トヨダＡＡ型は流線形が売り。

トヨタ鞍ヶ池記念館に行ってきた。

　鞍ヶ池公園の中に、トヨタ鞍ヶ池記念館があります。　常設のアートサロンを覗きにいった折に、展示館の方に久し振りに足を踏み入れてみました。　私が入社する３０年ほど前の創業時の様子が展示の対象となっていますが、何となくそこで育ってきたような懐かしさを感じる施設です。　タイトル画像はトヨダニュースと言う当時の社内報の中に挿入されていた技術者のポンチ絵です。　「息子の時代、流線形自動車、とっちが前やら後やら、ワシの行くとこ何處だっケ」、、自分がここに書かれた "息子の時代" の人だと思うと、ちょっと笑ってしまいました。

　トヨダＡＡ型が発売開始が１９３６年、翌年にトヨタ自動車が設立されて、このクルマもトヨタＡＡ型になったそうです。　当時はいたるところに "流線形" と言う言葉が使われていました、創業時からデザインをアピールポイントにしていたのはトヨタらしいと思いました。　こんな記事もありました、「二人は若い」の替え歌で、 "タクシーと呼べばトヨダと答える、國産車の氣強よさよ、あなたドライブ、空は青空、トヨダは走る。"　・・ 地元でも、めっきり "トヨダ" は聞かれなくなりました。

■トヨダニュースに出ていたトヨダＡＡ型の宣伝写真です。