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三河屋ワークスのブログ一覧

2020年08月13日 イイね!

狭き道をゆく。

狭き道をゆく。エンジンブロー発覚から約1年半。
ようやくここまで辿り着きました。



いやはや、
ホントに長かった。






エンジン自体は去年の夏には組みあがってたんですよ。
ベースエンジン探しには少々手間取りましたが
加工屋さんからは思ったより早く仕上がって帰ってきましたし、
エンジンも本職がお忙しいなか社長が組んでくれましたし。









いろいろと放ったらかしな部分をこの際まとめて手直ししたかったので
一旦引き上げてきまして再入庫したのが年明け直ぐ。
そこからが長かった。







内容的には仕方がない事ばかりなんですけどね、
セッティングに出る準備までに4か月。
もうね、ヌシの如く工場の奥に鎮座しておりました。(笑)







そこから 『今晩あたり行きますか。』 と、日にちを決めてから10回近くの延期… 
最後の方なんて社長と二人で 『お祓いでも行きますか?』 なんて会話も出てきたり。(笑) 







1年以上乗ってないとですね、正直なところセッティング時にちゃんと踏めるんだろうか… そんな心配も実はありました。普段の練習用も同じ180、と言っても NAモデルだし。最近乗り出した14はターボと言ってもNCVS不調のノーマルだし。カラダが、目が、ついていけるかなぁ って ちょっぴりビビリも入っていたりして。老眼もだいぶ進行しましたからね。(笑)







メーターと睨めっこしながら指示された数値を右足の側面をパネルにそっと当て、親指で調整するような乗り方は普段やってないとホントに難しい。でも、実際セッティングに出てみますと思いのほかカラダは覚えているようで、スピードに対してそれなりに反応出来てそうです。

今まで何台ものクルマをセッティング時のドライバーとして乗せてもらっていろんなことを勉強させてもらいました。慎重に、確実に、間違いが起きないよう細心の注意を払って… でも、今回はそういうワケにはいかないんですよね。自分のクルマだと、このクルマだと冷静になれない。いや、すごく冷静なんだけどヤラれちゃってるというか…





負圧域から正圧域へ。
跳ね上がるブースト計の針に連動するタコメーター。

景色が変わる。



とうとう戻ってきた。
またこの世界に戻ってきた。

メンタルな部分だけでも、
メカニカルな部分だけでも立ち入れない。

同調しなければ棲み処と出来ない
そんな世界に戻ってきた。

時代じゃ無かろうが、どうだろうが
そんなことは関係ない。



そんな感じがした夜でした。


Posted at 2020/08/13 21:04:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2020年07月22日 イイね!

フロントハブボルト打替え。

フロントハブボルト打替え。なかなか進んでいない14。考えているメニューはリフレッシュというか、修理というか、そんなような部分が多々あるのですが今回はフロントのハブボルトを打替えました。

手元に来た時には色んなナットが混ぜこぜで使われており、そういった車両は結構な確率でハブボルト側も気にしてもらっておりません。案の定、サビ・固着・オーバートルクによる伸びがみられました。


うん、このままじゃヤダな。(笑)





ワケあって14はガレージ三河屋に保管していないんですよね。なので普段は転がし用のホイールをカマしているのですが、そのままではキャリパーと干渉してしまうためスペーサーを入れています。ただし10㎜もカマしていますので構内を動かすだけでもヒヤヒヤです。もうね、2山くらいしかかかってないんじゃないの。(汗)







そんな事情がありますのでノーマルサイズではなくロングタイプのハブボルトに打替えです。某先輩おススメの某地元優良企業のハブボルト。色気も何も無いですがコスト削減による品質低下も無いジャパンメイドです。そういうところはケチっちゃイカンですよね。日本製だから良いとは限らないですケド、多少高くても信用出来るトコの物を使いたいですね。







打替え作業自体は特に難しい事はありません。キャリパー、ローターを外し、ハブボルトを鉄ハンで真っ直ぐ叩くだけ。この抜けるときの感触が何気に気持ちよくて好きです。(笑) 手元がブレて斜めに入ってしまいそうだったらダブルハンマーでやってやれば的を外す心配も無くなります。







どちらかと言うと新しいハブボルトを打つ方が気を使います。打つというか組むというか。ハブ側の穴に新しいハブボルトを通してハブボルト径に合った厚手の鉄ワッシャーをカマし要らない貫通ナットをかけます。あとはスプラインがズレないように手で押さえながらナットを締め込み、ゆっくり均等なスピードでハブ側にハブボルトを引き込んでいきます。







問題がなければ均等な抵抗で最後までしっかり引き込めるハズです。インパクトでもいいんでしょうケド、自分は手に感触が伝わってくる方が良いのでもっぱら手作業派です。







手作業の場合だと回り止めをしておく必要があります。キャリパー、ローターがいないわけですから誰かにブレーキを踏んどいてもらうことも出来ませんので、自分は他のハブボルト穴とキャリパー取付用の穴に貫通ドライバーを差し込んで回り止めとしておきました。







ただし、最後の1本だけはそういうワケにいかないのでメガネを使ってロックします。ハブボルトの有効ネジ山部分を痛めたくないのでなるべくオフセットの無いストレート形状のメガネがいいです。







と、いうことで出来ました。
やっぱ新しいのは気持ちいいなー







ホントはね、なるべくスペーサーって使いたくないんですよ。もちろん、乗ってみた具合 クルマの動き方次第 で付けたり外したりすることはありますけど、基本的な出ヅラはホイールサイズでバッチっと決めておきたいんです。ワイドトレッドも使いましたがキチンとした高価なモノを使ってもハードに走れば結局ダメになってしまうので使いたくないし。ウン万のジュラルミンワイドトレッドがホイール外したら パカッ、ポロッ、って。そりゃ、ビビりますわ。(笑)

でも、何台分のホイールをそんな何セットも持てないですからねー 白はブリスターだし、銀は4穴だしさ。せめてどうでもいい転がし用のホイールくらいあるもので何とかしたいワケです。それに本チャン用のホイールも選択肢が広がりますしオフセットを詰めることも出来ますよね。





残念ながら何でもかんでも湯水のように使える身分ではないですが、やっぱりできる限りの事をしたいと思うんです。自分的に好きなものに対してやれる範囲でというのは無理のない範囲で、ではなく可能な限り。ほんの小さな事でも思いついたことはやってみたいと思うんですよね。

結果的に遠回りになったり無駄になることも少なくないですが。(笑)


Posted at 2020/07/22 17:11:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ
2020年07月03日 イイね!

S3兄弟の近況報告と、三河屋ワークス走行会のお知らせです。

S3兄弟の近況報告と、三河屋ワークス走行会のお知らせです。ご無沙汰しております。
三河屋です。


去年の秋ごろからですかね、どうにも忙しくなってまして みんカラ放置気味になっておりました。


なんとかピークは過ぎたので、S3兄弟の方もぼちぼちと進めていかないと… と、思っています。





まず白ですが、NEWエンジンもようやく目途が付いてきたんですケド、最後の最後で足止めを食らっています。準備さえ完了すれば自分はいつでも出るつもりなんですがコイツに関しては焦って適当に、ってワケにはいかないので準備が完璧に揃うまで待つしかないかなぁ、といった感じです。







14は部品だけは揃ってきたのですが、時間が取れずに中断しています。こちらは手を入れるというより本来の力を出せるように。そんな感じの作業ばかりです。でも、それでも十分イケるクルマになると思うんだけどな。まだちょっとしか乗れてないけど、やっぱり13の正常進化版だと思うんですよね。







で、ここ最近一番困ったのが銀。エアコンの風がまた出なくなりました。なんだか毎年トラブってる気がします。(涙) 出勤時会社の駐車場に着いたら、なーんか一瞬風量が減った気がしたんですよね。でもエンジン切るまではちゃんと風が出てたから気のせいかな… と思ったのですが、帰ろうと思ってエンジンを掛けた時には既にブロアファンは仕事を放置していました… 一昨年はファンレジスター、去年はリレー。なんか毎年空調修理ばっかしてんじゃん! って一瞬イラっとしましたが18万キロオーバーの個体ですもん、しょうがないですね。放っといてもしょうがないのでちゃっちゃと直すことにします。

まず疑ったのはブロアファン。ウンともスンとも言いませんので。と、いう事で手持ちのストックに繋ぎ直してみましたが変化なし。そうするとまたアレですか? アンプの電源は入る。風量表示も変化するけど何速でもファンは回らない。単純にヒューズ切れでもないとするとまたブロアファンリレーでしょうか。取り敢えず確認してみましょう。



場所は運転席足元。ヒューズボックスの裏側にいます。







外してみますと…



ほりゃ、アカンわな。

前回もリレーが焦げてたんです。残念な感じで。直接的な原因はそれだったので交換したらすぐ直ったんですが、なんでそうなったのかがちょっとちょっぴり気にはなってたんですよね。そこで頼れる後輩、よーいっちゃんに聞いてみると 『ブロアファン自体も、もうアカンかも知れませんヨ。』 との事。またすぐにダメになっちゃうのも困るし、スペアもある事だしついでに交換しておきます。



13のブロアファンはグローブボックスの裏。ネジ2本でグローブボックスを外せはすぐ出てきます。こういう整備性の良さはホントサイコーですよね。ブロアファン自体もネジ3本で固定されているだけです。





スペアのブロアファンはもともと黒に付いていたもの。外すまではフツーに動いていたものでクリーニングしてストックしておいた部品です。





あとは元通りに組み直すだけ。でもなんだか全開時の風量がアップした気が…
手で回しただけでは変わんない気がしたんですが、やっぱり動きが悪くなってたんですかね。







と、最近はこんな感じです。
最後に関係者各位にご案内です。

一部の方々にはご相談させて頂きましたが、次回の三河屋ワークス走行会を開催させて頂くことに致しました。未だ不安な部分もございますが出来る限りの対策をしながら運営していきたいと思っています。

それに伴い案内状を順次発送させて頂く予定ですが、実は三河屋ワークス本部の移転がございました。いまどき携帯の電波が不安定な裏山の麓というまさに三河屋さんにはぴったりのトコロです。(笑) 併せて返信先FAX番号も変更となっていますのでお間違いないよう宜しくお願いします。





のんびりとね、ホタルや蛙、蝮たちと仲良く暮らしてます。(笑)


Posted at 2020/07/03 18:45:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | ガレージライフ | クルマ
2020年03月27日 イイね!

10years.

10years.














10年。

ついこの間の事だと思っていたら
もう10年もの刻が経っていました。



何となくやり切り感があり、あぁ こうやって落ち着いていくのかな…
そういう気持ちも分かり始めた頃 突然届いたメッセージ。

全然やり切ってなんかなかった。
2合目どころか登山口に立っただけだと知ったあの日。







10年。

それまでの20年より濃密な10年を過ごし
少しはいろいろ見えてきたと思ういま。



無機質であるはずのものなのに
はっきりと感じた畏れ。

あの刻と同じ感覚を覚えるクルマ。
そんなクルマが他にまだいるなんて。







ルームミラー越しに見てた景色の反対側をドライバーズシートから見る。
そんな刻が来るなんて思いもしなかった。

まだまだ知らない、もっともっと先の世界がある。



そんなことを教えて頂いた今回の旅でした。













Posted at 2020/03/27 21:33:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 人間模様 | クルマ
2020年03月18日 イイね!

『三河屋ワークス』 走行会 VOL.1 2020 開催。

『三河屋ワークス』 走行会 VOL.1 2020 開催。 先日、恒例の三河屋ワークス豚汁の会をいつものモーターランド三河にて開催して参りました。



先日… そう、先日です。

もうだいぶ経ってますが…
あまり気にしてはいけません。(笑)





前日の雨の影響で午前中はウエット路面でしたが午後からはドライ。
ウエットはウエットで楽しいんですよね。
自分も新しい古いクルマ(笑) に早く慣れようと久しぶりにCコースの区間で振り反しの練習をしてみたりしてました。



そう言えば、さすがに最近は86も増えてきましたね。







と、言ったハナから実は旧車率も上がってきてますが。(笑)





15は今回お休みですが、コース上で見れば誰だかすぐ分かっちゃう。(笑)





常連のヴィッツトリオの皆さん。







クリップの通過の仕方をよくわかってると思いました。
と、ホメてみました。(笑)



関東勢の皆さん。











同時に遠征組シリーズ戦も開幕です。



地元の皆さん









そして、ワークスメンバー









遠征組最速戦の初戦を制したのは宣言通り NIGHT MARE さん!





その他表彰台に立った方は
準優勝 kar'z さん、
3位 TERU! さんです。





と、いう事でポイントランキングもスタート致しました。
今年度はポイントの付け方も協議の末変更になりましたので参加者の皆さまはご確認をお願いします。
協議は私の中だけで行われましたケドね。(笑)







あ、で豚汁ね。
どんだけ用意したらいいのか分かんなくって大変だったのヨ。(笑)





ホントは白ネギをみじん切りにしたヤツで仕上げるつもりだったんだけど、
もう時間切れで売ってるカット済みネギをパラパラと。







今回もですね、いろんな車種、いろんなスタイルの方々にご参加頂きました。

ここ十数年、いや、もっと前からかな、モータースポーツ人口も減少傾向というお話をよく聞きます。確かにショップ様主催の走行会が減ってきたなと感じはじめたのも、もう10年は軽く前です。

若者のクルマ離れ。これもまぁ、よく聞く言葉です。実際、走行会に参加される方々の平均年齢も上がってきました。40代前半くらいかなぁ。自分だってほぼほぼ50だし。
要因はいろいろあるでしょうね。新車中古車ともに人気車種は手の届きにくいほど高額になり過ぎたとか、知識ばっかり一人歩きしてクルマが完成してからじゃないと走り出せないと思い込んじゃってるとか。クルマね、確かに所有するだけでも結構おカネ掛かりますもんね。でも、結局カタチある部分だけに価値を求めるから途中で嫌になってしまうんじゃないでしょうか。おカネを掛けた割にカタチある物が何も残らなかった… って。

クルマで遊ぶ行為そのものが魅力であってもいいと思うんですよ。格安の不人気車にイチマンエンのシャコチョー入れて違いを楽しむ。意外とイケんじゃん!とか、やっぱダメか~、とか。好きなクルマで走ることをただただ楽しむ。ノーマルだけどやっぱ俺のクルマ最高~!って。車種やスタイルなんてなんでもいいんですヨ。ここの走行会の共通項はそれだけでいいんじゃね? と。

ただね、いつかは本物も知ってもらいたいとも思うんです。おカネたけでなく、手間も、ヒマも、造り手の情熱も、つぎ込めるものすべてをつぎ込んだ本物を。そして心身ともにそれに見合うだけの本物の乗り手をめざして欲しいとも。それを知った上でのノーマルも、またいろいろ見えてくるんじゃないでしょうか。うん、自分はまだまだ2合目にも辿り着いてないですケドね。(笑)



敷居は低く、奥は深く。

そんな走行会のスタイルを貫いていきたいと思います。
レベルの高い走行会はキチンとした技術・知識のある方にお任せして。
(だって、そこ自信ナイもん…(笑))



さて、今度は何オモシロい事しようかな。(笑)
お楽しみにー!




photo by TERU! san



Posted at 2020/03/18 11:35:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ

プロフィール

「20年以上ともに闘ってきたエキマニとエクステンションが熱害でもう素材として再生不能の状態に。スペアで持っていたものに交換しエンジン始動したら… オイルラインからオイル漏れ。そうね、これも同じだけ使ってるからね。でも、タービン自体は全く問題ないのはエラいもんだ。」
何シテル?   10/01 18:35
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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