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fuji@1954のブログ一覧

2021年02月21日 イイね!

高野山へ

高野山へ20代の頃、ひょんな事がきっかけで自動車ラリーを楽しむことを初めてしまいました。

週末の日中は車造り、夜は一晩徹して練習走行したり実戦の競技に参戦したり、競技開催のオフィシャルとして高野山を含めて天川,野迫川,葛城山などなどなにがしか近畿の山々を走っていました。

妻と知り合い子供を育てながら、高野山は紀伊半島の真ん中でとても遠いイメージでした。


数年前、NHKの「ブラタモリ」で高野山を取り上げられた時から「高野山にドライブ行こうか」とか「高野山にお参りに行こうか」の会話を時々出ていました。

あの頃と違って今は私のイメージより時間的に近くなったことも要因でしょうか。

阪神高速、近畿道、阪和道から480号線を上って「大門」まで。
あの頃、ダート路を登っていた鍋谷峠も4km弱の縦貫トンネルが。
近くなったはずですね。



高野山の入り口である「大門」を左折して標高800m高野山の街へ。
ほんとに思いのほか近く感じました。



好天の休日ですが早朝からの移動が良かったのか「壇上伽藍」の「中門」の直前に駐車することができました。



高野の町の入り口は「大門」です。
歩いて戻り、改めて大門を潜って高野町散策のスタートを。



今回のドライブのもうひとつの課題は「町石」を確認すること・・・。
鎌倉時代、麓の九度山町から聖地高野山への参道の道しるべとして石造りの五輪塔形の石柱で、九度山の慈尊院さんを180町から始まり1町109m毎に建てられているというものです。

この町石も信仰の対象だそうで、五輪の塔型の部分にはサンスクリット文字で仏教で宇宙を形成する物質は「空・風・火・水・地」からなるとする5文字が書かれているそうです。
「ブラタモリ」で学びました。
ならば・・・是非この目で確かめよう・・・でした。

「六町」と記された町石です。
探してみると町の各所に残されていました。

あらためて「中門」から入場して「壇上伽藍」の国宝の建物を拝見します。

1000巻納められているお経を基壇の枠を時計回りに1回転すればすべて読み終えることと同等とされる六角経堂も回させて頂きました。

「金堂」の火災の影響で半分燃えて形を変えてしまった面と免れた面が残る「御影堂」の欄干。
やはり「ブラタモリ」からの知識です。
知らなければきっと見逃していました。

建物の消失と再建が何度も繰り返されたと説明されています。
六角経蔵などはコンクリート造りでした。
高地にある高野山は落雷が避けられないそうで、消失することは免れないらしいです。
中門の復原が完成した現在の壇上伽藍の姿は古来からみれば全ての建物が整った完全形になるそうです。


唐に渡ることが出来た弘法大師は布教を示すために一刻も早い帰国を師から命じられ、帰国して開祖にふさわしい土地を「三鈷杵」をなげてこの松まで飛んできて高野を選んだとされる「三鈷の松」。

この話の真偽はともかく、三針の落ち葉を拾うと良運と金運に恵まれるそうです。しっかり探しました。
これも「ブラタモリ」からの受け売りです。


高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」のお参りを。




ボランティアさんにガイドをお願いすることが出来ました。
説明を聞かせて頂くとやはり判りやすいですね。
薄い知識に若干の肉付けを頂きました。


あの「三鈷杵」のモニュメントも。


弘法大師が御入定されている聖地「奥の院」へ車で移動します。
奥の院近くに駐車場はあったのですが、歴史に名を遺す戦国時代の武将や大名、近代化の偉人などの墓碑や供養塔が参道に存在しているという「一の橋」からの参道から参ることにしました。


奥の院参道。 
苔むして傾いたり風化し始めた墓石に歴史を感じながら歩きます。
参道に数多くならぶ墓碑の五輪塔には町石と同じく「空・風・火・水・地」の5文字が書かれていました。


「奥の院」の手前「御廟橋」から先は霊域とされていました。
脱帽、大声禁止、撮影禁止・・・当然です。


下山路の480号線で「町石」とワンカット。
往路で見つけていました。

町石には「37町」とあります。
車を止めた場所は旧参道と思われる入り口でした。


晴天と春の陽気という予報を受けて、密を避けての前日に思い立った高野山参りドライブ。
途中の道でこの地名は昔、練習コース名で会話していたことを思い出し、タイヤ交換や軽整備を夜中にしていた場所を見つけながらの480号線の登りでした。

混雑も危惧しましたが駐車も困らない程の少ない観光客でゆっくりと落ち着いた時間を頂きました。

前夜「ブラタモリ」のDVDを引っ張り出してきた予習がドライブの楽しみを増してくれました。

昔、ろくにこの地の歴史を知らないまま、競技を終えて、明け方の眠い目をこすりながら2T-Gや4A-Gのエンジン音を絞りながら走る抜けた「高野の町」や「大門」に懐かしさを覚えながらの妻との散策に時の経過を感じるながらのお参り散策でした。
Posted at 2021/02/22 14:55:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2021年02月14日 イイね!

初詣とあぶり餅

初詣とあぶり餅在宅中心の4週間を過ごしていました。
ヒーターコアからのクーラント漏れも完治したので、妻から「週末は天気も良さそうだからどこかへドライブ行きたいね」の声が。

候補は・・・奈良の吉野から明日香村へ, 高野山, 滋賀の長浜で鯖そうめん, 香住で蟹と出石で蕎麦を・・・等々イロイロとルートやお店を探っていると夫婦ともに疲れはててしまいました。

結局、5年前の「JAFメイト誌」で観て妻が「ここ行ってみたい」とスクラップしていた事を思い出し、京都の今宮神社参道のあぶり餅を食すことを目的に今宮神社さんに遅まきながら初詣させて頂くプランに落ち着きました。


京都に車で向かうことは混雑が嫌で避けていたのですが、やはり今日は名神高速も京都市内もイメージよりは緩和気味でした。



今宮神社さんにお参りを。
参拝の方々も少なくゆっくりとお参りさせて頂きました。
初めての訪問でした。



本日の主目的、あぶり餅を頂きます。
お店は参道の両側に向かい合って1軒づつ。



実は、お参り前に1軒のお店のあぶり餅を頂いていました。



お参りを済ませてもう一軒のあぶり餅を頂く作戦を妻は実行。
少しお味が違うという書き込みがあったからという事でしたが、私達には判りませんでした。
どちらのお店のお餅もとても美味しく頂きました。



車を10分程走らせて金閣寺も訪問を。
やはり、混雑することなくゆっくりと眺めることができました。


もう一軒、本日の目的としていた「レトロなカフェ」を訪れに烏丸今出川向かったのですが、生憎の「CLOSE」の表示。
日曜日は定休日でした。

京都の町は良く知りません。
同志社大学ってここにあるんですね。

十数年前、娘の入試で入学金だけお支払した大学だということがイメージでした。

久しぶりのM3での京都の街クルーズでした。
あらためて歴史とお寺と大学の街を感じながら京都南ICに向かいました。














Posted at 2021/02/14 22:50:03 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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「[整備] #M3クーペ 電動ファン駆動リレーのメンテ https://minkara.carview.co.jp/userid/1678877/car/1246591/7763337/note.aspx
何シテル?   04/22 17:45
fuji@1954です。よろしくお願いします。 1989年式 E30 M3 に(ほぼ新車から)長く乗り続けています。
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