盆休みで帰省中だそうです。結婚、長男誕生を機に3年ほどクルマを降りたけど、やっぱりこれしかないんだと最近復活したそうです。

黒いインテRの… インテRの… あっ、名前聞いてなかった… 遅くなっちゃって奥さんに怒られなかったかな?


またいつかこの月の下で。リベンジ、いつでも受けて立つよ。

Posted at 2011/08/08 01:20:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ
2011年08月06日 イイね!

自分自身

自分自身今日はひとりで峠に出かけた。山深く、街灯の灯りなど全くない名もない峠。日中でも交通量は極端に少ない。道幅は狭く、路面状況はお世辞にも良いとは言えないトコロ。

ひとりで峠に向かうのは常のことなので めずらしい訳ではないけれど、今日は180 を出動させた。いつもは仕事帰りに直接向かうのでスカイラインの出番が多いのだけれど、今日は180 を走らせたかった。

逆バンクのタイトコーナーを滑るように丁寧にクリアし、コークスクリューのようにうねる高速コーナーを加速していく。3速… 4速… 一瞬でカラダ中に悪いモノが一気に駆け巡る。

目の前のヘッドライトの灯りからコースがフッと消える。いや、違う。右へ落ちていくように続くヘアピンだ。

3速… 2速… フロントタイヤに目一杯仕事をさせ、ターンインを開始する。急減速と横Gに耐えかねて不安定になったリアタイヤがスライドを始めようとする。右足の親指に集中しスライド量を調整。もう少し、あともう少し。

立ち上がりラインが見える。待ちかねたようにアクセルオン。荒れた路面に 255 のネオバがいとも簡単にグリップを失う。それでも構わない。ステアリングワークでねじ伏せるんだ。

スカイラインと違って何処へ吹っ飛んで行ってしまうか分からない180。峠では持て余してしまう、どこか儚げなハイパワーFR。まるで自分そのものだ。効率よく、無駄のない… そんな器用な生き方は出来やしない。自分が正しいと思ったことに全力でブツかって弾けて飛んで。何度失敗しても ちっとも学習出来てやしない。


でも、それが自分。


気付かされて、ヘコんで… 仕方がないさね。自分を曲げてしまったら自分でなくなっちゃう。

憧れのクルマではないのだけれど、コイツは等身大の自分なんだと思う。そう、きっと自分自身。ココロ折れそうになっても、コイツを走らせれば自分を取り戻せる… ような気がする。いろいろと難しい事はあるけれど、いつだってワイドオープン。答えはきっとその中にあるハズだ。


気のせいかもしれないけれど。
Posted at 2011/08/06 00:33:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ

プロフィール

「今年も始まる、公道世界最速の祭り!」
何シテル?   11/06 08:19
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/8 >>

 1 2345 6
7 89 10 11 1213
14 15 16 17 18 19 20
21 22 2324 25 2627
2829 30 31   

愛車一覧

日産 180SX 日産 180SX
そのとき、その刻 の目一杯を共にしてきた腐れ縁です。 既に取り返しがつかない程の満身創 ...
カワサキ GPZ900R カワサキ GPZ900R
30年越しの想い。 40周年の年にオーナーに。
カワサキ Ninja ZX-25R SE KRT EDITION カワサキ Ninja ZX-25R SE KRT EDITION
ずっとクルマに夢中だった。 でも、ずっとバイクに乗りたかった。 いくつになっても始めら ...
日産 180SX 日産 180SX
FRベースアップ計画、というか180の乗り方再開発車両としてやってきたフルノーマル後期N ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation