
ワタシが仕事で使っているマシンは黒いMacBook。もうかれこれ2年以上も使っているマシンですが、パフォーマンス的には問題もなく、
キートップが剥がれてきてたりもしますが、まだまだ現役で頑張ってくれています。(^^)
でも、搭載されているOSは今となっては旧式なOS Xの10.4(Panther)。。なんせ仕事で使っているマシンですから、あれだけ話題になって鳴り物入りで10.5(Leopard)が登場したときにも使っているアプリとの相性などが心配で、結局乗り換えることができず、その間に10.6(SnowLeopard)が登場してしまって現在に至っております(^_^;)
10.6もなかなか評判も良さそうだったのですが、2世代も前のOSで運用しているMacBook、トクに困ったこともないし、現状で安定して動いているのでそのままで行こうかと思っておりました。。
そんなときに自宅用に購入したiMac・・・購入してたった2ヶ月足らずで旧型となってしまった薄幸なマシンではありますが(涙) 24インチの巨大なモニタでSTUDIOろくむしに鎮座する姿は、この部屋の主であることをあからさまに主張しているほどの存在感ですが。。コイツにバンドルされていたのは10.5。そして10.6へのアップデータディスクも同梱された状態で配送されてきました。
もちろん、データ移行をしてからすぐに10.6にアップデートをして、そのまま約2ヶ月ほど運用してみました。その結果、MacBookからそっくりそのまま移行した環境を検証してみた結果、ごく一部の昔から使っているバージョンの古いアプリを除きとくに問題なく運用できそうだ、ということが分かってきました。
Photoshopのえらく古いバージョンがついに起動不能となってしまいましたが、昔ほど本格的にレタッチ作業なんかをすることもほとんどないし、現状ではスキャナを購入したときに付いてきたPhotoshopElementsで充分にOKなんですよね。というか、ふだん使いのグラフィックソフトはGraphicConverterだったりするんですが(爆)
一番問題だったのはMacの上でWindows仮想OSを実現するためのソフトであるParallelsが使っていたバージョン2.5では10.6で使えない、ってことでしたが、これはやむなく最新の4.0にアップデートすることで対応しました。
なので、自宅のiMacでもきちんとWindows環境が稼働できることも確認済みです。
以前は自宅ではMacは稼働していなくて、もっぱら職場のMacBookだけという状態だったのですが、こうして自宅に最新OSのデスクトップマシンが新たに稼働開始したことで、ワタシのMac環境は大きく変化することになりました・・。
まずそのきっかけとなったのは、
MobileMeというサービスに加入したこと。 これで自宅のMacと職場のMac、そして愛用のiPod TouchとNokiaケータイ。これらのワタシの周辺にあるマシンに入っているスケジューラや電話帳といったデータが半自動で見事にシンクロできるようになったんですよね。会社で作ったデータを自宅に持ち帰ったり、自宅で整理した画像データを会社のMacBookに移行したりするのに、今までのようにメールで飛ばしたりすることもなく、デスクトップ上に見えている外付けHDDにコピーしておくだけの感覚で、自宅と職場のどちらのマシンからでも同じファイルを取り出せるようになったんですね(^^)
こりゃまぁずいぶんと便利になったもんだなぁ〜って思ってたわけですが、それだけで済まないのが雪豹くんのスゴいところ(^o^)
次に試してみたくなったのが・・・「どこでも My Mac」という機能です(^^) これは早い話がインターネット経由で遠隔地のMacを遠隔操作してしまおう、っていうものなんですけども、これはご存じの方もいらっしゃると思いますが、今までもMacなら「Remote Desktop Mac」っていう高価なアプリを導入することで可能でしたし、Windowsなんかでも似たような機能を実現する方法はあったんですけども、この「どこでも〜」だと、なんとOSに標準でこの遠隔操作機能が付いているんですよ。インテルマシンであることや、10.5以上の最新のOS、そしてアップル製あるいは対応する社外品ルータでないといけないといった制約もあるんですが、ワタシが未だに未体験ゾーンである「ネットごしに自宅のMacを職場から遠隔操作する」ということがなんともお気軽にできそうな感じなんですよね(*^_^*)
これが実現したら、「自宅のあのHDDに入れてあるあのファイルが要るのに〜」とか、そういったときにも慌てず騒がずに職場から自宅のiMacを操作してしまえる、っていう夢のような便利なことが可能になるわけですよ(^^)
これはぜひともやってみたい・・・ってことになり、思い立ったが吉日とばかりにiMacに付いていた10.6ディスクを試しにMacBookに突っ込んでみたのですが・・・やはりダメ(苦笑) やはりこのディスクは10.5を10.6にアップデートするだけの機能しか持ち合わせていないようでして(涙)
そこで試しにネット通販で探してみたところ・・・
SnowLeopard新品 2780円
なんていう値段でふつうに販売されてるし(ちゅど〜んっ!)
もちろんソッコーで購入したのはいうまでもありません(苦笑) あいかわらず中身からしたら不釣り合いに大きなamazonの箱に入ってやってきた雪豹クンを昨日さっそく愛用のMacBookにインストール。
10.4→10.6へのアップデートはトクに問題になることもなく、つつがなく終了。そのままソフトウェアアップデートをかけてみると、すでにOSの最新バージョンは10.6.2になってるってことで、続けて必要なアップデータを当てて最新の状態に一気に持っていきました。
各種チェックをしてみると、どうやらATOK2009がきちんと移行できていないようで、文字入力ができないことが分かったので、もう一度ATOKをインストールし直して、日本語入力も元通りに。
とりあえずここまでできたので、さっそく嫁さんに電話して、自宅のMacのキーボードを何か押してもらってスリープから目覚めさせてもらいました(^_^;)
この「どこでも My Mac」の難点は、スリープしているMacには接続ができない、ってことなんですよね(苦笑)
さてさてここまで準備ができれば、あとは実際に接続してみるテストです。あ、そうそう。この機能を使うにはmobileMeのアカウントが必須なんですよ。mobileMeってのはほんとに便利というかなんというか・・・今のMacのネットワーク系の最新機能を試すのなら、このクラウドサービスへの加入は必須ですね(^^) でも年間9800円という出費でこれだけバラエティに富んだ便利な機能を享受できるのなら、ワタシとしては何も問題はないですね(^o^)
さて、ではさっそく「どこでも My Mac」を起動しようとしたんですが・・・はて?
この機能はどのアプリから起動するのかにゃ?(ちゅど〜んっ!)
ってとことでいきなり躓いてしまいました(どっか〜んっ!) なんだかひとり恥ずかしい気持ちになりつつ、ネットでこの機能の使い方を調べてみると・・・なんとまぁこの先進の機能ってなにかアプリを起動するんじゃないんですね(苦笑)
Finderから何かのフォルダを開くと今のOS Xってのはサイドバーってのがあり、左側にいろんなフォルダやファイルにアクセスできるようになってますが、ここにあるHDDのリストの中に「共有」っていうのが追加されてるんですよ。んで、この共有扱いになっているHDDの中に・・・さりげなく「iMac」の文字があるんです(^^)/
つまりこのiMacというアイコンこそが、ワタシの自宅のMacというわけなのです(*^_^*) なんというシンプルな使い方(笑)mobileMeで同じアカウントを設定しているマシンがネットに接続された状態で起動していれば、こんなふうに他のマシンからはふつうに見えてくれるというわけなのです。
で、さっそくこの「iMac」というアイコンをクリックすると「接続中です」となり、ウィンドウにはiMacのパブリックフォルダが表示されました(^^)
ここを通じて二つのマシンでファイルのやりとりができるわけですが、もちろんこれが本命ではありません。このウィンドウにある「画面共有」というボタンをクリックしてみると・・・・
おおおおお〜(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)
いとも簡単に、我が家にあるiMacのデスクトップ環境が職場のMacBookのモニタの中に見えてるじゃないですか!(^^)/(^^)/(^^)/
もちろん、このウインドウの上ではMacBookのマウスカーソルは自宅iMacのデスクトップの中を動く、iMacのマウスカーソルとなります。
画像ではちょっとずれたふたつの画面が写っていますが、これはまさしく、我が家のiMacのデュアルモニタの両方を表示している状態というわけですね。ただ、自宅のiMacのメインモニタは24インチ、追加モニタは22.3インチという大きなモノで、これをMacBookの13インチモニタに一度に表示しているもんだから、ほとんどアイコンなんて判別できないような状態にまで縮小されてしまってますが、もちろんこれは切り替えて「モニタ1」と「モニタ2」を個別に映すこともできますから問題ありません(^^)
自宅のiMacは光ネット、職場は10MbpsのADSLというネット環境ですが、この状態でマウスカーソルはほとんどストレスなく動かすことができますし、自宅iMacは文字通り「遠隔操作」できるので、フォルダを開いたりアプリを起動したりも自由自在です(^o^)
ためしに地デジチューナを起動してみたところ、ちゃんとMacBookのモニタの中で自宅iMacの地デジチューナの再生するテレビの動画を見ることができました(笑)なんだかこれは不思議な感覚ですね〜。ワタシは会社にいるわけですけども、自宅のiMacの前には誰もおらず、無人のままでマウスが勝手に動いて勝手にアプリが起動してたりするんですよね。
そんな光景を思い浮かべたら、ほんとワクワクしちゃいますよ〜(笑)
さて、ここまで来たら次に試したいことがあります。これも事前に準備をしていたのですが、それはiChatというアップル純正のチャットソフトを試してみる、ってこと。
これは早い話がskypeと似たビデオチャットやテキストチャットといった機能も含んだネット電話アプリですが、Mac同士なら3者ビデオ通話なんてのがカッコイイ画面で簡単にできるっていうものなんですよ。
これもmobileMeのアカウントが必要なアプリだったので、今までは興味がありつつも使っていなかったものでして(^_^;)
mobileMeのアカウントを使って二つのiChatアカウントを取得し、ひとつをiMac、ひとつをMacBookに割り当てて、双方のiChatアプリを起動してみました。もちろん、自宅のiMacのiChatは職場から「どこでも My Mac」を経由して遠隔起動です(^^)
すると・・・iMacから遠隔操作でMacBookにチャット開始のコールをかけると・・・ちゃんと目の前のMacBookにチャット参加依頼のコールが鳴ります(^o^) こちらでそれを許可すると・・・
おほほ〜(笑)
MacBookのモニタと、MacBookのモニタの中のiMacのモニタの間で簡単にテレビ電話が開通しました(*^_^*)
この状態でもちろん自宅の様子がモニタできるので、廊下を走る子供の足音だとか声が聞こえてきます。
しばらく様子をうかがっていたのですが、子供がSTUDIOろくむしの前を通りかかってるな、っていうタイミングで
お〜い! なにしてるんや〜
と、こちらから呼びかけてみました(^^) すると・・・
ガチャ! と、不思議そうな顔をした次男がSTUDIOろくむしに入ってきました。そして、
iMacのモニタを見て破顔!(笑)
あれーっ!! おとーさんだ−! 何してるの−??
と、興味津々ですよ(笑) そりゃそうでしょうねぇ〜 突然に父親が誰もいない部屋のパソコンのモニタから呼びかけてきたらそりゃ誰だってビックリですわな(笑)
ひとしきり子供達とテレビ電話で遊んでから、テスト終了(^^) うんうん、こりゃええぞ〜 またひとつワタシのMacが進化したわ♪ ともうワクワクのホクホクです(爆)
そのままの状態でメールなんかを見てたりしたら、自宅のiMacの画面に異変が(滝汗) ワタシが何の操作もしていないのにマウスが勝手に動いてアイコンをいじったりしています。
いっかーんっ!!(滝汗)
やはりこういう事態に!?(>_<) 双子ちゃんたちがSTUDIOろくむしに入ったのをいいことに、好き勝手にiMacのマウスをいじり倒しているのは実際に見なくても分かりますよ(爆汗)
急いでまた自宅iMacのiChatを起動してテレビ電話を開通してみると・・・案の定、iMacの前にはイタズラ満開な顔をした双子たちの顔が(どっか〜んっ!)
ゴルァァァ!! ととりあえず威嚇してSTUDIOろくむしからの退去命令を発してとりあえずはひと安心(苦笑)
とりあえず、雪豹を導入してやりたかったことはしっかりと実現できたので、あとは細かい調整作業に入りました。まずは大事なのがMacBookの中で仮想Windows環境を稼働できるようにしておかないといけません。Parallelsを4.0にバージョンアップして、動作確認をしておかないとね。
ということで、Parallels4.0のアップデータを当てようとしたところ・・・
ここで障害発生(ちゅど〜んっ!)
自宅のiMacにインストールしたときには問題なかったのですが、職場のMacBookの時は手順をちょっとミスしてしまい、インストール不能状態になってしまったのです(>_<)
Parallelsってのは本家のWindowsXPよりも融通のきくところがありましてね、というのは作業途中でParallelsを停止させると、中で動いているWindowsXPはそのときの状態で即座に停止してくれて、次にParallelsを再起動したら、作業の途中の状態からきれいに再生してくれるんです。
これはいちいちWindowsXPをMacの中で起動したり終了したりしないでいいのでめっちゃ便利なのですが、今回、MacBookのOSを10.4から10.6に上げるときに、うっかりこの「一時停止状態でParallelsを終了」してしまってたんです。
なもんですから、Parallelsのアップデータを当てようとしたところ、
「仮想OSであるWindowsXPが起動状態なのでWindowsXPを終了してからアップデート作業をしてください」という表示が。。あたたた、では、ということでとりあえずアップデート前のバージョン2.5のParallelsを起動しようとしたところ・・・
「10.6ではこのバージョンのParallelsは起動できません」
というメッセージが出るばかりで、いっこうに起動できません(ちゅど〜んっ!)
こ、これでは永遠に中途半端に起動したまま止まってしまってるParallelsの中のWindowsXPを終了させることができません(号泣)
まさかParallelsのクリーンインストール&WindowsXPの再インストール、そして仕事で使っている各種のWindowsでしか使えないアプリの数々を再インストール!?(爆汗)
そ、それだけは避けたい!! んなことできんっ!! ってことで、急いでParallelsの発売元のサポートに電話してみたところ・・・サポート部門は17時で受け付け終了・・・ワタシが電話した時間は17時45分(どっか〜んっ!)
孤立無援状態となってしまいました(号泣)
このままで次の日の業務に著しく影響が出てしまいます(爆汗)
これではマズいのでなんとしても解決させないといけない・・・そこで、外付けHDDにバックアップされている以前の10.4のHDDデータを開き、Parallelsのファイル構造がどういう風になっているのか、起動したままになっているWindowsXPの仮想OSデータはどれなのか、これをつぶさに観察して、ちょっとキケンでしたが初期設定ファイルやそれとおぼしきファイルを書き換えたり削除したりして・・・ようやくParallelsのアップデートが可能になったのが19時過ぎ(^_^;)
そこからアップデートをして、WindowsXPが再び以前と同じ環境で動き始めたのは21時でした(==)
またしてもWindowsがキライになった出来事でしたよ(核爆)
まぁここまでできたらまずは上出来(^^) 今日は一日10.6環境でMacBookを運用していますが、とくに問題になることもなく、仕事でもちゃんと使えました。
ただ・・・やはり、というか10.4と比較すると10.6はちょっと重たい感じはありますね(苦笑)まぁなんとか使える範囲内ではあるので、問題はないですが。。
そして今日は昨日確認した「どこでも My Mac 」のお勉強をしてみました。この機能、スリープ状態になっているMacには接続することができない、っていうのが大前提になってるようなので、いつでも自宅のiMacにアクセスしようとするなら、常に自宅のiMacは起動状態にしていないといけない、ってことになってしまいます。
そこで、iMacの起動時の消費電力を調べてみたら・・・なんと220W!(滝汗) こ、これはちょっと問題ですよね(汗) ただでさえ一戸建てになってから電気代が跳ね上がって嫁さんには文句言われてるのに、常に220Wの電力をMacが消費しているなんてことが分かったら・・・実際にはめったに使わないであろうこの機能のために、つねにMacを起動しておくというのはかなりモッタイナイですよね。。
なので、ホントにスリープ状態からこの機能は使えないのが調べてみたというわけです。iPod Touchをリモコンにして同じネットワークの中からなら、
スリープしているMacをiPod Touchからのリクエストで起こすことは可能なんですから、いくら間にインターネットが入るとはいえ、原理は同じではないか? と考えたわけです(我ながらシロート考え丸出しですけどね)
すると・・・やはりできるんです(^^) ただし、条件がいろいろとあるんですけども、これらの条件をクリアすればスリープ中のMacnアクセスして起こすことも可能になるようなんですね(^o^)
その条件の大前提ってのは、双方のマシンが10.6を実装したインテルMacであるということ。これはOKですよね(^^) そしてもうひとつの条件は・・・スリープ状態から起こすMacは最新ファームウェアのインストールされた802.11n対応の最新型AirMacでネット接続されているマシンである、ということなんですね(^_^;)
我が家のiMacは有線ルータで直接モデムに接続されてるんですが、AirMacも当然あります。でも、このAirMacはずいぶんと古い機種で、とてもじゃないけれども802.11nであるとか最新ファームには対応できません(>_<) この環境では残念ながら常にiMacはスリープさせない状態にしておかないといつでも好きなときにアクセス、というふうにはいかないことが判明。。。
ってことで・・・
(ちゅど〜んっ!)
やっぱり買ってしまったAirMacExtreme(^_^;)
これで最大50台(笑)のMacを自宅ネットワークに接続できますよ(どっか〜んっ!) ってそうではなくて(^_^;) コイツ経由でネット接続させてやれば、自宅のiMacは今までのようにスリープさせた状態からでも職場のMacBookからのリクエストでいつでもアクセス可能になるはずです(^^)
さらには、この最新AirMacにはUSB接続されたHDDをネットワーク経由で共有するという機能もありますので、さらにファイルの共有が便利になりそうですね。mobileMeのiDiscを使わなくても、プライベートネットワーク内のストレージを持つことができるわけです(^^)
どんどんと便利に広がっていくMacワールド・・・自宅にiMacが入り、2台体制となった我が家のMacたちは急激に進化してくれてます。。