純正回帰

デイトナのボアアップキットで６３ｃｃへ復活した（車両購入時が６３ｃｃだったのだ）ＮＳ５０Ｆ。
しかしながら、純正キャブでいく！といった方針ではすぐにゴールが見えてしまった。
また、チャンバーとの相性や、燃費の悪化。さらには熱量アップによるオーバーヒート現象にも苦しめられ、純正部品の続投数が多ければ多いほど、失う物が多い事が判った。

ボアアップした後、さらに改造を加えてのセッティングも楽しいかもしれないのだが、せっかく貴重な純正部品を多用して公道復帰した、貴重なＮＳ５０Ｆでありますから、、、
断腸の思いで？純正シリンダー／ピストンに戻す事とした。

今回の作業は、前回の反省点を踏まえて順序よく行ったつもりでしたが、それでも２時間を要しました。
なにが大変かって、カウルを全て外さないと作業ができないってのがね・・・（＾＾；

今回の作業で交換した部品は、
シリンダーガスケット／ピストンリングに「デイトナ・オーバーホールキット」を使用。
インマニガスケット、チャンバーガスケット、ピストンピン、ピストピンニードルベアリング、ＮＳＲ５０用リードバルブ、ピストンピンクリップは純正を採用。
キャブセッティングでは、ニードルクリップを最上段から中段へ戻す。
メインジェットも１１２から１０５へ戻す。
クーラントも交換しておいた。

※今回は、ピストンピンクリップを腰下に落としませんでしたよ（爆）

少しの時間、アイドリングを続け・・・
おそるおそる発進！

普通に走りました（当たり前）

けど、低回転域のアクセルのつきが悪い。
もしかしたら、チャンバーの特性のせいかもしれない。
機会があったら、純正チャンバーを使ってみたいものである。

中回転～高回転（慣らし中なので、８０００ｒｐｍまで）の感触は、中途半端な仕様のボアアップよりも断然好調♪
気になる水温は、７０度安定♪♪♪
やっぱ、純正は安心で気持ちいいですね（＾＾）

今後は、今装着中のチャンバーを続投で、もっと気持ちいい走りができるセッティング探しに励むか・・・
潔く別のチャンバーに交換するか・・・

んまっ、作業の優先順位はどちらかというとセローが先ですけどね（笑）



※突然ＮＳ５０Ｆを触りだしたのは、ＯＴ誌の２スト特集を見て血が騒いだから（笑）