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三河屋ワークスのブログ一覧

2018年09月21日 イイね!

ギアボックス フルード漏れ修理。 ~ 後編 ~

ギアボックス フルード漏れ修理。 ~ 後編 ~しっかり調べて発注したハズなんですヨ。


でも、いざ作業を始めると足りない部品が出てきたり、ここまでやるならこっちもやっとくでしょ、って追加作業が予定外に増えてしまったり。


相変わらず素人感丸出しの三河屋さんです。(笑)







さて、後半戦ですが今度は用意したギアボックスを載せていきます。基本的には降ろした時と逆の手順を踏むだけですからさほど難儀なことはありません。パワステフルードのラインを確実に繋ぎ、コラムシャフトを元通り連結してやるだけです。

フルードのラインでは高圧チューブ、低圧チューブ共に先端に小さなOリングが入ってますので忘れずに交換してやらないと、ですね。あとから ピュー ってのヤですもん。(笑)







コラムシャフトとギアボックスのジョイント部は差し込み位置が決まっていますので入るようにしか入らないと思いますが、場所が場所なだけに確実にスプラインを合わせ無理なく入る事を確認します。







助手席側のマウント部には遮熱版が付いています。こちら側にはタービンがいますので相当高温になりますからラックブーツ保護の為ですね。それでも熱の影響は受けますケド。(笑)





各部接続確認をし、搭載完了しましたら今度はエア抜きです。







リザーバータンクにフルードをゆっくりと入れ、まずはエンジンを掛けずにジャッキアップした状態でステアリングを ロック to ロック でタンク内の気泡が出なくなるまで繰り返します。
その後エンジンを掛け ロック to ロック を繰り返し、リザーバータンクの油量を調整します。






パワステフルードのエア抜きを念入りにしたあとはフルードの漏れが無いかクルマの下に潜り確認します。『外すまでは正常に…』 と言われても中古部品ですからね。やっぱりこの瞬間がドキドキですよね。(笑)







日頃の行いが良いものですから (笑) フルード漏れも無く正常に作動してくれてるようですので最後の仕上げに掛ります。アライメント調整です。

相変わらずの糸を張ったアナログな調整ですが、しつこく追い込んでやると後でテスターを当ててみても案外まともな数字だったりするんですよね。







取り敢えず今回は三河屋基準値にて調整。タイヤ脇の段ボールに書かれた測定メモを見るといつまで経っても行ったり来たりの調整センスの無さにちょっぴり涙が出てしまいますが… (涙)







暫く封印していたリヤ脚を引っ張り出してきたので近いうちにもう一度調整し直しになりますが、これで久しぶりに公道復帰が出来そうです。どっちにしろアライメントなんて走ってればズレてくるワケだし、調整機構は使ってやらなければ意味が無いと思ってますので。それに銀で試してきたこともフィードバックさせてみたいですしね。





180というクルマをもう一度おさらいするために銀が手元に来て早や5年。

銀に飽きたワケでもないし、まだまだ詰めていきたい部分もたくさんあるくらいなのだけれど、
そろそろ本命との距離をいま一度確認してもいい時期になってきたかなと。











平たく言えば白に無性に乗りたくなってきただけです。(笑)




Posted at 2018/09/21 19:46:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | ガレージライフ | クルマ
2018年09月06日 イイね!

ギアボックス フルード漏れ修理。 ~ 前編 ~

ギアボックス フルード漏れ修理。 ~ 前編 ~三河屋さん、基本的にコゾーです。
そしてチューニングカー乗りではなく改造車乗りです。


自分で工具を持つこともありますが、整備士でもありませんし我流の整備はプロの方からするとアヤシイ部分もたくさんあると思います。

だけど、自分が乗り手であるクルマである以上 基本的に自分のクルマは自分で手を入れないと気が済まないんですよね。特に白とは最近また距離が縮めたいな、という気持ちが強くなってきましたし。やっと暑さも少し和らいできましたので重たい腰を上げてきました。



この年式のニッサン車にはありがちなパワステフルード漏れ。『この瞬間が日産だね。』 って、ニッサン車あるあるポイントですよね。(笑) 定番のホースは既に何度か交換済みですが、1年程前にポンプのシャフトのオイルシールがダメになりフルードが溢れてきて。ポンプ交換して直ったー と思っていたら今度はギアボックスから… うん、まぁそうだよね。こういう修理って連発するよね。(涙)





今回漏れてきてたのはここ。ピ二オン側のシールから。



ラック側のオイルシールがダメになってブーツがフルードでパンパンになってるのはよく見ますが漏れる可能性はどこでもありますよね。





まずはギアボックスを降ろすとこから。



オイルラインを切ってフルードを抜き、





タイロッドとコラムシャフトを切ります。







マウントは2ヶ所。左右それぞれ2本のボルトで留まってますが、1本はフロントメンバーの楕円の穴の中に居ます。



それにしてもフロントメンバーの歪み。過去の自分は何やらかしたんだろう… (笑)





多少、知恵の輪になってますが外すトコ外せばズルズルと出てきます。







今まで頑張ってくれたギアボックスと、中古で用意したギアボックス。



比べてみると、ちょーっと違う。





そう、今回用意したギアボックスの方には強化タイロッドが付いていたんですね。



三河屋さん、性格と同じく乗り方も大人しいので(笑) 今までタイロッドを曲げるようなことはありませんでしたが、秘蔵品の延長ピロロアアームを出番がきたら使えるかな、とコイツをそのまま使おうと思います。





ボールジョイントの節度感もありますのでここはそのままグリスの入替えだけで良さそうです。
古いグリスを拭き取り、モリブテングリスを塗っておきます。



ギアシャフトの部分は一度キレイに拭き上げたあと、ニッサンMPグリスを散布しておきました。





整備書に添ってラックの中立位置を出しをします。
が、指定の数値になりません。(汗)



何度やっても出ないので少ーしだけ焦りましたが、よくよく見てみると余分な物が付いています。切れ角アップのスぺ―サーですね。自分的には切れ角を上げる必要もないのですが、ここをバラして組み直す方がメンドクサイのでそのままにしておきます。





砕けて無くなってしまったキャップも新品を用意し、
破れてはいませんでしたがついでなのでラックブーツも新品に交換。







シリンダーチューブもだいぶくたびれた感が出てましたので新品を発注したのですが、
長い方のチューブは既に廃版とのこと。







仕方がないので程度のよさそうな方を選んで塗装しておきました。







あとは同じく再塗装をしたタイロッドの先端側をジョイントし、
ちぎれていたマウントブッシュを強化タイプの物に交換です。



うーん、いい感じじゃないですか~
リフレッシュされると気持ちがいいですね。

取り敢えず前半戦はここまで。あとは残りの部品が来てから 載せと、調整です。





S13系なんて まだまだ新しいクルマだと思っていましたが、出ない部品もチラホラと。
平成のクルマなんて新車じゃん! って思ってたら平成になって既に30年だったという。
いつの間にかそんな年式のクルマになってなってるんだなぁ…



まぁ、そうは言っても自分の中では未だに旬なクルマのままですケドね。(笑)



Posted at 2018/09/06 13:07:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | ガレージライフ | クルマ

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「山頂付近はすっごい濃霧。ハードだわぁー」
何シテル?   08/04 05:46
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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