
はい、昨日の思わせぶりな前フリねた、正解は「車高調取り付け」だったというわけでした(^^)
昨日は普通に当番で出勤し、その後、市場から直接、通勤割引を駆使して愛媛までクルージング。。相変わらず、フルブーストをかけると「ぴーーっ」みたいな甲高い音がするのが気になりつつ。。。
あとでこの音が、とんでもない事態を引き起こすとも、この時点では気づきもしないままだったのでした(爆)
さて、今回も行き先は
tatsuさんのところ。今回はヒミツのベールに包まれた「ガレージtatsu」に直接攻撃をかけました(^o^)
迎撃はtatsuさんはもちろん、そのご友人さんと、tatsuさんのお子様二人(*^_^*) いや~もうすぐ3歳になる娘さんがかわいいのなんの! ちょこまかとイタズラをしては、自宅内に強制連行されそうになるんですが、
たすけてくれーっ♪
と、かわいく助けを請う姿が萌え萌えでした(笑)長男くんはうちの長男よりひとつ下ということもあって、そらもうヤンチャ盛り(^^)人見知りもせずにいろいろと遊んでくれましたよ~(^^)
ワタシは今回、車高調の取り付けは完全にtatsuさんとそのご友人にお任せ状態になってしまい、単なるカメラマンに成り下がっていたので、ときおり長男くんと戯れておりました(爆)
車高調の取り付け自体はtatsuさんいわく「二時間もあれば十分」なんですって。そ、そんなカンタンに付いちゃうモノなの? って思ってたのですが・・・さすがはもうセミプロ級のtatsuさん、それに強力助っ人の二人で、それはもうてきぱきと、あっという間に新しいアシがろくむし号に装着されていきました・・・(^^) いや~もう感動です!
そして・・・普通ならこれでアライメントに持っていく、ってことになるわけですが、今回装着のトラストのアシには、「減衰リモートコントローラー」なる電気仕掛けのキカイが付きますからね~(^_^;)
アシの装着の後は、このキカイの取り付け。
今度は内装を引っぺがして配線作業です。リアシートからサイドシルのカバー、ステアリング下やらセンターコンソールに至るまでバラバラにされたろくむし号は圧巻でしたよ(核爆)あまりの出来事に内装バラバラ事件状態で写真を撮るのを忘れてしまいましたよ(^_^;)
ダンパーの頭頂部にモーターを取り付けようか、っていうときにふとtatsuさんに
「そういやアイドリングで妙なビビリ音みたいなのが最近出るんですよね。フルブーストかけるとピー!とかいうし」と、何気なく告げると
ん? なんだろう?
ちょっと見てみましょうか。
ということに。タービンの遮熱板が怪しいのでそのへんをチェックしてみたんですが、どうやら遮熱板はガッチリと取り付けられているようです。う~ん、ではいったい??
tatsuさん、ゴソゴソと遮熱板の奥に手を突っ込んで探っていると・・・
う~ん? あ、ぁああっ!?
と、突然素っ頓狂な声(汗)
なななななんですのん?(滝汗) tatsuさんから恐るべき事態にろくむし号が陥っているということを告げられました。
タービンとサポートパイプを繋ぐフランジがグラグラです。思いっきし排気漏れしてるんじゃないかと(ちゅど~んっ)
はぐあぁぁぁぁっ!(どっか~んっ!)
ということが判明するが早いか、そそくさとインタークーラーを外しにかかるtatsuさん(^_^;) いやホントに手際がいいです。ワタシなんてインタークーラーなんぞハズしかたすら分かりませんもん(汗)
インタークーラーはほいほいとすぐに外れたのですが、タービンの遮熱板がクセモノ(^_^;)
tatsuさん曰く
「一番めんどくさい手間のかかるトコロ」なんだそうです(苦笑)
たしかに熱でボルトは完全に焼きが入って固着しているし、留められているボルトの数も尋常ではなく、さらになかなか手が入らない(>_<) 固着したボルトと格闘しつつ、とりあえずはネジを弛めるケミカルを吹き付けて放置している間に減衰調整リモコンの作業を続行。
リモコン本体は、オーソドックスにステアリングコラムの上に取り付けました。今までもこの位置にブーコンなんかを取り付けようかと思ったことがあったのですが、この位置にハコを取り付けると、奥にある警告灯が見えなくなるし、全く使わないけれどもパーキングランプのスイッチも殺すことになりますから、今までは何も付けていなかったんですよね(^_^;)
ってことで、今回はジュランのステーを使って、リモコン本体をやや浮かせるカタチで装着することにしました。画像はドライバーから見たメーターの眺めですが、うまくメーター下部の警告灯の並んでいる部分をかわすカタチで装着されているのがお分かりいただけるかと。
結果的にスピードメーターの20キロまでの部分が見えなくなっちゃいましたが、この部分は見えなくても問題ないでしょう(^^) 逆に見えない方がレーシーだし?(笑)
そろそろいいかな? ってところで再び遮熱板を格闘し、ようやく外した遮熱板の下から出てきた光景は想像を絶するものでした(爆汗)
サポートパイプを留めるボルトの上側二本が完全に脱落
マジに脱落してるんです。緩んでいるなんていう生やさしいものではありません。二本のうち一本はかろうじてフランジの穴に通っている状態でしたが、ナットはありません(爆)穴にボルトが通っているだけです。はい、つまりグラグラ。そして、もう片方なんてボルトすらありません。完全に脱落、ボルトはその後、友人の必死の捜索でサポートパイプの遮熱板の窪みに引っかかっているところを救出されました(^_^;)
へぇ、こんなの落ちたりするんやねぇ~ そら排気漏れもするわな~ ちゅーか、排気ダダ漏れ?(^^) なーんて悠長なこと言ってたんですが、
これで前にインプが一台、燃えたんよ
と、衝撃の事実をtatsuさんが語ってくれました。この部分が緩むと、タービンで熱せられた排気で一番熱く、高圧になっている部分のエアが吹き出し、上に吹き上げると・・・真上にはブレーキのマスターシリンダーとリザーブタンクが(滝汗)
あまりに高温の排気が直接当たってしまうため、リザーブタンクが溶けて落下(オイルが漏れるなんて言う状態ではなく、タンクごと落下してしまうそうです)、ブレーキオイルがタービンにかかって燃える、という状態になってしまうんだそうです(滝汗)
ろくむし号、炎上の危機
だった、というわけなんですよ~(>_<) いや~ちょっとマジで青ざめました(汗)ちらっと言ってみたことが、こんなことになろうとは。。
しかしこの部分、ワタシはサポートパイプもタービンも、あまつさえエキマニすらノーマルですから、この部分は触ったこともないのに、なんでボルトが二本とも脱落なんてコトに・・・。これってやっぱり
スバルクオリティ
なんでしょうか?(ちゅど~んっ!) さいわい事前になんとか対処ができたので事なきを得ましたが
気がつかなかったら火がついていた
っていう重大な事態ですよね(滝汗)これはクレームって言うんじゃないけれど、ディーラーさんにはいちおう報告しておこうかと思っています。
それに、今回は外さなかった下側の遮熱板の中で、タービンサポートパイプを留めている下側のボルトがどうなってるのか、チェックもしておかないとあかんのではないかと思いますし。。
どちらにしても、「とりあえず消化器は積んでおいて損はないね」なんていう話をしておりました(^_^;)
さて、恐ろしいトラブルもなんとか回避し、元通りにインタークーラーも取り付けて、リモコンも無事に付き、動作確認もできたので、次はtatsuさん御用達のスバルのディーラーさんに逝ってアライメントの調整です(^o^)
ここのスバル、さすがtatsuさん御用達のディーラーさんですよ! 店員さんたちもスキモノ揃い(笑)特にアライメントの鬼、アライメントふぇちなメカニックさんがいて、この人にtatsuさんも信頼している人がいるんです。
今回はこの「アライメントの鬼」さんにろくむし号のアライメントをバッチリ取ってもらいました(^^)ちなみにアライメントの数値は
tatsuスペシャルデータ(非公開)
です(核爆)確実に今よりも速くなるセッティングだそうで、先日のtatsuさんのトラ足を駆使しての阿讃での43秒台というスペシャルタイムの陰にもこの「鬼さん」のアライメントがあった、というわけなんですね(^^)/
アライメントを取るには1時間ぐらいかかるってことで、このディーラーさんではすっかりVIPらしいtatsuさん、なにげにGRBの試乗車をゲット(爆)
3人で乗り込み、先日ワタシがスリリングな体験をした、あの某「お山」へと新型STIのノーズを向けたのでした。
ここでね~ いやはや(^_^;) あまりのことにココではオフレコにさせていただきますが(核爆)、とりあえず、
「ジェントルな性格になった」とか
「乗り心地がよくて快適」だとか、
「かなり速いけどスムーズな加速のせいで暴力的で荒削りな魅力が薄くなった」とか、どちらかというと「オトナのスポーツカー」に変貌した、ということがよく言われている新型STIの
本領
をかいま見る・・いえ、思いっきり実体験させていただきましたよ(^^) なかなかこんな機会もないでしょうねぇ~ とりあえず言えること。
新型STIはめっちゃ速い!
ってことですね。tatsuさんも「ホンマ速いわ。エエ車やな~」と褒めてましたよ(^^) 3人で言ってたんですが、ハッチバックなだけに、このインパクトはランチャ・デルタ インテグラーレクラスだな、と。やっぱりSTIなんて車は町乗りで試乗しても本来の姿は見えてこないもんなんですね~(^_^;)
で、スリリングな体験を終えて、ディーラーに戻ってみたら・・・すっかりと佇まいを変えたろくむし号が出迎えてくれました(*^_^*)
今回はとりあえず、メーカー推奨の車高(出荷状態ですね)で組んでみただけなんですが、それでもちょっと、ほんのちょっとだけ新井アシの車高よりも前後とも下がった感じです。う~ん新井アシより5ミリぐらい、つまり純正STIより20ミリダウンってところでしょうか。
そして、キャンバーが以前よりも少し付いた出で立ちは・・・くぅぅ(>_<) カッコえええっ!(萌)
低く構えるその姿、前よりも平べったく見えますね。
この日ばかりは「このGDBとそっちの試乗車GRBを取り替えて帰ってもいいよ」って言われても「いや、GDBで帰る!」と即答してたでしょうね~(^^)
というわけで、無事にアライメントも取り終わり、今回とってもお世話になったお二方に御礼を言って、ガレージtatsuをあとにしたのでした(^^)
ほんとにtatsuさん、そしてそのご友人の方、何から何までホントにお世話になりましたm(_ _)m この場で厚く御礼を申し上げます。気がついたらお昼ご飯も食べずにずーっと作業してたんですよね(汗)
徳島に到着したらラーメンでも食べて帰ろうって思ってたのですが・・・到着する頃にはあまりにお腹が空きすぎて気持ち悪くなってましたよ(爆)
それでもお気に入りの「うちだラーメン」を食べて帰ったのですが・・・今度はお腹がぱつんぱつんになって苦しくて気持ち悪くなってしまいましたわ(どっか~んっ!)
それはともかく、これからこのトラ足のセッティングをゆっくりとしていくことになりますが・・・とりあえずメーカー推奨車高である「前よりちょっとだけ低め」な車高で、普通にワタシの行動エリアでアゴを擦ったりしないかどうかを確認しないといけないですね(^_^;)
今日、会社のガレージで試したところ、なんとか超微速でアプローチすれば擦らないで通過できることも分かりました(^^)
でもきっと、、行きつけの論田スバルの出入り口では擦るだろうなぁ(ため息)今度はもう足を交換してしまったから文句も言えないですね(^_^;)
さてさて、車高はメーカー推奨、前後とも暫定数値「4」という減衰で高速を走って戻ってきたわけですが・・・町中で前後とも「1」で乗ると、そりゃもう快適!(*^_^*) 新井アシの1よりもまだスムーズです。
段差なんかで、ややリアが遅れて跳ねるような挙動が出るので、リアのみ2にしてやると、なかなか収まりもよく、そして突き上げ感も皆無の町乗りとして言うことなしの状態になりますね。
高速道路ではやや心許ないので「4」にしてやると、こちらもフラットライドでノンビリクルーズには言うことのない足となります。
なのに、インターのランプウェイを大きく回り込んでいくようなところで思いっきり体感できるのですが「トラ足+魂の籠もったtatsuデータアライメント」では、以前とは比較にならないぐらいにナチュラルにすいーっと曲がっていきます(^^)/
tatsuさんによると、リアの減衰だけを意識的に高めにしておくと、リアがきれいに流れてコーナーをクリアできるセッティングになるんだそうですが、前後同じ減衰だと、キレイにニュートラルステアで曲がっていきます。オンザレールとはこのことですよ!
今朝も通勤路のランプウェイで試してみたのですが、ホントにキレイに曲がっていきます。なのに直線ではどっしりと構えているんですよ。もちろん、キャンバーが以前よりも強めに付いているので、鋼のような重厚感っていうわけにはいかず、ハイペースで走るとちょっと心許なくなるんですが、このへんはDCCDをロック方向にすることで問題ないレベルとなります。
高めのスピードで中速コーナーに進入していくと、ダンパーとタイヤで突っ張って、ゴリゴリと曲がっていくような感覚だったのが、車のほうが素直に向きを変えていく、っていう感じになりました。
それから、普通に町乗りしていても高速を流していても、ハッキリと分かるのは
ダンパーがよく動いてくれる
ってことですね。細かくよく滑らかに動いているのが分かるんです。感覚的にはボディ剛性があがった? っていう感じでしょうか。
とにかくきれいに動いてくれるからショックの吸収がきちんとできる、姿勢もきれい、っていうことにつながってそうですね~(*^_^*)
とにかく大満足の滑り出しですね、トラ足くん(笑)
ってことで、来年のジムカでは・・・
暴れてやるぜぇ~(^^)/
・・いや、暴れたいな~(汗) タイムが出るといいな~(^_^;) アライメントの鬼さんは「確実に速いタイムが出ますから」と太鼓判を押してくれましたが・・・逆にプレッシャーですね(滝汗)
今回のネタは久しぶりにフォトギャラにアップしようと思っていますが、今日はもう力尽きました(^_^;)
またいずれ、近いうちに。
予定では20枚を超える大作になるかと(ちゅど~んっ!)