どっちが鬼うま？鬼レモン

レモンサワーの『檸檬堂 鬼レモン』が、製造所によって味わいが違うらしい。

巷からしたらもう今更感かもですが、それを友人に教えてもらう前から好きで良く飲んでいたので気になり確かめてみました。

鬼レモンは、コカ・コーラから発売されている
『こだわりレモンサワー 檸檬堂』という商品で、
味わいとアルコール度数の違いで4つの種類がある中のひとつ。

レモン1.5個分（17％）の果汁と9％のアルコールで、
4種類の中で一番レモンとアルコールがしっかり効いた一品。

初めて買って飲んだのはCMも観ていない頃で、
『鬼』のような極端な表現を見ると
無性に確かめたくなってしまう性分がゆえに購入(^^;

他メーカーの「風味だけ」と言っても過言ではないレモンサワーとは
別物なのはもちろん、生絞りと言われるサワーよりも
ジューシーな果汁感にハマりました。

合う料理もあるのだろうけど、個人的には単体で飲むか
邪魔をしない軽いツマミでひと口ひと口味わって飲んでいます。


そんな鬼レモンを製造所違いで1本ずつ用意。
表からは違いがわかりません。
※左が山口製造、右が埼玉製造


裏の記載で、製造所が異なっています。
※左が山口製造、右が埼玉製造

山口県の製造所に
『日本果実工業（株）』とあったので調べてみると、
どうやら埼玉は自社工場だけど山口は委託の工場みたい。

ちなみに巷の話題では
「山口製造が明らかにウマい」と言われているらしい。


まずはふたつをコップに注いで見た目の比較。
※左が山口製造、右が埼玉製造


画像ではわかりにくいかもしれませんが、
山口製造の方が濁りが濃くキレイな色をしている印象。
※左が山口製造、右が埼玉製造

まあ見た目はロットでも違いがでるかもしれないし
たまたま差があったのかもしれません。

香りは、山口製造の方が甘酸っぱい香りが強い気がする。

そして実際に飲んだ比較は・・・
※以降、あくまでも個人の感想ですので断言できるものではありません

うん！たしかに違う！

もちろん全然違うってほどではないけど、
両者の味わいをしっかり憶えてからなら
シャッフルして飲み比べても当てられる自信がある。

なんと表現していいか悩むけど、
山口製造の方が『ジューシー』に感じる。
単純に「使っているレモン自体がウマいんじゃないか？」
という素人考えが浮かんでしまう。

あと他のネット記事でも言っている『アルコール感』だけど、
本当に山口製造のは9％という強さを疑ってしまうほど
アルコール感が気にならない飲み口。

埼玉製造も他の9％ストロング系チューハイに比べれば
気にならないけど、山口製造と比べると酒感が強い。

個人の主観と語弊覚悟で単純な説明をするとしたら、
・山口製造：甘酸っぱくてジューシー。酒感なく飲める
・埼玉製造：山口に比べたら酒感があり甘さ控えめビター。

そして『山口製造の方が美味しいのか』については、
たしかにレモンの味わいとしては埼玉製造より美味しいと思う。
でも埼玉製造ももちろん美味しいし、
食事にあわせるお酒としてならむしろこっちの方がアリd(^^ )

原材料のレモンによるバラつきは調整しているだろうけど、
工場単位でのこの違いは許容範囲ってことなのかな。

でも何が違うんだろ？
製法？機械？レモン？リキュール？他の原材料？分量？

という凡人には永遠に答えの出ない想像を巡らせながら
違いを何度も確かめながら飲みました(´▽｀*)
たまにはこういう趣向でお酒を飲むのも楽しいものですね♪

これを機に
日本果実工業という会社の株があがったのではないだろうか。

それにしても普段の晩酌より酔った・・・
普通のビールに換算したら1.2リットル以上だもんな(^^;