今週末もわりと激しめの雨・・・
例の件もまだまだ収束する様子もなく、僕の職場も在宅ワークとオフィス出勤の組み合わせで対応しております。
しかし、僕的には効率重視の在宅ワークは結構あっているので歓迎ですが、困るのは嫁さんと結構日程が被るんですよね(汗)
普段は話さないお互いの仕事内容が露呈するのでなんだかね・・・

と言う事なんですが、最近カプチの基本的なメンテを重点的に実施しております。
やっぱり、乗りっぱなしでは性能維持できませんし、本来の乗り味が失われるとガチャガチャ仕様になっていずれイヤになってしまいますからね。
今回はECUに信号を送っている要の純正温度センサーを注文しておりました。

ちなみに、EA11Rカプチーノの場合は水温センサーと吸気温センサーは同じパーツが使われておりますので2個必要です。
外は暖かく雨も結構ふってますけど、在宅ワークの利点を活かして昼休憩時間にサクッと交換してしまいます♪

この前サーモスタット&LLC交換したとこなので、本当は同時にやっておくべきでしたね・・・
しかし、この手の作業は思い立った時にやっておくのがトラブル回避の観点から重要です。
スロットル手前のアルミパイピングが邪魔になるので撤去します。
19mmのメガネレンチで外しますので、結構工具のふり幅が必要なんですよね・・・

センサーを外すとLLCがある程度出てきますので、事前にお皿を用意するなど対策が必要です。
外したセンサーは見た目からしても、7年前のクラフトマンタフエンジン搭載時に交換されている感じでは無いですね。
恐らくH5年の新車から装着されている??

外したセンサーには痕跡がないので必要ないかも?
しれませんが、水回りですし何より後で漏れたら台無しなので、予防のシールテープはしておきます。

新しい水温センサーを装着しました。
手前側には純正水温計用のセンサーもありますが、defiの社外メーター装着してますので、反応しない純正水温メーターは見ないですから今回はスルーです。
LLCの漏れがないことを確認してから、アイドリングでもう一回エア抜きからやり直しですね・・・

お次の吸気温センサーはインマニに装着されているのでこれは簡単に交換できます。

吸気温センサーも汚れ方から見ても恐らく無交換だったと思います。

と言う事で、制御の要である純正温度センサー2か所を交換しておきました。
話は少々外れますが、僕は20年前なその昔AE86乗りでは有名なフルコンであるフリーダムECUを使って、自分で試行錯誤した92後期ピストン&272カム&4連スロットル&235ccインジェクター仕様の4V4GAを自己セッティングしながら乗っていました。
当時はまだメジャーでは無かったインテグラル製のA/F計見ながら、空燃比を12.5付近に合わせるためフリーダムECUにノートPC接続してマップを書き換えたり、インジェクターの係数変えたり・・・
最初は有名チューナー気分の軽い感じでスタートしたのですが、実際は何も無いところからのスターでとにかく毎日毎日試行錯誤(汗)
暫くするとある程度はセッティングも出て高回転はそれなりになるのですが、低中速域では負荷がかかった瞬間にエンストしたりと、もうわけがわからない状態にも陥いったり・・・
素人セッティングなので、基本的に壊さないため濃いめのセッティングにするためか?
マフラーの排ガスで目が痛い状態(笑)
アクセル開度が低い低速域でギクシャクしたりものすごく乗りにくい状態なので、遠出や街中の渋滞なんかはいつストールするかもわからず、大変不安でストレスに感じてガレージの近所以外は乗るのがイヤに?
しかしながら、これを経験したので、エンジンをECUで制御して、空気とガソリンを適正な混合比でインジェクターから噴射して爆発が起こり・・・と車の動く仕組みを理解出来ました。
ECUは刻々と変化する情報を温度センサーや空気量を測定するバキュームセンサー又はエアフロセンサー等から拾って常に点火時期やインジェクター噴射時間にフィードバックを掛けているという事実です。
様々な補正の中でも、水温補正・吸気温補正と言う項目があって、これが適正な数値でなかったり、センサー故障で実際とずれるとまともな制御が出来ずに冷間時の始動が困難だったり、適正なインジェクター噴射量で無くなりいわゆるセッティングのズレが出ます。
これは非常に厄介で、とにかく一回決まったと思ったセッティングが日々の外的条件変が変化するとセッティング自体がズレてしまうのです。
最後はもう教えてくれる知識人も皆無だった事もあり、僕では対応出来なくなり、常に空燃比マップをA/F計の連動機能で書き換えながら乗るという方法に行きつきました。( ̄∀ ̄)
今ではAE86については、レベルの高い完成度を求め自分でやることは辞めて、フルコンもプロ用のDTAにチェンジしてますし、すべての作業は高い技術力があるのは勿論、なによりも僕の気持ちを理解してくれている素晴らしい信頼できるマイスターに任せておりますので、乗り手に徹してますからセッティングバッチリ!遠出や渋滞でも全く不安なく快適で安心そして何より楽しいですね♪
自分でフルコンセッティングしていた時の不安は一切無いです(笑)
ちなみに、その当時の4V4AGエンジンは現在の1つ前の5V4AG搭載時に売却したのですが、神戸のマイスターのリセッティングなフリーダムECUで某社のシャシダイナモにて200馬力を記録してました(笑)
プロフェッショナルなお方とスキルの違いを思い知りました。
しかしトルク無く乗りにくくてもピークパワーだけはあったようで?
すごく驚いたのが印象に残ってます。
カプチは現状F100タービン交換キットとセット物なモンスタースポーツ製のいわゆる純正ロム書き換えのN2ECUで制御されており、お手軽仕様で変更幅は一切無いですが、利点はセッティングズレで困ることはありません。
しかし、セッティングは純正センサーの状態が悪くなっていると補正でズレていることが予想されます
今回はサーモスタット交換時にdefiセンサーの表示と純正ECUセンサーから読み出し表示しているVFCMAXとのズレが気になったので、対策の意味で交換してみました。
まぁ、吊るしのECUなので基本的に濃いめのセットだとは思いますが・・・
トラブル回避の定期交換部品としてはやってもいいと思います。

しかし、ビリオンのメーカーの適合サイトでEA11Rへの製品適合を再確認していると、VFCMAXで表示がズレるのはどうも製品の問題みたいな意味深な記述が・・・
(汗)
製品自体は廃盤なので、メーカー側の対応は終わってるんでしょうね〜
とりあえず、VFC Maxの表示がどうなるかを期待しながら、雨が止んだらエア抜き再開です(笑)