
昨日から日本はまたまた台風の襲撃でエラいことになってしまってますね(汗)みなさんのところは被害はなかったでしょうか? 徳島でもかなりの雨が降りましたけども、今回もワタシの周辺ではとりたてて被害が出たということもなく、先日の台風の時のように冠水になるようなこともなく、なんとか無事でありました。
そんなこの週末、我が家では少し前に計画していた日帰り京都旅行っていうイベントがありまして・・・台風がモロに来てるからどうしようか迷ったのですが、なんせ子ども達はずいぶんと楽しみにしてるみたいだし、嫁さんもワクワクしちゃってるし・・ここでやめとこうと言えるはずもなく(^^;) 日曜日に豪雨の徳島を出発して強行してきました(汗)
ワタシは極度の雨オトコですけども、洗車しなければそんな神通力が発動することもないですし、嫁さんはけっこうな晴れ女なんです。なので基本的に家族旅行で大雨に降られてしまうってコトも少ないのです。
ただし今回は台風が来てるので雨に降られることはもう覚悟するしかない、進路はなんとも微妙な感じだったのですが、ワタシの読みとしては日帰りで日曜日のウチに帰ってくるなら、たぶん本格的に暴風圏内に入る前には戻ってこれるだろうと思ったのです。
そんなワタシの中で不安だったのは・・・今回の家族旅行で初めて本格的に走行することになる・・そう、
ポルテさんです(滝汗)
なんせポルテさん、我が家に納車されたその日からずっと、1週間以上も雨続きの天候をもたらしたほどの
雨グルマ
らしいのですよ(滝汗) そんないわくつきのクルマとそのオーナーである晴れ女な嫁さんの神通力対決!(爆) はたして勝つのはどちらなのか!?(^^;)
そんなことを考えながら徳島を出発した日曜日の朝6時。徳島はすでにかなりの豪雨でした。
途中のSAで一度だけ休憩し、渋滞に遭うこともなく無事に9時前には京都に到着(^^) さすがにこんな天気ではあんまり混んだりしないものですね(苦笑)
ってことで、しょっぱなの目的地は晴明神社。子ども達や嫁さんはテレビドラマで「陰陽師」とか見てたらしく、安倍晴明には興味があったのでまずはココに、ってことになりました。ちなみに京都に到着すると雨はすっかりと上がり、曇り空ながらも傘をささずにお参りできましたよ。さすがは嫁さん! 大した神通力!!
駐車場もすぐ横にコインパーキングがあるんのですが、ここもガラガラ(^^;) すんなりと駐車してノンビリと晴明神社を散策。今の季節は晴明神社のシンボル的な花である桔梗が咲いてまして、境内のあちこちでキレイな紫の花を見ることができましたよ(^^) そして桔梗の咲いている季節にしか販売しないという桔梗のお守りっていうのも売られてました。
でも、家族の誰もこの季節限定のお守りは買ってないんですよ(爆) 限定モノには全然興味がない我が家なのでした(笑)
さて、晴明神社の次は下鴨神社へ。 糺の森を歩いて境内へと向かいます。
うちの長男は京都に住んでいた時代に七五三で下鴨神社にお参りしてますから、いっちょらのおべべを着て糺の森も歩いてるんですが、本人にはそんな記憶もないみたい(^^;) ワタシもここにはよく来てましたがほんとに久しぶりだったので懐かしかったですね〜。 そして下鴨神社のすぐ近くにある産婦人科には、双子ちゃんご懐妊のときに嫁さんが通ってたんです。初めて下の子どもが双子だと分かったのもこの産婦人科だったので、ここも懐かしかったですね♪
でも今回、限られた時間の中で下鴨神社をチョイスしたのは他にも理由がありまして。
有頂天家族というアニメで主人公であるタヌキ一家が住んでるのがこの下鴨神社でして、ロケ地である下鴨神社を子ども達といっしょに訪れたい、ってのがあったんですな(ちゅど〜んっ!)
ってことで、下鴨神社に着いてまず向かったのが境内脇にあるこんな場所(笑)
この階段のある小川って、弥一郎兄さんが毎朝瞑想をしている場所ですよね(笑)
それから境内のこの舞台。
ここも何度となくアニメの中に出てくる場所ですよね(笑) この景色を見て子ども達もえらく感動しておりました(^^) もちろん、ちゃんとお参りもしましたけどね。
さてさて、なんせ日帰りなのでそそくさと次に向かいます。
お次はワタシのリクエストで出町の
ふたばというお餅屋さんに向かいます。 このお店、昔からめっちゃ有名なお店で、名物の豆餅はホントにおいしいんですよ〜♪ でも賞味期限はその日だけですからおみやげに持ち帰ることもできないし、いつでも行列なので気軽に買うというわけにもいかないんですね(汗)
だからワタシも16年も京都に住んでたのですが、食べたのはほんの数回しかありません。なぜか最近、この豆餅がずっと無性に食べたかったのです。
そしてもちろんですが! ふたばといえば・・そうです、
「たまこまーけっと」ですよね(笑)京都アニメーションの制作したこのアニメ、ヒロインのたまこちゃんのおうちは餅屋っていう設定なのですが、モデルになってるのがこのふたばなんですね。そしてアニメの舞台になっている商店街も、出町商店街らしく・・ふたばと出町商店街の聖地巡礼という目的もあったわけです(爆)
ふたばはあいかわらずの大人気(滝汗) こんなふうに大行列です(^^;) でも15分ぐらいならんで無事に豆餅をゲットしました(^^)/
一見、何の変哲もない豆大福なのですが・・・これが実にウマい! 子ども達もビックリしてましたよ、このおいしさには。甘さ控えめのこしあんとちょっと塩気のあるお餅。ホントに素朴な風味だけどもおいしいんですよね。今回はこの定番の豆餅と、大粒の黒豆を使っている黒豆大福っていうのも買ってみたのですが・・・やっぱり定番の豆餅のほうがおいしかったですね。 やはり昔から愛されている定番商品にはその理由があるんだな、ということを実感。
豆餅をゲットしたあとはちょいと出町商店街を散策。
これなんかモロですよね(笑) たまこまーけっとの中にも出てきますし、有頂天家族にも登場しますよね(^^)
よく見るとこのお魚の下には有頂天家族のポスターがぶら下がってますね。
そして商店街を見ていると、たまこまーけっとに出てきたのとそっくりなお花屋さんがあったり、おもちゃ屋さんの軒先にはこんなものがあったり(笑)
でも一番ビックリしたのは・・・三男の見つけたこれ。
ちょ、チョイちゃんじゃないっすか!?(ちゅど〜んっ!)
出町商店街の出口付近にフツーに設置されている、いわゆる「飛び出しクン」なのですが・・・いったい誰がこういうアイデアを出したんでしょうね(笑) 実にいい感じでした。
さてさて、出町を満喫したあとは(って、親子でどういう満喫の仕方をしてるのか若干謎ではありますが・・)河原町周辺へ。 コインパーキングにクルマを入れて、南座を外から見学。赤玉センセーがよじ登ってた屋根はアソコだよ、とか解説するといちいち「おお〜♪ ホンマや〜」と反応する子ども達(爆) 川床のやぐらなんかにも感動してましたね。弁天様にめがけて弥三郎が矢文を放つシーンとか出てきますよね(笑)
ランチは壱銭洋食を。
日帰り貧乏旅行なので京都だからといって豪華な和食、っていうわけにもいきません(涙) まぁ我が家のガキんちょどもにはそういう風情はまだまだ分からないのでこういうジャンクフード系京都名物の方がいいんですよ(笑)
ランチのあとは腹ごなしに巽橋を見物しつつ、鍵善良房でくずきりを堪能。
ちなみにランチの壱銭洋食は650円で、デザートのくずきりは900円でした(爆)
このあたりから京都でもさすがに雨が降り始めました(汗)
でもまさか・・この頃にはまだ帰り道があんな悲惨なことになるなんて思いもしませんでしたよ、ええ・・・。
鍵善でくずきりを堪能したあとは、次男のリクエストで清水坂の七味屋へ。
実は次男と三男は今年の修学旅行で京都には来たばかりなのですが、そのときに七味屋で七味を買って帰るつもりだったのが時間の都合でそれがかなわず、どうしても来たかったんだそうです。
ここまではそんなに混雑するともなく、駐車場もすんなりと入れていたのですが・・・さすがに世界的に有名な清水寺周辺となると・・やっぱりレベルが違いましたね(滝汗) なんせすごいヒト、ヒト、ヒト! クルマも駐車場が空き待ちって感じになっていました。
それでも開いた傘をかきわけかきわけ、七味屋になんとか行くこともできて、産寧坂を散策しつつ清水周辺を堪能。さて、じゃぁ次は?? 次は子ども達のリクエストで御池にあるマンガミュージアムへ。
あいにくの雨模様だったので中庭でマンガを読むっていうわけにもいかなかたのですが、ここで子ども達は閉館時間である17時30分までおおいに楽しんでいた様子。ワタシはというと子ども達がマンガミュージアムに入っている間に嫁さんを四条のsousouのショップまで運転手(^^;) 親子で別行動となりました。
マンガミュージアムの閉館時間に合流し、今度は夕食です。
夕食ももちろん、優雅な和食なんかじゃありませんよ。我が家で京都に来てるんだし、行くところといったらココしかないでしょう!
天下一品京都北白川総本店!(どっか〜んっ!)
うちは特に長男がそうなんですが、天一ラーメンが大好き。そんな天一の本店があるぞ、って言ったらもう食いつく食いつく(笑)
徳島にもチェーン店があるので、基本的にこの味はみんな馴染みがあるんですけども・・ワタシも感じていた通り子ども達も「本店のラーメンは濃い!」と言ってましたね。やっぱり本店の味は格別なのですよ(笑)
ワタシもこの本店には京都時代に週に2回は通ってましたからね〜(^^) とっても懐かしかったです。改装して内部はちょっとキレイになってましたけど、席の並びとかアブラでズルズルと滑る床なんかは昔のままでした(^^)
北白川まで来てるんですから、今度は
「けいおん!」の聖地巡りをかるく車内から(笑) OPに登場する、軽音部のみんながジャンプしている階段(京都芸術大)だとか、通学に使っている駅(叡山電鉄修学院駅)などなど、けいおん!でおなじみのロケ地をぶらぶらっと(笑)
それから京都時代に我が家が住んでいた岩倉の自宅などを巡ったりして家族で京都時代を懐かしがっておりました(^^) そろそろ暗くなってきて、じゃぁ帰るかねぇ というころにはかなり雨脚を強くなってきており、ちょっとだけ不安になったワタシは道路情報をチェック。
そうなんです、我が家が京都から自宅に帰るにはどうしても避けて通れないのが瀬戸内海を渡る橋なのですよ(^^;) 台風ってことになると、この橋が通行止めになったりすることもありますからね。まぁまさかそんなことにはまだなってないだろうと思いつつも、念のためiPhoneでチェックしてみました。
大鳴門橋が通行止めになってる。
げぇぇぇぇぇっ!?(滝汗)
これから台風は接近してくる方向だし、いったん通行止めになった橋が台風が接近中のいま、開通する見込みはほぼありません。台風が過ぎ去るまでは開通しない、っていうのがいつものことなのです。
つまり・・・明石海峡大橋から淡路島に渡り、大鳴門橋を通って四国に渡るといういつも使っているルート、今回も朝使ったこの走行距離200キロ弱のルートはもう使えなくなってしまったのです orz
今まで何度となく京都と徳島の間を往復してきましたけども・・・橋が通行止めになって帰ることが出来ない、なんていうことは初めてです(爆汗) 行く前から通行止めになって行くことができなかった、ってことは過去に何度かありましたが、出かけてから帰りがけに通行止めになって帰れなくなるなんて初めて・・・ど、どうしよう!?
一瞬、京都で一泊っていうことも考えましたけども、連休中だからおいそれとは空いてないことも予想できましたし、そもそもそんな贅沢をする余裕もない・・・これは迂回路を使うしかないか・・・台風などが通過するとけっこう通行止めになることがある大鳴門橋を含んだ明石・鳴門ルートが使えない場合、トラックドライバーや高速バスが使う迂回ルートとして瀬戸大橋ルートっていうのがあります。
瀬戸大橋は瀬戸内になるためか、けっこう台風なんかには強くてなかなか通行止めにはなりません。今回も鳴門は通行止めですけども瀬戸大橋は通行可能だったのです。
ただし・・・京都から瀬戸大橋を経由して徳島に戻ると、鳴門ルートが200キロ弱なのに対して、
360キロ以上
という距離になってしまうのです(爆汗)
嫁さんは基本的にお買い物以外ではほとんど車の運転をしないというか・・県外に出かけるなんていうときには運転はしないので、ワタシのみがドライバー・・・この日もすでに250キロぐらいを走り回っているので、さらに360キロっていうのはめっちゃメゲます(涙) なので、マジにどうにかならないか? 淡路島の南端まで走って、大鳴門橋が開通するまでSAで待つか? ということも考えたのですが、まだこれから接近してくる台風のことを考えると、なんにもない淡路のSAでいったい何時間待つことになるのか? これはちょっと得策ではないな、ということで・・・意を決して瀬戸大橋ルートで帰ることにしました(^^;)
まだ買って間もない不慣れなクルマ・・まだ走行600キロほどでバリバリに慣らし運転中、ドライバーもまだ慣れていないし、ほとんど走ったことのないルート、土砂降りの雨に横殴りの風、これはマズいな〜と思いつつも、もう走るしかないですしね・・。
100キロほど高速道路を走り、いよいよ鳴門ルートと瀬戸大橋ルートの分岐っていうところまできたときに、念のためもう一度、大鳴門橋が復活していないかどうか確認してみました。まぁそんな可能性はまずないだろうと思いながらではあったのですが・・・すると・・・
瀬戸大橋を通って四国に渡ってから走る高速道路の区間まで通行止めになってますがな(どっか〜んっ!)
もうメゲまくり(ため息) それでもなんとか意識を保って頑張って走ってるとあちこちで事故ってるクルマにも出逢うしで怖かったですね(汗) トラックと痛車の事故を見たときにはかなりビビっちゃいましたよ(^^;)
途中でどうしても睡魔に負けてしまいそうになったときにはSAで1時間寝て、さらに距離を伸ばしてなんとか無事に瀬戸大橋を渡り、四国に入ったら急にホッとしてしまい、通行止めになった高速道路を降りて一般道を走り始めたらまた眠くてどうしようもなくなり、閉店したガソリンスタンドの屋根の下に入って雨をしのぎつつまたちょっとだけ仮眠したりして、なんとか這々の体で自宅に到着したのが午前4時でした(涙)
ってことで、究極の雨グルマであるポルテさんの神通力を思う存分実感してしまった、今回の京都日帰り旅行だったのでした(^^;) 日帰りっていいつつ、車中泊の1泊旅行になってるし(爆)
しかしまぁ予想外に600キロ以上も走ってしまうことになってしまったわけですが、台風の豪雨の中をこれだけの距離、行程の8割ぐらいを高速道路という状況だったのに、あまりに豪雨のためかポルテさんはキレイなまんま。ほとんど汚れてないんですよ。まぁずっと洗車機の中を走っていたようなモノですしね(汗)
600キロの行程、小学生2名を含んでいるとはいえフル5名乗車で荷物も満載、エアコンも入れていたためか、平均燃費は15キロちょっと。ゆうさくクン号だったらこれだけ高速道路メインの行程になると燃費は20キロ近くいくはずなのですが、1500ccのNAエンジンにはこの負荷はちょっとキツかったのかな?
普段の町乗りだとするするっとリッター16キロぐらいの燃費を出してしまう割には意外と高速道路をつかったロングドライブでは燃費が伸びないポルテさん、やはり主たる用途はシティコミューター的なものなのかな、と実感しました(^^;)
まぁ何はともあれ、子ども達も嫁さんも楽しんでくれてたようですし、帰り道はちょっとしんどかったけども無事に帰ってこれて何よりでしたわ。
でも嫁さんとも言ってたのですが、次男と三男はこれから育ち盛りでどんどんと大きくなっていくだろうから、ポルテさんで長距離を移動する旅行っていうのはもう厳しいのかもしれませんね。
もしもまた京都とか行くことになるのであれば、レンタカーでミニバンでも借りないとダメかも。
F30でもポルテさんでも、4名ならゆったりを移動できるんですけど、やっぱりオトナ5名乗車は厳しいですもんね・・・。
ポルテさんを買う時にもやっぱりそこまで考えるなら3列シートのミニバンで、モビリオよりも大きなサイズのクルマに、って思ったのですが、嫁さんは頑なに「そんな大きいクルマは運転できん!」と言い張るし・・そんなこともあってポルテにしたんですけどね(^^;) でもやっぱり、長時間乗車は我が家の5人だとポルテさんでは役不足と言わざるを得ないですね。後席のレッグスペースなどは広大すぎるぐらいで十分なのですが、やはり横方向が足りないですもんね。。
なんかそう考えると、子ども達の成長は嬉しい半面、ちょっと寂しいな、なんて感じたりもしているのでした(苦笑)