エスケープR3のフロントフォーク交換

縁あって、廃車になるエスケープRXから取り外したカーボンフロントフォークをゲットしたのでドスケープの「鉄のフロントフォーク」と交換してみました。

ビフォー


アフター


ビフォーの写真を撮り忘れてたので過去の写真を流用、アフターとアングルが違いすぎますがフォークが黒くなりました。
よく見ると化粧カーボンが透けてていい感じです。





コラムの規格も同じだしポン付けでいけるかな？と思いきや、ヘッドパーツが微妙に違ったので念のためクラウンレースの移植も行いました。

しかし、まあ、これが圧入されてるのでなかなか外れない。
ぱっと見ではよくわからないかもしれませんが、赤いフォークの上にある「銀と黒の輪っか」がクラウンレースで、隙間なく圧入されています。


専用工具を持ってないので手持ちの工具で以下のように外しました。

1.カッターの刃をタガネのようにクラウンレースとフォークの間に当てて、背の部分を金槌で叩いて全周にわたり少しずつ隙間を作る。
結構強めに叩かないと刃が間に入らない。
刃のみの状態にして軍手をして刃の先端ではなく中程を当てる感じ。

2.隙間ができたら精密ドライバーのマイナスを使ってタガネの要領で全周に渡って少しずつ隙間を広げる。
キズは避けられないかもしれないのでそれが嫌ならおとなしくショップに持ち込むか専用工具を準備すべし。

3.さらに隙間ができたらマイナスドライバーを差し込んでこれまた全周にわたって少しずつ(感覚的には0.3mmくらいずつ)こじる。
焦らず慌てずに。

30分ほどコツコツやってようやく外れました。


クラウンレースを外した状態のフォーク。


続いてカーボン側に再圧入。
クラウンレースを熱湯に浸けて少しでも膨張させ入りやすくします。


移植するフォークにセットしたら、この為だけに購入したパ☆プでもって「ズドン」と一発かまします。


実際には何度か斜めに入ってしまったので温め直してやり直してます(^^;;
使用したパ○プはVP30という内径が30mmの塩ビ管です。

さて、交換した結果はというと路面の細かい振動がかなり軽減されて乗り心地がよくなりました！
また、フロントが軽くなったことで車載もしやすくなりました！

ちなみに、鉄フォークは約1150g、カーボンフォークは約670gでだいたい480gの軽量化になりました。