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fuji@1954のブログ一覧

2020年07月31日 イイね!

軽い三角表示板を勝手に考察してみました

軽い三角表示板を勝手に考察してみましたトランクルームにずっと住んでいる三角表示板。
大きさと重さが嫌で時々降ろしたりしていましたが、改めて黒い箱を開けてみると鉄の延べ棒的な鋼材が重量の大半を占めていることに気が付きました。

ならば「アルミ化で軽量化を・・・」と安易にイメージが膨らみましたが、少しネットを探ってみると安全基準があり認定製品であるとのこと。

確かに自転車と同じTSマークが付加されていました。
重さの耐風効果を求めた鋼材装備だったんですね。

もう少し探ると、国家公安委員会から委託された日本交通管理技術協会(管技協と略すそうです)という財団法人が管理と認証の担当となっているようです。

軽量製品にはEU規格適合品というものもあり、500gという軽量品。
思わずカートに入れようとしましたが、国家公安委員会から認定の取り消しとなった軽量化を達成した国産製品があるそうです。十数年前に話題になったそうで、興味をもって調べてみたくなりYオクで100円で落としてみました。

箱込みの重さは約800g 脚部はスライドして拡張開脚するコンパクト性と風転倒対策両立の工夫が。
各部の構造も問題無くしっかりしています。
私的には小型軽量を達成した良い製品と感じました。

さらに探ってみると、2015年頃に風転倒性能が劣るとして認定取り消しと自主回収がとられたブラック判定を受けた製品のようです。

その判定基準を探してみるとJIS基準と整合させている管技協の認定基準が公開されており、手元にやって来た認定取り消し品と基準を簡単に照らし合わせて(勝手に)考察してみました。

停止板の種類は6種ありました。

自動車用として多く市販されているものは区分Fなんですね、
だから、認定番号はF○○なんでしょうね。
他品の認定番号を見てみると○○は認定を受けた西暦の下2桁のようですね。

構造基準の概要は

三角の1辺の長さは45.0cm以上
三角の頂点部はR化が求めれております R1.3±0.7cm
反射部の内側に蛍光部が必要とされ、その面積は247cm2とのこと。



自宅ですのでコンベックスとスケールしかありませんが・・・実測してみました。
辺の長さは約440㎜・・・45cmありません、当然です・・・Rが求められてますから。

辺を延長して仮想頂点間を測定すると45.数cm・・・・・ちゃんと作られてます。
因みにコーナーRは15でした。

もし、端部間の実距離を45cm以上とする見解に判断指針が変わっていれば不合格ですが、その認識変更はこの説明図からは納得できません。

蛍光部であろうオレンジ成形の面積は・・・。
重複部の端部をペン線で補足し、スケール測定では底辺310mmの台形が3つの面積になります。


蛍光部(?)の幅は28㎜でした。


よって蛍光部3面の面積を計算すると、
28×(310-2×28-tan30+310)/2×3≒247cm2・・・ぎりぎりクリアしてました。

反射部の反射率は判りませんが、耐温度,耐候性,耐水性,耐塵性等は目視的には十分な性能を有しているようです。収納容器は不透明な容器であることも定められていました。だから黒ケースなんですね。

となれば、問題があった不合格点は安定性項目にある風速18m/sの風を前後左右から当てて、75mm以上移動したり転倒しないことという基準でしょうか。


一番の疑問が、実際に初期の製品と改良した製品の試験を公的機関で実施して合格しているにもかかわらず、情報を受けた警察庁が試買品検査したら不合格であったことです。

入手した製品がオリジナル型か改良型か判りませんが構造を見てみると、鋼材の有無や長さを短くしてもコストに大きく影響することも無いと思える単純な構造です。

もし、受診用に供試製品の錘をタングステン等に交換していれば間違いなく重くなり耐風性が安定しますが、製品重量も大きく増加するので直ちに不正が発覚するはずなんですが・・・。

業務上の経験では、認定機関の見解が外部の圧力で変わることが間々あります。
試験を実施し判定した機関の責任はどうなったのか?
その時の判定を再吟味したのか? 
警察庁に情報として性能が不足していると報告したのは個人なのか法人なのか?
不可解で怪しさを感じますが、いずれにしても数年前の出来事です。

いずれにしましても、個人の責任で私のM3にはこの軽くて小型の表示板を標準装備に変更して1.6kgの軽量化を図ります。

三角表示板が活躍する機会が無い事を願いますが、万一風の強い日に「赤い△」が出動する事になれば路端の石か車載の工具箱を錘にしましょう。

Posted at 2020/07/31 22:51:05 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年07月24日 イイね!

ヨドコウ迎賓館へ

ヨドコウ迎賓館へ数年前、フランク・ロイド・ライトが設計した建築物が芦屋にあると知りました。
「ヨドコウ迎賓館」です。

場所を調べてみると、年に数回少し早めのペースで駆け上ったり下ったりして楽しんでいる芦有ドライブウェーの麓にあるところまで調べてはいました。


空は雨模様ですが、やや連休を持て余す夫婦は密を避けながらの「チョットそこまでドライブ」にヨドコウ迎賓館を選んでみました。

まさに、ヨドコウ迎賓館は日比谷や明治村の帝国ホテルで体感出来たフランク・ロイド・ライトが手掛けた大谷石が幾何学的に飾られた不思議な建物感が溢れていました。


芦屋の街を見下ろす応接室。  屋内にも大谷石の幾何学的装飾が。


暖炉側にも・・・。


4階建ての建物ですが、斜面に建てられているので2階建てが3つ繋がっている構造だそうです。


やはり重要文化財でした。


迎賓館の近くからは建物の全景を観ることは出来ませんでした。


帰宅時、芦屋川添いのカフェに立ち寄った際、山を振り返って迎賓館を探してみると、南端側の応接室を遠くに観ることができましたがやはり全景は見えません。
建物が経て来た時間とともに自然の中に溶け込んでいるように感じました。




Posted at 2020/07/24 21:25:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2020年07月23日 イイね!

奈良ホテルへ

奈良ホテルへこの数年のドライブは古くて趣きのある建物にある喫茶店巡り。
そして、旅行メニューの一つにはクラシックホテル巡りを目的にしています。
今回はその2つが同時に叶うはずの「奈良ホテル」を目指すことにしました。

以前からドライブメニューには入れていたのですが、「奈良はいつでも行けるからね・・・」という気持ちで数年スルーしていました。


ナビの案内に従い、奈良公園の南の小高い丘を上ると写真で見ていた木造のホテルが現れました。


木造焼き板、白漆喰、木サッシにパテ止めガラス・・・。
前日に写真を見ていたので概ね理解はしていたのですが、近くで観ると壮観な佇まいが残されています。


今時ですね、エントランスに入ると体温測定が。
ロビーを見渡すと110年前の姿とほぼ変わらないと思われる姿。


ロビーから2階のゲストルームフロアに通じる階段も天井も芸術的でした。
当時のままなんでしょうか。


歴史を語る写真が展示されていました。

皇室の皆さま,チャップリン,オードリーヘップバーン、GHQの面々等々。

ロビー奥の歓談室にはアインシュタインが弾いたというピアノが。

戦後GHQに接収され行方不明となっており、旧国鉄管理局の解体時に発見され、交通博物館での保管を経て、このホテルに戻ったそうです。

ホテルショップの横には全国のクラシックホテルの当時のパンフレットが。

横浜のニューグランドはクリアしたね,次は東京ステーションホテルかな,箱根の富士屋は15日からリニューアルオープンらしいよ・・・等々を会話しながらのランチでした。

「三笠」という名のフレンチダイニングでランチをいただいてから庭の散策をはさんで、もう一つの目的であるロビーにある「趣のある喫茶店」へ。




今回のドライブメニューには奈良公園散策と若草山ドライブウェーも持っていたのですが、食事と喫茶とホテル探訪で時間を使ってしまいましたので、今回はパス。
暑さが収まってから再訪でしょうか。

奈良までちょっとドライブの気持ちでの奈良ホテル訪問でしたが、十分な小旅行感を味わうことができました。


ホテルには第二阪和から市内をやや南下してから169号を北上するコースで向かったのですが、ホテルへの上り坂の途中「駐車場は左」の案内を眺めながら、ホテルエントランスを案内させていたナビに従い登り切ってしまうと、玄関近くには宿泊客さんが駐車出来るという駐車場が少々有るだけでした。

ちょうど、フロントマンが駐車場にいらしたのでので「ランチを予約させてもらっているんですけど」と伝えると嬉しいことに「こちらへどうぞ」と駐車制限のコーンをどけてくれて正面玄関の前にM3を案内してくれました。
おかげで、クラシック同士の良いカットを撮る事ができました。


Posted at 2020/07/23 01:48:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #M3クーペ 電動ファン駆動リレーのメンテ https://minkara.carview.co.jp/userid/1678877/car/1246591/7763337/note.aspx
何シテル?   04/22 17:45
fuji@1954です。よろしくお願いします。 1989年式 E30 M3 に(ほぼ新車から)長く乗り続けています。
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