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三河屋ワークスのブログ一覧

2015年07月31日 イイね!

某日未明、某裏山にて。

某日未明、某裏山にて。自分が愛して止まないストリート。ただ自分の中でのストリートの定義が他人さまと同じかといえば、どうやらドンビシャで合致することは殆ど無いらしいということに気が付いたのは もうかなり昔のこと。

その頃の三河屋さん、いま以上にかなり調子にノッていて(笑) 自分の考え方以外は全て受け入れないという我が儘っぷり。深夜の裏山でちょっかい出すクセに相手を知ろうとなんてこれっぽっちも思ってなかったり。

そんな いい(笑) 性格の青年期を過ごしたので 走る裏山も殆どホームだけで、せっかく数多くの素敵な山々がある地元なのに数回顔を出しただけで その後 滅多に踏み入れもしなかったトコなどざらにあり。





未だにコゾーな自分ですが、20数年の時間が経ちますと多少は周りを見る余裕が出てきたのか自分と違うスタイルを素直に認めることが出来るようになってきて、そうなってきますと今まで自分が知らなかった世界がぐんぐん広がり、こんなことだったらもっと早くに知っておけば良かったなんて今更ながらに感じたりしています。


そんな背景があり、若かりし頃は敢えて避けていた 『バイクが盛んだった東の山』 とか、『北のダムの周り』 とかをここ数年でフラりと訪れてみたりとかしているのですが、もともと裏山には相当恵まれているこの地域。まだまだ行ってみたい裏山は幾らでもあるんです。


その中でも最近気になりだしていた某裏山。過去に当時付き合っていた彼女とドライブに行ったのと、仲間と初日の出を見に行ったくらいしかなかったところで、特に何か避ける理由があったワケではないのですが、逆に原点の裏山通いを休んでまでも行く理由も無かっただけのことで。


その昔はWGPの125ccクラスで大活躍した某ライダーも走っていた名のあるコースではありますが ここもまた廃れてしまったところ。でも、廃れた理由が原点の自滅的な理由と違い 『バイクが盛んだった東の山』 と同じな為か最近少しづつ動きがあるようで、そんな話を聞いたら行くしかないというモンです。





某日未明。まだ真っ暗な空の下、銀のキーをオンにする。







某裏山には少し距離があるので高速を使うことにしたのですが、夜中の高速を使って裏山に向かうなんてちょっとしたプチ遠征な感じですね。しかもファイナル交換後の銀で高速に乗るのは初めての事。どんな感じかと興味津々だったのですが 4.6 で高速は… 正直キツイですね。(笑) 今後、高速を多用するようならターボ用MTの導入を考えた方がよさそうです。流れに乗るペースで結構エンジン回っちゃってますモン。



エンジン耐久テストじゃないんですから、移動中はなるべく優しく走らせてやりたいんです。





空が白み始めてきたものの夜景がまだ目立つ時間帯に現地着いたのですが、廃れている中にも確かにそこには静かに物言わぬ生動の痕跡があり、自分の血潮がたぎってくるのが分かります。


さて、いつものやり方でいきますか。







生い立ちからしてコーナー自体はどれも特異なものは無いのですが意外とノる車速と、昔のイメージより狭い道幅や伸び放題の草木が視界を狭めます。陥没しだした荒れた路面と急に現れる湧き水の川も一瞬たりとも気を抜かせてくれません。ましてや20数年前の記憶など無いに等しいし。





草木やガードレールに反射するヘッドライトの光、森の匂いや空気の重さ。
このコーナーを回り込んだ先には… 

ほら、湧き水で出来た川と大きく拉げたガードレール。


先を読むのも遠征アタックの楽しみのひとつ。
読みが当ったときに気持ちのよさったら もう…

外すこともよくありますケドね。(笑)





誰かを探しにというわけでもなく、その場所そのものに興味があって行ったハズなのに
気付くとそこを走っているクルマのことばかり考えていて。





つくづく自分はそういう人間なんだなと思いました。


Posted at 2015/08/01 00:58:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ
2015年07月24日 イイね!

240な日。

240な日。縁というものはいろいろあって、突然やってくるものもあればめぐり巡ってやってくるものもあり。


先日、お昼過ぎひと段落してますと1本の電話が。
みん友の じゃっきーwaka さんです。

お友達登録をさせて頂いたのはつい先日なのですが 実はかなり前から興味深々だった方。近くまで行くので寄ってもいい? と仰られれば断る理由なんてないですよね。



遅めの昼メシをかき込みソワソワしながら待っていますと段々と近づいてくるキャブの音が。
『来た、来たー!!』
画面でしか見たことのないあの白い 240Z-Gが目の前に現れました。





はじめて S30 をマジマジと見たのはハタチくらいの頃。大柄のZに慣れていた自分にとってそのボディはびっくりするくらい小さく映り。それでも自分の原点であるホームの裏山で見たそれがコースの脇道をまるで睨みをきかすようにゆっくりと進む姿は他のどのクルマより大きく見え。





知り合いにレストアを専門にやってみえる方がいて、所謂旧車と呼ばれるクルマをみる機会は昔からよくあるんです。Z、ハコスカ、ヨタ、27、チェリー… いろんなクルマが新車以上に再生されてオーナーの元に戻っていく。ホントにキレイに仕上がっていつまででも眺めていられそうなくらいです。でも今の新車のキレイさとは全く違う意味のキレイさなんです。

この年代のクルマを見てみますと今時のクルマの造りの良さが良く分かります。動力性能や安全性だけでなくコストなども含めてよく考えられ高い次元でバランスが取れています。それに比べて40年も前のクルマは… どれかひとつ今のクルマのレベルに近付けるだけでも相当なモンなんです。40年も前のクルマを普通に走らせる。実は普通じゃないんです。





じゃっきー さん、お逢いするのも お話するのも はじめての方だったのですが、クルマに対する真っ直ぐな姿勢や勉強熱心な じゃっきーさん 自身はもちろんなこと、シンプルな外装と鈴鹿を走る為に手を入れられた中身は自分を惹きつけないハズが無く。とくに本格的に造り込まれたボディは思わず時間を忘れて見入ってしまいます。車種構成からしますと普通はなかなか繋がらないお相手かも知れないんですが自分的にはそんなこと関係なく、実際どうやら周りでは結構繋がりがあったみたいなんです。自分が一番最初に じゃっきーさん の事を知ったのは 某Z31 のみん友さんからなんですが、お話してますと次から次へと知ってる方やお店などいろいろと。どうしようもなく惹かれる方との縁は巡ってくるのですね。














時間もお金も手間暇も掛かっただろう 240 をナンバー付きのストリートカーとして普通に使う。


楽しい時間はあっという間に過ぎ、街中へゆっくり溶け込んでいく 240。
『タバコ屋からサーキットまで』 を基本とする自分にはサイコーにカッコよく映りました。




Posted at 2015/07/24 11:29:46 | コメント(6) | トラックバック(0) | 人間模様 | クルマ
2015年07月14日 イイね!

三河屋さんのプラグ交換教室。

三河屋さんのプラグ交換教室。すっかり裏山の魅力にハマってしまってるようで、ひとり足繁く三河の裏山をフラフラしているらしい黒い子。正直、まだまだ覚束ないところだらけですが、初心者なりに頑張ってるようなので少し前にエアクリーナーをプレゼントしてやりました。


もともと銀に着いていたヤツなのですが、フィルター部分がが大分残念な状態になってしまっていたのでせっかく交換するならフィルターも新品にする事に。





基本的には自分でやらせますので、クリーナーをケージにセットしている間結構ヒマで。(笑) 何気にエンジンルームを見てますと、そういやプラグって手元に来たとき以来見てないな… と。ついでにプラグでも見ておきましょう。

キュッキュッキュッと、外したプラグを見てみると…

『おーい、次の作業確定な!』







黒が来たのは約一年半前。その時は多少の使用感はあったものの特に問題ない感じだったのでそのまま元に戻しておいたのですが何ともまぁ残念な事に。







左は前オーナー時、銀に着いていたイリジウム5番。
そして右側が黒に着いていた同じくイリジウム5番。同銘柄です。





黒に着いていたプラグを拡大しますと…



ありゃりゃ、な感じですね。
プラグの寿命なのか、それともどこか不具合があるのか。原因はこれから究明しなければ… ですが、とにかく良い状態ではないですね。





こりゃナイな、と次々外してみますと更にナイ事が。



なんで こんなんなっちゃったんでしょうかね?





車種限定でストック豊富なガレージ三河屋。SR用のプラグなら5番、6番、7番、8番とスペアがあり、今回は新品ストックのあった6番をチョイス。まぁ、5番であんな感じでしたので。







しかし作業も後半に差し掛かったところまたもやあり得ないことが…

交換手順を教えた後、最初に1本だけやってみせてあとは本人にやらせてたんです。1本目だけは柱にもたれながら監視(笑) していましたが、『ちょっとでもオカシイと思ったら手を止めろよ。』と話しその場を離れたんです。でも、ガレージ内の片付けをしながら最後の1本を組んでいるときに背中で小さく 『パキッ』 って音が聞こえたんです。

『ちょ、待て。』
『え?』

本人は全く気付いてないようです。





取り敢えずゆっくり外させてみますが途中で引っ掛かるようです。ここで選手交代。確かに引っ掛かりがあり、プラグホールを覗きますと白い欠片が… 絶縁体、割れてますね。(涙) 念入りにエアブローをし、欠片を取り除いたあとにゆっくりとプラグを引き出します。



これまたナイですよね。





プラグ交換って、何も難しい事なんてないんですよね。特に独立コイルを持たないSRのNAはプラグレンチさえあれば何時でも出来ます。だけど自分、気軽には出来ないんですよ。唯一エンジンをバラさずに燃焼室の状態を見れる。それだけでドキドキしてしまうのに、もしプラグホールからの異物混入やネジ山の破損なんてあったら… 取り返しが効きませんしね。

あとから調べてみましたら絶縁体の縦割れはどうやらプラグレンチの掛かり不良が原因らしいです。自分も初めて知ったのですが、レンチがプラグに真っ直ぐ掛かってないとレンチの内側がターミナルに接触し無理な力が掛かり割れてしまうようです。レンチの掛かりがズレるのが怖いので大概どんなネジでも押さえたり押し付けたりしてしながら工具を当てるのが当たり前だと思っていた自分的にはビックリです。だから横着すんなよって言ったじゃん。





結局、新品で買い直すことにしましたのでNGK派な自分と同じ IRIWAY の7番をチョイス。



番手は今後の焼け具合で確認ですね。





まぁ、たかがネジ1本の事でも 何度もナメたり折ったりして締めたり緩めたり出来るようになるんですよね。勉強、勉強。自分などもっとありえない失敗を数え切れないくらいヤラカシテきましたから。(笑) 

これに懲りず自分からどんどんチャレンジしてもらいたいですね。



Posted at 2015/07/14 00:34:39 | コメント(7) | トラックバック(0) | another 180 | クルマ
2015年07月04日 イイね!

僕らのルール。

僕らのルール。梅雨なだけあって雨降りの夜が増えてきました。
夜空を見上げる度、無性にウズウズしてきます。

最近、少々お疲れ気味なので早く帰れる日くらいサッサと寝てしまいたいとも思うのですが そこは基本的にコゾーのままなの三河屋さん。こころのリフレッシュに裏山に向かってしまいます。(笑)


いつもの裏山、全長50kmのショートコース。
いつも通り下見無しの一発集中アタックです。





先日の裏山はホントに霧が深く、コーナー抜けた途端に視界無し! とかフツーにあって。(笑)
もうセンターラインだけでなく蓋のない側溝がどこにいるのかワカンナイのもフツーです。(爆)



ホントはもっと濃かったのですが写真だと伝えきれないですね~



今まではまず1本目はコースの下見をして… という流れでやっていたのですが ここ数年は練習方法を変え、敢えて1本目からアタックモードに入ります。勿論リスクは高く100%の全開アタックなんて事にはならないのですが踏むトコはキッチリ踏んでいきます。もともと裏山というステージである以上、何時、何処で、何があるのか分からない危険を予測し回避するための能力は身につけておくべきだと思うし、マージンを取るべきところを理解しておかないと、と思うんです。無事に帰れるのは当たり前じゃないですから。







毎年この時期になりますと 某みん友さんを真似てアジサイツーリングに出掛けたくなります。呑めない三河屋さんが言うのもなんですが、それに託けてフラフラしてしまうのは酒呑みの方と変わらずしょうがないことかと。(笑)



田舎暮らしはメンドクサイことも多いですが、当たり前のように気軽に季節を感じながら裏山をフラフラ出来るのは結構贅沢なことなんでしょうね。距離的にも気分的にも 『行くぞ!』 って気合入れて行く感じじゃないですモン。ちょっと寄ってこうかな、そんな感じです。それでも裏山に入る時には手を合わせていたりします。





当たり前と思っていたコトは実は当たり前じゃない。非常に多くのコトが実はそういうことで。でも当たり前のように今あることに改めて感謝し身を任せるだけなのもどうかと思うんです。この先も続けたいと思うなら自らリスクを引き下げる努力は必要で、その為には実体験に基づく自分自身のルールを持つことが大切なんじゃないかな、と思うんです。



楽しいことだけじゃ済まされない世界。
三河屋さん、基本的にビビリですから。

Posted at 2015/07/04 17:45:25 | コメント(5) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ

プロフィール

「20年以上ともに闘ってきたエキマニとエクステンションが熱害でもう素材として再生不能の状態に。スペアで持っていたものに交換しエンジン始動したら… オイルラインからオイル漏れ。そうね、これも同じだけ使ってるからね。でも、タービン自体は全く問題ないのはエラいもんだ。」
何シテル?   10/01 18:35
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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