昨年初めて出場した「時空の路ヒルクライム」に今年も出場してきました!
今年は3月にTokyoエンデューロでレースシーズンインしていますが、ヒルクライムは今年もこのレースがシーズンインです。
で、結果から言うと、秒差ながら昨年の自分に負けましたorz
まずはスタート~平坦路。
今年はマルたけさんとほぼ同時に申込んだので予想通り同じ組でのスタートです。
昨年の経験(張り切って先頭付近に陣取ってうまくドラフティング出来ず)を活かし、今回は中~後に並んでスタートを待ちます。
平坦路は全体に渡ってほぼ無風で走りやすいなと言う印象でした。
前半は予定通り前の選手につき、マルたけ選手が前に出ると同時に付いていきます。
昨年からメキメキと実力をつけているマルたけ選手の引きはなかなか強烈ですが、サインが出たので交代。
ペースを維持したかったけど実力的に無理なので適当にマルたけ選手が戻るまで先頭維持します。
こんな感じでマルたけ選手と2人体制で協調しながら平坦区間は終了。
あとで記録を確認したら昨年より数秒速い記録が出ていました。
マルたけ選手が速いというのが大きな要因ではありますが、やはり気心の知れた仲だと一段と協調もしやすいですよね(※個人の感想です)
ちなみに、マルたけ選手曰く「サイン出しても誰も乗ってこなかった」とのこと(^^;
私も後続の選手にサイン出したら引いてもらうどころか離れられてしまいました。
確かに、どこの誰かもわからない人(しかも素人)と協調はしにくいかもですね。
続いて信号機~栃沢ダム。
ここは右折直後に始まる短い坂、その後に続く平坦、再び現れる緩やかな坂と繰り返され結構篩に掛かるところです。
もちろん、私は掛けられる側(笑)
右折からしばらくはマルたけ選手と引き続き協調するもダムに近づくに連れて徐々に離され、ダムに至る頃には一人です(笑)
一応、昨年のログとざっくり比較してみたところ信号機~栃沢ダムは昨年よりも平均速度が0.7km/h遅くなっていました。
最後に集落の激坂~ゴールまで。
ダムを過ぎたら淡々と。
集落の激坂は頑張りすぎないようにダンシングで切り抜け、給水所ではスピードダウンして水貰って体を冷やしVAAM貰って飲んであとはシッティング・ダンシング織り交ぜ疲れがたまらないように、頑張りすぎないようにという感じで走りました。
残り距離は余り意識せず、ここに来て抜かしていく選手は後発組の速い選手なので追わず、前に見えてきた選手は大体ペースを維持すればそのうち抜けるので無理にペースを上げずということを考えていたような。
あとこの日は30度超えの猛暑だったので暑くなりすぎないようにボトルの水を背中と頭と太ももに掛けて冷やしたりもしましたね。
そのまま残り1km切ったあたりでf31980さんに抜かれたのでちょっとだけ頑張って背中を見失わないように走るも例によって目を離した隙に見失ってしまいました(笑)
残り500m、まだスパートは掛けません。
残り250m、周りが少し速くなるも我慢我慢。
そしてゴールゲートが見えたら全力でスプリント開始!
ゴールラインではポーズは取れませんでしたが全力でもがいたまま通過することが出来ました。
けれど、結果は冒頭の通り昨年より数秒遅れ……
敗因と改善策を上げるとすれば、
・オーバーウェイト
→昨年より2kg重かった。斜度が上がるに連れ指数関数的(誇張表現)に足が重くなっていった。
4月にモチベーションが下がって運動量が減ったのが主因か。毎日体重計に乗っても対策を行わなければ意味なし。
せめて3ヶ月前からウェイトコントロールに励むべきだった。
昨年末の57.1kgをピークに毎月1.5kgずつ増量してしまい気がつけば7kg以上太ってしまいました。猛省。
・オーバーワーク
→本番前日まで御霊櫃に登ってた(5月だけで14回)。しかも、前日は3時前起床で御霊櫃に登った挙句、夕方には本番コースを試走までしてた。
前日の早朝御霊櫃は低強度と言えど不要だった。
・睡眠不足
→本番前の一週間は早朝御霊櫃のために毎朝3時起床なのに就寝は23時すぎ。本番こそ前日22時就寝当日5時起床とそれまでより長い睡眠時間を得たものの時既に遅し感バリバリ。
本番前1周間はローラートレや仕事終わってからの平地トレにしてよく休む必要がある。
・給水所で余裕取りすぎ
→確実に受取るために速度をかなり落とし冷水とVAAMを両方受け取った。
冷水はともかく、VAAMは一口が精一杯だったので不要だったかもしれない。(これ、昨年のブログでも同じこと言ってたorz)
・ロングのインナー上下着用
→日焼け対策として着用したため少なからずデッドウェイトや可動域の僅かな制限になった。
ヒルクライムにのみ焦点を当てれば当然不要で日焼けによるダメージは甘んじて受け入れるか強力な日焼け止めを使うべき。
・スパート距離が短い
→250mも持たないスプリント能力の無さ。
1km手前くらいからスプリントまでは行かなくてもペースアップできるような体力が必要。(これも昨年同様……)
・心拍数が低い(平均170bpm最大179bpm 約43分間)
→昨年の時空の路はデータが無いが、スカイバレーであれば平均182最大191で約49分間走っているわけでこのくらいまで追い込めていれば自己ベスト更新は確実だったはず。
心拍数については一概に高ければいいというものでもないが、今年シーズンインしてからはTokyoエンデューロで196bpmを叩き出しているもののトレーニングでは殆ど追い込めておらずそれにともなって記録も出ていない。
メンタル的に追い込めないのかウェイト的に追い込む前に疲弊してしまうのか或いはその両方か、原因の究明が待たれる(他人事)。
ただ、最新の早朝御霊櫃では今シーズンベストタイムを叩き出しつつ、同程度のタイム時の昨年のデータ比で平均心拍数が17bpm最大心拍数が16bpm低くなっているので身体能力的には昨年よりも向上しているのは確実。(タイム的にはベストより2分遅かったけど。)
従って、もっと追い込めるようになればベストタイムを更新できるはずなので、レース毎は一転して現在はそんなに悲観はしていない。(昨年ももっと追い込めるはずとか書いてたっけ……)
・猛暑
→本番当日いきなり30度超の猛暑になって体が追いついてなく、熱中症に警戒する余り前述のように給水で体冷やすために減速したとかロングのインナー着たとか。
あと、こまめに水分補給したのも少なからず心肺に余計な負荷がかかるのでタイム的には良くなかったと思う。
まあ、水分取らずに熱中症になれば完走も危ういので仕方ない部分はある。
風がなかったことに関しては好条件だけど、単純に暑いほうがタイムが良くない傾向にあるのでやっぱり猛暑は敵。
余談ですが、この日完走後に配られた無料の豚汁はかなり余ってしまっていました(^^;
私も2回おかわりしましたが、閉会式後もおかわりを勧めるアナウンスがあったほどです。
他にも開会式・閉会式直前まで選手が日陰で待機してしまったため開場がガラガラだったとか、レース前に打ち上げ花火かテロかというほどの激しいバーストが続いたとか、何かと猛暑の影響が出ていたように思います。
バーストについては、早朝のうちにヒルクライム仕様の高圧にしたのが裏目に出たんじゃないのかなと思います。
早朝の時点で15度を下回っていましたが、開会式が始まる頃にはガーミン調べで31度に達していましたから……
といったところですかね。
まあ、グダグダとネガティブなことを書き連ねてしまいましたが良かったことも沢山ありました♪
まずは何と言っても息子くんが今年ついにレースデビューしたこと!
一応、前日に一緒に試走してアドバイスできることはしましたが昨年は何回か足つきしてやっと登頂した同コース。
私が先にゴールしたので出迎えようと待っていましたが、なかなかゴールに来てくれず、更に落車したと思われる同カテゴリーの選手を目にしたりしてかなり不安でした。
でも、次々に色んな選手がゴールする中、ついに息子くんの姿を発見!ほっと胸をなでおろすのでした(^^;;
レースの結果は「足つき無し落車なし」で無事完走。
本人的には思い通りに走れて完走できたのは嬉しかった一方、目標タイムを達成できなかった悔しさもあったようで、このレースから何かしら得るものはあったのかなと。
でも、とにかくヒルクライムレースというもの楽んでくれてよかったな~と思っています!
あと、父親的には次回(スカイバレー?)も一緒に参加してくれそうなのが一番の収穫かもしれません(^o^)
その後は大内ダムでアイスとしんごろう持ちを食べ、熱中症になることもなく下山も無事に出来ました。
実は前日のアドバイスの殆どは帰りの下りも含め如何に安全に走るか、ということだったりします。
せっかく無事登れても下りで怪我したら悲しいですからね~(経験談)
あとはレースと言っても私は所詮ホビーレーサー、アマチュアですので記録より記憶!です。
単純に「閉鎖された公道を同好の士とともに走る」というだけでも楽しいんですが、マルたけさんはじめ、f31980さんやtassaさん、地元チームのメンバーなど仲間でワイワイやれるのはとても楽しかったです♪
レースそのものよりも仲間で楽しむというのが病みつきになります( ̄▽ ̄)
来年は全員前乗りでドンチャン騒ぎしてからのレースというのも楽しそうですね!
お酌の時点で高度な心理戦が始まるかもしれませんが(笑)
さて、次のレースは富士ヒルです。
今度は錆取GMと楽しんでこようと思います!