一週間のご無沙汰でした、辛口おやじです。
以前書いた 「義理と人情と恩返しの話」、今回はその辛口編
としてある若いアスリートの話をひとつ。
若くして頂点に立った I というプロゴルファーが居ます。
2007年、高校一年生の時にアマチュア粋で出場した日本ツ
アーに初出場初優勝。 翌年のプロ転向後も破竹の勢いで
まさに飛ぶ鳥を落とすような快進撃。 近い将来間違いなく日本のゴルフ界を背負って立つであろ
うといわれた逸材です。
更にあの東日本大震災の時などは被災者支援のため、その年の獲得賞金全額を寄付するなどし、
日本はもとより海外のメディアからも本物の一流の人物として賞賛されたりもしました。
そんな彼が米国ツアーに挑戦を開始したのが2013年のこと。
その時にジュニアの時代からずっと彼を支え続けてきたゴルフクラブを国内の Y 社から米国の K
社へと契約を切り替えたのだそうです。
ゴルフメーカーとしては弱小メーカーである Y 社 ..
かたや世界的なゴルフメーカーの K 社 ..
契約料も話にならないほどの莫大な差があったのだとか。
しかしI 選手は米国ツアー参戦後は苦戦を強いられ、最近では怪我のためにプレーも満足に出来
ていない状況なのだとか。
確かに最近はテレビでもほとんどその姿を見掛けなくなったように思います。
I 選手のライバルに M という選手が居ます。
I 選手に遅れること一年。
彼もまたアメリカに渡り米国ツアーに参戦を開始しました。
実はその時に M 選手のもとにも多数のゴルフメーカーから契約のオファーが来たのだそうです。
しかし彼は、
「 アマチュア時代からずっと自分を支えてくれた○○社製を使い続けます 」
そう言って、数倍の高額契約ができるチャンスを自ら蹴ったのだそうです。
どんなに強い選手でも一人で歩んで来れるわけではありません。
アスリートと呼ばれる方々が頂点に立てたのも、様々な人たちからの協力やサポートがあってこそ
の結果ではないかと思います。
そして過去に多くの人々に支えられて来たからこそ今の姿や地位があるのだとも思います。
M 選手は現在世界ランキング14位だそうです。
80位以内に彼以外の日本人選手の名前はありません。
恩を忘れなかった M 選手。
恩を忘れた I 選手 ...
少々酷な言い方かもしれませんが、人の恩を忘れた者、感謝の気持ちを忘れた者に神様は決して
微笑みません。
もちろんスポーツですから技術的なものだったり精神的なものだったりするでしょう。
人間ですから好不調の波だってあるでしょう。
が、しかし ..
現在のこの二人の立つ状況があたかも神様の意思であるかのように感じるのは私だけではない
のでは..と思います。
最後に、以前にも書きましたが I 選手にはこの言葉を送りたい。
「 かけた情けは水に流せ、 受けた恩は石に刻め 」
という事で私の勝手な思い込みブログにお付き合い頂き誠に有難うございましたm(_ _)m
お礼に昭和の名曲を一曲。
これも前回と一緒ですが、ブロクの内容と関係なく今なぜか無性に聴きたい曲です。
歌い手はもちろんこの人、サブちゃんです !
また来週 !
Posted at 2016/05/15 22:14:10 |
トラックバック(0) |
辛口シリーズ | 日記