ぴろりんＢＬのブログ一覧

事務所で仕事するふりしてｗｅｂの海を漂っていて、心に響く昭和の写真を見つけました。

私の父は学徒動員され、満州で終戦を迎えました。
その後、ソ連に捕まりシベリアの強制労働を２年、生きて日本に帰ってきたのがは奇跡に近いと本人も言っておりました。
その父も私が２３歳の時に亡くなりましたが、戦時、戦後の話は辛い想い出が多く殆ど語りませんでした。
母は戦後は疎開しており、群馬の高崎の親戚のところに身を寄せていたそうで、母の実家(今の東京小金井辺り)の状況は判らなかったそうです。
母からは当時の話はある程度聞く事も出来ましたが、当時子供であった母はあまり細かくは覚えていない様子です。
母らしいと思ったのは、Ｂ２９が落とす爆弾をみて「綺麗」と言ってとても叱られたと笑っていました^^;

そんな父と母が語りたくても伝えられない情景を見ることが出来て感動しました。

撮影してるのは米兵のマッカーシーさんという方です。下の文章はリンク先から借用しましたが、当時の日本人の様子が伺えます。

【戦後の混乱期、若い米兵が向けたレンズに「日本の人々は憎しみでなく、親切と暖かさもって迎え入れてくれた」。マッカーシーさんは当時の記憶を話していたという。】

当時の方々は大変だったろうに、と思いますが親切心を持って米兵のマッカーシーさんに接するのは素晴らしいと思います。
同じ日本人として見習わなければ。
今の日本は物は豊かになりましたが、心が貧しくなったと感じます。
これらの写真、寄せられたコメントに、心も豊かな人生を過ごしたいと思いました。

柄ではありませんが、戦後直後の写真を見てついＵＰしてしまいました。

詳細は下のリンクからどうぞ！