
今日はMacネタでございますm(_ _)m 最近のAppleネタっていうとやっぱりiPhoneだとかiPadのほうが話題になってますけども、そのあとでちょっとビックリな出来事っていうと、最新のMacOSであるMavericksがなんと!無料で提供されるってことですよね。
そんなわけで、ワタシも職場のiMacのOSを最新のMavericksにアップデートすることに。OSをAppStoreからダウンロードして、いざインストール!と思ったのですが・・・
S.M.A.R.T.チェックでエラーが報告されています。
このHDDにはインストールできません。
みたいな警告ウインドウが出てインストールを受け付けてくれません(汗)
な、なんだ? と焦ってマシンにインストールしてあるHDDの診断ツールを起動してチェックしてみたところ・・・たしかにS.M.A.R.T.エラーが出ています(滝汗)
このS.M.A.R.T.っていうのはご存じの方もいらっしゃると思いますが、最近のHDDに搭載されている自己診断プログラムみたいなモノらしいです。HDDがときおり起こすエラーを全部チェックしていて、エラーの内容や数が設定されているしきい値を超えると
「もうそろそろHDDがクラッシュする可能性が高いですよ」ということで警告をしてくれる、というもの。
このエラーはその性格上、リセットとかすることはできないようです。
もちろん「もうすぐクラッシュする可能性が高い」というだけで、警告が出た時点ではHDDは普通に稼働しているので、もちろんワタシのiMacも普通に動いてはいます。でも近い将来、いきなりクラッシュして起動不能となる可能性が高いです、ってことらしく。。
こんな警告が出たのは初めてだったので、S.M.A.R.T.についていろいろと調べてみたのですが・・・しきい値をどのあたりに設定するのかはHDDメーカーによっていろいろな考え方があるようなのですが、このエラーで検出できるクラッシュの割合っていうのは実に80%近いってことらしく(^^;)
つまり、このiMacのHDDは近いうちに8割の確率でクラッシュする可能性がある、ということ(汗)
コレはマズいです。。この「近い将来」っていうのが明日なのか、それとも1ヶ月後なのか、半年後なのかは分かりませんが、なんせ仕事で使っているマシンなのでそんないきなりクラッシュしてしまったらその瞬間から仕事に大きな影響が出てしまいます(汗)このマシンでないとできないような書類の発行とかもあるんですよね・・(他のマシンではIDの関係で発行できない書類などがあるので)
そんなわけで取り急ぎ対策を取る必要性にかられてしまいました。
まぁ普通ならHDDを交換して、バックアップから書き戻せばそれでOKなのですが・・・このiMac、ユーザーがHDDにアクセスすることがかなり困難(涙)
つまりHDD交換の難易度がかなり高いという困った機種なのです。しかもHDDには温度センサーが取り付けられていて、普通の3.5インチHDDに交換しただけでは冷却ファンが常時フル回転してしまうという事態に陥ってしまうらしい。。
そこで素直にAppleに交換修理に出すと一体いくらかかるのか? サポートに電話してみました。
すると、
5万円弱という価格なんだそうです。。
5万円っていうのはなんとも微妙な価格です。
ワタシが使っているこのiMac、Late2009というモデルでして・・もう4年も使っているマシン。スピードなどのスペック的にはなんの不満もなくて、まだあと1年は使えるな、って思ってたのです。
Mavericksをインストールしてさらに1年、来年あたりになってまた新しいOSが出る頃になったらそろそろ買い換え時かもな、って思ってたのですが・・・。
そういうふうに思ってたもので、このマシンに5万円をかけてHDD交換をしても、また1年後にはひょっとしたらスピードなどのスペック的に来年あたり登場してくるであろう最新OSには対応できなくなってしまう可能性がなくもない・・。となると・・・
新しいマシンを今から買っておくほうがいいのかも?
それと、修理費用だけでなく、問題となるのは・・・修理中のiMacの不在。修理している間に代替機を貸してくれるわけもなく・・・修理には1週間〜10日という日数もかかってしまいます(滝汗) 実は修理にかかる金額もそうですが、このマシンの不在期間がなによりも問題だったりもするんですよね・・。
ワタシの持っているサブマシンはMacBookのだいぶ古いマシンのみで、すでに今使っているソフトの中にはこのマシンでは動かないモノもいろいろとあるので・・とてもじゃないけれども代替という役目には耐えられそうもありません(涙)
というわけで、やっぱり買い換えしたほうがいいかな、ということになりました(^^;) 実はiPhoneやiPadの影になってまったく陽の目を見ていないのですが、最新型のiMacっていうがついこないだ、9月の終わりに発表されたばかりだったりするんですよ(爆)
Late2013という名前のこの最新iMac、2012年に発表されたiMacと外観的にはまったく同じ(^^;) そんなこともあってあまり派手には発表されなかったみたいですが、省電力CPUということでちょっと話題になってる
Haswellというインテルの新型CPUを搭載してるのが目新しいポイントです。
このマシンが21.5インチモデルで138000円から。CPUやグラフィックチップの違いで2種類のモデルがあるのですが、4年前のマシン(ワタシの使ってるLate2009iMacは2つあった21.5インチモデルのうちの上位機種のほう)でスペック的にそれほど困っていないという現状から考えて、2013年モデルの上位機種を選ぶ必要はないかな? ということで、メモリを増設した状態でこの下位モデルを購入することにしました。
なんとまぁこの最新モデルiMac、21.5インチモデルはユーザーがメモリにアクセスすることもできないのです(涙)Late2009モデルだとメモリスロットには簡単にアクセスできたので、自分で安く買ってきたメモリを増設することができたので、じっさいそうやって7000円ぐらいでメモリを16GBぶん購入して、自分でメモリを足していたのですが・・・今回はメモリはボードに直付けらしくそれもできない仕様(涙) もちろんHDDの交換も自分ではかなり困難なようです。
もともと8GBのメモリを積んでるのですが、MAXで16GBまで搭載できるので、8GB追加してMAXにしてBTOでオーダーしました。
HDDは純正状態で1TBのHDDを積んでいますが、BTOでこれを256GBのSSDや1TBのフュージョンドライブにすることもできますが・・・今回はそのままでいくことに。
あとはマウスではなくMagic Trackpadを選択し、キーボードは前といっしょでUSキーボードをチョイス。
これで158000円です。
2012年モデルの下位機種は108000円だったらしいので、もともとの価格が3万円も上がってるのが円安のせいだとか(^^;) これはもうしゃーないか(ため息) ちょっと切ないですけども(涙)
しかしまぁいま使ってるマシンでもスペック的には満足できるモノなのに、HDDが交換できないばっかりにこんな切ないことになってしまうとは・・。
2009年モデルと2013年モデル、外観的な違いっていうのはほとんどないんですよね(^^;) 唯一大きく違っているのは本体の
厚みなのですが・・
これにしてもマシンの正面に座ってふだん使ってる分には見えないですしねぇ(^^;) 今使ってるマシンが遅くなってしまってどうしようもない、不満があるっていうことならば新しいマシンっていうのは魅力的なんでしょうけども、HDDの故障が原因でやむなく買い換えってコトだと、正直新しいマシンを買うといっても心情的には嬉しさも半分、って感じでしょうか(苦笑)
かくして、BTOなのでちょっと時間を置いて・・・数日後に事務所に新しいiMacが届きました。
自宅で使っている27インチモデルのiMacの箱と比べたらさすがにまだ小さいですけども、それでもやっぱりデッカイ箱ですよね(汗)
今回の箱は上がやや細くなった台形。本体が薄いんだよ、っていうことをなにげにアピールしていますね(^^)
2009年モデルを使っているときから、バックアップは週ごとのフルバックアップとTime Machineによる細かい差分バックアップの2つを常に行っていたのでOK。
新しいマシンを据え付けて、あとはフルバックアップしてあるHDDからファイルを書き戻してやればOKのはずです。
新しいマシンに入れ替えるときにはホントにいつも実感しますけども、Macっていうのは実に簡単でイイですよね〜(*^_^*) マシンの入れ替えがこんなにも簡単にできるっていうのはかなり大きなメリットだと思います。
今回は箱から出してセットアップを開始したのが遅い時間だったので、データの移行はマシンにおまかせして今回はそのまま帰宅してしまいました(ちゅど〜んっ!)
翌日、出勤してきたらデータの移行も終わってるでしょ、ってなもんです(笑)
そんなわけで、翌日出勤してきてみると・・・あれま、なにやらiCloudなんかにIDとかを入れてやらないとマシンがスタートできないみたいで、入力待ちの状態で止まってました(^^;)
もちろん、このへんのデータを入力してやり、そのままあらかたの移行が完了した状態で新しいマシンは稼働を開始しました (^o^)
ただ、使い始めるとさすがにそのまま前のマシンとまるっきり同じ状態で全てOK、というわけにもいかず(^^;) 移行の途中で不整合が起こったりした部分を微調整したりなど、使いながらその時に出てきた小さな問題を修正しつつ、1日ほど使ってみたらすっかりと不整合もなくなって、前と同じ環境で使い始めることができました(^^)/
もちろん、たとえ1日たりとも移行の段階で不具合が出てしまっては仕事に支障を来してしまうので、前の2009年モデルもそのままとりあえずは稼働を継続しておりました。
なので、ワタシのデスクはこんなことになってたりします(汗)
iMacって元々がモニタ一体型で実にスタイリッシュなデザインなので、この光景を見て事情を知らない他の社員たちは
あれ? モニタまた1つ足したの?
っていう反応をする人のほうが多かったりして(笑)
もともと2009年iMacのときからモニタを1枚追加してデュアルモニタで運用してたので、さらに1つモニタを追加してトリプルモニタにしたの? って思ったみたいです(爆)
あ、ちなみに以前の環境では2009iMacと15年ぐらい使っている15インチの古い液晶モニタによるデュアルモニタだったのですが、今回はマシンの新調に合わせてサブモニタも21.5インチのものに買い換えました(^^;)
この21.5インチモニタ、通販で買ったのですが・・・11500円(爆) モニタもすっかり安くなってしまいましたね(^^;) 15年使った15インチのモニタは当時「安い!」と飛びついて買ったものですが・・その価格は
12万円でしたもん(どっか〜んっ!)
実はさらに今回のマシン入れ替えに合わせて、外付けのDVDドライブも購入しています。最新のiMacには光学ドライブが付いていないんですよね(汗) このDVDドライブも通販で買ったのですが・・・DVD書き込みのできるレコーダーなのですが、
2880円
なんですよ(爆汗) なんでこんなに安いんでしょう? ちなみにBDの記録が可能なタイプのドライブでも7980円で買えちゃうんですね・・・今回は職場用なのであえてBD対応ドライブにはせず、とにかく安く上げることを第一で選びましたけども。
しかし意外だったのはこの新しいiMac、バンドルされていたOSがMavericksではなく、Mountain Lionだったこと(^^;) Mavericksが発表されたあとで購入したマシンだったので、ワタシはてっきりこのiMacのOSはMavericksだと思い込んでいたのですが・・・届いたマシンは古いOSのままだったという(^^;)
もちろん、すぐにアップデートしてMavericksにしましたけども。っていうわけで、問題なくいまはMavericksで運用しております(^^)
さて、実際に1週間ほど新しいiMacを使ってるワケなんですけども・・・正直な感想を言いますとね、、
2009年モデルと体感できる差がほんとにわずかしかない
ってのがホントのところだったりします(^^;)
モニタのサイズも同じですし、正面から見たデザインもまるで変わらないので、使っているときの眺めっていうのは何にも変わりませんし、付属のキーボードとトラックパッドにいたってはまるっきり同じモノ。
もちろん新品なので、新品Mac特有のニオイが芳しいのと、キーボードのキートップが真っ白でキレイ、っていう差はありますけどもね。
スピード的はほとんど変わらないっていう感じです。起動が速いわけでもないですし、以前のマシンでもフル画面サイズの動画再生でもたつくようなこともなかったので、差は感じられません。大量の文書をプリントするときなどのスプール時間が速くなったな、ぐらいの差はありますけども・・・逆に言えばそれぐらいしか差が感じられないんですよね(苦笑)
ちょっと横から見ると、新しいマシンだな、っていうのは分かりますが。
こっちが2009年モデルで、
こっちが2013年モデル。
たしかに薄いのですが・・・正面に座っている限りは眺めは同じです(笑)
あ、唯一、使っていて「これはグレードアップしたな!」と実感することがありました。 それは。。
スピーカーの音質がスゴく良くなった
ってことですね(^^) ワタシはよくほとんどの営業メンバーが退社したあとでiMacでBGMをかけながら仕事をしたりするんですけども、小さな音量で音楽再生していてもハッキリとわかるぐらいに音質がよくなってます。
なんていうのだろう、音像がハッキリとクリアになってて、低音も実に自然な感じで豊かに再生されるんですよ。
こんな薄い筐体のどこにどういうふうにスピーカーがマウントされてるのかも分からないのですが、これはいいですね♪ 小音量でもわざとらしくなく、キレイに低音が聞こえてくれるし、中高音もしっかりとクリアに定位してくれるし・・・これは意外でしたね。
そんなわけで、えいや!って感じでニューマシンを導入したわりにはあんまり感動がないままだったりもしますが(^^;) それでもHDDはもちろん元気になったわけですし、これでまたしばらくは安心かな、ってことで(^^)
・・・これで来年、ガラッとフルモデルチェンジしたiMacが出てきたりしたら・・・きっとショックだろうなぁ〜(^^;)(^^;)(^^;) ありそうでなんだか怖いんですけども(滝汗)