
こんばんは。

子供の頃より地図を見るのが好きな私が、以前より気になっていた地域がありました。
新潟県と長野県の県境付近にある「秋山郷」。
地図を見ると群馬県側へ国道405号が途絶えた状態になっており、周囲を山に囲まれた秘境のようなイメージです。
目立つ観光地ではないようで、訪れる観光客も限られているようです。
今回はダム巡りでその近くまで行く機会が出来ましたので、連休2日目は念願の秘境へドライブする事にしました。

予めネットで下調べしておいたので、道路が狭い事は分かっていたのですが、国道405号は普通のクルマ同士でもすれ違いに気を使いますし、見通しの悪いカーブが続き最高速度も30km/h程度しか出せません。
このような道が延々と続くのです。

地図上で一見すると行き止まりのように見えますが、最も奥の切明温泉から志賀高原へ抜ける林道(舗装路)があります。

それでも道幅の広いバイパスなど全く無い所ですから、運転に自信の無い方は大変でしょうが、奥へ進むにつれて壮大な大自然に囲まれ秘境ムードが漂います。
ここには町と言える集落はありませんが、泉質の良い温泉が点在しており、温泉好きな方は行く価値があると思います。

まず最初に訪れたのは小赤沢温泉。

鉄系の泉質で効能がありそうです。
露天風呂こそ無いもののゆっくり過ごす事ができました。

この近くに景色の良い池があるとの事で「池」へ。
まさに「インスタ映え」しそうな雰囲気。

秋山郷の奥地にある切明温泉は、スコップで川原を掘ると温泉が沸きだす野湯で人気ですが、それだけに秋山郷の中でも観光客が異常に集中してしまいます。

私が訪れた時も観光バスやキャンピングカー、レンタカー、ツーリングチームのバイク等が沢山止まっており、秘境ムードが薄れてしまいます。
静かな温泉の方が好きなので、他の温泉へ行く事にしました。

先ほど入浴した小赤沢温泉は鉄系の成分が濃い温泉でしたが、この屋敷温泉は硫黄の温泉です。
秋山郷は秘境ムードに加えて温泉天国でもあるんですね!!
私が入った時には誰もおらず、湯船の撮影が出来ました(上がる頃に他のお客さんが来て、同じように湯船の撮影をしていた)。
入浴中も静かな時間を過ごせて、秋山郷へ来て良かったと感じます。

秋山郷からの帰りのルートで、来た道を引き返さずに志賀高原方面へ抜けて、草津経由とも思いましたが3連休の中日で、相当な混雑と渋滞が予想されるのでやめておきました。
そんな訳で再び国道405号で津南へ戻り、十日町経由で・・・普通の方なら関越道や17号で関東へ帰りますが、私はもっとドライブを楽しみたいので只見方面へ!!
このルートは2015年の8月に買ったばかりのスーパーカブプロ110でツーリングした経路です。

当時は大雨で景色の撮影すら困難な状態で、走るだけで必死でした。
今回はクルマで好天なので、気持ちに余裕を持って景色を楽しみながら走れます。

途中の道の駅「いりひろせ」は豪雨で避難した思い出があります。

気にはしていたものの、大雨で撮影すら出来なかった廃駅「田子倉駅跡」も見る事が出来ました!!

更に途中の田子倉ダムのダムカードも入手出来たりと、前回のツーリングの時とは大違いです。

災害の為、現在は長期運休となって、廃駅のようになっている只見線の駅も訪問出来ました。
※JR只見線は会津川口~只見以外は運行されています!!
只見線沿線にも素晴らしい温泉が沢山あるのですが、時間の関係で次回にしました。

特に観光する事なく会津若松の近くのスーパーで値引き弁当を確保!!
昨夜の反省を踏まえて食料確保を優先しました。
会津若松の市街地は混雑するので、郊外を迂回する県道で芦野牧温泉近くまで移動。

会津鉄道沿線を南下し、弥五島温泉に入浴。
そのまま道の駅「たじま」へ移動して、ここが今回の車中泊場所になりました。
Posted at 2017/10/11 21:09:50 | |
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