
こちらは走りに関して考察する真面目?編になる予定です。
この写真は走行後の走行可能距離です。
ガソリン残量は3目盛ですが、走行可能距離は0km!
面白かったので撮ってみました(笑)

コース図に従って、
前半(1~10周)の走り方を書いてみます。
①メインストレートから、1コーナに向かってフルブレーキングで5⇒3速へシフトダウン
です。
菅生サーキット(以降SCとします)は後輪を滑らせて向きを変えてやり、鼻先をコー
ナ出口に向けると早く脱出できるので、意識的にブレーキを引きずりつつ、クリッピ
ングを目指し、ステアリングの動きでわざと後輪を滑らせてやります。
この後輪のスライドもブレーキとして利用します。
ですので、若干オーバースピード気味でコーナー進入です(笑)
ブレーキの掛け方も床を踏み抜く様な感じで掛け始めて、クリッピングに向けて踏
み具合(=スピード)を調整します。
この時はどうしてもABSが作動しっぱなしになり、4輪がニュルニュルと妖しい動き
をしてます(笑)
②1コーナのイン側を舐めるように通過したら3速のまま、2コーナに向けて加減速しま
す。
ここもブレーキとステアリングでスライドを誘発させて向きを変え、ドリフト的な動きで
クリッピングを通過しつつアクセル全開にします。
3⇒4速へシフトアップして3コーナに向かいます。
③3コーナに向けブレーキしつつ、4⇒3速へシフトダウンして4輪ドリフト的なイメージで
クリッピングを過ぎて、そのまま小さなスライドをさせながらアクセル全開で4速へシフ
トアップです。
④4コーナはアウトインアウトのラインになりますが、ここもリヤタイヤを滑らせて向きを
変えてやらないと、先にあるS字コーナの進入&立上りラインが厳しくなるので、速
度が落ちても、きっちり向きを変えて、立上り重視ラインになるように姿勢造りです。
ギアは4⇒3速です。
⑤3速のままアクセル全開で、S字コーナのゼブラゾーンに乗りながら、出来るだけ直
線的なラインで立ち上がります。
SCドライバーミーティンング時にも注意されましたが、ゼブラゾーンの先は大きな蒲鉾状の
盛り上がりがあり、ここに足回りや下回りを当てると破損につながるので、絶対にゼ
ブラゾーンを越えてイン側に行かない様にして、細心の注意でゼブラに 乗りつつ通
過します。
⑥S字を立ち上がったら4速へシフトアップしてハイポイントコーナに向かいます。
この先にレインボーコーナがありますが、レインボーコーナは下りになっており
トラクションが抜けやすくコースオーバーしやすいので、ハイポイントコーナとレ
インボー コーナはワンセットで考えます。大きな複合コーナとして考えてライン
と立上りを設定します。
ここでもブレーキ、ステアリングで進入速度&角度調整、スライドを上手く使い
ながら向きを整えて、レインボーコーナのイン側を舐めながらバックストレッチ
に向けてアクセル全開です!
ギアはS字立上り⇒ハイポイント⇒レインボー⇒バックストレッチの順で、4⇒
3⇒3⇒4⇒5速になります。
⑦バックストレッチで190km近くまで速度を乗せて、220Rを過ぎたあたりで①
と同様のブレーキング、ステアリング操作で馬の背コーナに入っていきます。
ギアは5⇒4⇒3速です。
⑧馬の背コーナ先にある40Rと45Rも一つの複合コーナとして捉えてラインどり
してやります。
馬の背コーナから4速にシフトアップして立ち上がってきたところで、すかさず3
速にシフトダウンして3速のまま40R、45Rを抜けていきます。
この時も、ステアリング、ブレーキで速度調整、スライド調整をしながらなるべく
速度を乗せたまま45Rを抜ける様にします。
⑨45Rを立ち上がったらすかさず4速へシフトアップです。
110Rコーナを含めた最終コーナに向けて進入しますが、4速のままでブレーキ
で進入速度を調整して、あとはアクセルとステアリング操作のみで回っていきま
す。
最終コーナからメインストレートにかけて急勾配の坂になっているので、スライド
させ過ぎてスピードを落とさないように、ステアリングとアクセルワークで調整し
ながら回っていきます。150R手前ぐらいからアクセル全開で駆け上がっていき
ます。
長くなってすみませんm(__)m
やっと1周終わりました(笑)
あとは短いですよ!
ここから
後半(11~20周)の走り方です。前半との相違点のみ挙げますね^^;
③3コーナは4速のまま通過します。慣性ドリフト的なイメージで速度を調整します
が、失敗するとスピンします(笑)
ちなみに、○ス○ルさんはここで巻き込んでクッションバリアと仲良しになりまし
た^^;
上手くいくとスピードを乗せたまま4コーナに向かえます!
⑧馬の背コーナを立ち上がったら4速固定で最終コーナーまで一気に逝きます(笑)
40R、45Rを③同様にスピードを乗せたままステアリング、ブレーキで上手く調
整して抜けていきます。
この③、⑧が後半でタイムアップした大きな要因と思います。
SCを楽しく走る肝は、リアタイヤを上手く滑らせて姿勢制御する事と思います。これ
が出来る様になると、とっても楽しい\(^o^)/
FF車で車を滑らせて思いっきり走らせるのが、こんなに楽しいとは思いませんでした。
私の中ではいままで鈴鹿サーキットが一番だったんですが、菅生が一番、鈴鹿が2
番に変わりました(笑)
ここからまた、少し長くなります<(_ _)>
今回、ここまで楽しく走れたのはタイヤを変えたことが一番おおきいと思います。
SCを走る前にTC1000で前のタイヤ(ミシュランパイロットスーパースポーツ)が成仏してしまった
ので、ここ宮城県でタイヤを 《DUNLOP DIREZZA ZⅡ》に変更しました。
サイズも225/40-18から235/40-18にワンサイズアップしてます。
サーキット使用を主目的に開発されただけあって、剛性感、グリップ、扱いさすさ、グリ
ップがたれてからの扱いさすさも素晴らしいです。
20周程走りましたが、タイヤの摩耗の仕方も穏やかで、ライフもそれなりに期待出来
そうです。
購入金額はそれなりでしたがこの効果を考えると、価格は安くないけど、
安いと言え
ますね!
一応、タイヤのデータも載せときます。
①走行前データ(気温 8℃)
フロントタイヤ空気圧 : 220kPa リアタイヤ空気圧 : 230kPa
①10周目PITin時データ(気温 8℃)
フロントタイヤ空気圧 : 290kPa リアタイヤ空気圧 : 280kPa
調整後 〃 : 230KPa 調整後 〃 : 230kPa
①20周目PITin時データ(気温 8℃)
フロントタイヤ空気圧 : 230kPa リアタイヤ空気圧 : 230kPa
※調整後 〃 : 260KPa 調整後 〃 : 260kPa
20周で走行終了したので、一般道用に260kPaに変更。
走行日は曇でとても寒く温度も上がらず、タイヤも余り温まらなかった為、空気圧も
2度目の調整後は変化ありませんでした。
250kPaあたりを狙ってたので、11周~20周は少し低めの空気圧でした^^;
10周目の調整時に250kPaで調整しとけばよかったですね。
今年はこれでサーキット走行は終了なので、来年に改めていろいろ試してみます。
最後に走行後の各タイヤの写真です。
フロント右
フロント左
リア右
リア左
おまけ(>_<)
後輪&フェンダー接触部
以前のブログで、大きなギャップでリアタイヤとフェンダーが接触する旨を記載しました
が、本日はタイヤ、フェンダー共に摩耗し切ってます。しかも、左右とも(笑)
サーキット走行後は、大きなギャップを通過しても一切擦らなくなりました\(^o^)/
そのうちフェンダーの接触部を、綺麗に削ってしまおうと考えてます!!
大変長くなってしまい申し訳ありませんでした。
最後までお付き合い有難うございます。