
帝国ホテルの建て直しで取り壊しが始まるからアノお店も6月までで終わっちゃうよと娘から連絡を受けたのが3月でした。
父と母は急いで旅のプランをアレコレ。
横浜まで走って・・・宿は横浜にして・・・帰路に松本に宿をとってビーナスラインを走って・・・2年前の夏にたどり着けなかったアノお店でランチをしたい・・・と提案。
妻はしぶしぶ了解してくれました。
早朝に出発、新名神、新東名のサービスエリアには各駅停車してお土産を買いながら富士山が見え始めたのは10時頃。
保土ケ谷バイパスを経由して横浜新港の赤レンガ倉庫等のショッピングモール駐車場に着いたのが12時頃でした。
横浜は大好きな町です。
これまでに数回訪れているのですがチェックイン時刻まで時間があります。
まだ訪れたことが無い新しい施設でショッピング開始。
客船ターミナルもある横浜ハンマーヘッドでもお買い物。
隣接するマリン&ウォークではこんなことをして遊んでみました。
ホテルで少し休んでから中華街で夕食を。
テレビ番組で観てこの日の夕食に決めていたこのお店に。
中華街の外れにあるお店で少し探しました。

マスターもホールの娘さんも気さくで楽しく何よりとっても美味しい中華を頂きました。
開店10分前にお店に付いた時は他にお客さんは誰もいなかったのですが、すぐに常連さんらしい方が10名ほど現れてビックリ。
その後も次々にお客さんが。
皆さんこのお店を選んでやって来られていました。
予約はしてなかったので早くお店に来て良かった。
美味しい夕食を終えて山下公園を散策しながらホテルへ戻りました。
翌朝、東京駅前のKITTEへ根岸線と京浜東北線で。
KITTEのフルーツのお店で娘夫婦と待ち合わせしていました。
娘夫婦は朝食がフルーツでした。
ランチの予約時刻まで時間があるのでKITTEのお店を散策。
楽しいお店だらけ。
(KITTE屋上から東京駅/東京ステーションホテル)
お父さんが喜ぶ場所があるよと娘達が屋上フロアを案内してくれました。
確かに鉄道好きには嬉しい眺めですね。
次回ステーションホテルに部屋を取るならば線路横のアノ部屋が良さそうですね。
娘夫婦に連れられて丸の内仲通りをキョロキョロしながら帝国ホテルへ。
帝国ホテル。ロビーの花飾り。
いつ来てもあの時の披露宴を思い出します。
タワー館には取り壊しが始まるまでの期間ホテルの歴史がパネル展示されていました。
この旅のきっかけの目的、タワー館地下1階のレストラン「ラ ブラスリー」へ。
お目当ての料理はあの有名な村上シェフが考案されたという「エビと舌平目のグラタン」です。

とても美味しく頂きました。
ランチの後は娘夫婦に連れられて銀座をブラブラ。
銀座の歩行者天国も初体験。
聞こえてくるのは中華系語ばかりでした。

夕刻、娘夫婦と東京駅でお別れして東海道線で横浜まで。
娘に会えて嬉しかった父母ですが横浜のホテルに戻るとさすがに話疲れと歩き疲れで早々に寝入ってしまいました。
翌朝、横浜のホテルを早朝に出発。
給油を済ませて保土ケ谷バイパスから東名、圏央道を経由して中央道へ。
慣れない道を走ると楽しさと気疲れが同時に感じますね。
途中、双葉SAの展望台で富士山撮影。
八ヶ岳PAでワンカット。
諏訪ICで降りて諏訪湖側から霧ヶ峰パーキングを通過してビーナスラインへ。
車山肩の駐車場にたどり着いて一服。
今回は快適な高原ドライブが出来ました。
目的地、霧ヶ峰の小さな山小屋「ころぼっくるひゅって」
ちょうど10年前にビーナスラインを走りに行くと伝えた友人から「そこに行くならばココに行け」と「ころぼっくる」を教えられました。
その時の美味しさと風景、雰囲気などなどが忘れられないままもう一度行きたいとずっと思っていました。

最初に訪れたのは2017年春、やはり娘に会いたくて東京まで走った帰路に立ち寄りましたがほとんどの高原施設はGWからの営業でやむなく退散。
2度目は2022年夏、友人ところぼっくるで待ち合わせをしたのですが連休の真っ只中でビーナスラインが大渋滞・・・やむなく退散・・・でした。
やはりココではボルシチ,厚切りトースト,珈琲ですね。
デザート代わりに蜂蜜バタートーストをお代わりしてしまいました。
ころぼっくるからビーナスの丘を。
6月の霧ヶ峰はレンゲツツジが満開でした。
白樺湖に向けてビーナスラインを下ります。
松本市内のホテルにチェックインを済ませて松本城へ。
松本も大好きな街です。肌に合うといった感じでしょうか。

お城でゆっくりしてそのまま駅前まで散策し、駅前の居酒屋で夕食から松本駅の蕎麦屋で〆。
駅そばなんですがここの蕎麦は絶品だと思います。
最終日は帰路の伊那で立ち寄りたいところも有ったのですが経路の中央道に警報級の大雨予報が出ていたので真っ直ぐに帰路につくことにしました。
松本からの帰路は2年前も雨でした。
娘夫婦から結婚披露宴を帝国ホテルで行うことに決めたと聞かされたのは2017年9月でした。
将来、名前が変わってしまうかもしれない新しいホテルとか、無くなってしまうかもしれないセレモニー会場は悲しくなるから・・・が選んだ理由と聞きました。
その帝国ホテルも日比谷再開発の一環として建て替えるとニュースが流れていました。
その内容を伝えるTV番組ではホテルの紹介やレストランで提供されている伝統料理が紹介されて妻は気になっていたようです。
娘は母の気持ちを聞いていたのでしょう「あのレストラン予約するから東京に来れる日教えて」と連絡があり、しばらくしてまた娘から「予約がいっぱいだったから○○日の○○時に予約出来たからその日に来て」と。
父母は慌ててプランをたてて宿の予約を進めてしまいました。
横浜,東京,霧ヶ峰,松本とちょっと欲張ったドライブ旅の1200kmでした。