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三河屋ワークスのブログ一覧

2018年09月06日 イイね!

ギアボックス フルード漏れ修理。 ~ 前編 ~

ギアボックス フルード漏れ修理。 ~ 前編 ~三河屋さん、基本的にコゾーです。
そしてチューニングカー乗りではなく改造車乗りです。


自分で工具を持つこともありますが、整備士でもありませんし我流の整備はプロの方からするとアヤシイ部分もたくさんあると思います。

だけど、自分が乗り手であるクルマである以上 基本的に自分のクルマは自分で手を入れないと気が済まないんですよね。特に白とは最近また距離が縮めたいな、という気持ちが強くなってきましたし。やっと暑さも少し和らいできましたので重たい腰を上げてきました。



この年式のニッサン車にはありがちなパワステフルード漏れ。『この瞬間が日産だね。』 って、ニッサン車あるあるポイントですよね。(笑) 定番のホースは既に何度か交換済みですが、1年程前にポンプのシャフトのオイルシールがダメになりフルードが溢れてきて。ポンプ交換して直ったー と思っていたら今度はギアボックスから… うん、まぁそうだよね。こういう修理って連発するよね。(涙)





今回漏れてきてたのはここ。ピ二オン側のシールから。



ラック側のオイルシールがダメになってブーツがフルードでパンパンになってるのはよく見ますが漏れる可能性はどこでもありますよね。





まずはギアボックスを降ろすとこから。



オイルラインを切ってフルードを抜き、





タイロッドとコラムシャフトを切ります。







マウントは2ヶ所。左右それぞれ2本のボルトで留まってますが、1本はフロントメンバーの楕円の穴の中に居ます。



それにしてもフロントメンバーの歪み。過去の自分は何やらかしたんだろう… (笑)





多少、知恵の輪になってますが外すトコ外せばズルズルと出てきます。







今まで頑張ってくれたギアボックスと、中古で用意したギアボックス。



比べてみると、ちょーっと違う。





そう、今回用意したギアボックスの方には強化タイロッドが付いていたんですね。



三河屋さん、性格と同じく乗り方も大人しいので(笑) 今までタイロッドを曲げるようなことはありませんでしたが、秘蔵品の延長ピロロアアームを出番がきたら使えるかな、とコイツをそのまま使おうと思います。





ボールジョイントの節度感もありますのでここはそのままグリスの入替えだけで良さそうです。
古いグリスを拭き取り、モリブテングリスを塗っておきます。



ギアシャフトの部分は一度キレイに拭き上げたあと、ニッサンMPグリスを散布しておきました。





整備書に添ってラックの中立位置を出しをします。
が、指定の数値になりません。(汗)



何度やっても出ないので少ーしだけ焦りましたが、よくよく見てみると余分な物が付いています。切れ角アップのスぺ―サーですね。自分的には切れ角を上げる必要もないのですが、ここをバラして組み直す方がメンドクサイのでそのままにしておきます。





砕けて無くなってしまったキャップも新品を用意し、
破れてはいませんでしたがついでなのでラックブーツも新品に交換。







シリンダーチューブもだいぶくたびれた感が出てましたので新品を発注したのですが、
長い方のチューブは既に廃版とのこと。







仕方がないので程度のよさそうな方を選んで塗装しておきました。







あとは同じく再塗装をしたタイロッドの先端側をジョイントし、
ちぎれていたマウントブッシュを強化タイプの物に交換です。



うーん、いい感じじゃないですか~
リフレッシュされると気持ちがいいですね。

取り敢えず前半戦はここまで。あとは残りの部品が来てから 載せと、調整です。





S13系なんて まだまだ新しいクルマだと思っていましたが、出ない部品もチラホラと。
平成のクルマなんて新車じゃん! って思ってたら平成になって既に30年だったという。
いつの間にかそんな年式のクルマになってなってるんだなぁ…



まぁ、そうは言っても自分の中では未だに旬なクルマのままですケドね。(笑)



Posted at 2018/09/06 13:07:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | ガレージライフ | クルマ
2018年08月29日 イイね!

『三河屋ワークス』 走行会 VOL.3 2018 開催。

 『三河屋ワークス』 走行会 VOL.3 2018 開催。先日、恒例の 『三河屋ワークス』 走行会 をいつものモーターランド三河にて開催してきました。

あ、いやウソです。

『お肉の日 IN モーターランド三河』
~ 隣のコースも借りたから走りたかったらどうぞ ~

ですね。(笑)





連発している台風の影響がちょっぴり心配でしたが、今回は雨男雨女の方々が不参加なのか はたまた夏バテで勢力が弱まったのかピンポイント的に好天に恵まれ… と、いうより結局 朝イチの曇り空が懐かしくなるような暑さの中での走行会になりました。
もうね、イマイチ回復してこない夏バテのうえにこの暑さのおかげで一日グダグダです。(涙)









相変わらずブログを上げるのは遅いのですが、今回も多数の方々にお集まり頂きました。







地元の方々だけでなく、距離感のオカシイ遠征組の方々や
ドリフターもアタッカーも入り乱れ







サーキット初心者の方から手練れのベテラン選手まで
みんなまとめて同じ土俵にあがって







基本的にやるならホンキに、って部分も持ち合わせているけれど
もっと自由にやりたいなっていうものあって







全く同じ価値観ってなかなか難しいのが現実だけど
それでも共感出来る部分があると嬉しいし 新しい発見があったりして
そういうのを見つけようと思ったらカテゴリー分けしてたら勿体ないな、なんて







この場ですべてが満たされるワケではないけれど
こういう場があってもいいんじゃね? って







ここからスタートでもいいし
ここで振り返ってもいいし







でも、どう感じ どう落とし込むか
そっから先はやっぱ自分自身と相談でしょ、ってね







だから…







ポイントの付け方が
フリーダムだったり

優勝賞品が走行会らしくなくったって
良いの!! (笑)









次は最終戦だし、
年間表彰式を温泉宿とかでやりたいなー

ねぇ、福ちゃん。(笑)




Posted at 2018/08/29 15:35:23 | コメント(7) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2018年07月20日 イイね!

夏の景色。

夏の景色。銀に乗ろうと駐車場まで行き、フロントバンパーからチラリと見えるオイルクーラーを見る度に 『あー、』 と、いう気持ちになります。うん、つまり毎日です。(笑)

思い起こせば春先あたりからずーっと忙しい感じが続いていて、夏が来る前には終わらせたいなー と、思っていたオイルクーラーの取付が終わる前にとうとう梅雨明けしてしまいました。ある意味予定通りです。(笑)

と、このブログも書き出して 早2週間は過ぎてますが...



そんなちょっぴり忙しいアピールをしながらも裏山通いをしてるって事はホントはそんなに忙しいワケではないのがバレバレですが、走り回ってますと最低限やらなきゃならない事も出てきますよね。

と、いうことで行ってきましたオイル交換。
向かった先はやっぱりカーツさんです。





エンジンオイルとミッションオイルは少し前に交換しておいたのですが、デフオイルだけなかなか交換出来ないままきてしまってて。いやね、分かってますよ、機械式のデフにとってどれぐらいオイル交換が大事かって事は。25年以上機械式デフのユーザーやってますと何種類ものデフと付き合ってきましたし、何回でもバラしてきましたから。分かってるんですけど、いろいろとオトナの事情ってモンがあるんですよ。えぇ、ただの言い訳です。(笑)







いい加減やっぱり気になってしょうがなく、当日の朝一でカーツさんに連絡を取りリフトとオイルを手配。ホント、いつも突然で申し訳なくなってしまいますが、カワイイ後輩のワガママだと許して頂いてます。(許してもらってると思っているのは三河屋さんだけ、と言う感じもしないでもないですが…)

リフトに上げてドレンを抜くと、サーって感じでオイルが流れていきます。
かなりの感じでシャビシャビです… 
もうね、あかんわー 人さまに偉そうなこと言ってられませんね。







いつもは面倒くさいけど雰囲気が好きなのでベンガラをよく使ってますが、持ってき忘れたのでカーツさんにシールテープを分けてもらいドレンを締め新しいオイルを入れていきます。デフオイルは20年来のモチュール信者でしたがここ数年は 『COSSDO』 を使用しています。これがなかなか具合が良いんですよ。えっ、知らない!? 『COSSDO』 を!? 
『COSSDO』、カーツ オリジナル スーパー スペシャル デフオイル ですよ。今、命名したところですから二度と聞かないで下さいね。もうたぶん答えられないですから。(笑)

ふざけた名前を勝手に付けてしまいましたが、中身はちゃんとしたものです。オトナの事情でお答えは出来ませんが某有名メーカーと中身はほぼ同じです。ペール缶が無地になってブランド料が掛ってないだけでコゾーのサイフに優しくなっています。

若い頃、よく 『安いオイルでいいから こまめに換えろ。』 と言われましたが、それはちょっと違うと思うんですね。かと言って立派なオイルを入れてももったいないからなかなか換えないってのもどうかと思うし。ちゃんとしたモノを必要な時期に換える。それが金銭的負担が少なかったら更にいいですよね。こういう事を続けていこうと思ったら、そういう環境を整えることも必要な事なんじゃないかな、と。







さて、せっかくリフトアップしましたので、久しぶりに下回りの点検もしておきました。銀に入っているデフは低速時に結構ゴキゴキきますので駆動系に緩みが無いかも見ておきます。緩んでいたコト無いけどさ、駆動系緩んでいたらコワイじゃん。他の部分で緩んでて、走行中に脱落してコワイ思いをした。なんてこともありましたから。大人しく走ってるワケでもないし、念入りに見ておいて悪いコトはないでしょ。こういう部分はある意味ビビリなくらいでちょうどいいと思ってますので。





カーツさんを後にし、近くの裏山をフラリとドライブ。
オイル交換した後って、やっぱり乗ってて気持ちがいい。







また夏がやってきました。
季節が巡るのがホント早く感じます。

自分は直接関わりのある方ではないのですが、共通の知人の方からある人のお話しを伺いました。三河屋さんと違い若い頃から表舞台でも活躍されていたのですが、元々は同じく裏山を根城とする方。最近はどうしてるのかな、と思っていたところ今でも現役との事で。

長い間続けるということは 止めてないということとは全く違うこと。
長い間で培った匠の技で雰囲気は作れても自分自身はごまかせない。

陰日向なく日々の積み重ねを黙々と。
ひとつひとつは取るに足りないような小さなことでも、やり続けた者しか見れない景色が必ずある。

大事なことは今も昔も変わらないですよね。


Posted at 2018/07/20 21:06:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | 想う事 | クルマ
2018年07月04日 イイね!

三河屋ダート参戦記。

三河屋ダート参戦記。『何時かやろうは馬鹿野郎』
昔、上司に言われた言葉です。

自他共に裏山派で通っています三河屋さんですが、実はクローズドにもかなり興味があったりします。

若い頃の三河屋さんを知ってる方ならご存知でしょうが、実は免許を取って2、3年後には草レースに参加したり、グループAやN1を徹夜で観に行ったり、クローズドには若き三河屋さんの夢や憧れが溢れていました。



まぁ、その後 色々ありまして一時期はアンチレース派にまでなってしまったりもして… 今になって考えてみますと ただ自分自身が小さかっただけの事だと分かるんですけど、若気の至りかどうしても許せないこととかもありまして。でも、その時の思いがあったから今まで続けてこれた面もあるんですよね。





『その気になれば何時でも始められる』
確かにその通りだと思います。

だけどその時とは何時でも転がっているワケじゃあないし、それを掴めるかはまた別の話。

実際、老眼は確実に進行してるし(笑)、古傷の左膝なんかここ数年結構調子悪くて最近なんか天気が良くても動きが悪かったり。そこへきて30年来の付き合いの腰痛でしょ。全く、昔卒業文集に 『カラダが資本、元気で行こう!』 なんて書いたことが笑えなくなってきてます。(涙) 一丁前にオトナになった三河屋さんは理想だけじゃなく、目の前の現実としっかり向き合う必要もあるって事です。



普段から若い子たちには 『いろんな事をやってみなよ』 とか 『行動が伴わない夢はただの妄想だぜ』
みたいなことをエラそうに言ってますが、よくよく考えてみたら自分もアヤシイところあるんじゃないだろうかと思えてきて。実はやってみたかったんだよねー とか。

と、いうことで残念なオトナになる前にやってみることにしました。
三河屋さん、ダート耐久レース初参戦です。







ダートにはずっと興味があったんです。師匠の社長はラリー屋さんだし、憧れだった某レーサーも低μ路で練習しろって言ってたし。でも自分のクルマで走るのが一番好きなのでそれを我慢してまで始める気にはならなかったんですよ。だけど、こころの中のモヤモヤは年々大きくなるばかり。このままでいいのかな… そう思っていた時に某先輩とのお電話の中で気付かされ、もう一度クルマとの向き合い方を考え直そうと思っていたところに、別の先輩から今回のダート耐久レースのお話を頂き、自分にとっては今がその時だ、と。







今も昔もコゾーのままの三河屋さんはサイフの中身もコゾーのまま。(笑) でも、最低限必要なモノはおサイフの中身以外でも用意しなければなりません。人、モノ、時間、想い、意識… 今回は監督さんをはじめ多くの部分で皆さまに甘えてしまったところも多々ありましたが、やはり自分自身でも注ぎ込むモノを注ぎ込まなければリターンもありません。







夜の裏山を下見無しの一発勝負で突入したり、知らない道を1時間以上連続で集中力を持続させたり、突然視界3mの濃霧が現れても走り続けたり。普通はそれ意味あるの? って思われてしまうだろう事でも自分が必要だと思って何年も続けてきた事。自分がその世界で棲み続けていくことに必要だと思った事が通用するかどうか試してみたくなったんです。







横転車の為 赤旗中断順次ピットストップ。ピットロードで待機中の自分の前後には上位チームのマシンたち。既に優勝とは少し離れてしまったポジションではありましたが、意識が朦朧としてきそうな うだる暑さの車内で待っている間、『10分集中』 と自分の残り責任時間を繰り返しブツブツと呟いて。

散水による泥濘路でのダンゴ状態のリスタート中ではウォッシャー&高速ワイパーでもフロントの視界はほぼ無いに等しくて、コーナーも、他車の位置も、もう殆ど雰囲気で感じるしかない酷い状態。でも、意外と自分は冷静だったんです。むっちゃ、熱くなってましたけど。

最後の一台のインを突き、一番前に出た時に見えたクリアな視界。
自分で掴み取らなければ見えない最高の景色。







ゴールはまだまだ当分先のようです。







Posted at 2018/07/04 02:09:26 | コメント(3) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2018年06月14日 イイね!

酷道 紫陽花ドライブ。

酷道 紫陽花ドライブ。三河の山奥には未だキビシイ縦社会が残っていて、先輩がされたことを後輩は少し時間を置いてから行わないとイケナイという暗黙のルールが存在しており。
昔からすこーしだけ小生意気な三河屋さんもやはり尊敬する先輩に対しては礼を尽くさなければならぬな、と行ってまいりました。

『紫陽花ドライブ』

紫陽花そのものは近所でも見ることが出来るのですが、そこはほらやっぱ森のお友だちの三河屋さんですから裏山で見たいというのは当然の流れです。(笑)





最近は家庭の事情が色々と忙しく助手席には玉ねぎやジャガイモが鎮座しており、
一度帰ってからなんて時間も無いので一緒に連れて行くことに。



うん、これなら大丈夫。(笑)







この時期向かう紫陽花ロードは正直そういう場所にはなりません。
だって、ただでさえ狭い山道なのに万年笹落ち葉が敷いてあるドンツキの下りヘアピンとか、





フツーに川が流れている ザ・酷道 みたいなところを通らねばならないのですから。



今まで逢ったことがあるのは川口隊長くらいです。(笑)







でもね、まぁこういうところも好きなんですヨ。
そんならラリー車かジムニーなんかで走ったら? なんて声も出てきそうですが、
『好きなクルマで好きなトコを走る』。
これが三河屋さんの基本ですので。



人さまからしてみたら意味のないバカバカしいことでも
自分にとってコレと思うものだったら大真面目にやる。

流行り廃りじゃない。
誰かの基準じゃない。



だからいつまで経ってもヤメラレナイんですね。
ヤメルつもりもないですけれど。



付ける薬の無い悪いビョーキです。(笑)












Posted at 2018/06/14 16:29:40 | コメント(5) | トラックバック(0) | コソ練 | クルマ

プロフィール

「20年以上ともに闘ってきたエキマニとエクステンションが熱害でもう素材として再生不能の状態に。スペアで持っていたものに交換しエンジン始動したら… オイルラインからオイル漏れ。そうね、これも同じだけ使ってるからね。でも、タービン自体は全く問題ないのはエラいもんだ。」
何シテル?   10/01 18:35
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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