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ここまでくると、いてもたってもいられない自分。

初めての大きな買い物でもあるし、車庫証明やら、ローンのことやらありますから、親と同伴で現車を見に行きます。

が・・・

親からの猛反対。
同じ中古車置き場にあったグランドシビックのセダン（1.5L・MT）であれば、資金援助するからこっちにしなさいとの事。

う～っ、オレが欲しいのはスポーツカー・・・

まっ、セリカがスポーツカーか？と言われれば「う～ん」な部分も多々あろうかと思いますが、リトラクタブルライトにアルミホイール、2Lツインカムエンジン搭載なだけで十分スポーツカーだと思いました（笑）

で、せっかくの資金援助を断り強引に商談開始となりました。

出てきたT社C店の店長さん（大の読売巨人ファン）曰く、「巨人が優勝した事だし、ナガシマの背番号にちなんで33万円で良いよ」との事。
ファンベルトやら、フロントガラス（割れてました）やらを交換、検取得等もろもろの計算してもらい、小心者パワー全開の1年ローンを組んでもらいます。

出てきた数字は「44万210円」

それでは、4万くらいの頭金を用意してキリを良くと思う間もなく店長さんの口から出てきたのは・・・

「じゃ、頭金210円にしようか」

へっ？呆気に取られましたが、財布から210円を取り出し商談成立。
晴れて初めてクルマを所有する事となったのでした。

（次回は、初のクルマ所有編！？）

はじめて具体的にこんな計画をたてたのが19歳の秋。

『買うなら絶対スポーツカー！』

これだけは譲れない。


という感じで、私の過去のクルマ歴というものを綴ってみたいと思います。


平成6年。
当時、一番欲しかったのがAE92カローラレビンGT-APEXでした。
色は絶対に『白』！
ご多分もれず、マークⅡやソアラに通ずるハイソカーブームの影響を受けつつ、当時流行っていた全日本Gr-Aレースでの活躍、また、これまた当時流行っていた1L～1.3Lクラスのボーイズレーサーと呼ばれるクラスよりは上級クラスのクルマに乗りたいという見栄も自分にはあったように思います。

が、しかし・・・今では信じられないのですが、当時AE92のGT-APEXといったら、中古車市場では100万円を切らない高値維持でありました。
就職1年目の私には、そんな高価な買い物なんぞ怖くて出来るはずもありません。

それでも週末になると、何か良いクルマは無いかな？と自転車をディーラーまで走らせては依然変わらぬ高値相場に溜息をつく日々。

そんなある日、目に飛び込んできたのはST162セリカGT-Rでした。

この数年前、「私をスキーにつれてって」という映画がブレイク！？
この映画に登場するST165セリカGT-FOURというのがですね、スキー場までの雪道を爆走するというシーンがあるのですが、それがとても格好良かったわけですよ。この映画の影響で、各地のスキー場ではセリカGT-FOURにスキーキャリアを装着してスキーに行くという現象が起きたとも言われてるくらいの影響力をもっていたように思いますし、自分もそんなシーンを再現したいな・・・なんても思っても見たり。

で、話はちょっと前に戻り・・・
目に飛び込んできたST162セリカGT-Rというのはですね、セリカ初の前輪駆動車でして、世の中は尖がったスタイルの「流線型」或は「クサビ型」がブーム？のなか『流面形』という滑らかなラインを描いており、当時は非常に綺麗な国産車の1台でした。
グレード的には、4WDターボのGT-FOURを除けば、FF自然吸気エンジンのトップグレードでありました。エンジンも、AE92等が搭載していた4AGのちょいと兄貴分にあたる3SGというもの。
こいつの販売戦略上のライバル車としては、S12～S13シルビア、FC3S RX-7、2～3代目プレリュード（リトラクタブル）などがありました。

そんなクルマが、車検切れではあったものの『39万円』というプライス！

もう、いてもたってもいられません。

つづく・・・

あまり錆びてるロードスターお目にかかれませんよね？
NA型なんていったら、もう15年以上経ってる個体もあるわけですよ！

申し訳ないが、同年代の日○車だなんていったら、ホイールアーチが必ずといって良いほどグサグサじゃないですか！

ロードスターが錆に強いのか？？？
はたまた、日○車が錆びやすかったのか？？？

けどね、錆びてるロードスターをとうとう見つけました！

って、自分のなんですがね（爆）

ほ～ら、サイドシルなんてこのとおり。

ぐはっ！！！