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一昨日、後輩のジョグＺらしきスクーターが不調という事で引き取ってきましたが、昨日は自由な時間が無く、スパークプラグだけをチェックしてみました。

　・品番　⇒　適正なものが装着されていました
　・焼け具合　⇒　適正な焼け具合でした
　・その他　⇒　異常は見当たりませんでした


本日は、雨降りでしたが・・・
スクラムのバックゲート下で一日中点検してました（笑）

エンジンの出力が出ないトラブルの他に、セルモーターが回らないという不具合も言われておりましたので、簡単そうなセルモーターの不具合調査から（笑）


スタータースイッチに問題がありました！
スイッチベースと、ボタンとの間に、何故かアルミ片を噛み込んでおりました。
おかげで、接点が構成されるところまでボタンを押し込めない状況になっていたのですね。
ところで、このアルミ片・・・どこから入り込んだのかは不明（汗）

セルモーターは無事に回転するようになりましたが、エンジンが始動した途端、セルモーター付近より「ギャーーー」という異音が発生（汗）
スタータークラッチを分解・点検する必要があります。
けど、これは後回し（笑）

せっかくカウルを外したので、色々眺めていたところ・・・

コネクターの差込量不足を発見。
一度抜いて、端子の汚れが無いか確認した後、しっかり差し込んであげました☆

バッテリーが弱った状態で走り続けた事がある個体ですので、レギュレートレクチファイヤのチェックもしてみました。


充電回路にテスターをあてて、エンジン回転数を上げて行きます。

14V付近で安定しておりましたので、たぶんＯＫです♪


燃料系統にゴミつまりが無いか？フューエルコックを開けて確認してみましたがキレイでした。

キャブレターの中も見てみましょう！

とてもキレイです。
つまりも無く、問題は見当たりませんでした。
ジェット類は、純正番手が装着されていましたので不具合の原因になりそうにありません。
しかし・・・
エアクリーナーケースの中身が空っぽでした（汗）
これは、不調の原因のひとつと考えられますね。

リードバルブは変形も見られず、問題はありませんでした。


たまたま、隣村のバイク屋さんに6.8ｐsジョグ用の社外ＣＤＩがデッドストックで置いてましたので、2k円で購入して取り替えてみましたが、出力不足の不具合は解消されませんでした。
ということで、ＣＤＩの故障では無さそう。
6.8psジョグＺ用の純正ＣＤＩは、￥15,960もするのでかなりホッとしました（＾＾ゞ


と、チマチマと調査をしているうちに、出力不足の症状は何故か僅かに改善。
運よく速度が上がるようになると、エンジン回転数も高くなり、出力もだいぶ回復してきました。
そうなったところで、今度は別の不具合が見えてきました。
変速が、パッソーラやポップギャルのように、2段変速のような動きになっている事が確認できました。
どうやら、駆動系に問題があるようです。

この辺は、整備書を入手してからじっくりと取り組んでみたいと思います。