
次の日に名古屋に日帰り出張の予定が入っていたこの日。
午後からの約束なら日帰りになることは珍しくないのだけど、今回は個人的に前乗りをすることにしました。
観光したりするなら前日有休とって行ってもいいのだけど、
なにせ思い立ったのが出張前日だったので
今回はある宿を目当てに前乗りしてみることに。

現地で飲みに出掛けるつもりもないし
もう車を運転することがないという解放感から、
着席して新幹線が発車したとたんに飲みはじめる(^^;
いい気分で飲んでいると、途中の駅で乗り込んできた
仕事バリバリそうなスーツのおねえさんが
カツカツとヒールの音をさせながら隣に座り、
ノートPCをひらいて仕事を始めだした。
バリバリと仕事をこなすキャリアウーマンと
バリバリとツマミを食って飲んだくれる隣のおっさん。
しかも少し座れない人がいるくらいの混雑した車内。
・
・
・
美味しく飲めないっ(爆)
メールチェックをしているようだけど、
どうしても画面が視界に入るから変に気を遣う(;´Д`)

なんてことがありながらも名古屋に到着!
駅で夕食を済まそうと思ったのだけど、
時間的にちょうどオーダーストップしたお店ばかり。
飲むと決めれば
遅くまでやっている飲み屋に入ってもいいのだけど、
今回はサッと済ませてなるべく早くチェックインしたい。
となると選択肢はほとんどなく、
食えりゃどこでもいいやとオーダーストップ前の店に。

名古屋コーチン白湯らーめん・どて丼セット
結果、飲んだ後のシメのらーめんになったわけで♪
どて丼はちょっとヘビーでしたが美味しくいただきました(^^;

それから地下鉄で移動して最寄り駅から歩けば到着!

特にサウナ施設で人気が高いというカプセルホテル
『ウェルビー栄』

基本はカプセルなのだけど、料金上乗せすれば部屋タイプもある。
先日『サ道』というドラマで取り上げられていて
他にはない魅力のサウナ施設に興味津々でしたが、
幸運にも出張先に近いのを知って急きょ決行したというわけです。
というわけでチェックインを済ませたら早速♪
※浴室内の画像は全て公式のものです。
実際は画像よりもう少し経年感がありますm(__)m

浴室の雰囲気はこんな感じ。
全体の広さは、地元の広い施設と比べれば劣るけど十分に広い。
サウナに注力しているだけあって、湯に関しては普通。
少し浸かって温まったらすぐに本命のサウナへ。

広い高温サウナは100度弱
画像の右手に見えるのはなんと足湯。
湯船が繋がっていていて、サウナ内で足湯ができるのだΣ(・ω・ノ)ノ
これも驚いたけど、もっと感動したのはサウナで横になれること。
サウナで横になるのはどの施設もNGが普通なのだけど、
ここでは一部スペースが横になれる造りになっている。
正面のテレビが見やすい絶妙な傾斜です♪
温度の高い上段に座ってアスリートのように耐えるのもいいけど、
温度が下がる低い位置で横になって、リラックスしながらじっくり
ってのも気持ちがいいもんだなと今更ながら悟りました(*´▽`*)
強いて言えば
テレビから離れた方(薄暗くて川のせせらぎの音が流れてる)
にもこのスペースがあったら最高だな。

十分に汗をかいたら水風呂へ。
温度は14度だったり16度だったり言われているけど、
正直かなり冷たく感じる。
再び高温サウナに入ったところで
ロウリュイベントがはじまりました(タイミングあわせた)
ロウリュは、熱したサウナストーンにアロマの水をかけて
水蒸気を発生させることにより体感温度があがり
発汗作用を促進するフィンランドに伝わるサウナの入浴法で、
時間になると熱波師と呼ばれる人が道具を持ってやってくる。
ユーカリアロマをかけると、『ジュワーッ!』という音と共に
熱い水蒸気が充満して一気に体感温度が上昇!
とにかくものすごい熱気で、某ドラマでも言っていたけど
本当にジリジリと耳が痛くなる(><)
それに耐えていると、お待ちかねのアウフグース。
アウフグースは、熱波師がタオルを使って扇ぎ一人一人に
熱い風をあてるサービスで、これはドイツから伝わってきたらしい。
実はまともなロウリュとアウフグースの経験は初めて♪
地元の岩盤浴でそれっぽいこと(着衣有で巨大うちわ)
をしたことはあるけど、全くのベツモノ。
今でこそ流行ってきているので
地元でも本格的なところも増えてきているだろうけど、
当時のは岩盤浴の延長くらいの子供だましだったと知る。
爆発的に発汗しているところへ追い打ちの熱い熱波!
熱波が吹き抜ける度に心の中で『うぎゃー!』と叫ぶくらいなのに、
「追加を欲しい方は?」と言われるとナゼか全力で手を挙げてしまう。
1度目の比じゃないくらいダクダクに汗をかいたら
今度は水風呂直行ではなく、冷凍サウナへ。
冷凍サウナはマイナス5度の冷凍庫空間。
ひんやりと気持ちがよく、水風呂と違いゆっくりクールダウン。

そしてウェルビー栄最大の魅力が
フィンランドのサウナ文化を体験できるというラップランド。
まずは森のサウナへ
気分を出すため用意されたサウナハットと腰巻きをつけて、いざ。

席は3人で窮屈になりそうなくらいだけど、
なんといってもセルフロウリュできるのがイイ(≧▽≦)
ジュ―っと蒸気をたてて、自ら扇いで空気の流れを作れば
室内が一気に熱気に包まれ体感温度は急上昇!
初めてのヴィヒタ(白樺の枝葉を束ねた物)もいい香りで癒される。
高温サウナよりも室温はずっと低いのにダクダクに汗をかきながら
出たら、ウェルビー栄最大のお楽しみのアイスサウナへ。
本物のラップランドの自然を表現した空間。

冷凍室のような重い扉を開けると、そこは極寒の世界!
霜や氷は作り物ではない。
マイナス25度を人工的につくっているのだ(◎◇◎;)
中は全体が水風呂になっているので、
そろりそろりと深い所まで降りたら、勇気を出して一気にしゃがむ。
ぎゃあああああああ!!
一瞬で末端から凍えて痛み出す。
常にかはわからないけど、水温はほぼ0度らしい。
無理したら扉にたどり着く前に体が動かなくなるんじゃ?!
という恐怖に駆られて、
無意識に余力があるうちにあがろうとしてしまう小心者。

「死ぬかと思った~」と呟きながらでたら、
森の中のような香りと音が流れる休憩スペースでまどろむ。

風呂から出たらすぐ隣の食事処に。
ネット予約限定サービスのグラスビールを注文(これのみでゴメンナサイ)

期待していなかったけど、キンキンに冷えた小ジョッキできた!
物足りなかったら追加注文してしまうかもと思っていたけど、
飲んだくれる気はなかったのでコレで十分♪
翌日の仕事の準備を済ませたら、再びサウナへ!

満足したら締めのアイスを食べてラウンジでゴロゴロ。
油断するとそのまま寝てしまいそうだったので
カプセルに移りおやすみなさい( -ω-)
次の日
本来なら朝出発なのだけど、前乗りなので午前中は自由。
朝から風呂に入って、朝食を済ませたらまた風呂へ。
チェックアウトぎりぎりまで交互浴を堪能しました(´ー`)

こんな施設が地元にもあったらなぁ、としみじみしながら
フィンランドサウナに相応しいコイツを飲んだら
気持ちを切替えて仕事モードに!

しっかり仕事はこなしたものの、
客先を出れたのが17時過ぎだったので地元に着けたのは夜遅く。

久しぶりになるお気に入りのラーメンを食べて帰ります!
運よく仕事の前乗りというかたちでなければあり得ませんでしたが、
憧れの施設でフィンランドサウナ体験をすることがでました。

てぬぐいなので使うか微妙ですが、限定のコレもゲット♪
またこんな機会があったらいいな(*´ω`*)
てわけで
おつかれっした!