いつの話やねん!というツッコミを受けそうだけど、過日参加した相馬復興サイクリング(100kmコース)の話を、今更ですが書き起こしてみました(^^;;
文章と写真が合わないとこあるかもですが生暖かく雰囲気を感じてもらえれば(笑)
~出発前
にわかに(主に自業自得で)仕事が忙しくなり、土曜午前3時半帰宅の8時出勤、その晩に地域の飲み会へ参加。
猛暑予報、会場まで2時間弱(休憩込み)、受付6:20までということを逆算して起床時間が2:45の3:30出発。
飲み会はノンアルでやり過ごしたものの、就寝が0時前になってしまった。
準備は前回の反省を活かし、折りたたみのコンテナを買っておいたので持ち物は全てそこに「整理整頓」して前日までにしておいた。(写真は荷物入れる前)
ボトルも2本凍らせ、熱中症対策の塩タブ、足攣り対策のマグオンもスタンバイ。
朝メシははパスタ。また、移動中に食べるように小さめのカレーパンも買っておいた。
冷凍ボトルは結露しないようにタオルでくるんでコンテナ行き。
一つは保冷タイプでもう一つはノーマルとし、時間差で溶けることを期待。
3:30、友人に迎えに来てもらいロードと荷物のコンテナを車載。サイコンや灯火類は装備済み。
出発~スタート
出発地と目的地の位置関係から下道でも高速でもあまり変化がないので下道で移動。
5時、道の駅伊達に集合。
カレーパンを食べてウォーターローディング。
ここから相馬までは無料開放中の東北中央自動車道が使えるのですんなりと相馬入り。
現地につくと駐車場がメイン会場の線路を挟んだ向こう側にあって若干回り道するもほぼ予定通り、早くもなく遅くもない時間に到着。
メイン会場も駐車場その間に線路を挟むが、歩行者用踏切があるため最短距離で移動可能で、6:10に出ても受付には余裕で間に合った。
この時、「県内ではバカウケ」の「カフェオレジャージ」の方を何人かお見かけしたので集めて記念撮影させてもらった!
このジャージはSNSを通じて発案者の方がメーカーに交渉して許可を得てデザイン詰めて有志を募って作ったもので、なかなか県内でも集まることがないんです。
なので、5人も集まるのはホントにレア!
開会式が始まると相馬らしく騎馬武者登場!
馬のデカさにビビる。
昨年は雨で短縮になってしまったらしい本イベント。エントリーに「晴れ男割」を導入したせいか、晴れすぎるほどの晴れ!
公道は封鎖しないので、20人ずつ、2分おきのスタート。
自分らはほぼ最後尾、運悪く分断された状態でのスタート。
スタート~登坂
正直、自動車の通行が少ないとはいえ20人の集団はかなり邪魔だろうなと感じたので意図的に中切れを起こして車間を保ち、追い抜きの車が一旦退避できるスペースを確保。
うまく機能してくれたと思う。
最初から小さい集団にするとスタッフの数が大変なことになると思うので、この辺は参加者が意識できるといい感じになるのではないかな~と。
チームのメンバーと合流後は和気藹々と登坂まで行き、坂に入ったらマイペース(遅いだけ)。
距離の長さと暑さを考えて、とにかく足がつらないように気をつけながら最初のエイドへ到着。
エイド1~まきばのジャージーエイド
バナナと冷やしおしぼりと水分とマグオン補給後、仲間から遅れないようにするために抜け駆け的に早めに再スタート。
ここからは斜度がキツくないので結構楽に登る。
平坦になってからは思ったより足が回ったので心拍数見ながら上がりすぎないように他の参加者と2人で協調しながら30km/h巡航。
下り基調になってからはさらに巡航速度を上げ平均37km/h、時折45km/hを超える快速走行でまきばのジャージーに到着。
一応心拍数は気にしてたけど、降車時に若干足攣った。
塩バニラジェラートとマグオン補給。
ありがたいことに店内の冷水機と店外の水道で水分補充し放題だったので1つ目のボトルを飲みほして補充。
チームのメンバーと合流後は結構良い坂だったとかペースきつい(笑)などと歓談しつつ休憩、再スタート。
まきばのジャージーエイド~飯館エイド
エイドから出るとすぐに今大会イチの激坂が出てきたので再びメンバーとバラける。
足攣り直後だったので無理しない、と割り切ってのんびり登坂。
1つ目の激坂を超えて下り始めるとなにやら仲間が止まっているので合流。
話を聞くと、一人がフロントバーストで落車して怪我をしたらしい。
よく見てみると左太腿あたりが破れたジャージに広範囲の擦過傷……。幸い、骨折のような大怪我は無かったようだか、回収車を呼んで無念のDNFとなってしまった。
回収車到着まで時間がかかりそうだったので申し訳ないと思いながら再スタート。
2つ目の激坂を超えて3つ目の激坂の前、ある意味「福島の現状」を写真に撮ってみたりする。
これの処分問題は頭の痛いところであるが、これを乗り越えた時に真の復興が訪れるのかなと思ったり。
3つ目の激坂で本日の最高心拍数191を記録する。
後は距離が長く、多数のつづら折れが続く下り坂を安全に通過してダムに到着。
はやま湖を少し上から見渡す景色は(写真撮り忘れたけど)最高の景色だった!
ここのエイドでも水やスポドリが補充し放題で主催側の心遣いに感心する。
うめぼしのしょっぱさがありがたく、塩麹漬けのきゅうりに塩味を感じないというレベルで体の塩分が放出されていた。
ここで休憩しつつ仲間と合流。
ここまでスタートから2時間半、凍らせた保冷ボトルはまだ溶け切らず冷たさを保ってた!
ちなみに、SUNWEBモデルの「GIANT POURFAST EVERCOOL」。ポディウムチルとかポディウムアイスだったらもっと長持ちするかもしれない。
飯館エイド~相馬備蓄倉庫エイド
ダムからは下りと平坦のみ!と言うことで気持ちよく下山。
骨折の時に周りを気にしすぎたのもコケた一因だったので割り切ってマイペース下山。
特に飛ばしたつもりでは無いけど、体が放熱を求めてたのか自然と速度が上がって仲間と二人で逃げを打った状態に(笑)
平地に入ってからは向かい風だったのでそのまま二人で先頭交代しつつ相馬備蓄倉庫エイド到着。
向かい風でも平均32km/h超えで走れた!仲間っていいね!
このエイドでは「お星様ケーキ」といちごの生搾りジュース!
ケーキの甘さが最高にありがたい!
相馬備蓄倉庫エイド~松川浦エイド
仲間と合流したら海を目指してポタリング。
道の駅そうまを通過し松川浦と太平洋を隔てる海岸線を、追い風で集団走行。
普段山ばっかり走ってる人間には新鮮でとっても気持ちいいロケーションだった!
間違いなく、今大会で最高に気持ちいい区間!
松川浦エイドではメヒカリの唐揚げと水分補給。
メヒカリの唐揚げは美味!
話に聞くところ、ショートコース組は大行列でフライヤー2台使っても供給が追いつかなかったとか。
ロング組は終盤に差し掛かるあたりに位置していることもあって参加者もまばらになっていたためか、到着時にはノーウェイトどころか食べ放題状態だった。
それなりに内臓も疲れていて食欲がなかったので一つでお腹いっぱいだったのが悔やまれる。
松川浦エイド~ゴール
松川浦エイドから出るとすぐトンネルなのでライトオン。
トンネルを抜けたら松川浦大橋を渡るがここはStravaの区間が設定されていたのでちょっと頑張る。
橋を渡った新地エイドを目指して海沿いを走るが、まだまだ工事中の道路や津波が襲来したと思しき海岸線の工事が続いており「道半ば」という感じがひしひし伝わる。
そんな感じで新地エイドに到着。地元の冷やしミニトマトと地元ベーカリーのパン。
ここでも水分が補充し放題だったのでゴールに向けてボトル一つ満タンにしてもらった。
松川浦からYさんに先頭を引き続けてもらってたけど、新地からゴールも決局ツキイチさせてもらって大変楽できた!
ゴールはフェニ男さんと「カフェオレジャージ」で並んでフィニッシュ!
残念なことにカメラマンがいなかったけど(笑)
ゴール後
ゴール後はメイン会場で「アサリご飯」と「どんこ肝つみれ汁」が無料だったのでありがたく補給。
少なめの量だったけど、暑さにやられた内臓には逆にちょうどいい量で、つみれ汁の塩味も非常に絶妙な濃さで最高に美味だった!
参加賞を後で受け取れるシステムはありがたかったし、ナップザック入りなのが自転車乗りには助かった!柄がイベントオリジナルなのもポイント高し。
撤収はコンテナに放り込むだけなので簡単便利。
今回初参加のイベントだったけど山岳があることもあって走りごたえ十分な上に参加者がバラけたり、そもそも自動車が非常に少なくて気疲れすることのない楽しいサイクリングで、エイドも充実だし来年も是非開催して欲しい!
以下データなど。
距離:104km
獲得標高:1028m
NP:169W
平均時速:26.1km/h
平均心拍数:146bpm
最大心拍数:191bpm
平均ケイデンス:82rpm
消費カロリー:1780kcal
平均気温:28度
早い人に引いてもらったとはいえ、久々に平均時速が26km/h超えた!
ちなみに開催は5月末。
まきばのジャージーまで涼しかったけど、以降はぐんぐん上がって平均30度。
日向は最高45度まで上がる猛暑だった(^^;;
水道のあるエイドでは頭や体に水かけている人の姿も。自分も頭も濡らして対策したけど、腕や足は日焼け止めが流れないように控えた。
おかげで日焼け自体は軽く赤くなった程度で済んだ!