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三河屋ワークスのブログ一覧

2022年08月11日 イイね!

夏の集中メンテ。

夏の集中メンテ。仕事柄、世間さまと同じように長期連休が取れないんですよ。人さまがお休みの時こそ働けってお仕事なので。

その代わり少し時期をズラして先に3日間お休みを頂いたので最近乗りっぱな白を集中メンテする事にしました。

エアコンレスの白でも夏も乗るんです。主に明け方になりますけど。だけどやっぱり夏以外の方がメインになりますので時間の掛かるような作業は夏場にしてやろうとね。





まず最初にオイルラインの見直しをしました。今まででも悪くはないハズなんですが、ちょこちょこっとね取り回しを変えてやりました。性能的なところは何も変わんないと思うんですケド、ちょっと気になってたもんですから。それにフィッテングのところからすこーしですが滲みもあったんで組み直そうと。







移動式のブロックは大森のモノ。CAの頃から使ってるのでもう30年近く前から使っています。これねー、フィッティングは削り出しの一品ものなんですよ。当時、大森~アールズの変換が無くて某社長のところで作ってもらったんです。『無いものは作ればいいんですヨ』って。未だに現役で頑張ってます。こういうのスキだなぁ。







シリンダーブロック側は、純正のフィルターブロックを取り払い 東名のN2ブロックを使っています。純正よりすっきりしてていいんですが、それでもアクセスするにはオルタが邪魔になります。で、バラす方はいいんですケド組む時がもう大変で大変で… ベルトを張るための機構を組むのにせっかく組んだオルタをもう一度外してステーを緩めて遊びを作ってやったり、大径ウォーターポンププーリーのおかげでベルトを掛けるのにひと苦労したり… 厚いラジエターのせいで作業スペースも制限されちゃうしね。これだけで丸一日くらい費やしましたわ。(汗)





リヤのアーム類もチェックを兼ねて組み直したんですが、新調した工具が大活躍。ロングストレートのメガネと、本締め対応のラチェットコンビ。特にトラクションロッド前側はいろんな工具を駆使しながらちょっとづつ回してたのが楽々アクセス出来るようになって感激。いつもここ触るのって気が重かったんだけど、これからは楽しみになっちゃうくらいです。









パワステのベルトも少し伸びてきてたので張り調整をしてやって







最後の仕上げはオイル交換。安定安心のモチュール。オイル自体は今までと同じ300Vですが、今までのクロノから新シリーズのコンペに変更。特に不満があったわけではなく新シリーズに移行したのでオイル粘度はそのままでの交換です。









ガレージ三河屋が移転して3年。
兼業農家の稲作を手伝いだして3年になります。



手に入れたもの、背負うもの。続けること、教わること。

知ろうとしなければ分からないことだらけ。
でもそれは答えを出すために必要なもの。


自分で決めたことだけど、簡単じゃないよね。










Posted at 2022/08/11 20:46:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | メンテナンス | クルマ
2022年07月31日 イイね!

BACK TO BACK

BACK TO BACK三河屋14。手元に来た時から実験車両と決まっていました。うん、手元に来たクルマは最初殆どそーいうポジションですが…

ノーマルの状態からじゃないと出来ないコト。そういったコトを改めてやってみたい。ある時期からそんなことを思うようになったんです。

走り始めた若い頃から やってみたがり、知りたがり な部分が結構強かったのですけど若かりし故に結果を急いでしまうトコがあり、雑誌(ネットなんてモン無かったからサ)を読み漁って、いいのか悪いのかも分からないままそれをマネしてさ。小山先輩よろしくスクラップブックとかも作ってましたヨ。


いろんな部品を組んでみる。ホントに良くなったか分かってないのに変化があったことにスゲーと喜び、でも直にそれがフツーになって。じゃあもっともっとやってるとそのうち今度はワケが分からなくなり。(涙) そんな時にふと ノーマルに毛が生えたようなクルマに乗ってみて意外と良かったりすると、アレコレやった割に何だったんだろって残念な気持ちになったりしてさ。





いろいろ痛い思いや、残念な気持ちを経験して、今は余分なものは付けない 余計なことはしないというのが基本的な考えなんですが、逆を言えば 金銭的負担が大きくても必要なものは用意するし、手間が掛かるメンドウなことでも必要なことは時間を掛けてでもします。プライベートですから期限がないのでね。まぁ、堪えきれなくて途中で走り出しちゃうことはしょっちゅうですケド。(笑)

三河屋14にはモニター用に空燃比計が付いています。付けてみるとね、見ちゃイケナイもの見た気になるんですよ。白や銀はVプロでセッティングをとってもらってるので見てても安心なんですが、14はどうにも気持ちの悪さが出てしまう。シルビア系は燃料に余裕がない。昔から言われてますよね。うん、確かにそんな感じだヨ。だから何とかしておきたいな、と。







そこで用意したのがブリッツの R-FIT。いわゆるエアフロコンバーターです。25年くらい前だったかなぁ、一応 アペックスの AFCを使ったことあるんですヨ。スーパーAFCもね。でもぜーんぜん分かんないの。違いがね。乗り手側に違いが分かる能力が無ければ無用の長物。そーいう考えなので結局外しちゃったし、信号の誤魔化しでは根本的に解決しないと、ポンプ インジェクター ECU とやるのが当たり前だと思っていたし。でも逆転の発想でどこまでなら使えるんだろ? ってのが最近になって気になって。







今までやってこなかったコト。そういうコトを知らないままにしておいても多分この先困ることはないと思うんですよね。必要になればその道の方に任せればいいんだし、その道の方々の存在意義はよく分かってるつもりだし。でも、なんかやり残してしまっちゃうようなこの気持ちの悪い想いをそのままにして次には進めないお年頃になってきたんです。心身ともにいつまでも満足に動けるっていう保証、どこにもないからね。一般的にこう、と言われているもの。ホントにそれって合ってんのか? みんながダメと言うもの。ホントにそれはダメなのか? 今更ながら、やっぱ自分で確かめてみたくなっちゃうんです。







でもね、ホントは燃料系って触りたくないんですヨ。だっていつもブローってコトバがついて回るもん。若い頃にサ、なんかよく分からないままキャブ触ってピストンに穴開けちゃったコトあるもん。NSR50の。裏山に向かって駆け上がっていったら山の中腹で 『プゥーーーン』 って失速しだして、アレアレ~って。(涙) その後 ミニ 1000 のSUキャブをちょっとカジったりもしたケド、やっぱりよくわからないままだしサ。





背中合わせの気持ちの悪さ。

キチンと理解出来るようになれば それもまた自分の血となり肉となるハズだと。
いつかは… と、思っているうちに人生なんて終わっちまう。
後悔だらけの人生だけど、納得した人生を送りたいよね。



いや、まだまだくたばるつもりはないですけどね。(笑)


Posted at 2022/07/31 21:30:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | ガレージライフ | クルマ
2022年06月21日 イイね!

ファイナル変更、すり合わせ。

ファイナル変更、すり合わせ。さて、前回のブログで書いた通り全く仕事をしてくれなくなったデフ。
うーん、働き方改革か? これがお前の働き方改革ってヤツなのか? と14に向かってブツブツつぶやいてましたが答えてくれるワケありません。

うん、クダラナイこと言っててもしょうがないのでバラすことにします。

と言っても三河屋さん、本物の素人ですからデフを組むことは出来ても、デフのセッティングは出来ません。そもそも中身のことだってキチンと理解してるか怪しいモンだし。そうしたらもうその筋の方に頼むしかないですよね。その筋の方にね。



取り敢えずね、キャリアごと車体から降ろします。最近はリフトを借りて楽ちんに作業をさせて貰ってたんですが組み直してもらってる間ずーっと間借りするワケにはいきませんのでガレージ三河屋内にてウマを掛って久しぶりに地べたに寝そべって作業をすることに。もうね、久しぶりだとメンドクサイことだらけ。力は入らないは、工具は引っ掛かるはだし。最近、楽してたんだなぁ。






師匠のトコに作業をお願いするのは2年ぶり。前回白のエンジンをやり直して以来。基本、予算がだいぶ少なめな三河屋さん。工賃を浮かせたいのと自分自身のクルマのことを理解しておきたいという欲求から自分の手を汚すことが多いのですが、実はプロにお任せした方がいいってこともよーく分かっています。ちょっと齧ったくらいのヒトがプロの仕事に対して、たったあれだけの整備であんなにも工賃を取ると言う。これぐらいの整備なら自分でもやれると言う。やり方を教えてくれたら、工具を貸してくれたら。そういうコトの積み重ねが工賃なんだし、それ以前になぜそれが必要なのかそこに行き着くのにも色んなモノが掛かってんのにね。謙虚な気持ちを忘れちゃあ、その先の世界が見えてこないんだよ。ってね。



持ち込んだ翌日には『出来たヨ』と連絡が。基本的にお任せで。どんな使用目的で、どんな乗り方をするか。言わなくても分かってる間柄だから余分なことを口出ししません。ただね、ファイナルは4.3に変更しました。うん、久しぶりに4.1を使ってみたけど、やっぱイマイチしっくりこないんですよね。さぁ! って時の一歩が遅れるというか。バラして分かったこともありました。同じデフでも中身が変わってきていること。時代の流れでしょうか、流行りなのでしょうか。それが今の時代の主流と言われればそうなのかも知れませんが、それが自分にとってのベストとは限らない。自分の走りのイメージ、それを具現化するためにプロが必要なんです。そこまで求めないなら吊るしで十分でしょうケド、ダメなんです。止められないんですヨ。





機械を自分にいかに合わせるか
自分と機械の距離をいかにツメるか
セッティングはそーいう微調整なんだヨ

全てのパーツのポン付け状態を8割とする
実はそれがいちばんかもしれない
手間も少ないし 結果もそれなりにある

そこからセッティングでパーフェクトの10割をめざす
一歩間違えば果てしないドロ沼だ

限りなくベストをめざし 自分もまた機械に合わせてゆく
ドコかに必ずあるピンポイントをさぐり いってもどっての繰り返し

それを楽しいと思えるのか
それともキツイと思うのか

人それぞれ
その走らせ方しだいだろう




北見さんのことばには
ホントに重みがある







最後の仕上げは自分で。サイドシールを打ち換えてオイルを入れて。4.3のファイナルを使うのにABS無しのキャリアごと準備したので長さ合わせのスペーサーとついでにリジットマウント用のカラーを組んでおきました。こういう部品が出ているのは非常に有難いです。これで手持ちのR200の機械式デフは全てABS無しのキャリア。ファイナルは4.3と4.6。三河屋三兄弟、どれにでも入れ替えて使うことが可能です。走り続けようと思うと、こういう準備ってあっていいと思うんです。











あと一歩、もう一歩。
ヒト、モノ、カネ、
『出来る範囲で』は、今の自分の可能な限り。
いってもどっての数パーセント。





おーい、既にドロ沼の大ベテランの気がするぞ(笑)


Posted at 2022/06/21 22:51:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | チューニング | クルマ
2022年06月02日 イイね!

『三河屋ワークス』 走行会 VOL.2 2022 開催。

『三河屋ワークス』 走行会 VOL.2 2022 開催。先日、と、言うかもう先月ですね。(笑) 恒例の三河屋ワークス走行会をいつものモーターランド三河で開催して参りました。

数年前はオフィシャル側に専念して殆ど走らなかった時期もありましたが、最近はコース上にぼちぼち繰り出すことも増えてまいりました。だってそれが目的で始めた走行会なんだもん。

今回はね、ちょっとばかりシルビアを変更しましたのでね期待してたんですよ。だってさ、アンダーコートをフルで剥がしてロールバー組んで。しかもちゃんとした脚まで組んじゃったんだもん。中古だけど。





シルビアはブーストアップすらしてません。逆に吸排気は整えてますがブーストはきっちりコンマ6まで。勝手に上がってしまうのを抑えてあります。手元に来るまでまともにメンテしてもらってなかったエンジンは順調にヘタってますが、それでも意外といい感じに仕上がってきました。だって三河屋さん、一応シルビア系は30年近く付き合ってきてますからそれなりには、ね。

と、本人は思ってるんですが… (笑)







憎いアンチクショウやコンチクショウをコース上で見つけては勝手に追いかけてグルグル回って。多少巻き込み気味なセットだったので下り左からワルタンにかけては慎重にクリアし、その先のタイトなゾーンは回答性の良さ生かしてグンっと立ち上がって、立ち上がって⁉ 

え⁉ なーんかおかしいんですヨ。
デフ、ビスカスだったっけ? いやいや、抜いちゃったんだたっけ? 違う違う、機械式のを組んだじゃん。自分のこの手で組んだじゃん!
ホント、そんな感じの空転祭りです。(涙)







スポーツ走行が目的のリヤ駆動車ですからね、当然デフはいの一番で組んであります。中古ですケド。で、前の持ち主の方のお話だとデフ効きは三河屋さんと同じで控えめな感じらしく。確かに最初からマイルドな効き具合だったのは確かですが、これはもうダメです。空転するだけで前にも横にも進んでいかない。オフィシャルのいる島のトコなんてアクセル抜かないといけないだなんてありえないでしょう。タイムを稼ぐ一番の近道は最も車速を乗せるストレートの手間のコーナーいかに抜けるかでしょ。その最終コーナーの入りを決めるのはこの島のコーナーからの短い区間でいかに車速を乗せるかなのに。






と、いうワケで次への課題が見つかりました。と、言っときながらこのブログをアップしている今はもう既に対策完了してますケド。(笑) いやね、ダメなんですヨ。問題が発生すると居ても立ってもいられないんですヨ。だから筆が動く前にクルマの下に潜っちゃう。しかも悪い病気はいろんな悪い病気を併発しててサ。







うん、まぁ自覚はあるんでね。





参加者の皆さま、今更ながらお疲れさまでした。
次は空転祭りではなく、肉祭りでお逢いしましょう!

しかし…
写真が上手だと運転が上手くなったように見えるな。(笑)
kar'z さん、ありがとー!
Posted at 2022/06/09 22:11:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | サーキット | クルマ
2022年05月09日 イイね!

アーム&ロッド、たかが&されど。

アーム&ロッド、たかが&されど。もう、暫く前のことです。だってね、基本オイルじゃなくガソリンが流れてるタイプなのであんまり長くガレージに籠っていられないんですよ。だからフラフラっと裏山へ向かってしまうので相変わらず筆不精になってしまいます。(笑)

さて、足回りをリニューアルした14。ある程度予想をしていたんですがリヤのアライメントの数値が純正の調整機構では希望の値に収まらなくなってしまいました。

まぁね、必要になるかなとは思っていたんです。でもなるべく手を入れずにいけたらいいなと思ったんですがやっぱりダメでした。(涙)



何はともあれ、まずはアーム類の準備。これが無ければ始まりません。最低アッパーアームが必要でしたが併せてトーコンロッドも用意しました。どっちにしろ必要になってきそうですしね。アッパーアームもトーコンロッドも中古で用意しましたがピロガタもなく十分使えそうです。







交換前にはやっぱり全バラ清掃。調整部分がスムーズに動かないなんてあり得ませんから。サビを落としグリスアップして。手でクルクル回るようになってないと。ブーツを破らないように慎重に捲ってピロも引っ掛かりが無いようにキレイに磨いておきます。グリスは厳禁です。









ノーマルの位置関係はこんな感じ。アッパーアームとトーコンロッドはメンバー側の取付ボルトのカム機構で純正でも調整が出来るようになっています。ちょっとだけですけどね。ちょっとだけ。







純正の長さに調整したアーム類を仮組みした状態。うん、カッコいいじゃん。(笑) この14はなるべく手を入れずに… と言ってましたが、やっぱこういうのを見るとテンション上がります。えぇ、すごく単純な性格なんですヨ。(笑)







特に問題もなく交換が終わりましたが直ぐには調整に入りません。だってこのままではブッシュがよじれてしまってますもん。よじれを修正するためクルマを着地させサスペンションを馴染ませた後ライドハイトと測定します。再度ジャッキアップ後、小ジャッキを使いロアアームを押し上げ先ほどのライドハイトに合わせることで疑似的に1Gの状態を作り出してやることが出来ます。この状態でタイヤを外しブッシュの取付ボルトを一度フリーにしてから本締め。これで交換作業がやっと完了です。







交換作業が完了したら本題のアライメント調整に入ります。これがねー、何回やっても行ったり来たり。『何回かやってれば大体どんな感じか分かんだろ。』と、先輩たちに言われますが、覚えの悪い三河屋さんは何回やっても分かりません。上げて下げて、緩めて締めて。こっちが揃えばあっちがズレるんだもん。嫌んなっちゃいます。(涙)







しなやかに動くサスペンション。どんな仕様であっても三河屋的にはこれがサスペンションに求める理想です。たかがサスペンション交換。多少の知識と工具さえあれば誰にでも出来る内容です。しかし、されどサスペンション交換。どれだけ高価なパーツを組んでも最大限に効果が発揮出来なければ勿体ない。メンドクサイけどやる価値を知ればやらない理由が見つかりません。むしろその違いが分かるとニヤリとしてしまいます。



ホントに分かってるか怪しいですケドね。(笑)


Posted at 2022/05/09 18:55:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 14 の小部屋 | クルマ

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何シテル?   11/06 08:19
三河屋ワークスと申します。 とにかく走るのが好きで気付くと30年超…  未だに悪い病気は治る気配はなさそうです。 峠、草レース、タイムアタック...
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