
ぷらり3日目
明け方到着で睡眠時間は少ないけれど、
快適な寝床と朝食・朝風呂に
ありつけたのだから、まあ御の字だ。
この日もイイ天気 (´▽`)/

ゆっくりはできなかったけど、ありがとう!
せっかくの盛岡なのに、宿泊を含めても4時間強の滞在(。-`ω -)
出来れば三大麺のどれかを食したいところだったけど、
その後の経由地を考えると昼時まで動かないって訳にもいかない。
あぁ、じゃじゃ麺・・・ちーたん・・・
たん
まあ楽しみはまた次の機会にって事で(^^;
気を取り直して宿から北東に、国道455号を目指して走っていると
かなりラッキーな出来事発生!
信号待ち中の目にとまったお店に
「ん?あの店どこかで・・・」
「あっ!」

と、急遽寄ることになったこのお店
『福田パン』
テレビで紹介されているのを見て、興味津々だった記憶。
まさか偶然通りかかるとは(*≧∀≦*)
毎日自社工場で焼き上げるコッペパンのようなソフトフランスに、
かなりの種類のクリームや具の中から選び、
購入時に塗って(はさんで)してもらう。
こんな店がウチの地元にもあったら・・・確実に通うよ。
トンデモ旨い組み合わせを考えたいΨ( ̄∇ ̄)Ψ

一番オーソドックスな「あんバター」を注文。
大きめのパンにあんもバターもたっぷり過ぎる♪
どこかいいシチュエーションで食べようと、
すぐにはガマンで、とりあえず山道を走っていきます。

岩洞湖を眺めつつ

小休憩

そこからさらに走ると

『道の駅 三田貝分校』
分校跡地に当時の雰囲気を再現した道の駅。

開駅8年程で、まだ真新しさのある建物。

ここのメニューもそそるけど、
この食堂の雰囲気にはアレだ!アレしかない!

教室机にコッペパンと牛乳!
シチュエーションといい、最高の組み合わせですなd(ゝω・´★)
食べごたえがあるのに口どけのいいパン。
1つで1000キロカロリーを超えるのでは、
と噂されているほどのたっぷりあんバターがたまりません(*´ー`*)

午前のおやつを済ませてしばらく走れば

この日の暑さにうってつけの避暑地に到着です。

日本三大鍾乳洞のひとつ
『龍泉洞』

いざ

こちらの鍾乳洞には大規模な地底湖が広がっていて

多くの箇所に足場が整備され、その下に地下水が流れています。

30度弱の外界に対して、
場所によっては15度以上の差もあって、かなりヒンヤリ。そして湿度99%。
ここは予定していたポイントなので、上着の準備はバッチリ♪

カラフルなライトアップはやり過ぎ感もあるのかもしれないけど
人があまり多くない洞窟内で、小心者独りとしは正直有り難い(^^;

地底湖の透明度はかなりのもので、
ライトアップがキレイでもあり、吸い込まれそうな恐さも((( ̄  ̄;)))

急な階段やアップダウンで、歩きごたえはなかなかのもの。

身も心もブルッとしました(*´ー`)

そこからさらに東へ向かうと、とうとう海!

ここからは主に津波の被害に遭われた地域を走っていきます。
4年以上の月日が経ってはいますが、
今までメディア伝いでしか知る事ができなかった現地を、
自分の目と肌で感じたいと思い、後半のルートにしました。
だいぶ整備されている所もあるとはいえ、
言葉も出ない程の爪痕が残る風景は少なくありません。

海へ出てから少し北上して到着したのは
『北山崎展望台』

迫力の絶景!
ようやく海の絶景を見れたところで昼食。

海鮮丼を目当てにしていたお店は残念ながら空振り|||(_ _。)|||
想定外のお休みは平日旅行につきもの。
めげずに次の目的地へ向け南下です。
お次の絶景ポイントへ!
と、ナビにセットして向かうも、どうにも接近できない(汗)
ビジターセンターで聞いてみると、
どうやらココからバスか徒歩でしかたどり着けないらしい。
「遠いか~」と呟くと、徒歩で10分程度らしい。
なんだ( ̄∇ ̄*)

道中の景色も楽しみながら向かうと・・・

『浄土ヶ浜』

おお~!ココに立って生で見て感じてこその感動があります。

さらに南下し陸中山田。
結局昼食にありつけないまま夕刻に。
通りかかった仮設商店街で、ちょっと早めの夕食にします。

昼間のお店と夜のお店の狭間の時間帯なのか、静かな雰囲気。

『食事処 酣』

中に入ってみると、団体さんの宴会で賑やかな店内。
静かな食事になるかと思っていたからなんだかホッとしました。
メニューは豊富♪
単品注文では一番人気であろう『マーボーカレー』も
気になるところだけど、商品名からして更に気になる
『ダールラーメン』なるものを注文!

ほどなくして着丼
いっただっきま〜す!
「ピリカラのあんかけラーメン」と説明されたけど、
あんかけではなく、スープが全てあんのラーメン(⌒_⌒;

持ち上げるのが重くて手が疲れるほどに
熱々のあんが絡みまくりで最高です!
げっつーさん御用達の肉バラそばといい、
こんな旨いものが日常的に通える距離ではないとは。
旨くて嬉しい反面、複雑な気持ち( ̄~ ̄;)
何かミニ丼つければよかったな~と思いながらも
満足しながら店を出ると、あたりはすっかり暗くなっていました。

スナックからカラオケの歌声、
居酒屋からは大盛り上がりの笑い声が聞こえて、
すっかり賑やかな雰囲気になっていました(*´ー`*)

釜石市内の宿に到着。
今度は遅すぎない時間にチェックインできた!

おお!内風呂がないからか、かなり広くていい部屋じゃないか。
くつろぐのも程ほどに、
昨日はできなかったチェックインしてからの恒例のお楽しみ♪
フロントで海鮮を食べながら飲めるお店はないかと聞いてみると。

宿のすぐ裏のコチラ。
カウンター席のみの店内は、
お客さん全てがひとつになって盛り上がっていました。
運良く端に残っていた一席に座り、
とりあえずのビールと海鮮おまかせでオーダーd(´∇`)
フロントで聞いたときに言われていたのだけど、
こちらのお店はメニューはなく、ざっくり希望で店主任せ。
料金も納得相応だそう。

夕食は済ませたけど、海鮮にありつけていなかったので
そこそこ食べたい状態にはちょうどいい感じ。
手前のはコリコリ旨いマンボウの小腸。こちらではメジャーなのか?
そしてそれは突然やってきた。
店主が刺身用の醤油を出してくれた時、
「これは地元の醤油、甘いよ。で、甘くないのがいいならこっち」
と出してきたのは群馬の醤油。
群馬なんてよくて温泉くらいのもんだろうと思っていたけど、
旅先で自分の地元の物が重宝されていたりすると
やっぱり嬉しいもんだなぁ。としみじみしていると・・・
お客さんの誰かが
「群馬の醤油ならきっと正田醤油だな・・・」
ん?
まさか!
聞いてみたらやっぱり!
群馬は高崎市からの、お父さん・中学生の息子さん・叔父さんの三人。
賑やかな観光地でならまだしも、
7、8人のお客さんの中で同県民に巡り会うとは!
この時、店内の半数が群馬県民という不思議な状態。
聞けば盛岡経由の観光ルートも同じで、
冷麺・じゃじゃ麺・わんこそばの
盛岡三大麺を制覇してきたらしい(うらやましい!)
地元の常連さんたちも一緒になって盛り上がり、
最後は店主が味見ナシでテキトーに作る
(と言ってはいたけど冗談ですよ)

『激辛焼きカレー』
「辛いけどクセになるー!」と悶絶しながら皆でつつきました。
想定外の嬉しい思い出がまたひとつ(*´ー`*)

宿に戻ってサッパリしたら

今日の余韻を肴に部屋で飲み足し。
珍しく遅すぎない時間に気持ち良く就寝しましたとさ。
忘れられない、忘れちゃいけない思い出の最終日へつづく・・・