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三河屋ワークスのブログ一覧

2019年10月23日 イイね!

つづける。

つづける。個人的にバタバタしてましてなかなか思うようには進みませんが、隙間のような時間を使って14を少しづつ仕上げています。

パッと集中モードへ入るのは得意な方なんですがいかんせん飽き性で。(笑) 同じことを繰り返すより、色んなコトを同時進行で進めてく方が性に合ってる感じです。

と、いう事で あっちやりかけて、こっちに手を出して、みたいな感じで進めているのなかなかカタチが見えてこないのですが一応確実に進んでいるようです。





今回のメイン作業は前置ICへの交換とフロントブレーキの交換。ICはボディ加工無しのターンフロータイプに、フロントブレーキはBNR32の物を流用します。

ICはね、クロスフローのをドーン!と置きたいところですがこのクルマはボディ加工無しでいきたいのでクロスフロータイプのICやロールバーなどはメニューに入れれないんですよね。なのでポン付け容量アップの15純正にするつもりだったのですけど、たまたま欠品無しの物が安価で出てたのでポチッと。だって、前置ICってカッコいいんだもの。(笑)





何はともあれまずはバンパー外しから。いや、あれですね。180に比べたらなんて脱着が簡単なんでしょう。180と言うよりリトラ車と比べたらですかね。FCは180とほぼ同じでしたから。よって特に問題もなくサクサクと。







クーラーコア本体はこんな感じ。



もう少しグイッとサイズが欲しくなりますがボディ加工無しのままパイピングの取り回し考えるとコアサイズはこれくらいになってしまいますね。





問題はこのパイピング。



どの順番でどの向きに付くのか考えるのに一番時間が掛かりました。後になってみるとパイピングの太さの違いやステーの位置で分かるんですけど、思い込みで取り回しを考えてしまうともう大変。(笑) 柔軟な発想が大切ですね。





正解はこんな感じ。









いや、いきなりじゃ わかんねぇから。こんな取り回し。(笑)
スゴいですね。蛇のようにうねってます。
しかし長いなー










で、もう一つ作業してきたのがフロントブレーキ。もともと車両に付いていたローターがもうイカン状態になってまして、過去に 『下り4速全開ノーマルパッドパキンで福ちゃんに何も言えなくなった事件』 を起こしてます三河屋さんはこれ以上ブレーキネタを作ってはならないのです。(笑)



用意したのはBNR32用。R32 GT-R 純正、非ブレンボですね。



ローターはもともと持っていましたのでキャリパーのみ用意しました。しかしこれも高い高い。FCの時にFDキャリパーを用意した時にも感じたのですが、上級モデルのモノでなくても結構な金額になってきてます。



14の場合フルードラインがそのまま使えるのですが、せっかくこんなモノがストックであるのでキャリパー側にちょっぴり加工をして一緒に組むことにしました。探すといろいろストックが出てくるんですヨ。(笑)





片持ちキャリパーと住友系キャリパーのブレーキラインは接続の仕方が異なります。これを13の物に合わせる為に台座の部分をオイルストーンでさらい平面を出してやります。





それとバンジョーボルトを3mmほどショート加工。サンダーでアタマを飛ばして、切り口のネジ山を丁寧に再生してやります。これ丁寧にやらないとアルミのキャリパーが鉄のネジでやられてしまうので念入りに。ダミーナットにスルスル入るまでしつこくやります。



メンドクサければ市販でも売ってますのでそれを使うのも手ですが純正なら2個セットでも500円でおつりがきますのでね。銅ワッシャー2枚重ねって話も聞きますが個人的にはおススメしません。余分なモノは確実にトラブルの元となります。





で、完成の図。



外径が280から296と少し大きくなるのでバックプレートの逃げ加工も必要ですが、そんな大幅アップではないので手曲げ加工十分いけます。でも、この16mmの差が結構アレなんだよな~



リヤはこんな感じ。



バランス的にはホントはこっちこそサイズアップしたいんですよね~ 
でも今回はこのままでいきます。









必要なところにはしっかりと掛ける必要がある。
でも知恵と手間で抑えれるところも結構ある。

どこまで目指すかにもよりますケド。

ただね、簡単な話でもないんです。人さまに用意する物が用意出来ないなら自分の知恵と手間ひまで補うことも可能ではあるのですが、やるべきことをやった上での残った時間でいつもいつもクルマの事を考え、毎日のすき間のような時間を使って作業をする。言ってしまえばクルマ馬鹿ですよ。でもやるなら馬鹿になるまでやってみたいし、それを続けるのって軽々しく言えるほど簡単なコトじゃあない。

やりつづけたヤツだけが見れる世界。
見てみたいじゃないですか。



興味のない人からしたら ただの馬鹿なんでしょうケドね。(笑)


Posted at 2019/10/23 23:00:51 | コメント(3) | 14 の小部屋 | クルマ
2019年10月12日 イイね!

新プロジェクトスタート。

新プロジェクトスタート。台風、心配ですが皆さん大丈夫でしょうか? 特に関東の方々は非常に気になります。何もなく無事に済んでくれればいいのだけれど… ちなみに西三河山間部は今のところ何ともなく、このまま過ぎていきそうです。


みんカラの方はどうにもこうにもアレがコレで放置気味になってしまってますが、裏では暗躍しています。と、言いますかブログを書くヒマがないくらい色々と動いています。




オトナの事情で非公開のニューマシン

E-S14 シルビア K’s エアロSE
うん、14ターボですね。



色々事情がありましておおっぴらには出来ないのですが、ほぼフルノーマルでワンオーナーのこのクルマ。無事故距離少と魅力的なクルマなんですが、ちょっぴりメンテをサボってしまった20年超の個体な為なかなかになかなかです。(笑)

銀の時も、FCの時も、車両制作には基本コンセプトがありました。最初の予定と全く変わることもありますけど。(笑) で、今回の14の基本コンセプトは 『完全にフルノーマルに戻せる範囲でどこまでいける?』 です。『完全にフルノーマルに戻せる範囲でどこまでいける?』 っていうのがポイントで、このクルマは最終的には処分するつもりでいます。つまり白や銀のように長くは使用しないということです。

前回の白のブロー&FCの一件でハッキリわかったことがあります。いろんなクルマに乗ってみたいけど、最後に残るのは白だけだな、と。で、白に乗り続けるという事はその改良版である14や15は避けて通れない相手になる。その確率は高いワケです。だったら14のことをよく知るには実際にオーナーになって乗るのが一番。そう考えたんですよね。

もちろん今までに14を乗ったことは幾らでもあります。ターボもNAも。でも他人さまのクルマですしね。ひざを突き合わせてじっくりと付き合ったワケではないんです。それに、もうだいぶ前のことですから今の自分だったらどう感じるかというのも非常に興味があります。でも自分が興味あるのは走る14ですから、ノーマルのままってワケにはいかないですよね。







と、いうことで三河屋的評価をする為に、脚、デフ、吸排気くらいは手を入れるコトにします。

まず用意したのがシャコチョー



まぁ、何と懐かしいGABの4段8段です。これのノーマル形状の4段8段を使ってたことがある人は結構なアダルトチームですね。私も使ってましたケド。(笑) これが意外に程度がよく減衰の変化もキチンとあるので採用です。ただ、組まれていたスプリングがちょっぴり好みでなかったので交換します。



手持ちのスプリングの中からどれがいいかな、と。
こういう事があるからガラクタが片付かないんですヨね。(笑)



用意したのはクスコの8K、6K。ごくフツーのものです。
フツーでいいんです。



それとバンプラバーが居なくなってしまってたので用意します。
バンプラバーは要ると思うんですよね。車高とスプリングの自由長も考えなければイケないけど最後にググッって。



これもストックの中から選んだものをシャフトのサイズに合わせて調整します。



と、いう事で組み上がりました。
仕様変更前後比較です。








次はデフ。GTではなく定番のニスモ機械式2WAYです。



デフケースごとだと高っかいんですね。ビックリしました。また一段と相場が上がってる気がします。ケースなんか3セットも転がってますので中身だけで十分です。



流用天国の日産ですが、デフに限っては少し注意が必要です。同じR200でもサイドギアのセレーションが3種類、リングギアボルトも3種類、それによってサイドフランジが10種類くらいでしたっけ? ファイナルが選べる利点がありますがABSの有無や、ブッシュの有無。キャリアにも種類があって、知らずに用意してしまうと付かないんですよね。





ファイナルは今回ノーマルの4.1を用意しました。白は4.3、銀は4.6を使用していますので、必要に応じて一つ4.1があったら使い回せるかなと思いまして。





シートレールはセミバケ用を1円で落札し、手持ちのサイドステーを溶接しました。
このサビ錆びのヤツに





これをバチバチっと。





サビ止めに塗装をしたらこんな感じ。



相変わらず溶接はキレイじゃないけど、ガッチリは付いてるんでヨシとします。







あとは、こんなものとか、



こんなものとか。



なんとかあるもので用意したり、まだまだ使える物をお買い物上手に用意しながら準備していこうと思っています。
予算は相当に限りがあるけど、安かろう悪かろうなモノなら要らないし。



11月の走行会、間に合わせたいなー
間に合ったらかまって下さいね!


Posted at 2019/10/12 20:46:15 | コメント(3) | 14 の小部屋 | クルマ
2019年09月11日 イイね!

『三河屋ワークス』 走行会 VOL.3 2019 開催。

『三河屋ワークス』 走行会 VOL.3 2019 開催。 先日、恒例の三河屋ワークスお肉の会をいつものモーターランド三河にて開催して参りました。って、何日前の事だろう…

不安定な天気が続いてはいたんですけどね、よりによって当日は終日雨。カラッと晴れた夏空の下でやるBBQを楽しみにこの1年間準備を進めてきたのに…

ウソです。数日前に『そう言えばさぁ、そろそろ準備せなかんよね。』って動き出したくらいです。しかもBBQはどりこ、反省会は福ちゃんに丸投げだし。(笑)



何故かね、お肉の会の画像が一枚もございません。
なのでついでに借りた敷地内のコースの方をご紹介をしようと思います。

こちらの方は雨の日の方が好き! って方も多く、BBQ会場に負けず劣らず盛り上がっています。







いろんな年代のクルマとか

















負けられない闘いとか

























好きなクルマで、好きなように

















きっと若い頃だったら敵意に似た感情しか湧かなかっただろう
そんな相手に感じる一体感。



















だって実際出逢った頃の常連さんはみんな肩で風を切りながら歩いてたし。(笑)

酸いも甘いも、痛みも悦びも知った
平均年齢40代のオトナの走行会だからですね。(笑)







裏方で支えてくれる仲間にも感謝です。

















さて、今回の関東(とかの)遠征組最速戦の結果は、



なんと上位3人のうち2人が女性ドライバー。



第3戦まで終わってのシリーズランキングは以下の通り。



でも、まだスペシャルポイント発動してないので…
どーしよーかなー クククッ(笑)









未来のエースたちにも色々経験してもらった
夏休みの走行会でした。



Posted at 2019/09/11 18:36:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2019年08月15日 イイね!

鼓動ふたたび、そして一時帰宅。

鼓動ふたたび、そして一時帰宅。ここ暫く今までにないくらいの忙しさで回っていて、気が付くと前回のブログからもう1ヶ月以上も経っていました。

何シテル? には上げましたがおかげさまで白のNewエンジンは無事始動し、慣らしまで終了しています。

一気にFコンの実走セッティングまでいってしまいたいところですが、夜中でも暑いし その前に自分でいろいろと手直ししたいところもあり 一回引き揚げて参りました。





今回で3機目となる白のエンジンですが、実は初のフルO/Hとなります。内容としましては前回でも申し上げたように特にスペシャルな事をするわけではないのですが、超が付くような熟練の加工屋さんと、超が付くようないろいろとスゴい社長にお願いしてるワケですから魂が入らないワケがありません。










一瞬ね、もうこのままでもいいかな、って思ったんです。フツーにエンジンが掛かって、フツーに乗れて。なんだかんだ言いながら特別な存在なワケだし。だけどそういうクルマじゃないんだよな、と。だって慣らしに出掛けて行った白の後姿にどうしようもなくゾクゾクしましたもん。







スペシャルなことはしない。と、言いながら、
どうせなら… と、結局 悪い蟲が騒ぎだし、今回カムは入れときました。



まぁ、今更感が無い訳でもないですが 実は白、今までカムもバルタイもノーマルのままだったんです。しかもストッパーさえ入れてないというチューンドSRにはめずらしい仕様だったんですよね。これでやっと人さま並みになれたかな。(笑)





取り敢えずのデータしか入ってませんので3,000回転も回してませんが、明らかに今までと違う白。
素人の三河屋さんでもわかるくらい荒削り感満載なのに その奥にある芯の感じは… 
うーん、なんて言ったらいいんだろう。



足元も覚束ない産まれたての獣。
きっとそんな感じ。



うん、三河屋さん山の子ですから。(笑)




Posted at 2019/08/15 14:31:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2019年07月03日 イイね!

ジミ系ストリート仕様。

ジミ系ストリート仕様。前回のブログでもお話しましたように事は既に動き始めているのですが、その分 なかなかやるコトが多くて筆不精になっています。


エンジンブロー。
嬉しい話ではありませんよね。

ある意味、機械を機械として見れない部分もありますし、まぁ あんな感じでブログを書いてしまったものですから何人かのお友だちからは心配して直接お電話頂いたりしてしまいまして。



ご心配お掛けして申し訳ない気持ちと同時に、気にして頂いて有難いなという気持ちになりました。でも、こうやって文章にしている時点でもう気持ちは切り替わっています。結構、立ち直りは早いので大丈夫です。(笑) 





ブローしたエンジンはヘッドとブロックが再使用不可の状態、つまり 全損でしたのでベースエンジン探しから始まりました。このエンジンも最初のエンジンをブローさせた為ベースエンジンとして分けてもらったものだったのですが、師匠の工場に置いてあった極上ものを前オーナーから2万円で譲ってもらったもの。当時はそんな程度だったんですよね。処分するならちょうだい、って感じで。で、探してみたら高いこと! 素性の知れない物にこんなには払えんわー って。スカG用に26を用意した時も自分が買った直後にあり得んくらい高騰したのを思い出しました。

でも、ベースエンジンがないコトには始まんないし、困ったなー と、思っていたところ
『三河屋さん、SRありますよ。』 と。







オーナーはNKDくん。『今のところ使う予定も無いし、三河屋さんが使ってくれるなら。』 と嬉しいことを言ってくれます。こういうの、正直 涙出そうになりますね。余ってるワケでもないのに。ウチの料理長の昔からのツレの子で、自分とも10年以上のお付き合い。走行会の常連さんでもあり、カート上がりのシルビア乗りです。



無理を言って最短の日程で予定を組んでもらい、
ウチの4WDミッドスポーツで引取りに。(笑)





そのまま師匠の工場へ直行。新旧エンジンのご対面です。







10年程寝かせ熟成させていたのと降ろす前に少々音が出ていたとのことでしたが、全バラし各部寸法等をチェックしたところ大きな不具合はなさそうです。音の原因もおおかた判りましたが今回は全バラO/Hですので特に問題なしというところ。







今はシリンダーヘッドが加工屋さんから上がってくるのを待っている状態です。既にガスケットやメタル類は手元に届いております。まだ諸事情のためNEWエンジンの仕様は確定してはいないのですが、基本的には今まで通りジミ系でいきたいと思っています。(笑)

燃焼室、シートカット、ポート加工等ヘッド側がメインで腰下も含めフルO/Hでいきますがスペシャルパーツは特に使いません。ピストンもノーマルのまま、組んでしまえばもう見ることがないところばかり。







掛けたモノの割にジミなエンジン。自分はそれでいいんです。ワンチャンス仕様でもないですし、スペシャルパーツを使ったハイスペック自慢仕様。そんなクルマしたいワケではないですから。

めいっぱい走って壊れないコト。
それがストリートカーとして自分が求める究極形です。





そう言いながら今回のエンジンが3機目なんですケドね。(笑)






Posted at 2019/07/03 19:07:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ

プロフィール

「今年も始まる、公道世界最速の祭り!」
何シテル?   11/06 08:19
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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